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4月1日

 3月27日に鼻炎の薬をやめたら、28日の朝は出血が止まった。不安な一日だったが、
29日の朝もなかった。
鼻炎の症状も軽く、大丈夫みたいだ。
11時の飛行機で本社へ、会議中不安だったが出血が止まって、安心できた。
姉の家に泊めて貰ったが、母のいびきと、姪の娘の夜泣きでぜんぜん眠れなかった。
 31日にゴルフ。
ゴルフは寒かったが、久しぶりにシングルで飛ばしやWさんと回れて、テンションがあがった。
17時35分の飛行機で東京に帰る。4月1日の朝全く出血なし。
 

4月3日

2度目の位置決めで今度はマークが小さくなった。

鼻なのか、喉なのか、出血がひどかったので、C先生の診察を受け、明日の耳鼻咽喉科の予約をしてもらう。
相当不安を感じていた。4月2日で30回の放射線を終了したが、S先生より、後五回やりましょうと言うことで、
念のため追加をしてもらった。当てる場所を絞る為、位置決めをして、さっそく1回を照射した。
 

4月4日

耳鼻咽喉科の診察を受け、ファイバースコープにて鼻から喉を見ていただき、鼻炎は立派と言われたが、
2次ガンはないといわれ、一安心。
 

4月10日

4月6日は放射線をお休みした。6日は本社出張。7日はHさん、Wさん、Mさんとゴルフをした。
久しぶりのメンバーで、大変楽しかった。9日,10日で五回の照射が終わり、放射線が終了した。
とにかく最善は尽くした。あとは4月26日のCTスキャンの結果を待ちます。
 

4月13日

18:30にM先生を予約してあり、家内と17:15に会社で待ち合わせし、横浜に向かった。
13日の金曜日仏滅を気にもせず、放射線が終了しているから、少し期待をしオーリングテストを
していただいた。
見事にどこにもガンの気配がありませんでした。昨年の10月19日以来のバンザイです。
飲んでいるアガリクスも合っていて、最高の気分で中華街でビール1本の祝杯を上げた。
その後横浜駅で血痰がドカット出てしまった。やはり酒はいけないと実感。情けない
 

4月16日

山口のHさんからメールが届いた。
 こんにちは。ご無沙汰いたしています。何時もお気使い頂きありがとうございます。
正月に帯状疱疹に罹った事はお話したと思いますが、それがほぼ治ったころから会社
に出始めついつい無理をしてしまいまして今度は、肺がんにとって一番危険といわれ
る肺炎を併発してしまいました。
 二月にM先生の予約を取っていたのですが、とうとうそれどころではなく(動けなくなり)
家の近くの病院に入院してしまいました。
 三月下旬にようやく退院し、現在は、自宅療養しながら週に一・二回しかも午前中だ
け会社に出ている状況です。たまたまその病院の先生が癌に詳しく遠くからも癌の治
療にきている病院で、その先生の勧めで週一回、ゼェムザールという薬を点滴しています。
ただ肺炎になってからは癌性胸膜炎も併発しており、ずっと痛みがつずいており、
痛み止めを服用している状態です。
マイクロウエーブの治療も是非受けたいと思いますが、横浜までは何しろ遠く今すぐに
というわけにもいかないと思います。
もしもう少し詳しいことが解れば(期間や治療費など)お知らせいただければ幸いです。
今度は私の方からの情報ですが、「末期癌の治療承ります。」光雲社・横内正典著
(横内医院・東京中野)という本をもしまだお読みでなければ是非読んでみてください。
漢方の治療薬ですが、やはり0リングテストで判定するそうです。私は昨日申し込
みました。もし興味がありましたらホームページもありますので検索してみてください。
参考になると思います。私の友人の母上が乳がんでその病院にかかっています。
良好のようですので私も飲んでみようと思います。また何か情報が有りましたらお知
らせします。以上H
その後連絡がないので心配しています。(平成13年12月1日)
 

4月26日


 九時半の予約で、S病院でCTスキャンを受けた。
その後放射線治療部でS先生の診察待ちをしていたら、久しぶりに前立腺癌のNさんにお会いできた。
大変元気そうで安心した。
 
 10時半にようやく私の順番がきた。
S先生から、良い報告と悪い報告があると言われ、放射線をあてていた肺尖部の影は明かに
小さくなっておりました
(左が放射線前、右が今回の写真)が、昨年6月に放射線治療した肺門部のリンパが少し
大きくなっていると言われ,(真中の白い部分リンパの腫れ)このまま放置する事はできないとのこと。
夫婦で久しぶりにがっくり落ち込んでしまった。早速C先生へ紹介状を書いてもらい、2階の内科へ行った。
 
 12時45分に診察が始まり、同じ部位に放射線は出来ないことの話しや、手術、抗癌剤について伺った。
15ミリくらいの大きさだが、やはり手術は肺の大動脈の近くで、縦隔にも入りこんでおり、気管支を斜めに
切らなければならず、大変むづかしいとのこと。私の癌はいったいどのくらいの状態ですか聞いたところ、
ステージ3bとのこと、大変ショックだった。
ステージ4が末期癌であるから、1歩手前でとどめているわけだ。
抗癌剤は、ジェムザールの点滴をすすめられた。ただし、縮小したり、止まると言う事で、それも3割から4割の
効果とのこと。
やはり抗癌剤はしたくないと強く思った。

C先生に、もし先生が癌になられたら、どの治療を望まれますかと聞いたところ、癌の部位やステージにもよるが
取れる場所であれば手術、放射線も選択肢の一つ、抗癌剤は・・・・・・・・?・と伺った。
その後、痰を採取する容器をもらい、血液検査をしてもらう。
5月7日の3時に診察を予約する。アガリクスを一日40粒にした。

 

4月28日

 昨日は仕事で京都に泊まり、朝の新幹線で東京に戻り、家内から玉川温泉のことで、
Tさんから電話があったことを聞き、夕方Tさんに玉川温泉の件で電話し、
玉川温泉に5月22日からの予約をとった。
それを千葉のKさんに伝え様とメールを開いたところ、訃報が届いていた。
残念ながら4月27日の朝K様の奥様が力つきて、召された。
最後は壮絶だったとのこと。心からご冥福を祈ります。一緒に戦った二人が召されてしまった。がっくり
 

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