桜のごとく
桜のように散りゆく人を どうして止めることが 出来るだろう 人はあまりに短い生を駆け抜けて 花を散らすように 命を散らす 愚かにさえ見える その生き様は 時折ひどく うらやましい 月の下 永遠を嘆く身としては 戻る