建長元年(1249)、宇都宮氏の一族、横田越中守頼業が築いた城で、慶長2年(1597)芳賀高武に攻められ落城するまで、348年間続いた城です。現在では本丸を残すのみですが、元は東西400〜500m、南北1000mの範囲に土手を廻らせた郭がいくつも並んだ、広大で堅固な構えを見せた城でした。本丸の回りには、城主である横田家の墓(善応寺)などの城に関係の有る史跡が残っています。また、本丸の堀には上三川城落城ににまつわる「片目のドジョウ」の伝説が伝えられています。 現在、城跡は公園として良く整備され、土塁や水堀等の歴史を見ることができます。
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