センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


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大学入試センター試験英語過去問題解説

2009年(平成21年)センター試験第6問「長文読解」問3


次の文章を読み、下の問の(   )に入れるのに最も適当なものを、下の@〜Cのうちから一つ選べ。

(5) Then, if bilingual dictionaries are so useful, why did my aunt give me a monolingual dictionary? As I found out, there is, in fact, often no perfect equivalence between words in one language and those in another. My aunt even goes so far as to claim that a Japanese "equivalent" can never give you the real meaning of a word in English! Therefore she insisted that I read the definition of a word in a monolingual dictionary when I wanted to obtain a better understanding of its meaning. Gradually, I have come to see what she meant.

問3
Which of the following examples best fits the aunt's view that "a Japanese 'equivalent' can never give you the real meaning of a word in English"? (   )


@ A clear stress fall on the first part of the word "water," which is not always the case with "mizu."
A The letter "t " in "water" can be pronounced as t or d, but the "z " in "mizu " is almost always pronounced as z.
B Unlike "water," "mizu " can be written using different writing systems such as katakana, hiragana and Chinese characters.
C "Water" is not the same as "mizu " because the former can refer to hot or cold water, unlike the latter.

【解説】
この問題のヒントがどこにあるかだが、問2が(2)〜(4)で、
次の問6が(6)と書いてあることから、(5)に該当部分があると想像できる。

さらに問題文の「the aunt's view / おばの意見」より、
本文の My aunt ・・・ clam that 〜 の部分か
she insisted that 〜 の部分のどちらかにあると考えられる。

そして問題文の a Japanese 'equivalent' より、
本文の My aunt ・・・ clam that a Jananese "equivalent" 〜 の文が該当部分とわかる。

a Jananese "equivalent" can never give you the real meaning of a word in English !
「日本語の『相当語句』は英語の単語の本当の意味をあらわすことができない!」
これを踏まえて選択肢を見ていきましょう。

@ A clear stress fall on the first part of the word "water,"
  which is not always the case with "mizu."
A The letter "t " in "water" can be pronounced as t or d,
  but the "z " in "mizu " is almost always pronounced as z.
B Unlike "water," "mizu " can be written using different writing systems
  such as katakana, hiragana and Chinese characters.
C "Water" is not the same as "mizu "
  because the former can refer to hot or cold water, unlike the latter.

@の stress ですが、日常生活でも「ストレス溜まるわー」とか言いますよね。
この「ストレス」は「心理的な圧迫」の意味です。「圧迫」とは「圧力」つまり pressure のことです。
「ストレス」と「プレッシャー」、確かに関係がありそうですね。

で、その「ギュっと押す」感覚でイメージするとわかりやすいですが
stress には「強調」とか「重点」という意味もあります。
つまりこの選択肢@はどこにアクセントがあるのかという話をしているのです。本文と合いませんね。

Aは pronounce がわからなくても、雰囲気で何を言っているのかわかりますよね。
発音の話なので、これも本文と合いません。

Bは「ひらがな」とか「カタカナ」とかが出てきました。
Chinese characters というのはこの流れからいくと「漢字」のようですね。これも本文と合いません。

C の the former は「前者」つまり "Water" と "mizu " では、"Water" を指しています。
the latter は「後者」つまり "Water" と "mizu " では、"mizu " を指しています。
Water は hot water と cold water 両方のことを言っているが、
『水』は冷たい水のことしかあらわさない(熱いのは『湯』)ということが言いたいのですね。

なるほど、確かに「おばさんの主張」どおり
a Jananese "equivalent" can never give you the real meaning of a word in English !
「日本語の『相当語句』は英語の単語の本当の意味をあらわすことができない!」のようですね。

【正解】C

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