4月のブドウ園

ハウスのビニール掛けを始めました。

4月ともなればぶどうの郷は活気付いてきます。桜と同じ様に、ビニール掛けも多少
早めに作業が始まっています。我が家でも一家そろっての作業が始まりました。

今年からは文明の利器を使って作業
をしています。主役はこの管理機。
滑車を使い、ロープでビニールを引っ
張ります。
ちょうど春休みの息子も手伝ってい
ます。管理機でロープを引っ張ります。
管理機が向こうへ行くと、ハウスの
谷間を向こうから、ビニールがズル
ズルとやってきます。
左は掛け終わったところです。今日は
風が出てきたので作業は中止。風を
見ながらの作業です。

昨年までの、ハウスによじ登って不安定な場所でのロープ引きは
なくなりました。ずいぶん楽チンです。年をとっても、人数が
少なくなっても安全にやれる方法をみんなそれぞれ考えています。


ぶどうの樹も活動を始めました。

3月、樹液の流動が始まったぶどうの樹は、いよいよ4月になるとその活動が
目に見えるようになります。ビニールを張ったハウスの中では早くも小さな芽が
出始めました。

樹液の流動が活発になると、切り口
からこのように落ちてきます。これが
美容に言いと評判です。
ハウスに温度計を設置しました。毎日
のチェックが仕事になります。
芽の出るのが早いキャンベルでは
早いところではこんな感じになって
きました。
巨峰の芽も大きく膨らんで、間もなく
新しい芽がそろいます。

今年も新しいぶどうの芽が出始めました。楽しみな、そして気の抜けない一年の
始まりです。去年は冷害に苦しめられました。今年はもっと良いものをと気合を
入れています。

相馬が原駐屯地45周年行事が行われました。

榛東村のぶどう郷は自衛隊とはフェンスを隔てた隣にあります。村には自衛隊関係者も多く、
この行事は自衛隊の祭りとして、地元の多くの人たちで賑わいます。我が家も今日は仕事を
休んで、お祭りの見物です。

会場には関係団体や地元の企業など
からたくさんのお店が出て賑わいます。
観閲式の後は、模擬演習が行われ、
ヘリコプターを多用した訓練の様子に
大人も子供も見入っています。

春の風は時として強風となり、局部的に竜巻状態になったりもします。
ビニールを張ったこの時期は油断できません。

ビニールを張ったハウスは強風で持ち
上がり、支柱やアンカーまで引き抜い
てしまいます。風の後の見回りは欠か
せません。
我が家のブドウの中では、芽の出る
のが最も早いキャンベルの芽も、早い
ものではこんなになってきました。
昨年よりも一週間ほど早いようです。

桜も散り、自然薯の植え付けをしました。

冬場に用意しておいた自然薯の畑に、種芋を植え付けました。12月には
美味しい、自然薯が出来ることでしょう。

埋め込んでおいた栽培容器の上に
目印をつけ、種芋を植え付けていき
ます。
畝を作り、ネットも張りました。後は
わらを敷いて発芽を待ちます。12月
の収穫が楽しみです。土の中、中は
見えませんからね。


ハウスの中では順調にぶどうの芽が伸びてきました。

今年は桜と同じ様に、ぶどうも昨年よりは多少は早く成長が始まっています。

成長の早いキャンベルの芽です。
すでにかわいいぶどうの房が見えて
います。
デラウエアも展葉を始めました。この
分では順調な生育が期待されます。

キャンベルの芽かきをしました。

我が家のブドウの中でも成長の早いキャンベルはすっかり芽も大きくなり、
芽かきをしてもいい頃になりました。芽を欠くのは剪定と同じ。木の様子を見
ながら何度かに分けて慎重におこないます。

我が家の恒例行事です。裏山に木の
芽を取りに行きました。ばあちゃんの
楽しみにしているレクリエーションです。
ハウスの中の巨峰の様子です。だいぶ
芽も伸びてきました。
キャンベルの芽はこんなに伸びて
きました。木と相談しながら芽を欠き
ます。
こんな感じになりました。これからこの
芽がどんな風に伸びるかを想像しなが
らの作業です。

芽かきやキャンベルの房作りが始まっています。

ぶどうの芽も順調に伸び、デラウエアの目かきをしたり、巨峰の副芽を
取ったり、キャンベルでは房作りをしたりの作業が続いています。

巨峰の芽です。同じ所から2本の芽が
出ています。斜め前に出ているのが
主芽。直角に出ているのが副芽です。
混み具合や、芽の様子を見ながら
一本にします。よく見ると芽の付け根
付近に虫の卵の様な物が見えますが、
樹勢の良い芽にある真珠腺です。
だいぶん大きくなったキャンベルの房
です。もともとはこんな形をしています。
下に副房がついています。
副房を落とし、さらに先を少し切ります。
これで400グラム程度の房になる予
定です。すべてのぶどうの房には何回
もの人の手が入っています。


トップへ
トップへ
戻る
戻る