コードネームpinnacle ridgeのAMD次期CPU「Ryzen 2000」が4月に発売か
2018 年 3 月 09 日
「Zen+」アーキテクチャでコードネーム「Pinnacle Ridge」AMD次期CPU「Ryzen 2000」シリーズの発売・価格・スペックがリーク!
Ryzen一番人気のRyzen 7 1700
の後継Ryzen 7 2700は製造プロセスが12nmとなり
動作周波数が定格3.0GHz⇒3.2GHz、Turbo
Boostが3.7GHz⇒4.1GHzに引き上げられた!
去年Ryzenを買ったばかりのに・・・と思ってる方も多いはず、私もRyzen 7 1700買いましたから( ;∀;)
せめてもの救いはソケットAM4マザーボードに「Ryzen 2000」シリーズはBIOSアップデートで対応していてること
そこらへんがAMDの良い所でもありますね!
それにしても最近モデルチェンジサイクル早くない!?と調べたところ
- AMDの発売サイクル、一番人気のRyzen 7 1700を基準にしました (FX 8シリーズは同等程度のモデルとした)
- 2012年10月(FX 8350)⇒2014年9月(FX 8370)⇒2017年3月(Ryzen 7 1700)⇒⇒2018年4月(Ryzen 7 2700)
- インテルの発売サイクル、一番人気のCore-i7-8700Kを基準にしました
- 2012年4月(ore-i7-3770K)⇒2013年6月(Core-i7-4770K)⇒2015年8月(Core-i7-6700K)⇒2017年1月(Core-i7-7700K)⇒2017年11月(Core-i7-8700K)
FX 8シリーズの頃はAMDの低迷期で、インテルが余裕の時期ですがRyzenが登場してからAMD・インテルの両方発売サイクル早い事!
下記にRyzen 2000シリーズのスペック・価格比較表と比較の為にRyzen 1700と同等モデル、Core i7 8700Kと同等モデルも掲載しました。
Ryzen 2000シリーズのスペック・価格比較
メーカー 用途 発売日 |
製造プロセス コードネーム コア/スレッド |
モデルナンバー |
動作周波数 定格 Turbo Boost |
キャッシュ | メモリ | グラフィック | ソケット | TDP | 参考価格 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AMD デスクトップ 2018年4月 |
12nm Pinnacle Ridge 8/16 |
Ryzen 7 2700X |
3.7GHz 4.35GHz |
16MB |
2ch 最大DDR4-2933 |
なし | AM4 |
TDP 105W |
$369 |
AMD デスクトップ 2018年4月 |
12nm Pinnacle Ridge 8/16 |
Ryzen 7 2700 |
3.2GHz 4.1GHz |
16MB |
2ch 最大DDR4-2933 |
なし | AM4 |
TDP 65W |
$299 |
AMD デスクトップ 2018年4月 |
12nm Pinnacle Ridge 6/12 |
Ryzen 5 2600X |
3.6GHz 4.25GHz |
16MB |
2ch 最大DDR4-2933 |
なし | AM4 |
TDP 95W |
$249 |
AMD デスクトップ 2018年4月 |
14nm Pinnacle Ridge 6/12 |
Ryzen 5 2600 |
3.4GHz 3.9GHz |
16MB |
2ch 最大DDR4-2933 |
なし | AM4 |
TDP 65W |
$199 |
Ryzen 7 1700を基準としたAMD CPUの発売日とスペック・価格比較
メーカー 用途 発売日 |
製造プロセス コードネーム コア/スレッド モデルナンバー レビュー |
動作周波数 定格 Turbo Boost |
グラフィック キャッシュ メモリ |
PCIe レーン数 構成 ソケット |
TDP |
ベンチマーク値
CINEBENCH
R15シングルコア
|
参考価格
コスパ
|
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AMD デスクトップ 2017年3月 |
14nm Summit Ridge 8/16 Ryzen 7 1700 |
3GHz 3.7GHz |
なし L3=16MB 2ch 最大DDR4-2666 |
3.0 24レーン AM4 |
TDP 65W
|
PassMark
|
35000円
|
|||||
AMD デスクトップ 2014年9月 |
32nm Vishera 4/8 FX 8370 |
4GHz 4.3GHz |
なし L3=8MB 2ch DDR3 1866まで |
AM3+ |
TDP 125W
|
PassMark
|
25000円
|
|||||
AMD デスクトップ 2012年10月 |
32nm Vishera 4/8 FX 8350 |
4GHz 4.2GHz |
なし L3=8MB 2ch DDR3 1866まで |
AM3+ |
TDP 125W
|
PassMark
|
17000円
|
Core i7 8700Kを基準としたインテルCPUの発売日とスペック・価格比較
メーカー 用途 発売日 |
製造プロセス コードネーム コア/スレッド モデルナンバー レビュー |
動作周波数 定格 Turbo Boost |
グラフィック キャッシュ メモリ |
PCIe レーン数 構成 ソケット |
TDP |
ベンチマーク値
CINEBENCH
R15シングルコア
|
参考価格
コスパ
|
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Intel デスクトップ 2017年11月 |
14nm Coffee Lake-S 6/12 Core-i7-8700K |
3.7GHz 4.7GHz |
HUD630 350MHz~1.2GHz L3=12MB 2ch DDR4-2666 |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1151 |
TDP 95W
|
PassMark
|
46000円
|
|||||
Intel デスクトップ 2017年1月 |
14nm Kaby Lake-S 4/8 Core-i7-7700K |
4.2GHz 4.5GHz |
HD630 350MHz~1.15GHz L3=8MB 2ch DDR4-2133/2400, DDR3L-1333/1600 @ 1.35V |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1151 |
TDP 91W
|
PassMark
|
43500円
|
|||||
Intel デスクトップ 2015年8月 |
14nm Skylake 4/8 Core-i7-6700K |
4GHz 4.2GHz |
HD530 350MHz~1.15GHz L3=8MB 2ch DDR3 1600/DDR4 2133 |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1151 |
TDP 91W
|
PassMark
|
43500円
|
|||||
Intel デスクトップ 2013年6月 |
22nm Haswell 4/8 Core-i7-4770K |
3.5GHz 3.9GHz |
HD4600 350MHz~1.25GHz L3=8MB DDR3-1333/1600, DDR3L-1333/1600 @ 1.5V |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1150 |
TDP 84W
|
PassMark
|
43500円
|
|||||
Intel デスクトップ 2012年4月 |
22nm Ivy Bridge 4/8 Core-i7-3770K |
3.5GHz 3.9GHz |
HD4000 650MHz~1.15GHz L3=8MB 2ch DDR3 1333/1600 |
LGA1155 |
TDP 77W
|
PassMark
|
42500円
|
グラフィック内蔵の「Ryzen 5 2400G」「Ryzen 3 2200G」が登場!
2018 年 3 月 01 日
パソコン構成・価格の更新やベンチマークページの更新やらで、なかなかニュース更新出来ずすいませんでしたm(__)m
もう3月なんですが今年初めての(^^; ニュースはAMDの次世代APU情報です!
コードネームRaven Ridge「Ryzen 5 2400G」「Ryzen 3 2200G」が2月13日に発売となりました
「Ryzen 5 2400G」「Ryzen 3 2200G」はグラフィックを内蔵したデスクトップ向け次世代APUで
Ryzenは気になってたけど本格的にゲームもしないし別途ビデオカードが必要で残念と思ってた人にオススメのAPUです!
下記は他にスペックの近いRyzenも入れた比較表です
「Ryzen 5 2400G」「Ryzen 3 2200G」単体ではコスパが低いですがビデオカードが必要ないので実際はもっとコスパが良いです。
メーカー 用途 発売日 |
製造プロセス コードネーム コア/スレッド モデルナンバー レビュー |
動作周波数 定格 Turbo Boost |
グラフィック キャッシュ メモリ |
PCIe レーン数 構成 ソケット |
TDP |
ベンチマーク値
CINEBENCH
R15シングルコア
|
参考価格
コスパ
|
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AMD デスクトップ 2017Q1 |
14nm Summit Ridge 8コア16スレッド Ryzen 7 1700 |
3GHz 3.7GHz |
なし L3=16MB 2ch 最大DDR4-2666 |
3.0 24レーン AM4 |
TDP 65W
|
PassMark
|
35000円
|
|||||
AMD デスクトップ 2018Q1 |
14nm Raven Ridge 4コア8スレッド Ryzen 5 2400G |
3.6GHz 3.9GHz |
Radeon Vega 11 1.25GHz L3=4MB 2ch 最大DDR4-2933 |
3.0 16レーン 4レーンはチップセットと接続 AM4 |
TDP 65W
|
PassMark
|
21000円
|
|||||
AMD デスクトップ 2017Q1 |
14nm Summit Ridge 6コア12スレッド Ryzen 5 1600X |
3.6GHz 4GHz |
なし L3=16MB 2ch 最大DDR4-2666 |
3.0 24レーン AM4 |
TDP 95W
|
PassMark
|
25000円
|
|||||
AMD デスクトップ 2017Q1 |
14nm Summit Ridge 6コア12スレッド Ryzen 5 1600 |
3.2GHz 3.6GHz |
なし L3=16MB 2ch 最大DDR4-2666 |
3.0 24レーン AM4 |
TDP 65W
|
PassMark
|
24000円
|
|||||
AMD デスクトップ 2018Q1 |
14nm Raven Ridge 4コア4スレッド Ryzen 3 2200G |
3.5GHz 3.7GHz |
Radeon Vega 8 1.1GHz L3=4MB 2ch 最大DDR4-2933 |
3.0 16レーン 4レーンはチップセットと接続 AM4 |
TDP 65W
|
PassMark
|
13500円
|
|||||
AMD デスクトップ 2017Q1 |
14nm Summit Ridge 4コア4スレッド Ryzen 3 1300X |
3.5GHz 3.7GHz |
なし L3=8MB 2ch 最大DDR4-2666 |
3.0 24レーン AM4 |
TDP 65W
|
PassMark
|
15000円
|
デスクトップ向けコードネームCoffee Lake-SのCore i7-8700Kが発売
2017 年 10 月 26 日
10月5日よりコードネームCoffee Lake-Sのデスクトップ向け第8世代、Core i7-8700Kが発売された
10月5日に発売されたのは海外で、日本国内での発売が遅れていたが
インテルの“Coffee Lake-S”シリーズCPUが10月27日午前0時より予約受付を開始すると発表した。
そして11月2日の午前11時には最上位のCore i7-8700Kの販売がはじまり、順次下位モデルも発売される。
下記はデスクトップ向けハイエンドCPUの歴代人気モデル比較表だがCore-i7-8700Kはi7-7700Kに対して5000以上高いPassMarkスコアを示している。
製造 プロセス コードネーム |
モデルナンバー |
コア スレッド |
CPU動作周波数 | グラフィック |
キャッシュ TDP |
メモリ |
PCIe レーン数 構成 ソケット |
ベンチマーク値 (PassMark) |
|
14nm Coffee Lake-S |
Core-i7-8700K | 6/12 | 3.7GHz
4.7GHz |
HD630 350MHz?1.2GHz |
L3=12MB TDP95W |
2ch DDR4-2666 |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1151 |
|
|
14nm Kaby Lake-S |
Core-i7-7700K | 4/8 |
4.2GHz 4.5GHz |
HD630 350MHz?1.15GHz |
L3=8MB TDP91W |
2ch DDR4-2133/2400, DDR3L-1333/1600 @ 1.35V |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1151 |
|
|
14nm Skylake |
Core-i7-6700K | 4/8 |
4GHz 4.2GHz |
HD530 350MHz?1.15GHz |
L3=8MB TDP91W |
2ch DDR3 1600/DDR4 2133 |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1151 |
|
満を持して登場したAMDの新CPU「RYZEN」
2017 年 9 月 02 日
満を持して登場したAMDの新CPU「RYZEN」
AMDは個人的な感覚として10年以上インテルに負けていた
以前はAMDも人気が有り2003~4年頃は私もAthlon XPをオーバークロックして色々と大変な思いもしたが(^^;、とても楽しいCPUだった。
そして私が最後に使用していたAMD製CPUはAthlon 64 X2 4800+
AMD初のデュアルコアCPUで画期的なCPUだった、当時11万円以上を予約購入しました(-_-;)
それ以降は徐々にインテルが性能を上げて
Core2 Duoあたりからインテルの一人勝ちと言える状況が続いていた
しかし今年、AMDからコストパフォーマンス抜群の新CPU「RYZEN」が登場し面白くなってきた!
AMDは2017年2月にRyzen 7、3月にRyzen 5、 7月にRyzen 3を発売
さらにRyzen Threadripper 1950X 1920Xを8月10日 、1900Xを8月31日に発売し乗りに乗っている!
一方インテルも負けじと「Coffee Lake」を前倒しで登場させる様だが14nm製造プロセスのままでは「RYZEN」を追い越せないのではないだろうか
インテルが「RYZEN」を上回るとすれば18年Q2発表の10nm製造プロセス「Cannon Lake」となるだろう
その時AMDはどうするのか今から楽しみです!
カテゴリー: CPU
デスクトップ向けKaby Lake-S登場
2017 年 1 月 06 日
2017年1月4日、Intelはデスクトップ向けの第7世代CoreプロセッサーKaby Lake-Sを発表した。
第7世代と第6世代の各最上位モデル「Core i7-7700K」「Core i7-6700K」を比較すると
TDPは変わらず最高クロックが4.2GHzから4.5GHzに上がっている
グラフィックはHD530からHD630に
メモリはDDR4-2400に対応した
製造 プロセス コードネーム |
モデルナンバー |
コア スレッド |
CPU動作周波数 | グラフィック |
キャッシュ TDP |
メモリ |
PCIe レーン数 構成 ソケット |
ベンチマーク値 (PassMark) |
|
14nm Kaby Lake-S |
Core-i7-7700K | 4/8 |
4.2GHz 4.5GHz |
HD630 350MHz~1.15GHz |
L3=8MB TDP91W |
2ch DDR4-2133/2400, DDR3L-1333/1600 @ 1.35V |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1151 |
|
|
14nm Skylake |
Core-i7-6700K | 4/8 |
4GHz 4.2GHz |
HD530 350MHz~1.15GHz |
L3=8MB TDP91W |
2ch DDR3 1600/DDR4 2133 |
3.0 16レーン 1x16, 2x8, 1x8+2x4 LGA1151 |
|
性能差に直結するのは最高クロックが4.2GHzから4.5GHzに上がった事だろう
他のベンチマーク「CINEBENCH
R15」でもほぼ動作周波数通りの結果となっている。
CPUの動作周波数が上がり性能向上したのはもちろん、内蔵GPU性能向上など旧世代のCPUを使ってる方には第7世代CoreプロセッサーKaby Lake-Sをオススメする。
カテゴリー: CPU
10コア「Core i7-6950X Extreme Edition」を発表
2016 年 6 月 03 日
米Intelは31日、コンシューマ向けCPUとして初めて10コアを内蔵する「Core i7-6950X Extreme Edition」など4製品を発表した。
コードネームは「Broadwell-E」で「Broadwell」は「Skylake」より古くデスクトップ向けのCPUには殆ど無く
モバイル、サーバー向けに多いCPUだった。
仕様比較表
Haswell-E | Broadwell-E | Broadwell-E | Broadwell-E | Broadwell-E | |
プロセッサナンバー | Core i7-5960X | Core i7-6950X | Core i7-6900K | Core i7-6850K | Core i7-6800K |
製造プロセス | 22nm | 14nm | 14nm | 14nm | 14nm |
キャッシュ | 20MB | 25MB | 20MB | 15MB | 15MB |
コア/スレッド | 8/16 | 10/20 | 8/16 | 6/12 | 6/12 |
ベースクロック | 3GHz | 3GHz | 3.2GHz | 3.6GHz | 3.4GHz |
ターボブースト | 3.5GHz | 4.0GHz | 4.0GHz | 4.0GHz | 3.9GHz |
TDP | 140W | 140W | 140W | 140W | 140W |
PCI-Express レーン数 | 40レーン Gen3 | 40レーン Gen3 | 40レーン Gen3 | 40レーン Gen3 | 40レーン Gen3 |
メモリ |
4ch DDR4 1333/1600/2133 |
4ch DDR4 2400/2133 |
4ch DDR4 2400/2133 |
4ch DDR4 2400/2133 |
4ch DDR4 2400/2133 |
前世代の「Haswell-E」に比べ、マルチスレッド性能は最大で35%向上し、オーバークロック耐性も向上しているらしい。
これからベンチマークテストも行われると思うので
実際、前世代からの性能向上がどの程度なのか楽しみです。
第7世代Coreプロセッサが今四半期中に出荷
2016 年 6 月 02 日
米Intelは31日
基調講演中、Inte 副社長のナビン・シャノイ氏が
コードネーム「Kaby Lake」第7世代Coreプロセッサを今四半期中(4~6月)にOEMメーカーなどに出荷を開始することを明らかにした。
第7世代CoreのKaby Lakeは第6世代のSkylakeと同じLGA 1151を採用し、プロセスルールも14nmと同じです。
性能的には第6世代のSkylakeと大きな違いはなく
USB3.1に対応、TDPはSkylakeより抑えられている点などが違うSkylakeの強化版の様です。
第6世代Coreプロセッサ「Skylake」が発売、気になるベンチマーク結果は
2015 年 8 月 06 日
昨夜8月5日に第6世代Coreプロセッサ「Skylake」が発売されました
「Skylake-K」とはいかなるCPUなのか。「Core
i7-6700K」ベンチマークで新世代マイクロアーキテクチャの実態を探る
では早くもベンチマークテストをしているので紹介します。
一般的なアプリケーション、実際のパソコン性能に近いベンチマーク「PCMark 8」で
「Skylake」Core
i7-6700Kと「Devils Canyon」Corei7-4790Kを比較した結果はCore
i7-6700Kが約2%高い結果となりました。
記事の内容を引用すると
グラフ1は,Turbo Boostを有効にした状態で実行したときの結果となる。i7-6700Kのスコアは,i7-4790Kに対して約2%高い結果となった。Intelが謳う10%にはまったく届かず,端的に述べて残念な結果だ。しかし,定格こそ4GHzで揃う一方,最大クロックだとi7-4790Kが4.4GHzなのに対してi7-6700Kは4.2GHzで200MHz低いCPUであるにもかかわらず,わずかに高い程度の総合スコアが出せている以上,Skylakeマイクロアーキテクチャで,クロックあたりの性能が相応に高くなっているとはいえそうである。![]()
まあ想像通りの結果ですね、大幅な性能向上は無いと言われてましたから
しかし2%向上している訳ですから今後購入するなら「Skylake」なのは間違いないです。
Skylake Core i7-6700K のベンチマーク比較はこちらから。
第6世代Coreプロセッサ「Skylake」が8月5日発売
2015 年 8 月 04 日
大手パソコンパーツショップツクモ
がツクモ本店PCパーツ部Twitterで
8/5(水)21時から新チップセットと新CPUを発売開始予定です!
と告知しております、もちろん第6世代Coreプロセッサ「Skylake」と思われ
他のパソコンショップも同じように発売されると思われます。
以前第6世代Coreプロセッサ「Skylake」が8月7日に発表 と書きましたが発売が早まった様です
早まるのは結構な事でお盆休み中に新しいCPUとそれが搭載されたパソコンを選べますね。
当サイトもできるだけ早く第6世代Coreプロセッサ「Skylake」搭載パソコンに更新していきますので是非ご利用くださいm(__)m
第6世代Coreプロセッサ「Skylake」が8月7日に発表
2015 年 7 月 14 日
やっとデスクトップ用の新しいCPUが発表されるようです
次世代Coreこと「Skylake」は8月7日と9月上旬の2段階で発表
2014年6月に発売された第4世代のCore i7-4790Kがまだ主流のデスクトップ市場
第5世代「Haswell
E」はコンシューマ向けのみだった為、メインストリーム向けがやっと第6世代に入れ替わる様です。
まず最初に第6世代Coreプロセッサのデスクトップ版、開発コードネーム「Skylake-S」が8月7日に発表されるようです
8月7日に発表されるのは、
プロセッサナンバーの末尾に“K”
が付くCore i7-6700KとCore i5-6500Kの2製品。
また9月の上旬にはノート、モバイル版の、Skylake-H、Skylake-U、Skylake-Yが発売されます。
Skylake-S、H、U、Y の比較表
コードネーム | 形状 | TDP | 用途 |
Skylake-S | LGA1151 | 95~35W | デスクトップのLGAソケット向け |
Skylake-H | BGA | 95~45W | モバイルワークステーションやノートPC向け |
Skylake-U | BGA | 25-15W | 薄型ノートPC/2-in-1向け |
Skylake-Y | BGA | 4.5W | タブレット/2-in-1向け |
デスクトップ版「 Skylake-S」のラインナップ
モデル名 | コア/スレッド | 動作周波数 | キャッシュ | メモリ | TDP | 倍率可変 |
Core i7-6700K | 4/8 | 4.0~4.2GHz | 8MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
95W | ○ |
Core i7-6700 | 4/8 | 3.4~4.0GHz | 8MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
65W | × |
Core i7-6700T | 4/8 | 2.8~3.6GHz | 8MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
3.5W | × |
Core i5-6600K | 4/4 | 3.5~3.9GHz | 6MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
95W | ○ |
Core i5-6600 | 4/4 | 3.3~3.9GHz | 6MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
65W | × |
Core i5-6500 | 4/4 | 3.2~3.6GHz | 6MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
65W | × |
Core i5-6400 | 4/4 | 2.7~3.3GHz | 6MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
65W | × |
Core i5-6600T | 4/4 | 2.7~3.5GHz | 6MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
3.5W | × |
Core i5-6500T | 4/4 | 2.5~3.1GHz | 6MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
3.5W | × |
Core i5-6400T | 4/4 | 2.2~2.8GHz | 6MB |
DDR4-2133 DDR3L-1600 |
3.5W | × |
カテゴリー: CPU
インテル コードネームHaswell-E が発売!
2014 年 8 月 30 日
Ivy Bridge-Eの後継CPUとして、ハイエンドデスクトップ向けに投入されるHaswell-Eは、Intelのコンシューマ向けCPUとして初めて8つのCPUコアを備えた「Core i7-5960X Extreme Edition」(以下i7-5960X)を筆頭に、6コアCPUの「Core i7-5930K」と「Core i7-5820K」、計3つの製品が投入される。
インテルから発表・発売された開発コードネームHaswell-Eはハイエンドデスクトップ向けのCPUで
最上位モデルのCore
i7-5960X Extreme Editionはインテルの一般向けでは初めての8コアCPUだ!
スペック比較表
Core i7-5960X | Core i7-5930K | Core i7-5820K | |
コア数 | 8 | 6 | 6 |
スレッド数 | 16 | 12 | 12 |
動作クロック(定格) | 3.0GHz | 3.5GHz | 3.3GHz |
動作クロック(ターボ時) | 3.5GHz | 3.7GHz | 3.6GHz |
TDP | 140W | ||
対応ソケット | LGA2011-v3 |
ベンチマーク結果だが【本日発売】ついに登場したDDR4対応CPU「Core
i7-5960X Extreme Edition」レビュー
で詳しく掲載されてるので見て頂きたいのだが、概要を説明すると
下記3つの主要ハイエンドCPUを比較している
Core i7-5960X(Haswell-E)=8コア16スレッド/ 最大3.5GHz/ TDP 140W
Core
i7-4930K(Ivy Bridge)=8コア16スレッド/ 最大3.9GHz/ TDP 130W
Core
i7-4790K(Devil's Canyon)=4コア8スレッド/ 最大4.4GHz/ TDP 88W
最新の拡張命令セットも利用するSandraのProcessor
Multi-Mediaでは、Haswellアーキテクチャで新たにサポートしたAVX2を活用した8コア12スレッドのCore
i7-5960Xが他を圧倒しているが
実アプリケーションに近いPCMarkのスコアではCore
i7-4790K(Devil's Canyon)が最も良い値を出している。
iCore i7-5960Xの8コア12スレッドは、マルチスレッド対応アプリケーションで使ってこそ真価を発揮するものであるということがわかった。
一般用途ではCore i7-4790K(Devil's Canyon)の人気は変わりなさそうだが、
8コア12スレッドをフルに活用出来るマルチスレッド対応アプリケーションを使用するのであればCore
i7-5960Xを選択する価値は十分にある。
AMD 4.3GHz駆動のFX-8370Eを発表
2014 年 8 月 24 日
米AMDはFX-8370E、FX-8370を発表し、両方とも9月2日に発売される予定の様だ。
仕様は
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FX-8370E
8コア4モジュール
動作クロック(定格)=4.1GHz
動作クロック(ターボ時)=4.3GHz
TDP=95W
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FX-8370
8コア4モジュール
動作クロック(定格)=4.1GHz
動作クロック(ターボ時)=4.3GHz
TDP=125W
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E付きとE無しの差ですが
E付きはTDP95Wの低消費電力モデルとなります。
ちなみにインテルの現在一番人気Core i7-4790Kと比較すると
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Core
i7-4790K
4コア8スレッド
動作クロック(定格)=4.0GHz
動作クロック(ターボ時)=4.4GHz
TDP=88W
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残念ながら既にあるFX-8350からFX-8370E、FX-8370に目新しさは感じません
8コアの魅力はありますが、マルチスレッドへの最適化が進んでいるアプリは少なく
今、私が買うならCore
i7-4790Kですね。
久々に登場したAMD
FX新モデル「FX-8370E」
ではFX-8350、FX-8370E、FX-8370、Core
i7-4790Kを比較したベンチマークがありますので気になる方はご覧ください。
AMD頑張れ!
熱問題を解消した新しいCPU! Devil's Canyon
2014 年 7 月 14 日
以前の記事ダブルグリスバーガーでの熱問題を解消した新しいCPUを発表 に記した
「インテルはこの熱問題を解消した第4世代Coreプロセッサ を2014年半ばに投入すると発表した」
そのCPUが定格4GHz TurboBoost時4.4GHz「Devil's Canyon」ことCore i7-4790K だった!
そこでDevil's Canyonの次世代ポリマーTIMの実力がわかる記事が有ったので紹介する
Devil's
Canyonの殻割りで、次世代ポリマーTIMを実力チェック

Core i7-4790Kを殻割りするとこんなになる
中央部分に有るのが次世代ポリマーTIM(一般的にグリスと言われる部分)
記事中では市販の高性能サーマルグリスとCPU温度の比較をしていて
結果は高性能サーマルグリスに匹敵する性能であった
Sandy Bridgeに使用されているFluxless solderer(はんだ)に比べれば劣るものの
それなりに熱問題は解消されたと言える。
私が最初に自作したパソコンのCPU Pentium III-1GHz

ヒートスプレッダなど無くこんな姿をしていてCPUクーラーをCPUコアに直接接触させていた
コアかけなどもあり慎重に慎重に作業していたのが…懐かしい
その後ヒートスプレッダの付いたCPUが登場にCPU装着が楽になったのを覚えている。
カテゴリー: CPU
定格4GHz TurboBoost時4.4GHz「Devil's Canyon」ことCore i7-4790K
2014 年 7 月 11 日
コードネームDevil's Canyon(デビルズキャニオン)Core i7-4790Kが登場した!
コードネーム=デビルズキャニオンの名に相応しい性能を持つCPUで
悪魔のロゴもインパクトがある。
スペックは
4コア8スレット
周波数は定格で4.0GHz Turbo Boostで4.4GHz
内蔵グラフィックはHD4600
TDPは88W
対応ソケットはLGA1150
Core i7-4790Kが最上位CPUとなった訳だが今までの最上位CPUとの比較をしてみる
プロセッサ型番 | Core i7 4790K | Core i7-4790 | Core i7-4770K | Core i7 4770 |
コードネーム | Devil’s Canyon | Haswell Refresh | Haswell | Haswell |
CPU動作周波数(定格) | 4.0GHz | 3.6GHz | 3.5GHz | 3.4GHz |
CPU動作周波数(TB時) | 4.4GHz | 4.0GHz | 3.9GHz | 3.9GHz |
コア/スレッド | 4/8 | 4/8 | 4/8 | 4/8 |
GPU | HD4600 | HD4600 | HD4600 | HD4600 |
キャッシュ | 8MB | 8MB | 8MB | 8MB |
TDP | 88W | 84W | 84W | 84W |
倍率可変 | ○ | × | ○ | × |
コア/スレッド数、内蔵CPU、キャッシュに変わりは無いがCPU動作周波数に大きく違いがある
今までは0.1GHz刻みで上昇してきたものがCore i7-4790Kでは定格で4.0GHz Turbo Boostで4.4GHzと
一気に0.4GHzも上昇したのだ!これにはびっくり、その分TDPも88Wに上昇したが、
それは0.4GHzも周波数が上昇したのだがら仕方ないし納得出来る。
Core i7-4770KとCore i7 4770の場合定格で0.1GHzの差、TB時は同じ3.9GHz
実質、倍率可変が有るか無いかで(厳密には
vProの有無等の差が有る)
K付きの違いはオーバークロックするかしないか、一般用途ではCore
i7 4770で十分だった
しかし今回はCore i7-4790KとCore i7 4790を比較すると定格、TB時の両方0.4GHzもの違いが有る
選ぶとすれば迷わずCore
i7-4790K!と私ならそうなる。
そんな魅力たっぷりのDevil's Canyon Core i7-4790Kなのだ!
ダブルグリスバーガーでの熱問題を解消した新しいCPUを発表
2014 年 3 月 24 日
開発コードネーム第3世代「Ivy Bridge」第4世代「Haswell」は高熱になる問題があった、
|¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯| ←CPUクーラー
¯¯¯|¯ ¯ ¯¯ ¯ |¯¯¯ ←グリス
|¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯| ←ヒートスプレッダ
¯¯¯|¯ ¯ ¯¯ ¯ |¯¯¯ ←グリス
|¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯| ←CPUコア
¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯ ¯
上の図の様に 熱伝導率の悪いグリスを2度使う為にダブルグリスバーガーと呼ばれていた。
第二世代「Sandy Bridge」はヒートスプレッダの接合に「はんだ」を使っていて熱伝導率は「Ivy Bridge」「Haswell」とは比べ物にならないほど良い、
「Ivy Bridge」「Haswell」は「Sandy Bridge」に比べTDPは低いがコアとヒートスプレッダの接合に使用されている
TIMペースト(グリス)の熱伝導率が5W/mKと非常に悪い為、オーバークロックすると高温になる問題を抱えていた、
ちなみにSandy Bridgeがヒートスプレッダの接合に使用している「はんだ」の熱伝導率は80W/mKと桁違いにイイ!
「Ivy Bridge」「Haswell」の熱問題にオーバクロッカー達は「殻割り」と言われるヒートスプレッダを剥がす荒業も!
殻割りは剃刀などでヒートスプレッダを剥がすらしいが、破損するリスクが多分に有るのでオススメ出来ない。
Intelの新CPU「Ivy
Bridge」が高熱になる「ダブルグリスバーガー症候群」状態参照
インテルはこの熱問題を解消した第4世代Coreプロセッサ を2014年半ばに投入すると発表した。
特にオーバークロッカーには要注目のCPUである。
オーバークロックせずに定格周波数で使用する私は性能面に向上があるのかを注目したい、今後スペックなど解り次第お知らせします。
カテゴリー: CPU
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