御母衣ダムでは、魚影が見えるものの、鯉ばかりのようで、今回も早々にダムルアーを切り上げ、吊り橋から谷に入る。今年で、この谷も３度目だが、すっかり雪も溶けて、一番、奥まで入っていくことができた。さすがに日曜とあって、前回のような入れ食いとまではいかないまでも、まあまあの釣果を得ることができた。ほんの小さな落ち込み辺りから、２８cm近くの意外なサイズのイワナが顔を出す。今回もすべてリリースすることにした。帰りには、近くのそば屋、蕎麦正で昼食をとる。本格的な手打ちそばが、なかなかうまい。

足を怪我したため、渓流釣りは断念し、釣友の片山くんと、和良にあるアーネストクラブに出かける。７時過ぎに到着したが、私たちが一番乗り。渓流の解禁後は、めっきり人も少ないようである。放水場近くで釣り開始。すぐに、４０ｃｍオーバーのニジマスがヒット。その後も、いいペースで連続ヒットが続く。置き竿をしたまま、その場を離れた片山くんの竿が、忽然とその場から消える。池の中を見ると、黄色のフライラインが浮き沈みしており、魚に持っていかれてしまったようである。なんとか、私がフライをひっかけ、無事、回収する。その後の片山くんは、運が向いてきたのか、近場の棚１ｍほどのところで、大物を次々と連続ヒットさせていた。４時近くになり、インジケータばかりに食いついてくる。ドライフライが無かったため、棚取りを０にして、インジケータとフライをくっつけたところ、ねらいが的中し、見事にヒット。この季節、人も少なく、釣果もまずまずでけっこう楽しめる管理釣り場である。