６月というのに真夏日の続くこの頃である。先週は土日ともに仕事で釣行に出かけられず、待ちに待った休みがやってきた。朝５時に私の自宅で釣友の片山くんと待ち合わせ、御母衣湖西に位置する尾上郷に向かう。今日は振休の月曜日、釣り場は私たちだけのものと期待していたが、現地に着くと先人のベンツの４WDが停まっている。不安を抱きながらもサブ谷に向かうが、少し進んだところでパタリと釣れなくなる。しばらく釣り進むと、やはり上から60歳ぐらいの釣り人が降りてくる。この少し奥のところで、折り返したから、そこから先は、大丈夫だとの声をかけてもらう。それにしても、よく一人でこの山奥深い尾上郷にやってきたものだと感心する。大きな一枚岩の斜面を登ると滝が目前に見え、片山くんがまあまあのサイズの２尾を追加する。そして、山の斜面を登り滝を迂回し、さらに先に進むと、次の滝では、私が本日最大寸のイワナを追加。この先に進むのは難しく、午後３時、ここで納竿とする。それにしても奥まで来たものだ。サブ谷の滝をいくつも越えて、ここまで上がったのは初めてである。しかし、ブドウ虫の容器やらペットボトルが落ちており、多くの人が訪れているようである。途中、休みながら下山するが、車に戻ったのは５時近かった。ビクの魚を心配したが写真にある途中の雪渓の雪で冷やした。このところ30度近い気温の続く毎日だが、ここ尾上郷には、まだまだ雪が残っていた。

目覚めると朝６時、雨のはずだったか、少し晴れ間も見える天気。早速、身支度して郡上八幡から西に位置する亀尾島川に出かける。７時、下流から釣行開始するが、リリースサイズばかりが釣れる。しばらく進むと目の前に釣り人。早々にこの場は切り上げ、車で上流へ向かう。道路状況が悪く、奥まで進めない。これ以上行けない所に車を止め、崖を降りる。亀尾島川のこの辺りは、非常に景観も良く、釣り心をくすぐるポイントである。アマゴ４匹をつり上げたところで、雨も降り始め、納竿とする。長良川本流の鮎も解禁となり、早朝から渓流に向かう釣り人も少ない。７時釣行開始でも、良いポイントを攻めることができる近場の渓流である。