５月半ばから、何度か親アオリ探索を兼ねてガシラ釣りに来ているが、なかなかアオリに出会えない。今年は水温が低かったのが影響しているようだ。ガシラは、釣ったガシラのエラで釣れるというネットの情報を見て、同じようにやってみると、外道のベラは釣れることなく、確実にガシラがヒットする。この釣り方はなかなかいい。サイズの大きなものだけを氷水の入ったクーラーボックスの中へ。ガシラの刺身は、何度食べてもなかなかうまい。

久しぶりの渓流に出かける。この谷に入るのは、今年、初めてである。すでに先行者の車が止まっていたが、奥まで行ったに違いないと決めつけ、すぐの支流に入る。しばらくすると、小型のイワナがヒット。先行者がいないことを確信して登っていくと、型が少しずつ良くなっていく。ほんの小さな落ち込みだったが、ズッシリと竿に重みがかかり、写真のような尺イワナがヒットする。渓流で尺サイズを釣ったのは、何年ぶりのことだろうか。餌が十分でないせいか、痩せていたが、ぴったり３０ｃｍの長さだった。そして、最後の滝止めでは５連続ヒット。どれも良いサイズだったが、すでに食べる分だけ、キープしていために、すべてリリース。これだけ良い型が連続ヒットする滝止めは初めてであった。この谷は今シーズンになってから、誰も訪れていなかったようだ。今日は父の日。天からのプレゼントだったのかもしれない。

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