とんでもねえ勇者ども・世界観    勇者どもTOP

世界観……とりあえず、いくつかにわけて説明したいと思います。本編では全く語られてないので(汗)


〜種族〜
いくつかの種族に別れています。まずは名称だけ。説明は後でゆっくりします。
代表的なところからいきますと、「人族」「魔族」「妖精族」「幻獣族」「神族」………ですね。
まあ、これもかなり大雑把ですが。
細かいところ行きます。

「人族」……駿河、那智、孤玖、高嶺、その他
一般的な人間のことをさします。今、一番繁栄……というか、人口が多いのがこの種族。
伝説では「神族」の中の何者かが、神魔戦争(注:後で説明します)の前後に、戯れで作ったのがここまで増えた、と言われています。
他の説として、
・「神魔戦争」の時、「神族」から兵隊の代わりに作られた。
・「魔族」がオモチャにするために作った。
など、もあります。これらのどれかが真実なのか、はっきりとはわかっていません。
今のところ、最初もののが最有力候補のようですが、人間の主観の入った希望でもあるのであてに出来ません。
魔法など特殊能力に関しては、『魔』の力、『神』の力、『自然』の力……ありとあらゆる力を使うことが出来ます。
けれどそれ故に、威力はそれほどでもありません。ちなみに大概は、その人によって適正があり、全部使える人は希です。

「魔族」……紫明、その他
高位のものは、ほとんどが人型をしています。その方が都合がいいのです。
また、力が強いほど、人に似せることが得意となります。
基本的に、人間達が住む世界の裏……異空間にいると言われています。
神出鬼没でどこにでも現れることができるため、あまり住む場所などは関係ありません。
大概の魔族は、気まぐれで残酷。おまけに自己中心的。信じるのは強い者。力です。
しかし、その気性ゆえに、いったん気に入ったり、認めたりすれば、例え人間だろうが何だろうが、そのまま守護してしまったりする面も。自分が負けたと感じれば、人間の配下に下ることさえあります。そういう部分では、潔いです。
ただし、自分が認めないもの、弱いと感じたものへの扱いは「ゴミ」や「虫けら」……もしくはそれ以下なので要注意。
一応種族をまとめる者……「魔王」が存在しますが、特に統一性もなく勝手気ままにやっています。
それでも、いざというとき命令には絶対。
よくその辺に現れる魔物達は、魔族の中でも強い力を持ったものが、暇なときに創り出したものが多いようです。

「妖精族」……蒼月、潮来
精霊なども、この種族に入ります。
主に自然を守護したりしている、ほとんどが実体のない存在です。ごく少数ですが、実体を持ったものもいます。
神族がその減りようを見て、ちょこちょこと創り出しています。寿命はわりと長い方です。
ひどく臆病なものが多く、昔はその辺で見かけることが出来ましたが、人が増えたせいか、人の目に見えないように隠れてしまい、近頃は珍しい存在となってきています。
自然や、人の感情などの影響を受けやすい、脆い存在と言えるでしょう。
人の手より小さいものから、人と同じぐらいまで、大きさは様々です。

「幻獣族」
獣人族と、聖獣をさします。
獣人族とは、人の姿をもつ獣の一種です。獣本来の姿と、その特徴を兼ね備えた、人の姿を持っています。
(例:人の姿に獣の耳……または尻尾)
人間に好意的なものと、敵対心を持つものと、はっきり別れているのも特徴です。
敵対心を持つ種族は、森の奥深くで、ひっそりと暮らしています。
聖獣とは、魔族に作られ、後に人を守るようになった魔物や、神族が作った守護獣のことです。
獣の姿の他、完璧に人の姿を取ることが出来ます。
ほとんどが人間に友好的ですが、たまに例外も。今でも人間を守り、崇拝されているものもいます。

「神族」
一応は、人の姿に似ているらしいですが、今、その姿を見た者がいるかどうかさえわかりません。
遙か昔より、魔族と敵対していて、異空間に存在しています。
魔族よりも出現する確率はとてつもなく低いですが、存在することだけは確かです。
人間を作ったのが、この種族だと言われています。
また、初代勇者を任命したのも、伝説の剣を与えたのもこの種族だという伝説があります。
魔族に比べ、人に干渉することが少ないです。干渉により、人が大きな変化を受けることがわかっているからでしょう。
干渉出来る、ぎりぎりの線で人を見守っているようです。聖獣は、そんな神族の使い魔的存在なのです。
魔族の「魔王」に対し「神王」が存在しています。統一性は、魔族に比べればありますが、期待はあまり出来ません。


〜世界状況〜
四つほどの大きい大陸で世界は出来ています。(注:細かい地理関係は別のもので)
交通手段は主に四つ。船。馬車。徒歩。そして魔法転移装置(読んで字のごとく、魔法を使った瞬間移動装置です)。
しかし、最後の一つは需要(転移に使用される機体自体)が少なく、またそれを行うためにとても金額が張るために権力者や金持ちなどしか使えません。
ちなみに無生物である荷物などはわりと手軽に送れることがわかったので、最近では宅配便に使ったらどうかという案が出ています。
まあとにかく、ポピュラーなのは最初の三つでしょう。
科学はあまり発達してませんが、これからに期待。水道だけはしっかりしています。
最近は、魔法の発展により良いマジックアイテムが増え、それが私達の科学と同じように広がっています。
国によっては、いまだに戦争をしているところもありますし、国同士の小さないさかいはなかなか絶えません。
駿河たちのいる大陸は、わりと平和な部類なのです。



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