センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


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大学入試センター試験英語過去問題解説

2011年(平成23年)センター試験英語第2問B「対話文」問1


次の問いの会話の(   )に入れるのに最も適当なものを、下の@〜Cのうちから一つ選べ。

問1
Peter: I'm glad we went to the class reunion.
Jane: Me, too. It was great to see everyone.
Peter: I can't believe it's been ten years since we graduated.
Jane: I know. (  )

@ I'm looking forward to it.
A It feels like it was yesterday.
B There's no time like the present.
C There's still plenty of time.

【解説】
最初のポイントは the class reunion の意味が何か? ということでしょうか。
その次に「みんなに会えて良かった」や「卒業」なんて言葉がありますから、なんとなく想像できそうですね。
そうです。「同窓会」があったんですね。それを踏まえて選択肢を見ていきましょう。

まず、@ I'm looking forward to it. ですが、この it は何を指しているのでしょうか? 普通に考えると「同窓会」ですかね。あるいは「卒業」? どちらにしてもすでに終わってしまっていますよね。look forward to は「to があっても動名詞」でも有名な熟語で、「〜を楽しみにする」という意味です。すでに終わったことを楽しみにすることはできませんから、この選択肢はダメですね。

B There's no time like the present. 「現在のように時間はありません」と
C There's still plenty of time. 「今でも時間は豊富にあります」は
対話文中の it's been ten years since we graduated にからめて作られた選択肢なのでしょうか? それにしても「現在のように時間はありません」は何か変な感じがします。「過去のように時間がありません」や「現在のように時間がありませんでした」なら分かる気がするのですが・・・

では「今でも時間は豊富にあります」はどうでしょう? 「卒業から10年も経ったなんて信じられないよ。(歳をとってしまったなぁ)」と言う Peter に、「いやいや、まだ時間はたくさんあるよ」と勇気づける Jane 。そう考えるると、なんだか行けそうな気がしますね。

しかし、この対話文の流れを振り返りますと、gladgreat という単語が出てくるなど、テンション的には上向きで始まっています。そして問題の「卒業から10年も経ったなんて信じられないよ」も、その流れで続けられていますね。つまり「卒業から10年も経ったなんて信じられないよ」は良い意味で昔を懐かしんでいるわけで、勇気づけられる筋合いもないのです。この選択肢もダメそうですね。

最後の A It feels like it was yesterday. は「それはまるで昨日のことのようだね」ですので、一番適当ですね。ちなみに(  )の直前の I know. は「私は知っています」ではなく、「わかるよ〜」とか「そうだね」のような同意表現です。つまり I can't believe it's been ten years since we graduated. と同じような意味のことが(  )に入るのではないかと、I know. で予想できるかもしれませんね。解答の手がかりの一つかなとも思います。

【正解】A

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