フランス
花の都パリ…ロンドンからユーロスターで海底トンネルをぬけてパリに入ると、空の色も空気もなぜか違う感じがする。なんとなく華やかさを感じる。芸術家たちが活動した街並、そして多くの美術館…オルセー美術館 ・ルーブル美術館 ・オランジェリ美術館 ・ピカソ館など数限りないほどの美術館がある。
美術館見学、鑑賞は体力・気力が必要だと思った。とにかく一生懸命一つでも多く見ようとするため疲れるのである。目は疲れ足は痛くなる。

一つの美術館をゆっくりと時間をかけて鑑賞したいものだが、そういうユトリのない旅なのだから仕方ない。本でしか見たことがない絵を間近に鑑賞できたことは嬉しいことである。
オルセー美術館の見取り図
パリのノートルダム大聖堂・・・・ローマ・カトリック教会の大聖堂

ゴシック建築を代表する建物である。バラ窓のステンドグラスは寺院の正面入り口の上と南側と北側の3個の円形のステンドグラスがある。
南と北の窓は作られた時代が違うので、このように比べてみると違いがわかる。


ノートルダム大聖堂の裏側に当たる。正面は観光客が多すぎていい写真が撮れず裏に回ったのである。この右側に小さなストアがあり、アイスを買って裏のベンチで食べながら裏側から見る寺院もいいものだ。
         ベルサイユ宮殿入口
宮殿の中はキンキラで、目が疲れるので裏庭にまわる。
庭といっても自然の美しさは感じられなかった。    →
オペラ座近くのビストロで昼食…ワインの味など分らないが乾杯!!
ムーラン・ルージュ
パリのモンマルトルにあるキャバレーである。屋根の上に赤い風車がある。歌やダンス、フレンチカンカン、大道芸などを見せるショーで観光名所である。
画家のロートレックが通い詰めて踊り子たちをモデルにポスターを描いた。薄暗い廊下や観客席の後ろなどに、ロートレックの絵が掲げてあった。

ロートレック・・・
パリのムーラン・ルージュ(赤い風車)や酒場によく出かけてお店のポスターなどを描き、ポスターが芸術作品と評されるようになる。
ロートレックの生家は、南仏アルビのトゥルーズ伯爵家に生まれる。子供の頃足を怪我して足のに発育が止まり身長が152cm位しかなかった。
身体障害者として差別を受けていたこともあってか、踊り子や夜の女達に共感する。アルコール中毒と精神錯乱で36歳でこの世を去る

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美術館巡りの後夜の街へ・・・ムーラン・ルージュのあの華やかなディナーショーの中で、私は昼の美術館巡りの疲れで居眠りをしてしまった。あの音響も輝く照明も次第に遠のき、心地よい眠りに一瞬陥った。友人たちはその姿を見て大笑い。。。。 

ステンドグラスのネックレス