センター試験には良問が多いと言われています。問題が公表され、当然注目も集まりますので、その作成に多くの人が関わり何重にもチェックされます。そんな練りに練られた問題を、単に解いてそれで終わりではもったいない! そんなセンター試験過去問をどこよりも誰よりも詳しく徹底的に解説していきます。1つ1つ丁寧に確認し、真の実力(英語力)を身につけましょう。


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大学入試センター試験英語過去問題解説

2009年(平成21年)センター試験第3問A「意味類推」問1


次の問の英文を読み、下線部の語句の意味をそれぞれの文章から推測し、
(   )に入れるのに最も適当なものを、それぞれ下の@〜Cのうちから一つずつ選べ。

問1
Elsie: Hi, Chiara. How's your speech for tomorrow's class coming along?
Chiara: Actually, I'm in a bit of a panic. The topic I chose to talk about is a real can of worms.
Elsie: Really?
Chiara:

Yes, it's incredibly complicated. There are so many issues involved. I just can't see how to cover everything in a three-minute speech.


In this dialogue, a real can of worms means something that (   ).

@ contain many secrets
A has a lot of problems
B is not interesting
C takes little time

【正解】
問われている語が誰かの発言ならば、その人の気持ちを表す言葉に注目する。
この問題では panic という言葉がそれにあたるでしょう。
その panic を踏まえて選択肢を確認していきます。

@ たくさんの秘密が含まれている
A たくさんの問題(点)がある
B 面白くない
C 時間がほとんどかからない

BCは、もしそうだからといって「パニック」にはならないですよね。
@Aのどちらかになりそうだなと思いながら続きを読んでいくと、
many issues involved という表現が出てきました。『多くのイシューが含まれている』です。
この issue という英単語が secret の意味なら@が正解になり、
problem の意味ならAが正解ということですね。

続きの文を読んでいくと
「3分のスピーチで全てをカバーする方法が分からない」と言っています。
その「全て」が many issues のことでしょう。するとどうやら「secret / 秘密」ではなさそうですね。

では「problem / 問題」ならいいのかというと、
「スピーチの話題に問題(困ったこと)がたくさんある」と考えると、これまたしっくりきません。

実は problem の「問題点」には「困ったこと」という意味以外に「論点」という含みもあったのです。
それなら「3分のスピーチで全てをカバーする方法が分からない」のも納得です。
つまりissue という英単語の意味も「論点」とかそういうことだったのです。

ちなみに a real can of worms の worm は釣りをする人なら良くご存知の「ワーム」です。
あのミミズみたいなやつが「缶」の中にうじゃうじゃいる様子を想像していただくと
(気持ち悪いのはおいといて)「論点」がたくさんあってゴチャゴチャしている様子がわかるでしょう。

【正解】A

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