本来であれば、平成15年7月5日に羊蹄山1周サイクリングを決行するはずでしたが、当日の天気は曇り時々雨、途中で雨が降ってきては都合が悪いので、その時はキャンセルした。

 1週間後の土曜日、小学校の行事があり、夜に「明日サイクリング行くよ」、「どこに?」、「水汲みに行くところ」と言うと、「そんな遠いとこまで自転車でいけない」、「京極まで車で行き、そこから羊蹄山1周だよ」というとしぶしぶながら納得したようだ。「明日早いからもう寝なさい」というと、「明日サイクリング行ったら、ポケモンのカード(90円)買ってくれる?」と小声で耳打ちしてきた。交換条件はあまり好きではないが、機嫌よく行ってもらうために「いいよ」と裏取引を成立させた。

 翌朝、いつもは6時30分に起床してくる息子だが、その日は5時半に起きたようで、「パパ、雨降ってるよ」と私を起こしにきた。窓の外はしとしと雨が降っている。慌ててインターネットの天気予報を見ると、「晴れ」になっている、ピンポイント予報でも「晴れ」、テレビの天気予報でも「晴れ」なのですぐに雨は止むだろうと判断し、朝7時に自転車を車の中に積み、家を出発した羊蹄山1周の起点は京極の「噴出し公園」にし、そこに車を駐車し1周しようと考えていた。自宅から「噴出し公園」距離にして90km、車で1時間30分ぐらいで到着する。

 自宅を出て、すぐにコンビニで朝ご飯のおにぎりと途中で食べるお菓子を購入。5号線を走り、小樽→余市→倶知安→京極と車を飛ばした。倶知安に近づくと雨も止み、日差しも出てきた。ただ外気温が17℃ぐらいしかないのでTシャツでは無理かなと思いながら、8時40分に噴出し公園に到着した。

 自転車を下ろし、セッティングをしていると初めはジャージの上着を着ていた息子が「暑いからいらない」と上着を脱ぎだした。結構日差しも出て私もTシャツで十分だったが、途中で寒くなるといけないので息子の上着だけは持っていくようにした。

 記念撮影をしようと、三脚を用意し2人で出発の写真をとろうとすると「ガシャン」とカメラが三脚ごと倒れた。慌てて戻ってみるとなんとカメラのレンズの横にひびが入ってとても撮影できる状態ではなくなった。

 「これじゃあホームページに写真を載せれない」どうしようと悩んだが、車のダッシュボードに事故をした時の証拠写真をとるために使い捨てカメラが入れてあるのを思い出し、そのカメラで写真を撮ることにした。

今 回はボーナスで購入したヘルメットをかぶってのサイクリング、メーカーこそ違うが同じ赤いヘルメットにTシャツの色も青でそろえ、息子も結構嬉しそうである。

 最初からアクシデント続いたが、気を取り直し9時5分に「噴出し公園」を出発した。
ルートは京極⇒真狩村⇒ニセコ⇒倶知安⇒京極と羊蹄山を時計回りに回るコース。
じゃがいも畑
 出発して5分もすると小さなアップダウンが続き、道路の周辺はジャガイモや麦の畑が広がり、「これはジャガイモ、これはかぼちゃ、これはとうもろこし」と畑になっている野菜を説明しながら走っていく。

出発して30分後に小休止、水分補給をし息子を見ると結構汗をかいている。息子はTシャツの下にランニングを着ていたので、それを脱がしTシャツ一枚で再出発。

小学校低学年だと30分に1度は休憩したほうがよいとどこかの本に書いてあったので、30分に一度は水分補給の休憩をした。
細川隆の銅像
 出発して1時間30分(距離にして15km)で真狩村の細川隆の記念像がある公園で休憩をした。ここには以前来たことがあり、銅像の横の手形を触ると、北酒場などのヒット曲が流れるしくみ。水分補給とお菓子を少し食べる。

ほかの観光客の人に写真を撮ってもらう。「お父さんと一緒にサイクリング?いいねぇ」と声を翔られたりしながら、15分ほど休憩し再出発。

 あいかわらず多少のアップダウンが続く。ここまでは交通量も比較的少なく、歩道もしっかりあるので快調にペダルを回す。「休憩しようか?」と聞くと「下り坂が終わったら休憩する」と1時間ほど休憩なしで走りきる。気が付くとあと2・3kmでニセコの「道の駅」に到着する。

道の駅 「道の駅」もこれまで何回も来ているところで、地元の農家が採れた野菜を安い値段で売っているところで、観光バスも止る有名なスポットである。

11時40分に道の駅に到着、このころになると結構日差しもきつくなり「ソフトクリーム」食べたいと1本購入し、私はニセココロッケを2個購入し2人で半分づつ食べた。

 前回「父の日サイクリング」凍らせたペットボトルでえらい目にあったので、今回は出発するときに一人2本のペットボトルを用意した。ここまでで、私は1本半、息子は1本スポーツドリンクを飲みほしていたので、新たに1本購入した。北海道の山の中では自販機がほとんどないため早めに購入しておかないとえらい目にあうことになる。
 12時に道の駅を出発した。ここから倶知安までは5号線を通る。歩道が少ないのと側道も細く、さらにいくつかの坂を越えないと行けない。「疲れたー」、「パパ引張って」と言われるが、歩道が少なく、おまけに交通量もかなり多い。後ろから頑張れと声をかけながら走る。途中で降りて歩いたりする。いくつかの登りを坂をこえていくと下りとなる。そろそろ1時近くなってきたので「お昼何食べたい」と聞くと「ラーメンかカレーかハンバーグ」という。しばらくすると最近出来た蕎麦屋に入ろうと思っていたが、息子は「蕎麦はヤダ」と言うので、ラーメンとのぼりが出ているレストランに入る。

 食事が出来るまでの間に地図を広げ、後10kmぐらいで京極に付く予定。前回の大通りのまでのサイクリングで47km、今回もちょうどそれぐらいの距離で4時間かかったが、後1時間走れば今回は京極に到着する予定。時間も3時間30分ぐらい。考えてみれば、4月に小学校に入学し、2ヶ月で2cm身長が伸びた。彼のMTBのサドルも2pほど高さを上げている。子供の成長は凄いもんだなといまさらながら感心した。

今回注文したメニューはチャーハンと半ラーメン、全部食べれるか疑問だったが、案の定ラーメンを半分ほど残した。1時30分にレストランを出発した。

 ここからは1kmほど5号線を走ると、後は京極まで約10kmほどだ。ジャガイモの花を横にしながら走っていく、途中に少しの上り坂があり、それを上りきるとまるで平均勾配15%ぐらいの下り坂になる、息子は「怖いからブレーキかけて行く」というので「ブレーキかけずに走れ」と後ろから声をかける、最高速度は45km/hになった。京極の手前2kmぐらいのところからまたかなりきつめの上り坂(道もカーブが多い)が出現、「この坂を登るとゴールだから」と声をかける、「パパ引張ってぇー」と弱音を吐くが、「最後だから自分で走れ」と励ます。しかしとうとう自転車到着を降り歩き出す、100m程先に行き坂の途中で息子を待っていると、私のところまで歩いてきてペットボトルのドリンクを少し飲み、それからまた自転車に乗り坂を登っていった。急な坂を登りきると、急に視界が広がり、ゴールまでは緩やかな下り坂になる。ゴールの駐車場を見つけると「やったー、着いたー」と歓声をあげ勢い良く走っていく。14:30に羊蹄山1周のサイクリングは終了した。

延べ走行距離47km、
延べ走行時間5時間25分
実走行時間3時間26分
平均速度13.7km/h

記念撮影をし、車を少し移動し、京極の湧水を汲みに行く。日曜日の午後とあって観光客も多く、水を汲むにも順番待ちとなった。
ポリタンク噴出し公園
いつもここに来ると水を100リットルほどポリタンクや焼酎のペットボトル(4リットル)にいれ持ち帰る。夏場でも2ヶ月ぐらいは平気で飲める位に綺麗な水、うちではお茶やコーヒー、ご飯を炊くときも煮炊きする場合にこの水を使っている。

京極温泉水汲みが終わり、また少し車を移動し、京極の温泉に入る。ここはいつも通り過ぎるだけで1度も入ったことがない。入泉料大人500円子供300円をはらい温泉に入る。今回はさほど日焼けをしていないと思って入ったが、足を入れたとたん足がぴりぴりと痛み出した。年中長ズボンをはいている私は珍しく半ズボンをはいたため、いつも露出していない部分は赤くなっていないけどかなり日焼けしたようだ。息子はいつも半ズボンをはいているため足の日焼けはほとんどしていない。露天風呂に入り、汗を流しさっぱりして家路に着いた。

車に乗り、はじめは興奮していろいろ話していたが、10分もすると「すーすー」と寝息をたて始めた。ゴールデンウィ−クのサイクリングと同じ距離となったが、今回はアップダウンがあったにもかかわらず、平均速度が2km/h、時間も30分短縮された。

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