センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


info_top
大学入試センター試験英語過去問題解説

2011年(平成23年)センター試験英語第6問「長文読解」問2


次の文章を読み、下の問いの(   )に入れるのに最も適当なものを、下の@〜Cのうちから一つ選べ。なお、文章の左にある(1)〜(6)は段落の番号を表している。

(3) Nuts and seeds are very nutritious. Some seeds, such as sunflower seed, sesame seeds, and peanuts, are very high in fat and protein. There are benefits of being able to eat these energy-rich foods: a lot of energy is gained in a short period of time; spending less time outside the home searching for food reduces the risk of being killed by other animals; and the time saved can be spent reproducing and looking after their young.


問2
In paragraph (3), which of the following is NOT mentioned as a benefit of eating energy-rich foods?
@ Eating food high in fat and protein helps rodents develop muscular bodies.
A It takes little time to get enough food to satisfy the body's energy requirements.
B Less time is spent being exposed to the dangers of being eaten by another animal.
C The time that is not spent searching for food can be used for raising a family.


【解説】
『(3)段落では、エネルギーが豊富な食べ物を食べることの利点として述べられていないものは次のどれか?』
設問の NOT がわざわざ大文字で書かれてあるということは、そこに注意しなさいよ、というメッセージです。実際の問題でも目立つようにフォントも変えられていますので、ちゃんと問題文に目を通したならまさか見落とす人はいないと思われます。

しかし中には要領をかまして、「どうせ(3)段落に書かれてあることを選べ」的な問題だろう、と設問を読まずにやった人がいるかもしれません。そんな人はセンター試験出題者の罠にまんまとかかってしまうわけです。センター試験の特に英語問題は時間との戦いではありますが、ところどころにそういう罠が仕掛けられていますので、スピードを意識しながらも丁寧に取り組む必要がありますね。

そういうことを踏まえて(3)段落を読んでいくと
benefits of being able to eat these energy-rich foods という文に出くわします。これは設問の a benefit of eating energy-rich foods に対応していることは分かりますね。

そして本文のその続きを見てみると、
・・・・・・ ; ・・・・・ ; and ・・・・・・ という形になっています。
カンの鋭い人なら、ここでピンと来るのではないでしょうか?

選択肢は4つですね。
そして今回の問題は「本文に書かれていないものを選ぶ」というものです。
つまり選択肢のうち3つは本文に書かれてある内容ということです。

ということは先ほど確認した
・・・・・・ ; ・・・・・ ; and ・・・・・・赤字青字緑字の部分が
それぞれ選択肢のどれかに対応しているのでしょうね。

まずは赤字部分から
a lot of energy is gained in a short period of time
これが対応しているのは、選択肢AのIt takes little time to get enough food to satisfy the body's energy requirements. ですね。
簡単に言えば「短い時間でたくさんエネルギーが得られる」ということです。

次は青字部分
spending less time outside the home searching for food reduces the risk of being killed by other animals
これが対応しているのは、選択肢BのLess time is spent being exposed to the dangers of being eaten by another animal. ですね。
簡単に言えば「外にいる時間が少なければ、他の動物に食べられる危険が少なくなる」ということです。

最後は緑字部分を
the time saved can be spent reproducing and looking after their young
これが対応しているのは、選択肢CのThe time that is not spent searching for food can be used for raising a family. ですね。
簡単に言えば「食べ物を探す時間減れば、その分子供の世話をすることができる」ということです。

となれば、残った選択肢@が答になりますね。
とはいえ、選択肢@にある high in fat and protein という語句も本文にありますので、頭が働いていなければ選択肢@の内容も本文にかかれてある、と勘違いする人もいたかもしれませんね。

二重・三重に罠が仕掛けられてあるちょっといやらしい問題でしたね。

【正解】@

センター試験英語過去問トライアル




第6問「長文読解」問3へ進む
第6問「長文読解」問1へ戻る
大学入試センター試験英語解説トップへ

間違いなどありましたら、受験勉強研究ネットワーク LEVEL UPまでご連絡下さい。

Page Top



この改行は必要br→