現地到着は、１時半。何か船の横に修理車が停まっており、今回もいやな予感。やはり、その予感が的中し、油圧系統の故障で、長福丸は出船できず、すぐ隣の漁船に乗せて頂く。ところが、この船には、アンカーを自動で巻き取る機械がついていない。移動するたびに船長がやってきて、時間をかけて巻き取っていた。ちょっと心もとない。最初は、さびき仕掛けで五目釣りをするが、乗船した誰もが一尾も釣れなかった。そして、暗くなり、イカ釣りの開始だ。いっこうにアタリがなく、移動の合図で、竿をほうっておいて寝ていたおくちゃんが仕掛けを上げると、写真のような３０cmオーバーのヤリイカがのっていた。その後、場所を沖に移動し、イカ釣りを再開するが、私には小さなスルメイカが３杯釣れただけであった。前回の長福丸は、イカ釣りにもかかわらず、故障のために集魚灯がつかなかったし、なかなか長福丸では、良い思いができない。次回に期待したい。