過去のAMD製デスクトップ用CPUを仕様・スペックで比較

AMD製デスクトップ向け「Vishera」Piledriverコア以前のCPUスペック比較表

開発コードネーム「Vishera」Piledriverコア

「Vishera」FX 9×××、83××、63××、43××シリーズラインナップと比較表

製造 プロセスプロセッサ ナンバコア/モジュールCPU動作周波数GPUL2キャッシュL3キャッシュTDPソケット
定格Max Turbo
22nmFX-95908/44.7GHz5GHzなし8MB8MB220WAM3+
FX-93704.4GHz4.7GHz220W
FX-8370E3.3Ghz4.3GHz95W
FX-83704GHz4.3GHz125W
FX-83504GHz4.2GHz125W
FX-83203.5GHz4GHz125W
FX-83003.3GHz4.2GHz95W
FX-63506/33.9GHz4.2GHz125W
FX-63003.5GHz4.1GHz95W
FX-43504/24.2GHz4.3GHz4MB4MB125W
FX-43003.8GHz4GHz95W

AMD-FXシリーズ  コードネームZambeziの性能比較

AMDの高性能CPUモデル FXシリーズはAM3の後継のAM3+ソケットを採用した、両ソケットは互換性があるがAM3+ソケットを採用したCPUはAM3+ソケットのマザーボードを使用してほしい、なぜなら互換性はあるものの、旧型AM3ソケットではAM3+CPUの性能を発揮できないからです。
AMD-A 5000シリーズの機能
モデルナンバークロックターボ時コア数内蔵GPUキャッシュTDP製造 プロセスソケット
FX 81503.6GHz3.9GHz8なし8MB125W32nmAM3+
FX 81203.1GHz4.0GHz
FX 81003.1GHz3.7GHz95W
FX 62003.8GHz4.1GHz6125W
FX 61003.3GHz3.9GHz95W
FX 41704.2GHz4.3GHz4125W
FX 41303.8GHz3.9GHz4MB125W
FX 41003.6GHz3.8GHz8MB95W

AMD-A 5000シリーズ の性能比較

AMD-A 5000シリーズの機能
モデルナンバークロックターボ時コア数内蔵GPUキャッシュTDP製造 プロセスソケット
A10-5800k3.9GHz4.2GHz4HD7660D4MB100W32nmFM2
A10-57003.4GHz4.0GHz4MB65W
A8-5600K3.6GHz3.9GHzHD7560D4MB100W
A8-55003.2GHz3.7GHz4MB65W
A6-54003.6GHz3.8GHz2HD7540D1MB65W
A4-53003.4GHz3.6GHzHD7480D4MB65W

AMD-A 3000シリーズ の性能比較

AMD-A 5000シリーズの機能
モデルナンバークロックターボ時コア数内蔵GPUキャッシュTDP製造 プロセスソケット
A8-3870k3.0GHzターボなし4HD6550D4MB100W32nmFM1
A8-38502.9100W
A8-38002.765W
A6-3670kHD6530D100W
A6-36502.665W
A6-3600100W
A6-35002.13MB65W
A4-34002.92HD6410D1MB65W
A4-33002.6265W

Phenom II X6の性能比較

Phenom II X6シリーズの機能
モデルナンバークロックターボ時コア数Hyper Transport バスキャッシュTDP製造 プロセス仮想化ソケット
Phenom II X6 1090T3.2GHz3.6GHz62.0GHz512KB×6、6MB共有L3140W45nmAM3
Phenom II X6 1075T3.0GHz3.5GHz125W
Phenom II X6 1055T2.8GHz3.3GHz95W

Phenom II X4の特徴

インテルのCore 2 Duo登場以来、影が薄くなったAMD製のCPU。 「Core i7」シリーズの登場で更にその傾向は強くなった。 しかしAMD PhenomⅡ X4 955や965コストパフォーマンスは良く 一般的なオフィスソフトやゲーム用途なら同じクロックの「Core i7」シリーズと同等の性能だ。 しかしCGや動画のエンコードは「Core i7」シリーズに軍配が上がる 。
Phenom II X4シリーズの機能
モデルナンバークロックコア数Hyper Transport バスキャッシュTDP製造 プロセス仮想化ソケット
Phenom II X4 965 Black Edition(140W)3.4GHz42.0GHz512KB×4、6MB共有L3140W45nmAM3
Phenom II X4 955 Black Edition3.2GHz2.0GHz512KB×4、6MB共有L3125WAM3
Phenom II X4 945(95W)3.0GHz2.0GHz512KB×4、6MB共有L395WAM3
Phenom II X4 940 Black Edition3.0GHz1.8GHz512KB×4、6MB共有L3125WAM2+
Phenom II X4 9202.8GHz1.8GHz512KB×4、6MB共有L3125WAM2+
Phenom II X4 810(95W)2.6GHz2.0GHz512KB×4、4MB共有L395WAM3
Phenom II X4 8102.6GHz1.8GHz512KB×4、4MB共有L395WAM3
Phenom II X4 905e(65W)2.5GHz2.0GHz512KB×4、6MB共有L365WAM3

Phenomの特徴

  • デスクトップ向けのAM2+パッケージにした製品。
  • プロセスルールは65nm。
  • 1つのダイに4基のCPUコアを内蔵し、各コアが独立した512KBのL2キャッシュを搭載。
  • 全てのコアが共有できるL3キャッシュを2MB搭載。
  • HyperTransport 2.0から3.0に。
  • メモリも新たにDDR2-1066に対応。
  • このほか、FPU演算パスの128bit化、分岐予測の改善などの機能強化を図っており、同クラスのデュアルコアプロセッサに対し3割以上の性能向上。
  • 電力周りも改善され、各コアを負荷に応じて異なるクロックで動作させる「Independent Dynamic Core技術」、CPUコアとメモリコントローラの電圧を個別に制御する「Dual Dynamic Power Management」、プロセッサ内の未使用部分を動的にON/OFFする「CoolCore技術」、複数箇所での温度監視などを盛り込んだ。
Phenomシリーズの機能
モデルナンバークロックコア数Hyper Transport バスL2TDP製造 プロセス64bitNX bitCool’n ‘Quiet仮想化ソケット
Phenom 96002.3GHz43.6GHz512KB×4、2MB共有L395W65nmAM2+ AM2
Phenom 95002.2GHz

Athlon 64の特徴

消費電力、発熱がPentiumより小さいのが特徴。 64ビット対応で現在AMDの主流となるCPUです。静音パソコンとしても人気があります。 Athlon 64はIntelのCPUと異なっている点が多く、Athlon 64を理解するにはCPUの内部について少し理解する必要があります。
  • まず初めにCPUとチップセットの間を繋いでいるのはFSBではなく、HyperTransportだと言う事。 ちなみにSocket939プラットフォームのHyperTransportは最大帯域は8GB/secで IntelのFSB1066(8.5GB/sec)やデュアルチャネルDDR2-533(8.5GB/sec)に匹敵します。
  • また、Intelではマザーボード上にあるクロックジェネレータ(クロックを決めるチップ)をAthlon 64はCPU内部に持ち、このクロックジェネレータはベースクロックを入力し各種クロックを生成している。 例:ソケット939で定格2.0GHzのAthlon 64 3200+の場合 ベースクロック200MHz×10倍((CPUの内部倍率)=2.0GHzとなる。 この200MHzは、Intelで言うFSBではなく、Athlon 64 3200+の定格ベースクロックでBIOSで変更可能だ、 このベースクロックを上げる事が俗に言うオーバークロックである。
  • メモリーに関しても、メモリーコントローラがCPU内部に内蔵され、以前はチップセットと繋がっていたメモリがCPUと直結し、CPUとメモリの間にチップセットを挟まないぶんメモリのスピードアップが可能になった。
  • メモリクロックについては、“CPUクロック”の整数分の1となり、インテルとは異なるので注意してほしい。
例えば2000MHzのCPUで、DDR400で設定の場合2000÷10=200MHz DDR333で設定の場合2000÷12≒167MHzとなります。
CPUクロッククロック倍率DDR400の設定DDR333の設定
メモリクロックCPUクロック比メモリクロックCPUクロック比
2000MHz10200MHz1:10167MHz1:12

デュアルコアAthlon 64 X2の特徴

Socket AM2に対応した低消費電力版Athlon 64/X2、Athlon 64/FX が登場し更にTDPが下がった。 また遂にDDR2メモリに対応する。 メモリーコントローラがCPU内部に内蔵されメモリ性能が良い CPUだけに非常に期待が高まる!ベンチマーク結果などが解り次第お伝えする。 下記モデルナンバー仕様比較表で確認して頂ければ解るが、TDPが89Wと65Wと35Wの3種類ある。 このTDPの違いが性能に関係するのか、今後わかり次第お伝えする。 今まで不得意分野だったエンコード処理もデュアルコアの威力が発揮され、インテルCPUと同等、もしくはそれ以上の性能を発揮する。 PentiumDと同様に複数のアプリケーションを同時に処理する場合や、マルチスレッド対応のアプリケージョンであれば効果は大きい。

Athlon 64 FXの特徴

Athlon 64 FXはAMDが提供する最高性能のコンシューマ向けモデルで、3Dゲーム用マシンとしても人気だ! Athlon 64FX以外ではCPUの内部倍率が変更出来ない、その為ベースクロックを上昇させると共にCPUクロックも上昇する。 内部倍率変更可能なAthlon 64FXはベースクロックだけを上昇させ内部倍率は逆に下げるなどオーバークロックの設定が多様に出来るのでオーバークロッカーに人気があるCPUである。

AMDモデルナンバー仕様比較表

Athlon 64シリーズの機能
モデルナンバークロックコア数Hyper Transport バスL2TDP製造 プロセス64bitNX bitCool’n ‘Quiet仮想化対応メモリソケット
FX-743GHzデュアルコア×21GHz1MB×2125W90nmDDR2 800 667 533 400F(1207 FX)
FX-722.8GHz
FX-702.6GHz
FX-622.80GHz21GHz1MB×290nmDDR2 800 667 533 400AM2
X2 6400+3.2GHz125W
X2 6000+3GHz
X2 5600+2.80GHz89W
X2 5400+2.80GHz512KB×2
X2 5200+2.60GHz1MB×2
X2 5000+2.60GHz512KB×2
X2 4800+2.40GHz1MB×2
X2 4600+2.40GHz512KB×2
X2 4400+2.20GHz1MB×2
X2 4200+2.20GHz512KB×2
X2 4000+2.00GHz1MB×2
X2 3800+2.00GHz512KB×2
X2 4800+2.40GHz1MB×265W
X2 4600+2.40GHz512KB×2
X2 4400+2.20GHz1MB×2
X2 4200+2.20GHz512KB×2
X2 4000+2.00GHz1MB×2
X2 3800+2.00GHz512KB×2
X2 3800+2.00GHz512KB×235W
モデルナンバークロックコア数Hyper Transport バスL2TDP製造 プロセス64bitNX bitCool’n ‘Quiet仮想化対応メモリソケット
FX-602.60GHz21GHz1MB×2110W90nm×DDR 400939
FX-572.80GHz11MB104W
FX-552.60GHz1MB
X2 4800+2.40GHz21MB×2110W
X2 4600+2.40GHz512KB×2
X2 4400+2.20GHz1MB×2
X2 4200+2.20GHz512KB×2
X2 3800+2.00GHz
4000+2.40GHz11MB89W
3800+2.40GHz512KB
3500+2.20GHz512KB67W
3200+2.00GHz512KB
3000+1.80GHz512KB