タイ旅行
2004年12月28日から2005年1月2日までタイに行って来ました。
出発直前の26日午前10時(現地時間8時)頃に、スマトラ沖地震とインド洋大津波が発生し、大変な被害が出ていたので、どうなることかと思いましたが、旅行会社に確認したところバンコクは大丈夫とのこと。
googleで色々と情報を探したところ、現地滞在の方のblogが見つかり、バンコクは問題ないことが確認できたので、予定どおり出発することにしました。
28日午前11時頃、一面銀世界の札幌を車で出発し、新千歳空港から成田直行便を使って、成田空港からバンコクに向かいました。
成田からは、凡そ6時間なので、バンコクには日本時間で夜中の2時頃、タイ時間でも12時頃に到着しました。
空港で、現地ガイドのワンさんのお世話になりながら、デュシ・タニホテルにチェックインをしました。
一面銀世界の札幌を出発 |
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成田空港 |
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成田→バンコク機内食 |
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バンコク・デュシ・タニホテル |
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到着初日は、午後からのツアーでしたので、朝はゆっくりして、ホテルのレストランで遅めの朝食をとり、とりあえずホテル近くのルンビニ公園や通りを散策してみました。
さすが南国、札幌の夏と同じ気温です。でも、この時期はカラッとしていて、暑苦しいわけではなく、気持ちよい感じでした。
午後は、ワンさんの案内で、世界遺産になっているアユタヤへ向かい、綺麗な花が咲き乱れるバン・パイン宮殿や
昔の戦争で廃墟となったワット・プラ・マハタート、ワット・プラ・シー・サンペットなどの寺院巡りをしました。
ホテルの近くを散策 |
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アユタヤ・バン・パイン宮殿 |
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木の根の中に仏頭が・・・ |
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ワット・プラ・シー・サンペットの廃墟 |
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また、ワット・ロカヤ・スターの寝釈迦仏やウィハーン・プラ・モンコン・ボピットの金色に光る大仏を見て回りました。
この近くには、子供達が一番楽しみにしているエレファントライドができるラマ公園があり、象に乗っての散策や餌やりをして大喜びでした。
夕食は近くのレストランでしたが、初めての本格的タイ料理はちょっと辛く、子供達には今ひとつだったようです。
ワット・ロカヤ・スターの寝釈迦仏 |
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象に乗ってラマ公園散策 |
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レストランで夕食・辛いっ |
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ナイトバザール |
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夕食のあとは、ナイトバザールの屋台見物をしました。
フルーツの王様といわれるドリアンや色々な土産物、得体の知れないイモムシやバッタのような食べ物などがあり、ここで夕食を済ます人が多いらしく、活気がありました。
その後、昼間見た寺院のライトアップを見て、ホテルに帰りました。
ライトアップされた寺院 |
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ホテルでの朝食 |
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瓶の中に熱帯魚が泳いでいます |
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ココナッツ農場 |
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2日目は、ちょっと早めにホテルを出発し、ココナッツ農場の見学をし、これも楽しみにしていたドラゴンボートでダムナンサドゥアクのタイ最大の水上マーケット見物をしました。
この運河地域は、雨期には洪水となるらしく、未だに高床式の家で暮らし、ボートでものを運んでいると言うことです。
水上マーケットは観光客や現地の人でとても賑やかで、色々なものが売られているので見ていても飽きません。
その後、木工場で見事な木彫りや工芸品を見たり、世界最大の仏塔があるナコンパトムの寺院などを回りました。
水上マーケット |
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見事な木彫り |
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黄金のプラ・シー・ラタナ・チェデイ |
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ナコンパトムには沢山の礼拝者 |
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昼食はレストランで、私が楽しみにしていたトムヤムクンなどの本格タイ料理です。
トムヤムクンは、世界三大スープといわれるだけあって、私的には辛いながらも、シーフードの出汁と甘辛酸っぱいスパイスのバランスが格別でした。
食べ終わってから聞いたところでは、前日の「子供達には辛過ぎ」との話を聞いたガイドのワンさんが辛みを抑えてくれるように注文してオ
いてくれたそうです。
それでも子供達には、やはり今ひとつだったようですが、タイ米のチャーハンやフルーツは好評で、喜んで食べていました。
レストランで昼食・トムヤムクンは旨いが辛い |
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サンプランエレファントズー |
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ワニのショー |
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象のショー |
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午後からは、これも子供達が楽しみにしていたサンプラーン・エレファント動物園です。
ここは、ワニのショーや象のショーがあったり、トラがいたりと、日本の動物園とはちょっとだけ趣が違いました。
動物園をゆっくり楽しんで、バンコクに戻ったあとは、レストラン「タイランド・トゥナイト」で古典舞踊を見ながら、本格タイ料理を楽しめるディナーショーです。
ステージに一番近いベストポジションを確保してくれていたので、民族音楽や古典舞踊などをたっぷり楽しむことが出来ました。
古典舞踊を見ながらのディナーショー |
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ワット・プラケオ |
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ワット・プラケオ |
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エメラルド仏 |
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翌日は、とても綺麗に彩られたワット・プラケオや有名なエメラルド寺院、チャクリー宮殿などを見て回りました
チャクリー宮殿では、丁度衛兵の交代式を見ることができ、とてもラッキーでした。
その後、これも有名なワット・ポーの黄金に輝く寝釈迦仏を見て、昼食はコカレストランで名物?のタイスキを食べました。
午後は、ショッピングセンターでお土産を買いました。
タイのお土産は、土産物屋に行くよりも、ショッピングセンターやスーパーマーケットで、トムヤムクンのレトルトやカップラーメン、ラープ味のポッキーなどちょっと笑えるB級ものがお勧めです。
また、ビールのつまみには、小エビやピーナッツ、レモングラス等々を水飴?で固めたようなトムヤム・クリスプは日持ちもするし、嵩ばらないのでお勧めです。
ただ、これらの食べ物は、子供やエスニック系の料理が苦手の人には向かないので、クッキーやチョコレート、変わり物ではドリアン饅頭などのお菓子類が良いかもしれません。
チャクリー宮殿 |
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衛兵の交代式 |
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沢山の仏塔 |
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ワット・ポーの寝釈迦仏 |
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この日の夕食は、小泉総理も来たという SOMBOOM seafoodでプー・パッ・ポン・カリーというワタリガニのカレー炒めやエビ、チャーハン、トムヤムクンなどで舌鼓を打ちました。
SOMBOOM seafoodでは、さすが有名店だけあって、日が暮れるに従い、次から次にお客さんが入り、帰る頃には満員御礼の状態でした。
味は勿論美味しかったのですが、量が多くて食べきれず、もったいないことをしてしまいました。
この日は、大晦日なので、ホテルのテレビでは、ちゃんと?紅白歌合戦を見ることができ、更に日本より2時間遅れの正月を迎えました。
しかし、タイの新年は花火が打ちあがり盛大なのだそうですが、スマトラ沖地震とインド洋大津波が有ったばかりなので、自粛気味の新年となったそうです。
それでも、市内のあちらこちらで花火が打ちあがり、日本とは違った正月を迎えることが出来ました。
昼食はタイスキ |
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夕食はSOMBOOM seafood |
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エビやカニの料理、チャーハン、トムヤムクンなど |
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小泉総理も来たらしい |
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最終日は自由行動ということで、これまた何故か子供達が楽しみにしていた、ホテルから歩いて行けるタイ赤十字のスネーク・ファームの見学に出かけました。
タイ赤十字では、やはりスマトラ沖地震とインド洋大津波の影響で、世界各国から届いたミネラルウォーターなどの救援物資が山積みとなっていました。
何より感心したのは、怪我人のために、沢山の人が献血をしていたことです。
スネーク・ファームの方は、沢山のヘビがいて、ちょっと引いてしまいましたが、コブラなどの毒蛇も登場するスネークショーでは、上の子が大蛇を撫でに行ったりしていました。
ちなみにここは赤十字ですから、蛇を見せ物にしようと言う訳ではなく、毒蛇に噛まれたときのために、血清や解毒剤の研究をしているのです。
でも、係員の説明はタイ語とタイなまりの早口の英語ですから、私たちにはサッパリ判りませんでしたけど・・・
タイ赤十字 |
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スネーク・ファーム |
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コブラなどのスネークショー |
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ホテルでのディナーバイキング |
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夕方ホテルに戻って、お正月の特別サービスでもらっていたディナー券でバイキングをいただきました。
ここでも、やはりトムヤムクンは美味しかったですし、フルーツが沢山で、時間ギリギリまで、お腹いっぱい食べてしまいました。
お腹も膨れたところで、バンコク国際空港に向かい、ジャンボジェットで帰庫の途につきました。
バンコク国際空港でもスマトラ沖地震とインド洋大津波の募金箱が沢山置いてありましたが、どれもたっぷり募金が詰まっていて、本当に感心させられました。
そうそう、今回のタイ旅行で役立ったのは、成田からバンコクに向かう飛行機の中で配られたミネラルウォーターです。
飛行機の中で配られたミネラルウォーターはミニペットボトルなので、持ち歩くにも便利で、ホテルの部屋に備えられたガラスの瓶詰めの無料サービスのミネラルウォーターを、このミニペットボトルに詰めて持ち歩きました。(ホテルの冷蔵庫には有料のペットボトルもあるので、間違わないように・・・)
バンコク市内なら、日本でもおなじみのコンビニが沢山あるので良いのですが、観光地には有りませんから、ミニペットボトルは最適でした。
それと、もう一つ役立ったのは、虫さされ用の塗り薬です。
ホテルのロビーに蚊が沢山いたようで、数カ所刺されました。
私、虫さされにはめっぽう弱く、人よりもひどく腫れるのですが、虫さされ用の塗り薬を持っていったお陰で、ひどいことにならずに済みました。
帰国のジャンボジェット |
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羽田上空からは富士山もくっきりと |
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千歳でソバ定食 |
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お土産のトムヤム・クリスプ |
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さて、帰りの飛行機は、夜遅い時間の出発だったので、この際たっぷりと眠ることにしました。
途中、機内食に起こされましたが、ほとんど気がついたら成田空港と言った感じでした。
しかし帰りは、成田空港に早朝到着だったので、札幌への乗り継ぎには時間的にあまり良くないため、羽田空港まで電車で移動して、新千歳空港に向かうという行程でした。
この日は、前日に東京でも雪が降ったということで、南国帰りの我が家には、ちょっと寒い感じでしたが、羽田空港を飛び立つと、日本の屋根、富士山がくっきりと見え、なかなかGoodでした。
一面銀世界の新千歳空港到着後は、丁度昼時で、千歳市内でソバ屋に入り、帰国気分をたっぷり堪能し、帰宅となりました。
タイの情報は、タイ国政府観光庁のホームページがなかなか役に立ちますので、これから行かれる方は、一度見て行くと良いかもしれません。
ちなみに、タイは海外からの観光が大きな収入源となっているということで、今回の災害で観光客が減ってしまうと困るそうです。
最後に、スマトラ沖地震とインド洋大津波により命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。
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