４月２６日
５時起きをしました。しっかり雨が降っておりゴルフは大丈夫かな・・・ 天気予報を見たら午前には
雨が上がり２５度前後まで気温が上がると・・・ようーし出発。
会社でＨさんと待ち合わせをし１台で、会社の同僚は４人で別の車で向いました。
パーキングで待ち合わせをしゴルフ場に着いた頃には雨はほとんどあがっており、陽射しまで
さしてきて、文句の言いようの無い御天気に恵まれ最高のゴルフになりました。スコア―は・・・・。
やはり左膝が少し痛みましたが、１８ホールを回れました。考えて見たら、背中にでっかい傷が
２本あり、２月に手術をしたばかりなのに、ゴルフが出来ると言うことは幸せの極みであります。
体力がやはり落ちているのか坂を上がるのがちょっとつらかった。今日はとってもハッピーでした。
4月２４日
本日は病院に行き、いつも血液検査の待ち時間が長いので、受付だけしてレントゲンに行きました。
レントゲンは胸だけと思っていたら、先生の配慮で膝のレントゲンも予約が入っておりました。
それで遅れて血液検査へ行くと、順番がすっ飛んでいましたがすぐやってくれました。
血液検査は白血球は３４００で３回目の抗癌剤をしました。胸の写真は大丈夫でしたし、膝の骨は
大変キレイですと言われました。もし転移をしていれば炎症を起こし写り込みがあるそうです。
でも念の為に念の為に５月１日に骨シンチをします。
本当にこの病気はいつどこに発症してくるかわかりません。いつも怯える自分と何とかなるという
楽天的な心構えをダブルで持っていなければなりません。見守る家族も本当に大変です。私の機嫌や
体調にいつも気を使ってくれている訳ですから。 ありがとう、ありがとう。
姉から電話があり、私達の思い過ごしかも知れないのに、小さい事もチャンと耳を傾けてくれる先生に
出会った事に感謝しなさいと言われました。Ｔ先生に本当に感謝します。
膝の痛みはだんだん薄れてきています。いろいろ考えて見ましたら、膝を伸ばしてしまった状態で、
サポーターで保護して１周間、もう大丈夫、明後日はゴルフに行きます。
胸腺ガンで予防の為抗癌剤で入院しているＭ君を見舞いました。昨日ぐらいから食欲も出て大変元気に
なっていました。本当に良かった。抗癌剤は今回のクールで終了で、様子を見ていくそうです。
５月１７日からの玉川をお誘いしてみました。
4月２３日
毎日ちょっと寒い日が続いています。今日は小雨でした。
左の膝は歩くのに支障はないのですが、屈伸ができませんし、走ったりすると結構痛いのであります。
明日３回目の抗癌剤ですので、先生に膝の事を詳しく見ていただく予定です。先生からこの際、精査すべく
脳のＭＲＩの検査も入れて頂きました。とにかく膝はなんでもない事を祈りたい。
今日５月の１７日からの玉川温泉への列車の切符を購入してきた。田沢湖で２時間の待ち時間があるが
おはよう秋田往復切符でグリーン車利用が２５０００円なのです。ただしこまち１号6：52発を利用しなければ
なりません。帰りは好きな時間を利用できるので、今回はグリーンでゆったり行く予定です。
ﾊﾞｽは9時２０分と11時50分ですから、田沢湖のほとりで散歩でもしようと思っています。
４月２１日
金曜日に歩きすぎたか？、ひょっとしてひねったか、土曜日から左膝が痛く少し心配です。
膝のお皿の上の部分が腫れておりました。２日間冷やしたら、今日は痛みも殆ど消えました。
どこかが痛いとか、調子悪いとかは、全て悪いほうに考えてしまい、いけません。
先生に連絡をとりましたが、やはり念のために骨転移を懸念し５月１日に骨シンチの検査を入れて頂きました。
３月の副腎手術の前に骨の検査をした時はなにもなかったので、何も無いと信じているのですが・・・・。
食欲はありますし、体重も２キロ増え、体調はとても良いです。いつになったら少し気が楽になるのやら。
４月１７日
白血球は３９００で、本日２回目の抗癌剤をしました。
先日の免疫治療学会の講演で抗癌剤を拒否されたものですから、心配でなりません。
先生に今回打っている抗癌剤の量について確認をしました。私の予防的に打っている量は、ターゲットがいる
場合の量より少ないのですかと質問をしました。解答は“副腎に転移のスピードが早かった為、やはり体内に
見えないがｶﾞﾝが存在すると考えられるので、通常の量を点滴しているそうです。
先生に免疫細胞療法について質問をいたしました。現在世田谷のSクリニックとはT病院と提携治療もあり、
快くご返事をいただきました。先生からご紹介状を頂き、この抗癌剤治療終了後、様子を見て７がつ頃から
始めようかと思っています。
最近西洋医学にだいぶ傾いていますが、けっして東洋医学を忘れて居る訳ではありません。いまも藁をも
すがる気持ちを忘れずに、生きてやるぞと決心を強めています。
昨年５月にM病院で隣りのベッドだったM君の訃報を知りました。４月１３日に４０歳の若さで他界されました。
心から冥福を祈ります。本人と３月に御話をしていた時は、予防的に抗癌剤をしていると聞いておりましたが、
胸腺ｶﾞﾝの末期で、昨年手術をした時にはもう手遅れだったそうで、本人には告げていなかったそうです。
奥様や、お兄様はご存知だったそうです。見舞いに行ったときに“チョットしたきっかけで良くなるよ”と、
そこまで悪いと知らないで励ましていたのですが、知らないからこそ言えたのだと思うし、会いに行けた訳です。
看病していた家族の方はさぞつらかったと思います。本人は本当に知らなかったように思えます。
知らないは知らないで幸せだったかもしれません。とりとめのないことを書きましたが、チョット複雑な気分です。
4月１３日
昨日は家内と日本免疫治療学研究会主催のがん治療の最前線という講演会に行ってきました。
1.免疫細胞療法の現状と課題では抗癌剤の効果についての否定説明から始まり、人の体の構造上
早く成長する細胞をやっつけてしまう性質があり、がんも早く成長するが、それよりも白血球や免疫を
つかさどる細胞群が抗癌剤にやられる可能性が高い。
その点免疫細胞療法は自己の血液からの培養で体への負担はほとんどないと言っても過言でない。
2.食と免疫では何といっても栄養素（食物）の他に非栄養素（フラボノとか）をいかにうまく摂るかです。
3.切らずに治すでは、重粒子線がん治療と言うことで、放射線の中でも重い粒子の放射線を当てる事で
の効果が実証されています。
どれもこれも、いかにがん患者の体に負担の掛からない治療です。でも財布に負担がかかります。
しかし、免疫細胞療法には説得性があります。１回の治療が20万円で６回が通常です。さてそれが
高いのか安いのか。自分の命ですから慎重に考えなければなりません。
今日はバーゲンに付き合いました。抗癌剤第一週としては体調がすこぶる良い。額に湿しんが出てきた
ようです。痒いとかはないのでほうっておきましょう。
4月10日
本日、術後の補充治療という事で、抗癌剤を受けることにし、Ｔ先生から説明を受けました。
治療名称は“タキソールによる外来化学療法”です。毎週木曜日に通院で点滴をします。
診断は右肺がん（術後）、左副腎転移（術後）に対して、ＣＴ等の画像上は腫瘍の遺残や断端再発、
遠隔転移もなしです。が、治療は経過観察と、化学療法をしていくという事です。
但し化学療法は有効であるとする明らかなエビデンスはないと思われます。しかし肺ガン摘出からあまりに
短期間に副腎転移が見られ、やはり私の血流にがん細胞が存在し、いずれどこかの臓器にくっつき、
またぞろ転移などとならないためにも、気休めかもしれませんが、抗癌剤治療を受けることにいたしました。
やる以上はやはり効果を期待し、出来れば5年や10年ぐらいの発症が抑えられてくれれば最高であります。
体調が良いからこの治療が出来るわけであります。
先生から説明を受け、抗癌剤はタキソール100mlを、8回する予定です。ただし白血球が下がったり、
体調が悪くなったら即ヤメですね。
副作用はアレルギー、消化器症状や、骨髄抑制、脱毛、間質性肺炎、抹消神経障害、肝、腎機能障害が
考えられるそうです。こんな話しを聞くと、とっても恐ろしくなります。
ですから、点滴が始まりましたらさっそくザンタック（胃薬）、ステロイドを点滴に流し込み、途中に吐き気止めの
点滴もし、アレルギーを和らげる飲み薬を飲みながらやりました。
本日の白血球は3900で問題なしです。3時間近く掛かりました。
ビタミンB6と、B12が不足する為にビタミン剤も頂きました。
会社に戻ったらなんとなくふらつきます。気分は悪くないのですが、少し頭がボーっとしています。
たださえ花粉症の薬を飲んでいるのでボーっとの２乗です。
今回は体調の変化を注意しながら８週間を過ごしていくつもりです。
4月8日
朝から雨でうっとおしい日でした。でも気温が上がりようやく背中がぞくぞくする感じがなくなりました。
背中の傷は順調に回復しています。左下腹部は痺れがまだとれませんが、風呂にゆっくり浸かれ、
筋肉がほぐれる感じです。
4、5、6日に2泊3日で金沢に行って来ました。6日に、3月28日に亡くなったOさんの御参りに寄りました。
本当に骨になっちゃいました。いつも御家に遊びに行くと、何をしゃべると言う事もなかったのですが、
御互い同病の苦しさや悲しさを感じ合えていた。本当に残念でなりません。
奥様から亡くなる間際のことや、モルヒネを投与してからのことや、最後は本当に苦しみもなく召され
本当にやさしい死に顔だったことをお伺いしました。まだ実感が湧きません。2月の末頃に励ましの電話を
入れたときに、Oさんは私に、とにかく癌患者の先頭に立って、頑張って生き続けてくれと、言ってました。
それが最後のメッセージになりました。
なくなる10日前に子供達に大事にしていたローレックスの時計を渡したそうです。いろんな整理ができた
のかなあと、私が心配する必要もないが・・・・ 心残りは一杯あったと思います。
私に、ついつい当てはめてしまって考えさせられました。5月に一緒に玉川に行く予定でしたのに。
一緒にゴルフに行こうと言っていたのに。
安らかにお眠りくださいと心から祈ります。
４月７日
２００３年４月７日 今日は鉄腕アトムの誕生日だそうです。
私達夫婦は子供の頃、目を白黒して見ていた漫画です。
夢のような未来が、本当に来るのかしらと思いながら見ていた大好きな漫画でした。
でも、その頃夢と思っていた事が現実になっていることも沢山あり人間の能力の素晴らしさを
感じます。
残念な事に、ｶﾞﾝと言う病気に関してはどうでしょう…？！
どんな進歩があったのでしょうか…？
早期発見で完治することも、告知する事も、誰でもこの病気になる可能性もと色々日々進歩は
しているようです。
でも、現実私達の回りのｶﾞﾝ患者は…やはり命を落として行きます。
医療もアトムの世界のような進歩があると嬉しいです。
４日の夜から主人は金沢に出かけました。
５日に仕事の為、手術の前に金沢に出かけてから2ヶ月が経ちました。
父や母達は、主人の顔を見て安心したようです。（少しスリムになったけど元気そうとすぐに電話が
ありました）離れているため日々の主人を知らないので、心配しています。
心配だろうけど、近くで全てを目にする事がなく良かったのではないでしょうか…？
親の目から見ると辛い事は一杯あると思います。
２日ぶりなのでお風呂上りの背中の傷を、思わず確認しました。 大丈夫！
やっと私の中から今回の手術に関する表面的な事が終わったように思います。
今日の新聞の折込みに記事に、第４の選択肢・免疫細胞療法がまた紹介されてました。
前にもA新聞に大きく紹介されてました。 気になります！！
ただ、料金の事、本当の効果などが問題です。 でも、気になります。 M
4月3日
Ｔ先生の転勤で、今日からＴ病院へ転院しました。朝一番に病院へ行き、初診の手続きをし、待ちました。
先生はほとんど遅れることなく一番目で診察が始まりました。
Ｘ線を撮影してきて、再度診察室に戻り、傷の状況を見ていただき、今日で保護無しで風呂に入って良く
なりました。
抗癌剤を始める件を相談し、今日からのつもりでしたが、準備ができなく来週からになりました。
抗癌剤はタキソールを40ml、点滴で1時間で入れます。以前タキソテールを35mlを週１回、６週間やりました。
今回は４ヶ月間、いわゆる４クールする予定です。今日は副作用について説明を頂きました。
手足のピリピリ感や食欲が落ちる、頭髪が抜けるなど一応多少弱いですが普通一般の副作用があるそうです。
今回の副腎転移がなければ抗癌剤は勧められなかったのですが、この転移で血流に癌が乗っている
可能性が高く、抗癌剤をする事で転移や別の原発を避けられるのではないかと言う薄い希望です。
でも後であの時抗癌剤をしておけば良かったと後悔しないためにも今回は決断をしました。
とにかく生き延びていくぞーーー。
４月１日
私の体から完全に癌が消えました。もう心配はありません。
なんて言って見たいですね。今日はエイプリルフール、嘘でもついて自分を奮起しなくては。
さて今月のタイトルを考えておりますが、なかなか浮かんできません。・・・・・・・・・・・！
そう言えばようやく桜が咲いてきましたし、安定もしておりますから“ちょっと春が来た”にしましょう。
花粉症で目頭が痒く、鼻水もズルズルで、くしゃみが出ております。
癌は少し御休みをしてくれていると思います。
今週の３日にＴ病院へ転院し、抗癌剤を始めようと思っています。いろいろ不安はありますが、やはり血流に
乗っている癌の芽を叩いておきたいと言うのが本音です。
癌を再発、転移させないよう、それを信じて治療をします。
体調は大変良く、食欲もしっかりあります。体重は６６キロになりました。運動が不足しております。
4月になり新年度がスタートです。
主人が仕事の為、Ｏさんのお別れに私が行って来ました。
彼の顔は天使のようにキレイで穏やかでした！
いろんなことを考えさせられました。 そしたら今日までここに書く元気がありませんでした。
今年に入って、50代そこそこの若い主人の癌友、友人が天に召されてしまいました。
とにかく、ショックです！
でも、この二人の友人には 「よく頑張ったネ！ゆっくり休んで下さい。」と言いたいです。
ただ、看病していた奥さん達にかける言葉が見つかりません！！！
あまりにも気持ちが分かりすぎて…。
何を言っても虚しいだけです！！！ Ｍ