センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


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大学入試センター試験英語過去問題解説

2011年(平成23年)センター試験英語第2問C「語句整序」問2


次の問いにおいて、下の@〜Eの語句を並びかえて空所を補い、文を完成させよ。

問2
"What's up with Jack? He seems so happy."
"He applied for a new job, and (  ) (  ) (  ) (  ) (  ) (  ) an interview."

   @ called  A company  B for  C him  D in  E the

【解説】
『ジャックはどうしたの? とても幸せそうなんだけど』
『新しい仕事に応募してて、インタビュー・・・(  )』

並び替え問題(語句整序問題)は、選択肢の動詞をチェックしましょう。
今回は@called のみですね。
では、それに対する主語は何なんでしょう?

考えられるのは選択肢中のEthe Acompany か、
この文の頭に出てくる He の二つでしょう。
つまり「会社」が「彼」に電話したのか? 「彼」が「会社」に電話したのか? です。

しかし、もし「彼」が「会社」に電話したなら、選択肢Chim はどう使いましょう?
なんか宙に浮いてしまう感じですね。
無理やり使うとしても主語が he なので、目的語は him ではなく、himself になりそうですよね。

ということで「会社」が「彼」に電話をしたという
EtheAcompany@called の流れで考えてみましょう。


次に選択肢にあるBforDin に注目してみましょう。
call for 〜 で「〜を要求する」という熟語を暗記した人がいるかもしれません。
「その会社は面接中に彼を要求した」と考えると、彼は仕事に応募したんだから採用されたのでしょうか? いけそうな気がしますね。実際にその前の文で、「彼は幸せそう」とありますものね。

でもよくよく考えてみますと、「彼を要求する」って何か微妙な気がしません?
「賃金アップを要求する」とか「高い技術が要求される」なら良いんですけれどね。

それともう一つ an interviewthe interview でないことも気になります。
「面接中に採用された」的な話であればその面接は特定のものですし、この会話している二人にとって共通認識されたものであるわけですから・・・と、細かい話は置いておいても、なんとなく違和感があるじゃないですか。

そこで in an interview ではなく、for an interview としてみましょう。
「面接中に」ではなく、「面接に対して」ということですね。
すると「会社は彼を面接に呼んだ」という文が容易に想像できますね。

残ったのは@calledChimDin の三つ。
これらの単語で「彼を呼んだ」を表します。うーん・・・Din が不必要な感じがしますね。
それでも無理やり使うなら call in として「呼び入れる」なんて出来そうです。

@calledDinChim ・・・はぁ、出来た・・・と安心してはいけません。
Chim が代名詞であることで、これはダメなのです。
「他動詞+副詞」の目的語の位置を考えると、代名詞の場合は間に挟むのです。

EtheAcompany@calledChimDinBfor
DinBfor が続いていて少し気持ち悪いですけれど、これが正解なのです。


それにしても何でジャックは「面接」に呼ばれただけで大喜びしているんでしょうか?
どんだけオメデタイんだよ・・・就職氷河期の今、何十社と面接しても採用されない大学生がいる時代なのに・・・ アメリカでは「面接=採用」なの? いや、そんなことはないですよねぇ。

文法的にはこの並びが正解になるのでしょうけれど、
いまいち釈然としない問題文だなぁ・・・と私は思います。

【正解】EA@CDB

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