糖尿病 その1

 糖尿病(DM:Diabetes Mellitus)は現在、国民病といわれている。日本人のうち600万人が糖尿病といわれ、糖尿病予備軍まで含めると1200万人とも1300万人の患者がいるという。
成人の6人に1人が糖尿病といわれまぎれもない国民病である。

 糖尿病の怖いところは、なんといっても自覚症状がないということに尽きるだろう。糖尿病を発症しても、しばらくは自覚症状がない。そして徐々に進行してくると、口喝、多飲、多尿、疲れやすい、体重減少などの症状が出てくる。しかし、これらの自覚症状は自覚症状と認識する人は少ない。さらに適切な治療がなされていないと、血中の血糖値が常に高血糖状態になり血管がボロボロになる。
 糖尿病自体で死ぬことは少ないが、血管がボロボロになることにより三大合併症と言われる糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経症がある。これらの合併症が非常に怖いのである。
それらの自覚症状が出た時点で、糖尿病の病状は致命的な状況に陥っている場合が多い。

 日本人の失明原因のトップは糖尿病性網膜症である。人工透析を受ける人で約半数が糖尿病が原因といわれている。神経症になると足を切断する場合もある

 私が糖尿病と診断されて、8年(2004年で)ほど経つが、正直言って自分の糖尿病は軽いほうで、自分が病気持ちなんて気持ちは全く持っていなかった。以前のように、暴飲暴食をすることはなくなったが、週3回の晩酌は続けていた。

 自転車通勤をはじめて3年目、春から夏までの自転車通勤を頻繁に行っているときは、HbA1cは6%後半を推移しているが、秋口から高くなり、平成15年の12月には8.0%を記録した。
平成16年に入ると1〜4月は7%台、自転車通勤を再開すると、6.1や6.2%と後少しで正常値となるところで、かかりつけの医者からは「ずいぶんいい状態なので、このままキープするように頑張ってください」といわれ喜んでいた。
 体重も自転車通勤をしはじめてから徐々に減りだし、平成16年の正月からは昼食も弁当に切り替え、白米から玄米に変更し、自分の体には人一倍注意を払っているはずだった。

 「自転車通勤している限りは病気なんて関係ない」とたかをくくっていた。

 しかし、そんなこととは裏腹に、病気が私の体を蝕んでいった。

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