センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


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大学入試センター試験英語過去問題解説

2010年(平成22年)センター試験第2問B「対話文」問1


次の問いの会話の(   )に入れるのに最も適当なものを、下の@〜Cのうちから一つ選べ。

問1
Yoko: You'll never guess what my husband bought me for my birthday.
Bethany: What?
Yoko: He bought me exactly the same thing as last year.
Bethany: (  )

@ It must have cost you an arm and a leg.
A Oh, well, At least he remembered your birthday.
B On second thought, I've decided not to accept it.
C Well, you never could keep within your budget.

【解説】
最初のヨーコの発言にある「guess / 〜を推測する」がちょっと難しいかな? 「下衆(げす)の勘繰り=下賤(げせん)の者は、何かにつけて妙に気を回し、邪推するものだ」ともいいますからね。まぁ、何とかして覚えておきましょう。


ヨーコ: 「あなたは私の夫が私の誕生日に何を買ったか絶対に推測できないわ」
ベサニー: 「何?」
ヨーコ: 「彼ったら私に去年と全く同じものを買ったのよ」(笑うところです)
ベサニー: 「(  )」

選択肢を見てみましょう
@ It must have cost you an arm and a leg.
「メチャメチャ高かったに違いないわ」
an arm and a leg というのは「腕と足一本分のコストがかかった」というジョークです。決まり文句みたいになっているようですが・・・「手」とか「足」ってどういうことだろう? なんて考えていると時間が足りなくなってしまいます。ここはさらっと流すところです。

A Oh, well, At least he remembered your birthday.
「あぁ、そう。少なくともあなたの誕生日は覚えていたのね」
at least は「少なくとも」。修飾する語の直前に置かれることが多いですが、今回のように文全体を修飾する形で文頭に置かれて、「なにはともあれ」みたいな感じで使うこともあるようです。かなり上等な返答なので、正解はこれっぽいですが、一応続きの選択肢も確認してみましょう。

B On second thought, I've decided not to accept it.
「考え直したけど、受けとらないことにしたわ」
On second thought は直訳だと「2回目の考えで」となりますが、なんとなく雰囲気でわかりますよね。文末の it が何を指すか? ですが、直前のヨーコの発言の中にある彼からもらった誕生日プレゼントのことでしょう。いくら前年と同じものだったとしても、この話の流れから「受け取れないわ」はありませんね。

C Well, you never could keep within your budget.
「えっと、あなたは予算内に収められなかったのね」
これは・・・意味不明ですね。


これはいい話でしたね。ベサミーの返しが良いのもそうですが、ヨーコの愚痴も結局は彼からプレゼントをもらったことのうれしいさ半分なんでしょうね。そしてこのエピソードから、ヨーコの彼氏の真面目で誠実な感じがうかがい知れるではありませんか。

正解はAですが、これはチョットいい話でした。


【正解】A

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