永正十八年(1521)山内上杉家家老大石定重が築城。北条氏照を養子に迎え、天正12〜15年頃八王子城へ移るまで、大石北条両三代60年間の居城となっていた。 永禄十二年(1569)、甲斐の武田信玄が小田原城攻略の途中に二万の兵で本城を囲み、二の丸まで攻め寄せるほどの猛攻を加えたが、城主氏照を中心とした城方も良くこれを守り抜き、落城を免れた。しかし、氏照はこれを教訓にして、守りに強い八王子城を築き居を移した。 現在、城跡は滝山公園として、都民の憩いの場となっており、春にはたくさんの桜が見事に咲き、大勢の花見客で賑わいます。
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