センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


info_top
大学入試センター試験英語過去問題解説

2010年(平成22年)センター試験第2問A「文法・語彙・語法」問4


次の問いの(   )に入れるのに最も適当なものを、下の@〜Cのうちから一つ選べ。

問4
I was talked (  ) buying a big car by my sister.


   @about  Aaway from  Bout of  Cto

【解説】
まず(  )の後ろが動名詞なのに注目ですね。Cto だと動詞の原形のはずですからこれは違いますね。
@〜Bは全て前置詞です。前置詞は動名詞を目的語にとりますので、これだけではわかりません。

そこで問題文をよくよく見てみると受動態の文だとわかりますね。
では、問題文を受動態から能動態にしてみましょう。
My sister talked me (  ) buying a big car. となります。
talk の後ろに直接目的語が来ていることに注目です。他動詞の talk というヤツです。

普通 talk でよく目にするのは
I talked to her. / 私は彼女に話した。 というように「talk+前置詞+人」のパターンでしょう。
でも今回は違うんですね。とはいえあまり難しく考える必要はなくて
I told him to open the door. / 私は彼にドアを開けるように言った。
と、同じような感じと考えてもらえればいいんじゃないかと思うのです。

つまり問題文は
「姉」が「私」に「大きな車を買う(あるいは買わない)」ように話した という内容なのです。
( 地球温暖化だとかエコだとかが叫ばれるこのご時勢ですから、
おそらく「私」は「そんな大きな車買わないほうがいいよ」と言われたんでしょうね)

それを踏まえて選択肢を確認していきましょう。
@about ですが、talk about 〜 = discuss 〜 / 〜について議論する・話し合う
ということを一生懸命覚えましたね。でも、もしこれをつかうのなら
My sister talked with me about buying a big car.
となるんじゃないかな? つまり talk は自動詞で、受動態にはできないとなりますね。


Aaway from についてですが、このようなものが辞書に載っていました。
【talk away】
[自動詞] 話しつづける
[他動詞] (時間)をおしゃべりして過ごす / (恐怖など)を話しをして紛らわす
後ろに[from]があることを考えると自動詞の用法になりますが・・・うーん、どうもしっくりきませんね。

away from というのは「(距離や時間が)遠く離れて」という意味ですので、
車を買う話題を避けて話しているような感じになっちゃうのかな? ちょっとわからないけど・・・


Bout of ですが、
talk+人+into 〜ing / 説得して人を〜させる
talk+人+out of 〜ing / 説得して人を〜させないようにする

という表現があります。ということで正解はこれなんですよね。

まぁなんとなく out of を使うイメージはつかめますね。
buying a big car という箱があってそこから人を取り出す感じです。
逆に into を使うイメージの方がわかりやすいですね。
無理やり箱の中に押し込める感じと、説得してやらせる感じが似ています。

そう考えるとやはり away from では説得感がでませんから違いますね。
とはいえこの問題に関しては
talk+人+into 〜ing / 説得して人を〜させる
talk+人+out of 〜ing / 説得して人を〜させないようにする
を知っているか知らないかで大違いですな。


【正解】B

2010年(平成22年)センター試験第2問チェック問題
センター試験英語過去問トライアル




第2問A「文法・語彙・語法」問5へ進む
第2問A「文法・語彙・語法」問3へ戻る
大学入試センター試験英語解説トップへ

間違いなどありましたら、受験勉強研究ネットワーク LEVEL UPまでご連絡下さい。

Page Top



この改行は必要br→