退院後の生活 ２００３年１１・１２月
２００３年１１月２０日（木） 「外来定期検診」
今日は久しぶりの検診の日だ。
前回の血液検査の結果を教えてもらった。
だいたい正常値で問題はなかったが、やっぱりまた中性脂肪値が高かった。
でもコレステロール値が正常なので、
きっと朝ごはんをいっぱい食べたせいじゃないかとのこと。
いっぱい食べてからの検査だと数値が高く出るそうだ。
確かに、いっぱい食べた・・・
癌が骨に転移した場合などには､
血液検査でALPの値が高度に上昇するのだそうだ。
今回は正常値だったので問題ないということだが、
血液検査で色々分かるんだなぁ。
首の傷に貼っていたテープは、術後３ヶ月たつので、
もう貼らなくてもいいとのこと。
「ちゃんと貼っていたからきれいに治ったね」と言われた。
夫も「よく見ないと分かんないよ」と言っていたけど、
自分ではやっぱり気になる。。。
でも私の帝王切開の傷に比べたら、ぜんぜんキレイなのかもしれない。
帝王切開の傷はミミズばれのようになっているのだから・・・
天気の悪い日などは首がぎゅ〜っと締め付けられるようになるのだが
先生は「ご主人に無理言って、温泉でも連れて行ってもらったらいいよ」と言っていた。
温泉に行って治った人もいるそうなのだ。
そのことを夫に言うと「無理に決まってる」と一言。
冷たいな〜！会社をなかなか休めないのは分かるけど、
「無理」って言わなくたって・・・
前回の採血の結果は正常だったけど、遅れて色々出てくることもあるから
今日はまた採血して検査するとのこと。
「とりあえず中性脂肪値が高いので、甘いものはひかえてね」と言われて終わった。
しかし今日は夫と銀座まで行ってアンジェリーナのケーキを食べてきた。
これで食べおさめにしよう（Ｔ Ｔ）
２００３年１２月３日（水） 「ハローワーク」
今日はハローワークに行ってきた。
出産のために仕事を辞めたので、雇用保険受給期間を３年間延長していたのだ。
仕事を辞めてから現在までの状況を書く用紙があったのだが
そこに病気についての項目があった。
病名と月に何回通院しているのかを書かなければならないのだ。
正直に「甲状腺がん」と書いたら、
この受付のお姉さんはびっくりするのではないだろうか？
また「がん」だけど大丈夫なんだということを色々と説明しなければならないのではないか？
と思ったので「甲状腺腫瘍」と書いた。
腫瘍であることには違いないので、特にうそを書いたわけではない。
「この病気で医師に制限されていることなどはありますか？」と聞かれたので
「いいえ、何もありません」と答えた。
これから、条件にあったいい仕事があった場合、
病気のことを言わなければならないのかな。
別に制限されることもなく普通に暮らしているんだから、
詳しく言う必要もないのだろうけど
こんなことで色々考えなくちゃならないなんて、なんだかブルーになってしまう・・・
２００３年１２月１１日（木） 「高額医療費控除申請」
行こう行こうと思っていた、社会保険事務所へ高額医療費控除の申請に行ってきた。
ネットで調べていたのだが、
自治体によっては自動的に給付してくれると記載されていたので
（のほほん）としていた。
考えてみれば、ひまわり家は社会保険の加入なので、
自治体の管轄ではなく社会保険事務所の管轄なのだ。
お昼頃に事務所へ電話をし、来所での手続きと言われたので、
午後４時頃に「入院明細書」、「印鑑（認印）」、「通帳」、「保険証」を持参し、
１５分位で終った。
幾ら戻ってくるかは、おおよそ分かるけど、
来年以降は、専業主婦のいる家庭には負担がかかると言われている
「行政改革とやら何とか改革」とやらが待ち受けてると思うと、
こういった「控除」にはきちんと対応して行きたい。
２００３年１２月１８日（木） 「子宮がん検診」
最近、ちょっと不正出血があったりして心配だったので
子宮がん検診をしてもらいに行ってきた。
集団検診は来年の１月なのだが、ちょっと待っていられなくて個別で受けることにした。
もうガン心配性になっているので、ちょっとしたことでもすぐに診てもらいたくなる。
特に筋腫などはないようなのだが「びらん」が少しあるそうだ。
がん検診の結果は年内ぎりぎりに分かるらしい。
「問題があったら電話しますから」と言われ、この言葉が私を不安にさせる・・・
何ヶ月か前も同じ言葉を言われ、問題ありの電話が来たからだ。
検査の結果を待つ間は、本当に嫌だ。
これからもずっとこの不安と心配を繰り返していかなければならないんだろうな。
ちょっとマイナス思考か・・・人生これだけじゃないんだけどね。
帰ってきてネットで「びらん」を調べてみた。
問題ないものから、初期の子宮がんであることもあるそうで
ネットは本当に便利だが、余計に色々分かるので不安も倍増だ。。。
