知られざるわたしたち 90年長州女二人行編 その6
10月 剣士の最期
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その当時
連絡をとっていた方からお悔やみの言葉をいただいたことだけは、一生忘れない(笑)
・・・・・・ちょっと悪ノリしすぎカシラ、左(^-^;;)
そういえば、このヒトってこのときまだ18歳だったのね、と、何年か経ってからしみじみと思ったことがある・・・・・・。
それにしても引用ばっかりになっちまいましたよ・・・・・・。
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10月18日、入院中のアンネリ・ランツィラを狙って風次郎がエリス病院を襲撃。火々野香我美、五色ひのと、佳峰胤小太郎の三人が彼に付き従う。
嵐の中をちかづく倚福部風次郎・・・・・・手には抜き身の魔剣「昆吾刀」があった。いつのまにか、紅い刀身は、漆黒になりかわっている。
(中略)
「通すな! ここを突破されたら、保健委員長まで一直線だぞ!」
学園警備副隊長、御清流雪影の号令に、警備隊員が入り口をかこむ。
そのかたわらに、しかし、いちるの望みを託して、風次郎を待つ者達がいた。
彼の剣が、血に染まるのを阻止すべく。
やいばを交え、呪われた昆吾刀を封じるべく。
あるいはいっそ、その身を葬り去るべく。
(中略)
「捕らえろ!」
と無情にも響いた雪影の掛け声が、すらり、と腕におぼえのある者の剣を抜かせ、最期のむなしい説得が、悲鳴となって風にうちけされる、その中で・・・・・・
倚福部風次郎のみじかい人生で、最後の闘いが、はじまったのだ。
Y:先月の革自戦病院の一件は風次郎がらみの方だけのRAだったけど、今回はアンネリ・ランツィラ保健委員長を守るための人たちも入り乱れて、けっこうな参加人数だったんじゃないかしら。
M:もう、この騒動の結末を見届けることができるのか? しかなかったのかもしれない。
アクションかけたときの走り書きによると、京さん斬る派を止める意気込みはあったようです。
でも、体力低くて、絶対に自分のキャラが死ぬと思った。
Y:すごいわ、舞さん・・・・・・。
M:まあ、局長の言葉を無視するのもなんだし、とりあえず捜して止めると(笑)
実は上記の走り書きに舞が死んでも、同行者居るから結風子ちゃん大丈夫よねとか、書いてあったり(今更暴露)
Y:えええええ! よ、よくぞご無事で・・・・・・(感涙)
今月のうちの娘は完全に傍観者で、本当にあの場所に行っただけ。状態が状態とはいえ、やる気あるのか(笑)
風次郎は今月死ぬと思ってました。どうにかしようという気概がまったく感じられません(苦笑)
M:一緒に行った藤枝さん、美味しかったですね。
Y:それゆえに風之助に巻き込まれた一人でもありますね。当時、藤枝さんはできれば斬りたくないっておっしゃってたかな。
風次郎に従った方では、NG90終了間際に、佳峰胤小太郎嬢のプレイヤーさんと連絡をとらせていただく機会に恵まれましたが、彼女の場合は本当に「風次郎の意志を遂げさせるために」行動してらしたようですね。
彼女は風次郎の弟子だったのですが、風次郎が死んだ後は、自分も自刃しようと考えてらしたとか。わたしにはこういう信念はなかったなあ・・・・・・。
藤枝さんと小太郎さんのせりあう場面が好きなので、是非ご紹介したく。 このRAメインはその前後のシーンであると思うのですが、わたしの眼中にはない(苦笑)
ま、そこも引用しときますけど(笑)
ひとりの少女が、風次郎の目の前に、すっと、あらわれたのだ。
腰までのびた美しい銀髪が、炎にあおられてふくらんだ。
「風之助さま」
風次郎は、なにかを叫んだようであったが、足元をなめる炎の勢いにかき消され、それを耳にした者はいなかった。
昆吾刀が、上段にかまえられた。
「いけない!」
とっさに、走り出たのは、八番隊隊長、藤枝桂であった。
「だめだ、京さん、だめだ!」
「止めないで!」
階段を、あらんかぎりの力で駆け上がる桂と、彼を追う小太郎の悲鳴が、交錯した。
銀髪の娘は、搖然と微笑んで、刀を待ちかまえた。
桂の、長曽禰興里入道虎鉄が、烈迫の気合いと共に、横ざまに抜かれた。居合である。
昆吾刀が振り下ろされた。
一瞬送れて、虎鉄が逆袈裟に裂いた。
娘が倒れ、風次郎も膝をついた。彼を抱きとめようとした桂と、小太郎の腕の間を、まるで風のようにすりぬけて、黒い刀とともに、ころがった。
(中略)
倚福部風次郎の骸は、ゆっくりと階段を、落ちていった。
床をうった瞬間、昆吾刀は、みしり、と小さな音をたてた。
みるまに、幾つかの丸い破片となって、砕けた。
Y:ちなみに、これは風次郎が死んで終わりのショートバージョンのほうで、我々がもらった後日談つきのロングバージョンのではこうなっとります。
多分、これを気にしてるのは世界でわたしだけでしょう(苦笑)
床をうった瞬間、昆吾刀は、みしり、と小さな音をたてた。
結風子が、つと、近づき、刀に触れた。
みるまに、幾つかの丸い破片となって、砕けた。
R:ほう(笑)
M:記憶なくして病院で斬り合いに遭遇したからとはいえ、素手で刀身掴んじゃいけません。
Y:さわるなよそんなもん、て感じですよねー(笑) 芸が細かいといえば細かいですが、思いついて付け足したようにしか見えません(ああ、言っちゃった)
ええと、今月のストーリー説明に戻りますが、斬られた保健委員長は、実は公安委員のグローリア・ガートサイド嬢の変装だったのです。
そして、風次郎が昆吾刀の手入れ一切を怠っていたため、彼女が負ったのは皮膚一枚の傷でした。
この事件を、蓬莱タイムズ11月号ではこう報じています。
剣士の最期(十月一九日、墨川基地発、海洋冒険部広報部電)
・・・・・・学防部の非公式発表によれば、一八日、エリス学防軍病院に賊が侵入、警備に当たっていた公安委員会学園警備隊員らと乱闘となり、重傷を負った。
調べによると賊は元巡回班士の倚福部風次郎(一八歳)。倚福部はただちに病院内の救急医療室に運ばれたが、数時間後に死亡したという。
一説には研究部を占拠していた南豪の差し金により要人暗殺を狙っていたらしい。現場には巡回班有志やウィンド副会長らもいたとの情報もあるが、未確認。
Y:ところが皆様ご存知の通り、風次郎は実は生きていたのです。公式書類上はしっかり死亡してますが。
一部参加者に配られたRAでは、後半、後日談が語られています。
M:後日談のほうで、私、何か悪事の筆頭みたいなニュアンスで書かれてて、え〜って思った覚えがある。気のせいなのでしょうが (^_^;)
R:悪事の筆頭(笑)
Y:G・G嬢に怒られる筆頭? あ、違った、怒られてるのは局長だ(^^;)
局長の後ろに所在なげにたたずむ人たちの筆頭(笑)
M:局長、開き直ってますかね これ?
Y:後半は再び局長の独壇場なんですよね。大河内兄妹のほほえましい場面もあることですし、もうこの際だから引用しときましょうね(笑)
「説明していただきましょう」
数日後、鈴奈森南部に建つ巡回班の詰所のひとつ・・・・・・そこで、公安委員グローリア・ガートサイドが昏倒勇局長に詰め寄っていた。彼のまわりには、大河内舞を筆頭に、藤枝桂・佳峰胤小太郎・信太保名・五色ひのと・神馬乃由、そして火々野香我美が所在なさそうに控えている。
「なぜ、彼が死んだと嘘の発表をしたのです? (中略) それとも、これは巡回班の新しい謀略の先駆けというわけですの? そうだとしたら、私はこの件に関して、さんざんあの書状を見せびらかしてまで偽装のお手伝いをしたことを、後悔しなくてはなりませんわ」
ようやく勇が口をひらいた。
「倚福部風次郎は死んだ」
「では、あすこにおられるお方は、いったいどなたです?」グローリアは詰所の窓から見える一本の樹を指差した。「幽霊だ、とでも?」
「逢瀬ノ樹」として知られるその大木の根元、そろそろ落葉もうっすらと敷き始めたあたりに、ひとりの痩せた青年がぼんやりと座っていた。左手には包帯を厚く巻き、胴着をまとって、何をするでもなく、ただそこで時を過ごしているだけのようだ。
(中略)
勇は、(あいかわらず目をほそめたままで)にっこりと笑った。そして、三度くりかえした。
「倚福部風次郎は死んだ。この世にいるはずがない。
・・・・・・だから、あすこにいる男は、京都風之助なのだ」
一同は一瞬、声もでなかった。
「あいつは、今は何もおぼえていない」勇はつづけた。
(中略)
「京さんの手は」火々野香我美が尋ねた。
「あれは、あいつの名前がもっていった」勇は、言った。
「それでよかったのかもしれん。あいつの技は危険すぎた。善玉も悪玉も、誰もがあれを欲したほどに。もっとも」と窓を見ながら、苦笑して、「またあの馬鹿が、教え込もうとするかもしれんが」
大樹のもとに、もうひとりの剣士が近づくところだった。頭に包帯を巻き、手には竹刀を握っている。特徴のある背格好は、まぎれもなく渡士蔵である。
「駿兄様!」舞は大声を上げた。「まったく、あの人ったら全然懲りてないんだから!」
勢いよく詰所をとび出て、「樹」のもとへ走っていく彼女を、一同はあっけにとられて見送った。
M:スミマセン スミマセン スミマセン(笑)
ついでに竹刀抱えた御仁の件も合わせてスミマセンって(笑)
Y: あの御仁も舞さんの前では形無し(笑)
M:あ、そういえば、10月のアクションの締切前に、副長に逆らってスミマセンってお手紙を何通かいただいた。
9月に意見の相違からひっぱたいてますとは返せなかったなぁ…。
どちらかといえば、無事方さん止める側のほうだったからな〜
Y:あははは、もうすっかり姉御認定(^-^;) かわいい妹にひっぱたかれても、お兄さんは大丈夫ー(笑)
副長のこういう一面、普段が普段だけにすっごくかわいく見えちゃいますよねー。副長カワイイって思ったの、これが最初なんじゃないかな?
さてさて、ラストは今月も局長がきっちり締めてます。
勇は再び窓の外を見つめ、誰にともなくつぶやいた。
「弁天寮から東へ、「逢瀬ノ樹」まで・・・・・・ふむ、短いようで長い道のりだ」
結風子が、その道を歩むか、歩まないか。
それはまだ誰にもわからない。
Y: うちの娘、本当の本当に昏倒局長にはたいへんな恩義を受けておりますよ・・・・・・などということは後になってから思ったことで、もらった当時は、この引きは一体なんなのかと(苦笑)
多分、わたしが一番納得してなかったんじゃないかな。皆はあれだけ風之助のために行動したけど、わたしは何にもしてないのにって。このへんの疑問は長いことひきずっていくわけですが。
それにしても局長ってばお父さんみたいだわー(笑)
M:局長がお父さんだとすると、お母さんって誰でしょう?
Y:わたしにとっては舞さんですけど、正直に言ってもよかったのでしょうか(笑)
ってことでいよいよ最終月に参ります。もう蛇足みたいなもんですけど(苦笑)
関連のある?10月のできごと
南豪SS本部長、死亡。
ずっとあなたの大ファンです
まったくG・G嬢さまさまですよね(^-^;;)
いまさらながら初描きですよひゃっほう。
後にお願いして書いていただいたサイン、わたくしってばまだ大事に持ってます(笑)
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