JAM甲信では主要活動のひとつとして民主的で健全な
労使関係の樹立を目的として「労使会議」を運営しています。
当面、長野、山梨は別々に運営をおこないます。 

JAM長野

第32回労使会議

老若男女ともイキイキした
幸せになりあう職場づくりを!

 JAM長野労使会議は、2016年11月30日(水)に山梨県中巨摩郡昭和町にある株式会社キトーで、労使43名を集め、第32回労使会議を行った。
 第1部の工場見学では、チェーンブロック製品の工程全てを一貫して生産されている現場を見学した。加工で使用される油が多いにも関わらず、工場内は清掃が行き届いており、また、障がい者雇用、省エネや環境へ配慮をする企業姿勢に感心する声が聴かれた。 第2部では、日本マネジメント総合研究所LLC理事長 戸村智憲氏を招き「ダイバーシティ推進力UP講座」と題し、講演を行った。戸村氏は多様化する人材をどう経営に生かすか戸村氏の実体験やジョークを交えながらも「老若男女ともイキイキした幸せになりあう職場づくり」を語った。参加者からは「これまで何気なくやっていたことがNGだったことがあった。」「自分を見つめ直すきっかけとなった。」などの声が聴かれ、気づきのある講演会となった。

花輪委員長より挨拶
機械の展示品を見学
参加者全員で記念撮影
ダイバーシティ経営を説く戸村氏

JAM長野

第31回労使会議

ワ―クライフバランスはリーダーから
〜イクボスから始まるワークライフバランス〜

 JAM長野労使会議は、2016年7月28日(火)に上田にある、JAM甲信の小倉執行委員の出身である松山株式会社で労使43名を集め、第31回労使会議を行った。
 第1部の工場見学では、農業用作業機械を製造する現場を見学した。製品の多くが、大型のため、その製造工程や製品の大きさに驚きの声と、整理が行き届いた工場に感心する声が聴かれた。また、工場のまわりには、国蝶「おおむらさき」が生息する山林を散策できるように遊歩道が整備されており、近隣住民へも散策していただく機会があり、自然や環境、地域へ貢献する企業文化を、参加者は肌で感じた。
 第2部では、株式会社ソラーレ代表 東浩司氏を招き「イクボスから始まるワークライフバランス」と題し、講演を行った。2016年4月よりスタートした「女性活躍推進法」への対応を始め、両立支援、ワークライフバランスなどを進めるには「イクボス」「温かボス」など経営者や人事・労務の担当者などリーダーの考え方で大きく変わると講演した。参加者からは「現在大きくクローズアップされている課題に対し、対処方法を聴くことができ、大変参考になった。」との声があった

小倉委員長より挨拶
おおむらさきの生息する山林
参加者全員で記念撮影
ワークライフバランスはリーダーの考え方から

JAM長野

第30回労使会議

労使で男女共同参画を進める
〜先進的な取組みを聴く〜

 JAM長野労使会議は、2015年11月24日(火)に飯田にある、JAM甲信の五十川副執行委員長の出身であるシチズン時計マニュファクチャリング株式会社飯田工場(平和時計労働組合)で労使42名を集め、第30回労使会議を行った。
 第1部の工場見学では、腕時計を製造する現場を見学した。機械化されたラインをはじめ、高級腕時計をマイスターが一人で全てを組み立てる現場を見学した。また、シチズン時計マニュファクチャリング飯田工場は、女性の多い職場でもあり、男女共同参画に対しても、先進的な取組みを行っており、その事例発表を聞き、労働組合としても男女共同参画への取組みの重要性を肌で感じた。
 第2部では、長野県県民文化部人権・男女共同参画課企画幹 堀内千恵子氏岡本宜樹を招き「男女共同参画に関する動きと長野県の現状」と題し、講演を行った。 長野県や国の男女共同参画の実態と展望について講演がされた。
参加者からは「特にシチズンの男女共同参画の取組み事例は大変先進的で、自分達の企業でも参考にしたい。」との声があった。

五十川委員長より挨拶
ビデオでライン工程の説明を受ける
長野県の男女共同参画の現状を聴く
参加者全員で記念撮影

JAM長野

第29回労使会議

善光寺ご開帳も経済に影響?!
〜長野県経済の行方を知る〜

 JAM長野労使会議は、2015年7月21日(火)に箕輪町にあり、JAM甲信の林執行委員長の出身であるNTN株式会社長野製作所(NTN労働組合長野支部)で労使43名を集め、第29回労使会議を行った。
 第1部の工場見学では、ベアリングを製造する現場を見学した。自動車をはじめさまざまな機械の中に組み込まれる国内トップシェアを持つベアリングの製造現場を隅々まで見学し、改善活動に取り組む姿勢や、活気のある職場の雰囲気を肌で感じた。
 第2部では、日本銀行松本支店長 岡本宜樹氏を招き「長野県経済の現状と今後の行方」と題し、講演を行った。 長野県の経済情勢、また、今後日本の経済の見通しなどデータを元に講演がされた。参加された企業でも「善光寺のご開帳や消費税アップといった外部要因が経済動向に直結しているのが資料からわかった。」との声があった。

木下副支部長より挨拶
林委員長自ら工場案内
長野県経済を占う岡本氏
参加者全員で記念撮影

JAM長野

第28回労使会議

災害ゼロを目指して
労使での取り組みを!

 JAM長野労使会議は、2014年11月25日(火)に御代田町にあるシチズンマシナリーミヤノ株式会社(シチズンマシナリーミヤノユニオン)および佐久平プラザ21で労使36名を集め、第28回労使会議を行った。
 第1部の工場見学では、工作機械を製造する現場を見学した。工作機械の世界トップブランドの製造現場は広大な工場を隅々まで見学し、清潔な環境で、活気のある職場の雰囲気を感じた。
 第2部では、長野県労働局労働基準部長 本山謙治氏を招き「労働災害の現状と災害ゼロにむけて」と題し、講演を行った。 長野県の労働災害発生状況、安全衛生委員会の重要性など講演がされた。また、化学物質についてリスクアセスメントの義務化やストレスチェックの実施義務化など、安全衛生法も改正されていくことも紹介があった。また、これから冬の積雪・凍結に対する研修教材が紹介され、参加された企業でも「ぜひ冬になる前に教材を使って教育を行い無災害を目指したい。」との声があった。

なお、講演の最後に転倒災害防止のための研修機材は長野労働局の下記のURLから入手できます。

長野労働局 「転倒災害を防ぐために!」
        
http://nagano-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/bnr/_120120.html

シチズンマシナリーミヤノの紹介
参加者で記念撮影
挨拶する宮本副委員長
災害ゼロを目指してと激励する本山氏

JAM長野

第26回労使会議

「人間尊重経営を!」
〜良好な労使関係は強い会社を作る〜

 JAM長野労使会議は、2013年11月6日(水)に山梨県富士河口湖町にあるシチズンセイミツ株式会社(シチズンセイミツ労組)およびホテルレジーナ河口湖で労使20名を集め、第26回労使会議を行った。
 第1部の工場見学では、自動車部品・精密部品を製造するマシンの現場を見学し、少ないオペレーターにも関わらず、効率のよい稼働状況に参加者からも見習いたいとの声が聞かれた。
 第2部では、中小企業家同友会全国協議会幹事長の株式会社ヒロハマ 会長 広浜泰久氏を招き「“中小企業における労使関係の見解”とその実践」と題し、講演を行った。
 ヒロハマは業務缶を封するキャップで国内シェアトップであり、自ら労働争議を経験したが、その後、経営者としてどのように労使関係を築き企業を成長させてきたか、体験談からの講演であった。広浜氏は「工場の機械化、自動化が進むにつれ、その業務に携わりベテランとして働いていた従業員にも次の仕事をきちんと考えてあげる。どの次点でも輝いていられる環境を用意するのも経営の使命であり、人が喜んでくれることが経営者としての喜びである。経営者は人間尊重の経営を目指すべきである。」と語りその経営スタイルは非常に参考となった。参加者からは「労使関係は相互の立場を尊重しお互いに真剣に議論することが重要であり、今後の労使関係に役立てたい。」「企業として人の育て方に共感した。ぜひ自分たちも実践していきたい。」と多くの感想が聞かれた。

シチズンセイミツの会社紹介を聞く
労使会議で挨拶をする伊東副委員長
参加者で記念撮影
自らの体験談から経営を語る広浜氏

JAM長野

第25回労使会議

「企業は人なり」
人に優しい経営を知る

 JAM長野労使会議は、2012年11月19日に岐阜県安八郡輪之内町にある未来工業株式会社で労使35名を集め、第25回労使会議を行った。
 第1部の労使会議では、未来工業株式会社 社長 瀧川克弘氏より、「未来工業株式会社の経営理念と運営」と題して、講演を頂いた。未来工業は上場企業では日本一、休みが多い岐阜県の電機設備資材メーカーで、「給料を上げるのが一番だが、それには限界があるから労働時間を短縮する。社員の休みが多くてつぶれた会社はない。」と言い切り、大手企業との競争も激しい業界にあって、残業ゼロ、ノルマなし、管理しないマネージメントで1965年の創業以来一度も赤字をだしたことがないという。定年は70歳で、年間休日140日に代表される労働環境の改善や「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を禁止するほどの現場重視で、そのユニークな取り組みには全国から視察が耐えない企業となっている。
 第2部の工場見学では、未来工業の工場内を見学し、展示室には製品が展示されており、アイデアの詰まったユニークな製品群を参加者は真剣に見学した。また、工場内には目のつく所に「常に考える」というスローガンが沢山張り出されており、常に社員自ら考え行動する雰囲気を感じた。
 
参加者は「“企業は人なり”だと改めて認識した。人件費を費用と考えず、人財として大切にする、その経営方針と運営に感銘を受けた。」と感想を述べていた。

瀧川社長よりユニークな経営手法を聴く
未来工業の製品群を見学する
掲示されている改善提案件数に驚く
参加者全員で記念撮影

JAM長野

第24回労使会議

リーダーシップを発揮し
職場を活性化しよう

 JAM長野労使会議は、2012年7月19日に山梨県南アルプス市にある日立オートモティブシステムズ山梨事業所(トキコ労組山梨支部)及び甲府市湯村ホテルで労使33名が集まり第24回労使会議を行った。
 第1部の工場見学では、山梨事業所では、ブレーキシステムなどの自動車関連部品を製造していおり、敷地内には制動の実証試験を行なうテストコースまで備わっており、搭載部品・システムの信頼性向上に努めている。
 第2部の労使会議では、ITSコンサルティングLLP 産業カウンセラーの内山裕章氏により「リーダーの役割・職場の活性化」と題して講演がおこなれた。講演は、現場の目的意識を明確にし、職場内でのコミュニケーションをとりながら職場活性化につなげていくために、リーダーとしてどういった役割が必要か、など、改めて考えさせられる機会となった。参加者からは「チームをまとめていく上で、会社や組合全体での目標とメンバー個人の要求をバランスよく管理していく必要があることを改めて感じた。今後の会社、組合活動にも生かしていきたい。」と感想を述べていた。

日立オートモティブシステムで工場見学
リーダーの役割を語る内山氏

JAM長野

第23回労使会議

安全に対する再確認を

 2011年11月29日に安曇野市にあるハーモニックドライブシステムズ及びホテルモンターニュ松本でJAM長野第23回労使会議が労使38名を集めて行われた。
 第1部の工場見学では、ハーモニックドライブシステムズの工場を見学した。ハーモニックドライブの仕組みやデモを見学し参加者もその技術と動きの面白さに魅せられた。また、敷地内にある美術館「IIDA・KAN」も合わせて拝観させていただき、豊かな自然に囲まれた工場と美術館を見学した。
 第2部の労使会議では、東亜大学医療学部准教授の中田敬司氏による労働災害対策の講演がおこなれた。講演は、労働災害の原因、また、どんな意識レベルの時に災害は発生しやすいか、など、笑いを交えながら講演を行なった。参加者から「安全衛生について再確認をすることができた。現在、会社の取り組みが不十分と感じていることから、取り組みの参考にしたい。」と感想を述べていた。

展示されている製品技術に興味深々
笑いを交えて安全衛生の重要性を説く

JAM長野

第22回労使会議

労使で心の健康活動を

 2011年8月3日に御代田町にあるミネベア及び佐久グランドホテルにてJAM長野第22回労使会議が労使37名を集めて行われた。
 第1部の工場見学では、ミネベア軽井沢工場の試作製造ラインを見学した。軽井沢工場では海外工場での製造ラインはすべて内製化しており、工場にてパイロットランをおこないながら、海外技術者の研修育成するマザー工場の役割を担っている。見学者からは、「クリーンルームのような環境であり切削加工しているラインとは思えない」との驚きの声が上がった。
 第2部の労使会議では、キャリアデザインオフィスの佐藤敏子氏によるメンタルヘルス講演がおこなれた。講演は、事例で学ぶメンタルヘルスと題しておこない、佐藤氏は「仕事ができていない状態=メンタル予備軍の疑いがあるので、心の健康管理は労使で取り組む必要がある」と語った。また今回はグループワークとして労使合同で健康不調の事例から要因、課題、アドバイスなどを考えて、発表をおこなった。出席者からは「グループワークは難しかったが具体的事例からメンタル不調を理解する一助になった」と感想を述べていた。

ミネベアにて工場見学
メンタルヘルスを労使でグループワーク

JAM長野

第21回労使会議

産業構造転換で競争力強化

 2011年2月4日に岡谷市にあるマルヤス機械及びホテル紅やにてJAM長野第21回労使会議が労使38名を集めて行われた。
 第1部の工場見学では、マルヤス機械にてコンベア部品加工から組立までの一貫生産ラインの製造工程を見学した。見学者からは、「受注生産品を内製化して丁寧に生産している工程を分かり易く見学することができ、参考になった」「搬送コンベアに関してはあまり関心がなかったが、改めて見学できて製品に対する認識が変わった」との声が寄せられた。
 第2部の労使会議では、経済産業省製造産業局の齋藤理氏による講演がおこなれた。講演は、「産業構造ビジョンと我が国の製造業」と題して、産業構造転換に関する政府としての戦略を多方面からの分析と共に詳細な説明をおこなった。目指すべき産業構造転換として5つの戦略産業分野への転換を推進してオールジャパンとして競争力強化を目指して展開していくと説明があった。出席者からは「このような政府の戦略を聞くのは初めてであり、広い視点で産業を考える機会となった」と感想を述べていた。

多くの参加者による工場見学
オールジャパンの戦略を語る齋藤氏

JAM長野

第20回労使会議

迫力!一貫生産ライン

 2010年7月13日に伊那市にあるキッツ伊那工場及び伊那プリンスホテルにてJAM長野第20回労使会議が労使44名を集めて行われた。
 第1部の工場見学では、キッツの伊那工場で鋳造工程から加工、組立までの一貫生産ラインの製造工程を見学した。見学者からは、「モノづくりの過程を分かり易く見学することができ、参考になった」「迫力に圧倒された」「日頃みることができない工場に入ることができ参考になった」との声が寄せられた。
 第2部の労使会議では、幸南食糧 代表取締役の川西修氏による講演がおこなれた。講演は、「ちょっとの気づきで人は変われる」と題して、挨拶を自ら実施して社風を変えた経過や変化を読みとる気づきが必要と心の持ち方次第で会社は変わると話があった。使用者側にも労働者側にも関係有る話に参加者は自らにおきかえて講演に聴き入っていた。

火をあげる溶解炉に驚きの声
川西氏による「気づき」の講演

JAM長野

第19回労使会議

雇調金の要件緩和に奔走

 2009年12月22日に飯田市の多摩川精機、シチズン平和時計及びシルクホテルにてJAM長野第19回労使会議が労使34名を集めて行われた。
 第1部の工場見学では、多摩川精機の第2事業所でハイブリットエンジンに欠かせない角度センサの製造工程を見学した後、シチズン平和時計にて南信州高級時計工房などを見学した。見学者からは、多摩川精機の時代を先取りした技術開発やシチズン平和時計のマイクロ化技術並びに人材育成システムに感嘆の声が寄せられた。
 第2部の労使会議では、地元長野5区の加藤学衆議院議員より国政報告を受けた後、津田やたろう議員より労働政策関連の動きについて講演がおこなれた。講演では、雇用調整助成金の要件緩和に奔走したことや労働者派遣法の協議では経団連との狭間で苦労していること、更には野党時代に涙を呑んだ「年金記録回復促進法案」を与党の立場で再び通常国会に提出することなども話され、津田議員はJAMだけでなく全ての労働者にとって必要な人物であることを労使共に再認識した講演となった。

平和時計にて時計工房を見学する参加者
加藤学議員と津田やたろう議員による講演

JAM長野

第18回労使会議

心の努力が大切

JAM甲信は2009年7月28日に労使35名が参加し岡谷市にある帝国ピストンリングの工場見学と講演会を柱に開催した。帝国ピストンリングは自動車エンジンのピストンリング、シリンダーライナーを主力にしたメーカーで有り国内外の大きなシェアを持っている企業である。最初に工場会議室で会社概要と労働安全衛生に関する取り組み事例等の発表後、ピストンリング製作工場を見学した。長年かけて培った製造ノウハウを生かすとともにコストダウン対策にも日々研鑽している現場を参加者は興味深く見学した。
 工場見学の後はホテルの講演会場に移動し、倒産110番「八起会」会長 野口誠一氏の「生き残る企業の条件」〜倒産の修羅場を経験して〜と題した講演を聞いた。野口氏自身、会社を2度潰した経験談や相談者からわかることから予防と再起について熱く語った。特に野口氏は「お金&体&心のバランスが大切。特に心の努力をしていない経営者が多い!」と忠告を促し、参加者はおもわず、うなずきながら話に聞き入っていた。その後、JAM長野労使会議出席者と講師の野口氏も参加し、情報交換、懇親がされ大変有意義な一日となった。

帝国ピストンリング工場見学
八起会会長 野口氏による講演

JAM長野

第17回労使会議

雇用形態変化に伴うコンプライアンスを

JAM甲信は2008年12月16日に諏訪市・ホテル浜の湯にてJAM長野第17回労使会議を労使35名の出席でおこなった。会議では、使側の代表幹事がシチズンファインテックミヨタの総務部長:大井袈裟吉氏からシチズン平和時計の総務部長:中平正志氏に交代することを確認し他、今後の活動について協議した。
 講演(研修会)では、JAMの顧問弁護士でもある徳住堅治氏を招き、「最近の労働問題裁判事例に学ぶ」と題した講演並びにQ&Aをお願いした。 徳住弁護士は、偽装請負、名ばかり管理職、時間外手当の未払い、年俸制、懲戒の基準、就業規則の周知、過労死、メールと解雇など近年、急速に多様化した雇用・就業形態に伴う諸課題についての判例を紹介・解説した。参加者は「いつ自社で起きても不思議ではないことである」と語り熱心に傾聴していた。また、社会の変化に伴い労働問題に関する判例も従来とは違う見地に立った内容が増えており、労務に関る者は見識を広めるべきとの指摘があった。

挨拶する大井氏
判例を説明する徳住弁護士

JAM長野

第16回労使会議

時は命なり

JAM甲信は第16回JAM長野労使会議を2008年7月24日に労使30名が参加し盛夏で蒸し返す山梨県の甲府盆地のキトーの工場見学と講演会を柱に開催した。キトーは昨年秋に一部上場を果たしたチェーンブロックや電動チェーンブロック等の専業ホイストメーカーで有り国内外の大きなシェアを持っている企業である。外の蒸し暑さがうそのような快適な会議室で会社概要と労働安全衛生に関する取り組み事例等の発表後、広い敷地の工場をおよそ90分かけて見学した。従業員の皆さんが真剣に主力のチェーンブロックのチェーンを素材から作り上げ、一品ごとに慎重な検査を行い完成品にしている工程等を参加者は興味深く見学した。
 工場見学の後はホテルの講演会場に移動し、天台宗の僧侶である藤井妙法氏の「成功の哲学 成功する物の見方と考え方」と題した講話を聞いた。藤井妙法氏自身の数奇な少年時代の暮らしぶりから得た体験談を中心にマイクもいらないほどの迫力ある話術に圧倒された。参加者からは「時は命なり」との講演内容に眼からうろこが落ちたと大変好評であった。その後、JAM山梨労使会議の幹事組合でもあるキトー労使と講師の先生も参加し、情報交換、懇親がされ大変有意義な一日となった。

キトーの工場を見学する参加者
キトーにて参加者集合写真

JAM長野

第15回労使会議

ものづくりの歴史と情熱を実感する

2007年11月26日(月) JAM甲信は長野労使会議を上田市の松山(株)にて労使計36名の出席により開催した。松山(株)ではトラクター用作業機をメインに生産しており、工場見学では加工〜塗装〜組立〜検査まで一貫生産をしている現場を見学することができた。参加者からは「整然としている工場で多種類の製品をよどみなく生産しており参考になった」との声が聞かれた。また展示室では創業当時の製品も展示してあり、参加者は松山(株)の伝統と歴史の重さ、ものづくりへの情熱を肌で感じることができた。
 工場見学後、上田東急インに場所を移して 気づきナビゲーター 人と組織研究所代表の高橋貞夫氏より「変化をチャンスに変える 気づきからモチベーションは高まる」と題して現場に飛び込むこと、自分が変わることの重要性について講演があり出席者は興味深く聞き入っていた。

松山の工場を見学する参加者
高橋貞夫氏による講演の様子

JAM長野

第14回労使会議

スケールの大きさに驚嘆の声

 2007年6月27日(水) JAM長野は労使会議を横浜市の石川島播磨重工業(株)にて労使計36名の出席により開催した。参議院選挙にて共同歩調をとる基幹労連の好意により今回の工場見学が実現した。石川島播磨重工業 横浜事業所は原子力及び石油化学プラント用大型圧力容器、自動車用大型プレス機、護衛艦および一般商船などの船舶を製作している。巨大な船舶の製造工程や20cmを超える鉄板の曲げ工程を見学した。参加者からは「スケールの大きさに圧倒された。モノづくりの技術伝承がしっかり根付いている。重工業の製造現場をみる貴重な体験ができた。」等の感想が多く聞かれた。
 工場見学後、近くの横浜中華街にて美味しい食事とともに労使の意見交換の場となった。

石川島播磨重工業を工場見学する参加者
参加者全員による記念撮影

海外視察
ベトナム
活気あふれるベトナムに好感度アップ

 JAM長野労使会議は第2次海外視察として2006年10月30日から11月4日までベトナム視察を労使合わせて17名にておこなった。2日目(現地での初日)、最初に訪れたのは首都ハノイ。旧北ベトナムにあたり、亜熱帯気候で思ったより涼しい気候であった。工場視察は最初にスタンレー電気を訪問し工場見学をおこなった。850名の従業員が整理の行き届いた工場内で働いていて、定着率は85%と工場運営が順調であることがわかる。午後は都心より少し離れた日信工業へ向かう。主に自動車&2輪のブレーキシステムを製造して、730名の従業員を雇用して、日本への派遣研修も常時おこなっているとのこと。空港からの道を整備している状況であり、ベトナムは全体的に経済の発展にまだ道路を含めたインフラ整備が追いつかないことがわかる。食事に関しては「フォー」というお米を練った麺が美味しい。他に春巻き、酢豚、チャーハンなど、多少個性的であるが、全体としてあっさりと美味しく視察者には好評であった。3日目午前中はハノイ市内を視察し、ホーチミン廟前の公園を見学した。午後は旧南ベトナムのホーチミン(サイゴン)へ飛行機にて移動しJETROを訪問した。

スタンレーで集合写真
スタンレー現場作業の様子
日信工業で集合写真
日信工業の工場見学
ホーチミン廟にて記念写真
料理はあっさり美味しい(生春巻き)

 4日目はエムケー精工を訪問した。灯油ポンプなど我々に馴染み深い日用品を素材から組立まで従業員250名にて生産している工場である。工場のある工業団地は経済特区的扱いで税制面など優遇措置があるとのこと。賃金面では男女差はなく、現場でも男女同様の作業をこなしているのが印象的であった。最後にエムケーサイエンスを訪問した。辰野町に本社があり、メッキや振動モーターのサブアッセンブリーをおこなっている工場である。ちょうど、本社の三浦社長が来ており、詳しい話を聴くことができた。組立では非常に小さな部品を扱っていて、ベトナム人は目がよく器用という話にもうなずける仕事ぶりである。また、「整理 整頓 清掃」を教え込むのは大変苦労したようだが、工場内はゴミひとつなく大変きれいであった。現地最終日は郊外の戦争時にゲリラ戦の為作られた「クチトンネル」を視察した。
今回の海外視察を通してベトナムの感想は急激な経済成長に道路などインフラ整備が追いつかない状況、また国として若い為、経済関係の法律が整備されていなく、たびたび変更なる点、現地進出企業がまだ少なく、部品調達が厳しいなどマイナス要因があるものの、活気あふれる街、物価が日本に比較して1/30程度であり、勤勉な国民性を有して、親日であり、治安状況も悪くないなどプラス面をより多く視察することができ、視察者からはベトナムに対する見方が変わったと、好感度アップの感想を多く聞くことができた。

エムケー精工での集合写真
エムケー精工での会社説明の様子
エムケーサンエンスでの集合写真
エムケーサンエンス現場作業の様子
ベトナムはどこでもバイクでいっぱい
クチトンネルを体験見学