センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


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大学入試センター試験英語過去問題解説

2014年(平成26年)センター試験英語第6問「長文読解」問2


次の文章を読み、下の問いに答えよ。なお、文章の左にある(1)〜(6)は段落の番号を表している。

(2) Although the phonograph made listening to music much more convenient, it was just the beginning. The introduction of the car radio in the 1920s meant that music could be enjoyed on the road as well. Interest in portable audio really started to take off in the 1980s with the development of personal music players that allowed listeners to enjoy music through headphones while walking outside. These days, we are able to carry around hundreds of albums on small digital players and listen to them with tiny earphones.
(3)  Another factor affecting our enjoyment of music is its sound quality. In the 1950s, the term "high fidelity," or "hi-fi" for short, was commonly used by companies to advertise recordings and audio equipment providing the highest possible quality of sound reproduction. Fidelity, meaning truthfulness, refers to recording and reproducing music that is as close as possible to the original performance. Ideally, if we listen to a recorded symphony with our eyes closed, we feel as if we were in a concert hall. Technological advances since the 1950s have resulted in modern recording techniques and playback equipment that allow listeners to come very close to the goals of high fidelity.


問1
In paragraph (3), the author suggests that today's best audio equipment (  ).

@ almost recreates the sound quality of a live concert
A is used to play live music in the best concert halls
B makes recordings sound better than original performances
C reproduces great performances from the 1950s


【解説】
In paragraph (3), the author suggests that today's best audio equipment (  ).
「第三段落で、筆者は今日最も優れたオーディオ設備は(  )と示唆している」


まず第三段落の最初にこうあります。
Another factor affecting our enjoyment of music is its sound quality.
「私たちの音楽の楽しみに影響している別の要因はその音質だ」
ということで、第三段落のテーマは「音質」ということがわかります。

この段落の最後にはこうあります。
Technological advances since the 1950s have resulted in modern recording techniques and playback equipment that allow listeners to come very close to the goals of high fidelity.
「1950年代からの技術の進歩は現代の録音技術や録音機器という結果になった。それは high fidelity のゴールに聴く人がとても近づくことができるものだ」

ところでこの high fidelity とは何なのでしょう? これは第三段落の途中にこうあります。
Fidelity, meaning truthfulness, refers to recording and reproducing music that is as close as possible to the original performance.
「真実性を意味する fidelity はできるだけオリジナル演奏に近い音楽を録音・再生することを表す」


ここで選択肢を確認してみましょう。
@ almost recreates the sound quality of a live concert
「生のコンサートの音質を再現する」
A is used to play live music in the best concert halls
「最も素晴らしいコンサートホールの生演奏に使われる」
B makes recordings sound better than original performances
「オリジナルの演奏よりも録音の音を良くする」
C reproduces great performances from the 1950s
「1950年代の素晴らしい演奏を再現する」

第三段落の最後の文から「録音技術や録音機器」の話ですので、まず選択肢Aは違うとわかりますね。またこの段落の1950年代というのは技術の進歩が始まった年のことですから、選択肢Cも違うことがわかります。

残された選択肢@とBについては本文の青字の部分から、@の方がふさわしいと思われます。というよりも常識的に考えて、オリジナル演奏よりも録音の音の方が良くなるなんてことはありませんよね。(修正すれば話はべつですが・・・)ということで正解は@となります。

というより第一段落からの話の流れからレコーダー(録音機器)の話と分かっていますから、Aは違う。Cなんてそんな細かい話である訳はない。Bも常識的におかしい。というように、第三段落を読まずに@を選ぶ人もいたかも・・・

【正解】@

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