★★ネタばれ注意★★

げえむの話

果てしない物語達に思いを馳せる。
●各項目評価度数は10点満点。
総合評価(気に入り度)は100点満点でレビューしています。●
 
 
41
「RIVEN〜シークェル・トゥ・ミスト〜」(PS・エニックス)/謎解きアドベンチャー
■満足度・・・7
■操作度・・・3
■グラフィック・・・7
■ストーリー・・・6
■オススメ度・・・7
 
怒涛のCD6枚組み。「島」を移動するたびCDを入れ替えなくてはいけないシステムは正直つらかったです。移動の仕方も前回と同じく「クリック&クリック」というのもスピーディーさに欠けるし、そこが良いと言えば良いのですが壮大なマップと膨大な謎と直面しながらゲームをプレイするにあたり、この「ちまちま」とした移動システムはフラストレーションがたまりがちです。(ディスクのロード時間も結構長いし)
 
とはいえ前回「MYST」の世界を完全に引き継いだこの作品、前回出てきたあのキャラや、名前だけ聞いていたあのキャラ等に出会う事ができてファンとしてはよりコアに世界に引き込まれてしまいます。
・・・しかしなんというかこのゲーム、崇高な魂と利己的な魂が隔世遺伝で出現する一族の壮大な家族喧嘩の話ととらえて良いのでしょうか?(笑)不幸だなあ彼・・・。
 
とはいえ、世界をよくよく探索するに「ホロリ」とくる誰かの心の底も演出されていたりしてキャラクターを描く点ではかなりパワーアップしています。
 
謎解きが好きな方には前作も併せてオススメです。もちろんこの「RIVEN」の方が謎は4割り増し?位難しくなっています。マップの広さは6割り増し。
 
ラストは評価が分かれるみたいですが私は満足でした。マルチEDタイプの作りも好みでした。(ただし大半のEDはたどり着く前に挫折しました・・・。<駄目人間)
 
総合評価・・・78点ディスク入れ替えがつらすぎたので前作よりも10マイナス。
42
「メタルギア・ソリッド」(PS・コナミ)/潜入アクションアドベンチャー
■満足度・・・10
■操作性・・・9
■グラフィック・・・7
■ストーリー・・・9
■オススメ度・・・10
 
敵に見つからない様にミッションをこなしてゆく斬新なシステムのゲーム。
バイオと並んでメガ・ヒットとなった名作中の名作です。
ストーリー的には遠い過去のハード機「MSX」(だっけ?)時代の作品「メタルギア」の内容を継いでいるのでこちらを未プレイの私には「前作を知っていたらもっともっと楽しめるんだろうなあ〜!!」と、口惜しい思いをしました。
全ての敵の攻略法が違い、変化に富み、次々と変わるミッション(目的)に夢中になりました。
余裕ができると「スティルス・スーツ」を着て敵をボコッて回ったり、写真を撮りまくったり・・・。単にゲームプレイの上でも大変作りこまれているのに隠しお楽しみ要素も満載でとにかく面白かった!!!です。
 
更に重要な分岐点で選ぶ行動によってEDが二通りに変わる所も良いです。どちらのシナリオも素晴らしいです。
たっぷり楽しんだ末に迎える感動のラスト・・。一つの映画を観終わった後のような余韻が残りました。
キャラ良し、システム良し、テンポ良し。シリアスとおふざけのバランス良し・・ちなみに初めて「ゲームに声あっていいかも?」と感じました。それほど声優さん達の名演技が光ります。
素晴らしい作品でした。
 
是非是非、処女作「メタルギア」を現在購入可能な機種に移植をしていただきたいです。(超切望!)
 
総合評価・・・100点
43
「メタルギア・ソリッド2(PS2・コナミ)/潜入アクションアドベンチャー
■満足度・・・6
■操作性・・・8・5
■ストーリー・・・4
■グラフィック・・・9
■オススメ度・・・7
 
操作性も悪くないし(敵をホールドアップさせてから首絞めに移るアクションが少しやりづらくてよく撃ち殺してしまいましたが)、
グラフィックも美しいし、「初めて」このシリーズをやる人にはまあまあ、買って損はないかな?とは思うますが、「前作のファン」だった人へはハッキリ言ってお勧めできません。
 
一番嫌だったのがボス戦のほとんどの結末を「ムービーで着けている」ところです。ある程度まで敵を追い詰めると後はムービーが自分がやったこともない身軽なフットワークで相手を倒してみたり
・・・臨場感が一気に失せました。「ムービーを見せるための繋ぎをやらされている」と強く感じました。こうなるとこの作品は「ゲーム」を作りたいんじゃなくて「ムービー」を作りたかったんじゃないの?と思ってしまいます。前作があまりにも面白かったため本当にガッカリでした。
 
あと、結局この世界での「黒幕」が謎のまま終わる所も好きじゃないです。せめてリキッドとの決着はついてほしかったです。
このゲーム内で復活した意味ってあったんでしょうか。
 
出来や完成度は申し分ないと思うのですが、好みの問題かもしれませんが、トラウマになりそうなほど失望させられた作品でした。一流作品だけに期待が膨らんでいたので、なおさらそう思ってしまうのかもしれません。
 
総合評価・・・63点
44
「ワイルド・アームス」(PS・ソニー)/RPG
■満足度・・・6・5
■操作性・・・6
■グラフィック・・・6
■ストーリー・・・6・3
■オススメ度・・・6・2
 
通常画面→2D、戦闘画面→3Dというスタイルで展開されるゲームです。
戦闘画面への切り替え演出が多少じれったいかな・・・?という印象ですがモンスターの数もデザインも豊富で楽しめます。
 
このゲームの売りはなんといっても「謎解きの面白さ」、ストーリーを進める為や更に奥深くマップを探索するには世界に散りばめられた「言葉の謎」を解いていかなければなりません。
その「言葉遊び」が大変よく出来ていて面白いです。
 
キャラクターも魅力的なのですが、魅力に反してストーリー的に未消化で終わってしまうキャラクターが数人いたのは個人的に残念でした。
 
ゲームとは直接関係ないのですが、この作品はオープニングとエンディングにアニメが付いていて、そのアニメの制作がマッドハウスという事もありなかなかの出来なのですがキャラデザがおもむろにズレているのが笑い所というか突っ込み所というか。
キャラクターデザインの絵を渡されたアニメ・スタッフがシナリオをあまり理解しないままイメージだけで描いちゃったんだろうなあ。
・・・という印象をひしひしと感じます。( ̄▽ ̄;
(特に主人公と動物キャラ)
 
現在は廉価版も出ていて求めやすい商品になっていますので機会があったら是非プレイをv
 
総合評価・・・70点
 
前のページ 目次 次のページ
HOME

Last updated: 2005/7/1