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11月1日

 ず―ッと深い咳が出て風邪気味で少しつらかったが、Fクリニックから風邪薬をもらい随分良くなり、
今日から大変に調子が良い。
30日に学会の仕事で札幌を日帰りしちょっと勿体無かったかな。?
昨日はNさんがM先生の診察を受けた。やはり患部に癌のエネルギーが残っているそうだ。
奥様から電話があって、やはりちょっとショックの様子、私もショック。これから気長にゆっくり頑張って
欲しい。

 今日の朝日新聞朝刊に
【「副作用で2人が死亡」抗癌剤(カルボプラチン)『商品名・パラプラチン』を投与された国内の患者2人が昨年、
副作用とみられる心筋こうそくや心不全で死亡していたとして、厚生労働省は31日、医療機関に配布する
「医薬品安全情報」に症例を記載して、医師らに注意を促した。同剤は肺がんや卵巣がん、悪性リンパ腫
などの治療に使われる。90年に発売され、年間で推定約5万7千人が使用。年間売上高は約80億円。
同剤を販売するブリストル製薬は同日までに添付文書の「重大な副作用」の欄に心筋こうそくなどをついかした。】
 この記事を読んで、抗癌剤の恐さを感じた。私もこの抗癌剤を勧められた1人である。
しかし果たしてこの2名だけだろうか、抗癌剤で体力を落としてしまい、自己免疫力さえも下がり、
命を落とされた方がまだ何人も何千人もいるように思えてならない。
こう思うのは私だけだろうか。
 私自身、なんとなく直感的に抗癌剤を避けてきて、その結果毎日を順調に生きてきている。
西洋医学で言うところの、手術、放射線、抗癌剤の三つの手段しかないところに、
私は手術は出来ないとはっきり言われ、手段二つの放射線はしてしまった。
もしもの時は抗癌剤とどっか心の片隅思っていたが、この記事を見て、避けてきたことを大正解だ
認識した。
これで手段がないわけだからもっともっと代替医療の発展を望みたい。
また西洋医学の遺伝子治療とか免疫治療、ヒトゲノムの研究をやって欲しい。
 

11月2日

朝日新聞朝刊に「肺癌治療高い効果」と題し、アストラゼネカ社のZD1839(商品名イレッサ)が臨床試験をしている
との情報。
特に副作用が少なく、肺癌に効果がある。昨日の今日、まったく抗癌剤については日々大きく開発されていっている。
早くいろいろの薬が出てきて欲しい。
でも、臨床試験(この薬を使用する人、しない人とグループ分けしての試験)で治療効果が出ている人、
むなしく死を迎えている人がいることを忘れていけない。
 

11月4日

毎朝血痰の量が多い。黒っぽい塊と鮮血だ。夜中に咳はまったくでていない。
咳と、絡む痰を出したい咳払いとが胸に力を入れ、胸が痛い。
血痰が6、7回出てしまうと、あとは止まる。どうしても血痰は恐い。気管支の内部が相当ダメージがあるようだ。
6日はS病院なのでC先生にこの件を相談してみよう。
 

11月6日

14時から胸部のCT撮影、C先生の診察は16時30分になりました。
肺尖部の影はなくなっておりましたが、上葉肺の一部が放射線の影響か、引きつられているように見え、
無気肺になっていた。無気肺の中に癌が隠れたかも知れない。9月のページにレントゲン写真あり。

写真は肺尖部に白い影がなくなっている。2001年1月のページには影がある。

CT写真の数枚に無気肺の影が写っていた。9月のX線写真にも中心に寄って写っている。
肺門部の様子はほとんどわからない。

気管支の左側にたらこの様にグレーに写っているのが無気肺の影

咳がひどく、血痰も多い原因が、無気肺であれば、一度気管支鏡で、なぜ詰まっているか調べて
欲しいと訴えた。
先生は痰か何かが詰まっているのでしょうとの見解。あまりに血痰が多いので喀痰検査もお願いした。
ただでさえ不安があり、できうれば西洋医学でもクリアーしたい!
先生に血液検査の結果を伺ったら、前回の検査にCEA,SCCの数値が入っていなく(何故?)、
急遽血液検査をしてもらった。

11月8日

18時、M先生をお伺いした。ちょうどNさんご夫妻にお会いできた。
Nさんは、マイクロウエーブの治療にきているとのこと。
少しでも早く安らげる日が来ることをお祈りしています。
私は一昨日のS病院の結果をお話し、咳や痰のことについて、止まる様子がない旨を訴えた。
オーリングテストは、肺尖部も肺門部も癌の反応はなかった。先生からもう大丈夫だよと言われたが、
まだまだ気は緩められません。健康食品のオーリングテストは以前、体の錆を取ると言うBBミネラルを
再度進められた。
アガリクス40粒他は今まで通りだった。

11月13日

昨日S病院C先生の電話診察だったが、午前中も午後もつながらず、今日になった。
3時50分、先日の血液検査の結果を伺った。
CEAが1.9、SCCが0.6で前回よりも数値は下がっていて良い傾向ですと言われた。

 7日の朝は喉の痛みが相当あったが奥深い血痰、8日の朝も多目の血痰、2回喀痰検査を提出してあり、
その結果も聞けました。両方共、クラス1、クラス2の細胞で、まず癌細胞は見られないと言われました。
あると言われてもしようがないと思っていたので、逆に信じられない。
でも本当にないとすれば、私の体から癌は消えてしまったのか?本当に消えてしまったのか?
凄いことだ。
現在出ている咳と血痰が、何が原因なのか、調べる方法はないのかと思う。

 6日の診察で喉の痛み、咳が多いとき、発熱時に服用する薬を出してもらっていたが、その抗生物質
ファロム錠200mgを飲むと咳が治まる旨伝えたら、毎食後服用したほうが良いと指示を受ける。
次回の予約を12月21日にとった。

11月14日

風邪気味ですこしつらく、Fクリニックで風邪薬を出していただいた。咳きと咽が痛い、血痰もある。
とにかく、薬を飲むと落ち着く、改善できれば、良しだ。
 

11月28日

先週はホームページの立ち上げで、毎晩2時間以上パソコンの前に座っていた。
右肩がパンパンに張り、やはり放射線の影響があるのかな。単に画面の見つめすぎで
目からの疲れで肩が凝るのだろう。
身内に先にホームページを見てもらい、文章の表現、個人名のチェック等をしてもらった。
愛知のarinkoさんからありんこの部屋と相互にリンクを張りましょうとご提案を頂きました。
25日の日曜にゆっくり風呂に入ったら、胸を暖めすぎたのか、久しぶりに血痰が2時間以上
とまらなっかた。やはり続くと不安になってしまう。
夕方肺癌で検索をしていたら、しんちゃん の WORLDと言うホームページにたどり着いて
読みました。脳腫瘍から咽頭癌そして肺癌と、壮絶な癌との闘いをされている方の闘病気です。
さっそくメールを打って私のホームページを紹介させていただきましたら,相互にリンクを
張りましょうとご提案をいただき、リンクを張りました。しんちゃんありがとうございます。
ようやく検索サイトに登録をしました。どなたか見にきてくれるかな?
26日朝には咳も血痰も落ち着いていた。
27日、28日は札幌出張。札幌は雪が降っていて、マイナス2℃でやはり喉にこたえた。
 

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