センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


info_top
大学入試センター試験英語過去問題解説

2010年(平成22年)センター試験第3問C「空所補充」問3


次の文章の(  )に入れるのに最も適当なものを、
それぞれ下の@〜Cのうちから一つずつ選べ。

 The uses of vinegar are as extensive as its source materials. Before refrigerators became common, vinegar was vitally important in preserving food in the form of pickles. Vinegar has also long been important in cleaning and for medical purposes. (  ) to polish surfaces and reduce the pain of insect bites. Clearly, vinegar was an important discovery for ancient civilizations which remains useful even today.

(  )
@ It could have been used
A It has been commonly used
B It is rarely used
C It will not be used

【解説】
最終段落に入りましょう。ざーっと読んでいって(  )の直前の文になりました。チョット注意して読み進めていきましょう。
Vinegar has also long been important in cleaning and for medical purposes.
「ビネガーはクリーニングや医療の目的として長い間重要であったりもした」

続いて(  )を含む文をチェック。
(  ) to polish surfaces and reduce the pain of insect bites.
「表面を磨いたり、虫にかまれた痛みを削減するために(  )」


選択肢を見てみましょう。
@ It could have been used
「それ(ビネガー)は使うことができただろうに(実際は使わなかった)」
[could+have+過去分詞]に注目。仮定法過去完了ですね。if節がなくても、[would / could / should / might]がでてきたときは、仮定法の可能性を頭の片隅にでも置いておくと今回のようなとき助かります。(  )の直前の文のことを考えると実際に使っていたようですので、この選択肢はダメですね。

A It has been commonly used
「それ(ビネガー)は一般的に使われてきた」
(  )の直前の文の内容とも相違しませんね。

B It is rarely used
「それ(ビネガー)はほとんど使われなかった」
rarely があるということは否定文と考えれば良いですね。(  )の直前では使われてきた的なことが書かれてあるのですから、この選択肢はダメっぽいです。

C It will not be used
「それ(ビネガー)は使われないだろう」
未来の話をしていますね。前文と(  )を含む文の間に「逆接」の接続詞なり、接続副詞なり、そういう類のものがあるならこの選択肢もありなのでしょうけれど、それがないのですから直前の文とつながらないということでダメ。


例年の空所補充問題では「逆接」の接続詞・接続副詞などが大活躍することが多いのですが、今年の空所補充問題はそれが解答に直接かかわることがありませんでした。(  )の直前や直後の文と同じような意味の選択肢を選べばよいということで、ある意味素直に考えれば正解を導き出すことができましたね。
しかしこの空所補充問題においての鍵になるのはやはり「逆接」でしょうし、今年の問題がそれに関係しなかったことで逆に来年度は「逆接」に注意すべきともいえるかもしれません。


【正解】A

センター試験英語過去問トライアル




第4問A「図表読解」問1へ進む
第3問C「空所文補充」問2へ戻る
大学入試センター試験英語解説トップへ

間違いなどありましたら、受験勉強研究ネットワーク LEVEL UPまでご連絡下さい。

Page Top



この改行は必要br→