光の在処


もしあなたが 自分の指さえ見えぬ暗闇にいるならば
いっそのこと 眼をつぶればいい

もしあなたが 自分を包む深い闇におびえるならば
いっそのこと 身をゆだねればいい

眼をつぶれば 周りなど関係ないだろうし
身をゆだねれば 意外に心地いいかもしれない

そして大きく息を吐いて 自分の心に問いかけよう
光はどこか と――

慌てることなどない
答えは全部 あなたの中にある

光というぬくもりを
あなたは誰かからもらっているはずだから



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