Know-How P02 【資金フロー】

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今までの手続や契約のなかで,どのタイミングにどれだけのお金が必要だったか,資金フローをまとめてみました。

Hyde達の場合は,

土地の購入 → 建築士による設計 → 工務店による施工

という流れで進んできました。
いろいろ手続きしていて思ったのは,この流れで家を建てようとすると,まとまった資金がないと難しいということでした。

ハウスメーカー等に依頼した場合,土地の紹介から資金計画まで,いっさいをお任せできると聞きます。
建築士に依頼した場合,土地情報は回してくれますが,資金に関しては「施主側の責任」とのスタンスです。
当たり前のことだと思いますし,自分の家を思ったように建てるのでしたらこの程度の労力を惜しむべきではないと思います。
しかしその一方,初めての経験で良く分からないところに,何千万という大金が動くのですから,そのストレスたるやかなりのものです。
建築士さん自身がファイナンシャルプランナーになる必要はないですが,その手の専門家とタイアップして「資金計画から面倒見ます!」という特色を打ち出したら,結構需要が多いと思うんだけどな〜。


土地の取得時

土地の取得時にかかった金額です。
Hyde達の場合には都市公団の土地分譲ですので,一般の不動産屋の場合と異なる点が多いと思います。
また,融資も銀行ローンではなく公団の割賦払いを利用しています。
(土地はHydeとKumadonの共有名義にしましたので,各種証明書等は単独名義の場合の2倍かかっています。)

年 月 時 期 金 額 適 用
2002年2月 資格確認直前 300 住民票1通
資格確認時 50,000 契約保証金
2002年3月 譲渡契約直前 ?00,000 所有権移転登記 登録免許税
約15,000 所有権移転登記・抵当権設定登記 手数料
15,000 土地譲渡契約書 印紙代
約2,000,000 一時金
15,000 ポケットパーク管理費(一時金)
\315 振り込み手数料
\1,800 印鑑証明6通
\300 住民票1通
?0,000 団体信用生命保険料(第一回分)
2002年9月   保留中 不動産取得税
2002年11月   ?00.000 2002年度分 固定資産税
合計金額は300万には届いていません。
あと,家が建っていない宅地の固定資産税は高いです。
2003年度もこの金額が科せられると思うと泣けてきます。(1/1の土地の利用状況によって決定されてしまうので…。)


建築士との設計監理契約・工務店との建築請負契約

この二つの契約は,契約時期は違っているのですが,支払いが重複する部分がありますので,一つの表にまとめてみました。
グレーの部分は予定です。

年 月 時 期 建築士への支払い 工務店への支払い その他
2002年3月 設計業務受諾 設計監理報酬 1 105,000        
2002年6月   設計監理報酬 2 105,000        
2002年7月 基本設計完了 設計監理報酬 3 ?58,875     振込手数料 472
手数料 7,350     地耐力調査費 73,500
2002年10月 実施設計完了 設計監理報酬 4 ?58,875     振込手数料 472
確認申請手数料他 17,877        
2002年12月 建築請負契約 設計監理報酬 5 ?58,875     振込手数料 472
    第一回 契約金 500,000 契約書収入印紙 15,000
2002年12月 起工     第二回 中間金 ?,000.000 振込手数料 840
2003年2月 上棟     第三回 中間金 ?,000.000 振込手数料 840
2003年8月 竣工 設計監理報酬 6 ?58,875     振込手数料 472
2003年10月 財形融資実行     最終回 残金 ?,000.000 振込手数料 840
2003年?月   精算        
2003年?月 財形融資実行     精算 振込手数料
建築請負契約締結から上棟の間にはまとまった資金がポンポンと出ていき,資金の工面がなかなか厳しかったです。
なお,建築請負契約締結後,財形住宅貯蓄の一部払出(貯蓄額の9割)をしましたが,焼け石に水ですね…。


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