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3月3日                            

3月1日の夕方、トランスファーファクター(TF)の会員で2月に僕のホームページをヤフーで検索し、
長い長いメールを送ってくれた、熊本のYさんとお会いした。とっても感じの良い方でした。
TFは免疫力を高めてくれる、健康食品です。内容については詳しく書きませんが、Yさんのメール
アドレスを掲載します。御問い合わせはこちらへ。
mars@s4.kcn-tv.ne.jp
TFのホームページは  http://www.4-life.com/JP/index.html 

2日は一日金沢で会合があり、夜、パーティで少しビールを飲んで、気を緩めていたのだろう、実家に
帰り御風呂に入ったら少し咳が多いと思っていたら、血痰が全然止まらず20分ぐらい続いてしまった。
早く寝れば治ると思って、止血剤を各2錠飲み、寝たが、夜中に何度も咳と血痰に起こされ、相当量の
血痰が出た。朝まで続き、久しぶりの血痰にショック!まさか貧血を起こすのではないかと不安だった。
朝ご飯をそこそこに止血剤を飲んだら落ち着いてきた。10時頃には止まったくれたので一安心。
なぜこんなにも集中的に血痰が出るのでしょうか?パパイア酵素を飲んでから残骸が溶けるとM先生が
おっしゃっていたので、溶け出してきているのなら出血もしょうがないが、不安だぞ!

今日は昼過ぎの便で東京に戻り、中野サンプラザでビデオ撮りの手伝いをした。血痰はほぼなかった。
 

3月5日

4日朝6時に起き、妻と長女を箱崎に送った。二人して南国グアムに出発。次女と私は御留守番。
夕食は次女がしてくれた。咳がひどかったので、不安だったが、止血剤を1錠づつ飲んで早く寝たが、
案の定、夜中3時間余り血痰が出つづけ1時半に止血剤をもう1錠づつ飲んだら血痰が止まり、
ようやくぐっすり眠れた。余りに量が多いので気になる。
今日Fクリニックへ行って、止血剤と抗アルレルギー剤を貰う。
夕方M先生に電話をして症状を訴えたが、とにかく止血剤を飲んで、血痰を止める事が優先。
どうも先日からの鼻炎の薬が悪さをしていると思う。喉が乾いてカラカラだったから、その影響かも。
早く花粉症の季節が終わって欲しい!
 

3月8日

昨日、27回目の結婚記念日だった。無事家内と長女が帰ってきた。
4日に血痰があったきり、落ち着いている。朝晩に止血剤を各1錠飲んでおさまっている。少し不安が
遠のいた。僕にとっては、咳や血痰が今の状況を一番表している。変化がないことがうれしい。
金沢のOさんから、食欲不振と熱があるとメールをもらった。彼も毎日のいろいろの変化に不安に
なったり、落ち着いたり、私と同じだ。良くなるイメージを膨らまそうよ。
 

3月10日

昨日長女の卒業式に出席できた。すごく嬉しい。
今日、日曜日、久しぶりにまったり過ごしている。すごく気持ちが落ち着いている。
毎日こんなにくしゃみが出なくて良いのにと思うほど、つらい花粉症と戦っている。
癌の事を完全に忘れさせてくれます。が・・・・・
強い薬を飲んでいたせいで、喉が切れ、また気管も乾燥し、それで出血をしていたようだ。
止めたら即出血が止まった。
抗アレルギー剤は一日1錠飲んでいるが、あまり効いていない様子だ。
家内が勧めてくれた、APフォーミュラが鼻とくしゃみを抑えてくれている。
先週のバタバタと不安がウソのようです。

熊本のYさんが、友人のお父様の癌闘病の事をメールでくれました。
私の気持ちを伝えるなら、高齢で癌を発症した方は諦めているわけではないでしょうが、覚悟をしてしまい、
自分の心の中に、生きて行くベクトルを探すのに時間が掛かったり、探すと言う努力を余りしないような
気がする。周りの家族はまだまだ生きて欲しいと願っているのに、居て欲しい大切な存在なのに。
本当にやる気を持って、前向きに考え出せば、生きるベクトルを掴むと思います。
毎日の少しの良い方への変化が、前向きを出させてくれるのですが。ちょっとの良い結果が欲しいと思う。
こんな気持ちの変化が癌患者にとって、大きな支えになっていくと思う。
 

3月16日

13日の夜中、前の晩11時ごろに寝たが、家内が余りにすごい鼾をかいていたので、心配になり私を起こして
しまった。ところがそれから咳と血痰が続きほとんど眠れず、止血剤を飲んでも余り効果なく、不安な一夜を
過ごした。血痰は朝には止まり、午前会社を休んだ。鼾をかいたことで喉に相当のダメージを与えたようだ。
その後咳はあるものの、血痰は落ちついている。花粉症は鼻をつまらせ悪さばかりだ。
愛知のF君から抗癌剤をこなしていると、メールが届いた。無理な事はしてはいないと思うが、気をつけて
ほしい。
金沢のOさんは抗癌剤の投与も終了し、体が少しづつであるが、元気になってきていると連絡があった。
ちょっと元気になったり、少し良い事があるとQOLが上がる。毎日良い事があるといいなあ。
 

3月18日

9時にS病院へ検査のため入院した。喉からの出血や咳の原因を見る為です。午前中にX線撮影と心電図を
とった。X線は相変わらず右上葉肺は無気肺になっている。
13時30分に呼ばれて、気管支鏡の部屋に入った。さっそく吸引の麻酔を約15分し、その後、K先生が
例の鶴の首のような麻酔噴霧器で喉の奥をどんどん進んだ。主治医のC先生も来られ、約40分の撮影や、
癌と思われる部位をかんしで14、5回つまんだ。癌細胞がない事を祈りたい。
検査後に撮った写真を見せてもらった。やはり右上葉の入り口に糜爛のようにぶら下がっている感じで
塞がっていた。
私は一昨年の状況と違うと思ったが、C先生は同じだと言う。今回検査は3回目やはり苦しい検査だ。

気管が二股に分かれ少し奥に入った所に上葉への分岐部がありますが、その入り口に白くなって
ぶら下がって見えているのが出血の原因であり、私の癌である。白い所は壊死をしていて、
その上の紅く膨れているところから出血。
19日の9時30分に主治医のC先生や昨日のS先生やK先生の巡回があり、
C先生からは化学療法を勧められた。
細胞診の結果が出ていないのに、抗癌剤を勧められて、私はちょっとムットきたが、
とにかく結果を期待したい。
以前の大量の血痰が出た時、検査をしているが、その時は血痰からクラス1、クラス2の細胞しかなく、
癌細胞はなかった。
それを考えると、今回つまんだ細胞は、出血している部位であり、おそらく癌細胞はないと信じたい。
西洋医学で細胞が癌と言われても、M先生の言葉通り、その癌細胞はもう死んでいると思うし、信じたい。
 

3月21日

19日に金沢のOさんがM先生の診察を受け、なんと癌のエネルギーが消えたそうだ。すごいぞー
余命3ヶ月と言われた人がここまで元気になってくれた。本人は抗癌剤も併用しながら、いろいろの
健康食品を摂取し、漢方も摂り入れ、マイクロウエーブをし、今日を迎えられた。
M先生の治療を受けたのが昨年の12月。1月はオーリングテストで指がパカパカ開いていた。
たった3ヶ月でここまで来れた事は快挙だと思う。本当におめでとう。これからも検査を続けながら
平穏な日々が続いて行く事を心から祈ります。これを読んでくださっている皆さまも私も励みになるのだ。
今日は東京は22度、桜が満開だ。今日は次女のバトンの新人戦がある。今から応援に行って来ます。
 

3月22日

夕方5時30分からM先生の診察だった。オーリングテストでは癌のエネルギーは0だった。
これで29日のS病院の結果が楽しみになった。
癌の残骸は少し大きくなったと、言われた。
熊本のYさんから預かったTFをテストしたが私には合わなかった。M先生に資料と一緒に預けてきた。
健康食品はアガリクスは10錠、AHCCは1包、花粉症がひどいのでAPフォミュラーをテストしたら3錠が
バッチリあった。
M先生は、残骸がそんなに咳や血痰をもたらすなら、レザー手術等で切除してしまった方が良いと
言われた。29日にS病院で診察と検査結果を聞きに行くので、C先生に相談しようと思う。
 

3月26日

今日は13時40分からMRIの検査をしてきた。特に胸を中心に検査をしたようだ。
台にベルトでしっかり固定され50分間の長い検査だった。なにか土管の中にはまっているみたいで、
閉所恐怖症になりそうでつらかった。結果は29日に聞ける。
この検査で何を検査するか聞いていないので?????なのだ。
昨日から妻も娘達も金沢に行って本当に久しぶりの1人だった。随分心配かけてきたから少しの休養だ。
でも本当に1人で過ごせる事になった事がうれしい。
 

3月29日

9時30分に放射線のS先生の診察があり、先日の採取した細胞の結果が聞けた。細胞は壊死をして
いますとのこと。私がやはりですかと申し上げたら、先生から喜んではいけないよ的一言があり、すぐ横の
取れていないところはわからないと言われた。軽軽しく喜ばないけど、18日の白くなっている所は壊死を
しているようだ。

今回初めて撮った肺のMRIの画像です。左の背骨の左側に薄く白くあるのが癌です。右側の写真は無気肺に
なっているのがわかるし、どこに悪い部分があるかわかる。
13時頃からC先生の診察があった。
最初、今回の気管支鏡の写真を見ながら、白い所が扁平上皮癌の細胞が出てきていて、循環障害を起こし
壊死組織になった。白い上の紅くなっている部分は出血の中には癌細胞はなかったが、
その部分は生きていて(本当に生きているかな?)そこを採ると出血するので今回は採れなかった。
その塊はキャンサーでしょうねと言われた。この部分が塞がっているから、上葉の奥にカメラは入れなかった。
私から手術を出来ないかと伺った。癌が大きくなっていないので可能性があるかもしれないと。
私は知らないが、C先生が以前私の状態を診てもらっている、M病院の胸部外科S先生に相談してはどうかと
提案があった。腹腔鏡にてレザーにて焼く手術は出来ないかと伺ったら、はっきり無理と言われた。
私のキャンサーは縦隔に入り込んでいるので、全部取りきる時は相当危ない手術をしなければならない。
やる先生もいれば、やらない先生もいる。上葉の切除と気管支の壁も取るのでむずかしい手術になる。
最低限スリーブリゼクションをしなければならない。うまく縫うことができれば合併症が少ないだろうと言われた。
今回の咳や血痰は、以前放射線で縮小し、開通していたがまたモリモリと出てきた。ただし他の部位に
行っていないので、ここだけなんとかすれば良いかもしれない。あとは技術的な事だ。と・・・・
病理検査はクラス2だった。クラス3からは癌細胞ですからセーフ。MRIはなんで受けたのか伺った。
先生から、周りの状況を確認するためで、リンパ節はきれいです。肺動脈もきれい。心臓に迫っているが
入り込んでいないので大丈夫。心臓の壁はしっかりしている。右上葉がスポット取れればよいのだが
一部気管の粘膜も取るので、それが可能かどうかS先生と相談して下さいで、今回の診察は終了。
C先生の口調は大変慎重でした。しかし初めて手術を勧めてくれたのだが、私も慎重に考えよう。
 

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