ライフル射撃競技関係Q&A 77
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射撃分析装置 通り雨  2010年10月12日(火) 2:13
射撃分析装置としてノプテルやスキャット、リッカがありますが、予算としてどれでも買える状況だとしたら、どれがいいと思いますか?またピストルに装着する際、センサー部分が重すぎて、バランスが変わるので意味がないとか、初心者のうちに買っても、下手だ…ということが分かる程度で意味がないなどという意見も耳にしますが、いかがお考えになりますか?

    2010年10月12日(火) 9:39
ノプテルがスナップオンのレンチだとすると、スキャット、リカはホームセンターで売っている高級品だと考えてもあながち間違いではありません。一般に練習に使用するだけですとすべてがおおむね合格品で一般的には価格が問題になると思われます。

作動原理としてはノプテル以外は銃口の動きを計測する方式で、厳密に言えば射撃の結果をシミュレートしているわけではありません。銃口の位置が変化しても銃口の向きがセンターであればセンターを示すべきなのですが、その状況では表示位置がずれます。ハードウェアに対するキャリブレーション(照準合わせ)もちょっと信じられないようなことを要求しますが、それは大きな問題ではないでしょう。ノプテルはプリズム技術で標的上の銃口の向いている位置の変化を観測しますので射撃の結果を計測し続けているといえます。


≫予算としてどれでも買える状況だとしたら、どれがいいと思いますか?

その場合はノプテルになるでしょうね。他のものと比較する必要はないと考えます。価格が倍ですので部活の空撃ちがメインの場合は安価商品x2ということも結構でしょうが。

≫初心者のうちに買っても、下手だ…ということが分かる程度で意味がないなどという意見も耳にしますが・・・

「下手だから練習しても一緒だ」と同じ部類の考えだと思います。射撃の技術を考える基本にその方の技術レベルは不問かと思いますが。 まだ用品で必要なものがあるならば、そちらを優先すべきとは思います。

  通り雨  2010年10月12日(火) 22:25
ありがとうございました。スッキリしました♪

 スリングを着けるコートのベルトについて れんたん  2010年10月11日(月) 21:17  
初めまして。
高校からARを初めて5年目の大学生です。

質問なのですが、今度伏射をを始めようと思い準備をしていたのですが、私のコートにはスリングを引っ掛けるベルトが着いていません。

ベルト無しでスリングを固定する事は出来るのでしょうか?
もしくは、ベルトを後から着ける事は出来るでしょうか?

コートのメーカーはマークスマンです。

よろしくお願い致します。

    2010年10月12日(火) 9:19
ご質問の内容からの推測ですが、スリング止めがないことからご使用のジャケットがいわゆる立射用のジャケットで伏射のポジションがうまく取れるかどうか心配な点があります。伏射姿勢は左腕を(立った姿勢で)天井の方向に差し上げる形状になりますので立射を中心に裁断されたものではその時腕が上がらなかったり、肩の部分が膨らんで頸椎を押したり、ジャケット全体が大きく持ち上がり両肩の後ろが大きく余ったりします。我慢して撃つこともできますが良いパーフォーマンスは期待できません。


≫ベルト無しでスリングを固定する事は出来るのでしょうか?もしくは、ベルトを後から着ける事は出来るでしょうか? 

スリングのずれをジャケットのベルトで固定するというイメージはお捨てください。若干の仕事はしますが、スリングのずれる力がベルトにかかるとジャケットと体、もしくはジャケットそのものがずれあがってうまく撃てません。スリングを適正に使用するとジャケットのベルトにはほとんど力はかかりませんしポジションを構築する際スリングをベルトで吊るという概念あはありません。ジャケットのベルトはスリングの位置を決めるマーカーのような役割が大きな仕事です。その意味ではスリングの位置決めのためにベルトの代わりにボタンかなんかつけてそこに引っ掛けるということも可能です。ご自分でベルト+バックルを用意して取り付ける場合は、左腕の肩の縫目から腕先の部分に1個だけ縫い付けることができます。(背中側はルールでだめ)

  れんたん  2010年10月12日(火) 20:17  Mail
ありがとうございます。
色々と試して、今までのコートを使うか新調するか検討しようと思います。

 ニーリング姿勢時の射撃マット使用についてのご質問。 Vapor  2010年10月5日(火) 11:19

何時も良い勉強をさせて頂いています。

ニーリング姿勢の射撃マット使用時に関してのご質問です。

ニーリング姿勢の地面への接点である左足、右膝、右つま先(右利きの場合)の3点を同時に
射撃マットの上に載せた状態はルール的にはOKなのでしょうか?NGなのでしょうか?

先日の国体の時にそんな話が出まして、ジュリーの中でも意見が割れていましたが
とりあえずその時はジュリー合議によりOKとなりましたが
今年の社会人の時は1ヶ所か2ヶ所はOKだが3ヶ所はNGと言われたそうです。
私は3ヶ所乗せていますので、隣で話していたその話を耳をダンボにして聞いていました。

ルールブックを読むと7.5.1.3.12に・・・


射撃マットを使用する場合、射手は射撃マットの上で姿勢をとることも出来るが、
姿勢の3ヶ所床面との接点(つま先、右膝、左足)のうち1ヶ所または2ヶ所だけを
マットの上に置くことも出来る。


・・・と有ります

単純に日本語の意味として読むと最後の「置くことも出来る」の「も」により
「全部のせても良いし、1ヶ所でも2ヶ所でも良いよ!」と読めてしまうのですが
翻訳に関する問題でこのような日本語表記になっている可能性も有りますので
よく分かりません。
実際の所、ISSFの国際ルール的にはどの様に判断されているか教えていただけると助かります。

恐れ入るますが、宜しくお願いいたします。


  通りすがり  2010年10月5日(火) 15:41
7.5.1.3.12
If the shooter uses the shooting mat he may kneel completely on
the shooting mat or may have one or two of three points of contact
(toe, knee, foot) on the mat.

    2010年10月6日(水) 7:11
ずいぶん前に変更になったのにいまさらと思ったのですが・・・

膝射のマット使用については、折りたたんだりしなければ三つの床との接点をどのようにマットの上に配置させても構いません。銃口が低いのでそれを上げるために前足の下に敷いても構いません。銃口を下げるために枕部分だけをマットの上に載せても構いません。 

昔(20年くらい前?)は違いましたので勘違いされた方がいらしたのでしょう。

  Vapor  2010年10月6日(水) 11:29
かなり前からOKだったんですね、
これで安心して射撃マットを使うことが出来ます、
ありがとうございました。

 小数点 万年初心者  2010年10月5日(火) 20:45
10mP60競技の採点方法を整数方式に戻すというような噂を聞きましたが、本当でしょうか。
昨年から小数点方式になって、面白くなったと思っていたのに、なぜ逆行するようなことを考えるのか理解できません。
整数方式では、どんなに頑張っても日本新記録どころか、県新記録にもできず、タイ記録にしかならない。(自分自身はまだ600点を撃ったことがないし、現状では小数点の日本記録より整数の600点の方が現実味があるけど・・・、つまらん。)
小数点なら満射は654点という究極の目標があり、人間がどこまでこの神の領域に近づけるか、大変なチャレンジの余地があります。

ISSFでは本戦を小数点方式で実施しないから、というのが整数方式に戻す理由のようですが、10mP60競技もBR競技もISSF種目にはない日本独自の種目なのだから、採点方法も実情に合った日本独自の方法でよいではないですか。
(BRは標的装置の問題もあって整数方式にすることは理解できますが)
なんでもかんでもISSFの方針に盲従するのではなく、むしろ、小数点方式をAR種目全般に採用するように働きかけるぐらいの気概を持つべきです。
立射競技も小数点方式にすれば、600点が出たからといって標的を小さくする必要もないし、競技時間を短くする必要もない。
小数点方式にすることで、より高い次元の競技にすることが出来るのです。
そんなの無理と最初からあきらめるようでは、選手に国際的に通用するように競技力を向上せよといっても説得力に欠けます。

ぐ先生は小数点方式について、どのようにお考えでしょうか。

    2010年10月6日(水) 7:46
標的のリングの幅を小さくするかどうかの問題ですので技術の本質にはあまり変化がないのですが、得点幅を小さくすると成功ー失敗の価値の判断イキ値の概念が希少下され、1発ごとの撃発に対する重要度(メンタル的な圧力)が下がります。(現在の標的での10点の意味が小さくなります。)また9.9と10.0の差が非常に小さくなり、正直申しますとゲームとしての要素が下がる気がします。 個人的には本戦の小数点採点は射撃の面白みを小さくするやり方で好きではありませんし正直見ていてつまらないです・・・便利で論理的なので良いという意見もわかりますが。

 エアライフルのルール 万年初心者  2010年10月2日(土) 20:49
立射競技中にストックの長さが伏射の設定のままだったことに気づきました。
競技中に変更はできなかったとは思いつつも、射場役員に確認したら、きっぱり「だめです」と言われました。
しかし、帰宅後ルールブックを見たら、そのような記述が見当たりません。
そこで古い規則集をあさったところ、1999年版の第2巻 p.117には
4.6.5  競技中にストックの長さ、チーク・ピースの位置を変えてはならない。
とあります。
現行ルールにこのような記述がないということは、変更OKということでしょうか?

    2010年10月2日(土) 23:01
7.4.2.4 300mスタンダードライフル

※7.4.2.4.3   すべての姿勢で同一のライフルを改変なしで使用しなければならない。当項にはバットプレート、ハンドストップの調節、フロントインサートの変更、リアサイトおよびアイピースの調節は含まれない。可動式チークピースにおいては、競技中に銃身クリーニングおよびボルト交換のために、ジュリーの監督下、取り外すことは許されるが、再装着する際にその位置を変えることはできない。

※国内規定
7.4.2.4.3   10mエアライフル3姿勢種目にも適用する。


の順で読んでゆきますと、「すべての姿勢で同一のライフルを改変なしで使用しなければならない。」という前提下で競技中に銃の改変はできないことになります。すなわち試射開始の状態から許されている個所を除き形状に変化を加えることはできません。国体の場合、同一銃で伏射・立射の単一姿勢競技に使用しますので正式には別のセッティングで用具検査を受ける必要があるはずですが、目をつぶっているのでしょう・・・いずれにせよ競技中に調整できる箇所は、日本ではバットプレート、ハンドストップ、サイトセットだけということになります。

ちなみにISSFでは規格内である限りストックやチークを競技中に調整しても構いませんが、ジュリーの注目を浴びますのでわざわざそのようなことは行いません。(1997規則の4.6.5は廃止されています)

 ありがとうございます 万年初心者  2010年10月3日(日) 19:30
質問の説明不足ですみませんでした。
3姿勢種目ではなく、お察しのように国体の立射競技でのことです。

>いずれにせよ競技中に調整できる箇所は、日本では・・・。
この根拠がわかりません。お手数ですがご説明いただけるでしょうか。

ついでながら、旧規則の下記2項目は現状どのようになっているのでしょう?
4.6.7.2  二脚または銃にとりつける銃架は禁止する。
4.6.7.3  ハンド・ストップ/スリング止金具は立射の際は装着できない。

よろしくお願いします。

    2010年10月4日(月) 12:59
※7.4.2.4.3   すべての姿勢で同一のライフルを改変なしで使用しなければならない。当項にはバットプレート、ハンドストップの調節、フロントインサートの変更、リアサイトおよびアイピースの調節は含まれない。可動式チークピースにおいては、競技中に銃身クリーニングおよびボルト交換のために、ジュリーの監督下、取り外すことは許されるが、再装着する際にその位置を変えることはできない。

これはISSFではARではなく300mスタンダードの規則で、日本では国際的に行われていないARでの伏射や膝射を実施しており規則はこれを適用しましょうということで50年以上ARの伏射等が実施されています。ストックを競技中にお伸ばすことは改変に相当します。

国情に合わせ国際的には行われていない競技(空気銃競技でも自由銃(フリーライフル)を国体で使用していた時期もあります)を実施してきた日本の歴史とコンセンサスが規則解釈の結果ともいえます。日ラの競技運営委員会が決めれば統一して変えられる解釈の問題といえるでしょう。



≫ついでながら、旧規則の下記2項目は現状どのようになっているのでしょう?
4.6.7.2  二脚または銃にとりつける銃架は禁止する。
4.6.7.3  ハンド・ストップ/スリング止金具は立射の際は装着できない。

これらは「装着ウェイト」に該当し、”300mスタンダードライフルとエアライフルの規格”に関する規定の中で禁止されています。

7.4.2.3    装着ウエイト

7.4.2.3.1   銃身ウエイトは銃身軸を中心とした半径30mmの円内に収まるもののみ許される。銃身ウエイトを銃身に沿って動かすことはできる。
7.4.2.3.2   その他のウエイトもストックの許容寸法内に入っていなければならない。


蛇足かもしれませんが、ISSFではスタンダード規格という概念はずいぶん前(1993年)になくなり(用語はライフル規格ですが)ARなどはいわゆるスタンダードな形状のものはなくなりました。過去では規則違反に問われるARの銃身部以外にあるバランサーも規格図の銃の形状の中に納まる位置では認められています。アルミストックでの立射の胸当ても規格図の銃の絵の範囲内ということで許可されています。

  万年初心者  2010年10月4日(月) 21:50
国内規定の
7.4.2.4.3   10mエアライフル3姿勢種目にも適用する。

これが現実には、「全ての10mエアライフル種目にも適用する。」になっているということですね。
国内規定をそのように書き換えて欲しいものです。

二脚または銃にとりつける銃架やハンド・ストップ/スリング止金具が装着ウエイトに該当するということで、ハンド・ストップはストックの許容寸法内には収まっても規格図の銃の絵の範囲からは出てしまうので納得です。
ありがとうございました。

 イヤーマフについて 中年シューター  2010年9月28日(火) 10:00  Mail
ぐさま、はじめまして
今年の春からAPを所持しました中年シューターです。

エア競技は耳栓で十分と思いますが
拍子でイヤーマフ(peltor tactical sport 電子式)
を買ってしまいました

今の所、試合では未使用ですが
先輩からルールに抵触しているのではとの指摘があり
日ラのホームページの問合せフォームから質問したのですが
返事が来ません

2009年版ライフル射撃競技規則集
P96

6.2.3 耳の保護
「射場敷地内では、警告が明示され、全ての人々が聴力保護用具を
使用できなければならない。全ての射手ならびに射撃線直後に位置する
人々は耳栓、イヤーマフまたは類似の聴力保護用具の使用を強く要請する。
射撃中射線付近に勤務する全ての競技役員
(すなわち記点係、射場役員、ジュリーなど)には耳栓またはイヤーマフなど
(単なる真綿などではなく)
の聴力保護用具が供給されなければならない。
射手はいかなるタイプの受信装置を組み込んだイヤープロテクターも使用できない。」

6.2.5 音響発生装置

減音装置のみ使用できる。ラジオ、テープレコーダー等、いかなるタイプの音響発生または通信装置の使用は、競技中および練習中も禁止される。

とありますが
「いかなるタイプの受信装置」と
「いかなるタイプの音響発生または通信装置」という
文言がネックなのでしょうか?
電子式減音装置はありますが通信及び受信装置はありません
「減音装置のみ使用できる」
とありますので良い様に思いますが?

宜しく御教唆下さい

    2010年9月29日(水) 5:38
減音機能のみであれば問題ありませんが多くのイヤーマフには補聴機能がついていますので問題にする人は居ると思います。

6.2.3の最後は Ear protectors incorporating any type of receiving devices are not permitted for shooters.

でこの文章だけでは電波受信装置的なものと読み取れますが、基本的にISSF規則の理念に反するものは使用できませんのでISSF規則の求めることを知る必要があります。ISSFでは競技中の選手の他者との会話を禁止していますので、電子的減音装置(急激な爆発音を電子的にカットする)はよいとしても、アンプを介してひそひそ話が大きく聞こえる機能は規則に反すると理解されます。

また 6.2.5の Radios, taperecorders, or any type of sound producing or communication systems are prohibited during competitions and any training. 

によっても減音装置以外の通信機、録音再生機(電気装置)または音を作り出す機械、会話装置が禁止されていますので、イヤーマフに音を大きくする機能が組み込まれていた場合規則に抵触します。

ぺルターのマフにアンプ機能がついている場合(良く知りません)、怒られたら電池をはずせばよいのではないですか・・・

  中年シューター  2010年9月30日(木) 19:03  Mail

「怒られたら電池をはずせば…」
なぁ〜るほど確かに…( ̄▽ ̄;)アハ

こちらに投稿してからISSFTVでこのマフを使用している選手を
見かけたのですが電池が入っているかは判らないですからね

マイクで周囲の音を拾って
大きい音だけをカットして再生しているので
ある意味アンプ機能とも取れますね

電源を切るか電池を抜いて使うことにします…(^_^;)∧

ありがとうございましたo(^-^)o

 電子標的 アナログ射手  2010年9月24日(金) 14:12
ぐさま
電子標的なるものを、はじめて体験しました。

プリントアウトした記録紙の表示の意味について教えていただけないでしょうか?

4↑ 9  29:13。70  ー1.99/  1.54
5← 10* 31:31.13  −1,42/  0.27
6← 10* 33:39.16  −1.47/ ー0.57

4は、ショットですよね?
矢印は、着弾方向?
9は、9点
その次以降の、数字は、何を意味してるんでしょうか?

    2010年9月24日(金) 22:30
左から、発射順序、着弾方向、得点(*はセンターを表す)、発射時刻(開始後経過時間)、X座標、Y座標です。 X座標は右がプラス、Y座標は上がプラスですが・・・すんません単位は知りません。(多分ミリメートル=上の例は10m標的ですよね・・一番上の例は着弾方向と数値があってません)

数字は故障や誤射判定に使用します。ちなみにログクリアしていないデータはすべてメモリに残っていますが、出そうとしないでください・・・設定の深いところにありIP設定も近くにあって触ってしまうとどーにもならなくなります(作動しない、隣のデータが表示される等)ので。

  アナログ射手  2010年9月25日(土) 1:20
早速の返信ありがとうございます。

>上の例は10m標的ですよね・
はい、電子標的は、10メートルです  (ノ゚ο゚)ノオオオオォォォォーーーッ

>一番上の例は着弾方向と数値があってません
ハイ、間違ってました 一番上の着弾方向の表示は、斜め左上でした。 ((( ;゚д゚))アワアワ…...

>数字は故障や誤射判定に使用します
なんだか最初からプリントアウトするようにセットされているようです。
しかし便利な道具ですね。

単純に、経過時間から6の着弾時間から5の着弾時間を引いた数が
約2分8秒
休んだか、構え直してますよね、、たぶん、、

 足の裏の痺れ あたらしものずき  2010年9月17日(金) 0:54
立射で撃っていくうちに(20〜30発程)足の裏が痺れ、次第に痛くなってきます。立っているのに正座しているような感覚です。これはやはり良くない
ことと思うのですが、その原因と対処法にはどのようなものが考えらますでしょうか?ちなみに、ここ数年で急に腹の貫禄がつきました(太ったとも言う)。

    2010年9月17日(金) 20:32
ヘルニアなどの疾患による痺れではないことを確認してください。しびれた後に歩き回るとか座るとかすれば回復するようですと血流の阻害によるものと想定できますが、1.靴を脱いで射撃する、2.ズボンを着用しないで射撃する、3.銃なしでしばらくたっている・・・などの検証をしてその原因を探って排除するしかありません。

経験では、紙標的の場合交換機の位置が遠いこと、靴の中敷きが足の裏の血行を妨げる、靴ひもがきつすぎる、靴が小さすぎる、靴の足首の後ろを締めすぎる、などの原因が考えられますが・・・。銃と体重が原因の場合は骨格サポートを崩さない範囲で右脚側に重心を移動させる(感覚的には5:5の荷重)手もありますが最終的なものとお考えください。

  あたらしものずき  2010年9月18日(土) 0:01
ありがとうございます。歩いたり休んだりすると回復するので、血流の阻害の可能性が高そうです。気を付けて練習してみます。
ちなみに臍廻りは84.6pでした。

  あたらしものずき  2010年9月23日(木) 19:12
上記の足の裏の痺れですが、靴紐をゆるくしたところだいぶ改善されました。ありがとうございました。なお、痺れですが、10mPでも撃っていくうちに人差し指と親指が痺れてきます。弾が摘めないときがあります。これも原因と対処法にはどのようなものが考えられますでしょうか?たびたびですみませんが、よろしくお願いいたします。

    2010年9月24日(金) 22:15
≫Pでも撃っていくうちに人差し指と親指が痺れてきます。

弾丸が摘まめない時があるということなので右手だと想定しますが、非常に高い確率で右腕の付け根の腕周りが小さすぎる可能性があります。 女子に多い症状でもありますが、ジャケットの右わきの下のあたりをとることで改善すると考えられます。 検証するにはジャケットの下着をTシャツ1枚か脇の下に棒を突っ込んでジャケットの体に食い込む部分を押して圧力をなくして射撃してみてください。 いっそ、右腕を通さずに左腕だけジャケットを着用して射撃してみるとよりはっきりします。

上記が正解だとすると改善策は、ジャケットを変える、またはジャケットの脇繰りのあたりの強い部分を切り取ることとなります。 右ひじが細いジャケットでも同症状の発生が見られます。

ジュニア時代に思い切り固いコートで体を止めようと過度に小さくしたジャケットをそのまま3Pに使おうとした場合に時々見られる症状です。

  あたらしものずき  2010年9月24日(金) 23:02
すみません、説明が足りませんでした。右手のことでした。首ヘルニアの可能性も考えていましたので、安心しました。今度練習のときに試してみます。ジャケットは10年近く前のものなので、そろそろ新調も考えます。

 小さな女の子が銃を買う場合... とある大学生  2010年9月7日(火) 3:50
 はじめまして。身長148、体重40、20歳です。
小柄ですが空手を10年ほどしていたので筋肉は多少あります。
新たな銃購入を考えています。
 現在、バウ700アルミか、ワルサーLG300アルテックプロタッチで悩んでいます。
この2つに絞った理由は特にありません。強いて言えば...見た目あるいは直感です。
教習時、普通の大人向けの銃に対して特に違和感は無かったのですが、
(これくらい重いのが普通だと思い込んでいました)悩んでいます。
重さだけで言えばワルサーの方が少し軽いと思いますが…
これらの銃は私の体格には不向きでしょうか?
 また、この体におすすめの銃などありましたらお教え下さい。

    2010年9月7日(火) 21:33
どれがよいかと問われても多くの銃が身長175−180を基準に設計され、一番短くしても身長160程度の標準と考えられるので理想的に考えればどれも大きすぎると言えます。こう言ってしまえばちびの人が射撃に向いてないような印象を受けますが決してそうではありません。

写真の番号1は肩と目のラインの距離を表していますが小さい人はこの距離が小さく照準(ほほ付け)に関する条件は大きな人より有利な点をもっています。(目の高さにサイトラインが来るということです) 一方番号2で示されるバットプレートとグリップの長さは体格に対して長すぎるのでグリップを握るために腕を伸ばす必要があるかもしれません。右腕はリラックスして肩からぶら下げたいのでこの点小柄な人は若干のハンディがあります。写真の例では銃の(床からの)高さを低くしグリップの位置が低くなるように構えて処理しています。(この人もまさしく148−40の体格です=実際はもっと小さい)このときにグリップが左胸に触れると規則違反なのでグリップの胸側を切削する必要があるかもしれません。 ストックの厚さ(幅)に関しては後ろから見てなるべく銃の位置が○に近づくのがベターで、体の小さい人の最も大きな問題は銃が大きすぎて顔の近くまで銃を寄せにくい点にあります。

これらの要件を勘案して一番自分に合うモデルを選ばれることをお勧めしますが、アンシュッツもストックが細く、グリップも小さいのでちび向きです。

もちろんバウもワルサーも見た目で選んでも銃の性能の面では差し支えありません。据銃経験があるのですから、本当は銃砲店で見せてもらってどれが体の上(骨盤の上)で構えやすいかを調べるのが一番と思います。

重量の問題は骨格で支持する正しいポジションが取れれば、バランサーも外れることですしそれほど大きな問題とはなりません。

 お礼 とある大学生  2010年9月8日(水) 0:03
写真付きでよく理解できました。
今週末、ぐ先生のアドバイスを元に飛行機で銃砲店まで出かけてきます。
(近くにありません...)
ぐ先生、アドバイスありがとうございました。

 まぐれでしょうか? 仕事中  2010年9月6日(月) 13:34
SBのPですが、腕を怪我して3カ月ぐらい練習出来ませんでした
その後 据銃出来る様になり自宅でカラ打ち練習を何回か行ってから
射場で練習したのですが、以前よりも調子良く 試しに採点射したら
練習でも出ない自己ベスト+15点がでました
調子に乗って2週間で3回採点射したら 以前の平均(567点)より10〜13点良かったです
この調子が維持できたら非常にうれしいのですが、単なるまぐれでしょうか? それとも以前はほとんど行わなかったカラ打ち練習の効果でしょうか?
 

    2010年9月6日(月) 20:24
まぐれではないと断言できますが、実力が得点の分だけ向上したとは思えません。しかし向上のチャンスであることには間違いありませんし、有効なトレーニングを選択実施すれば得点通りの基礎的技術の向上が期待できます。

科学的な説明ではありませんが、現状を模写的に表現すれば従来の実力を10として、現在は実力が5に減った状態だと考えられます。従来の実力10のうち6が上手な技術で4が下手な技術、結果が570とすると現在は全体技術が低下して多くが水面下に沈み、水面上に現れている技術の上手:下手比率が大きく改善された状態と考えられます。(プラスマイナスの技術の総量は減ったがプラスの比率が多い状態=得点の飛躍的向上は多分に一時的要素を含みます)

このチャンスにプラスの技術だけを伸ばすような丁寧なトレーニングを重ねると実力が向上するものと考えて差し支えないと思いますよ・・・どんどん撃つことも方法ですが、考えなしだといずれ前の状況に復帰しますので、脱力やスムーズなトリガリングを徹底して意識して練習してください。

 バランスの追求 おっぺけぺー  2010年8月31日(火) 23:39
ぐコーチはライフル射撃教本P54(立射)の中で バランスを保つ上でわずかの筋緊張が(銃や体重を支える以外の部分において)銃の動きを遅くしたり良好なコントロールを実現出来る可能性がある事を 首、右足、グリップ等三例示されていますが、これ以外で成功している例がございましたらぜひともご教示下さい。

    2010年9月2日(木) 17:26
教科書は全体的に望ましい方向を示すもので、できるだけ万人に平等にプラス効果をおぼよすような表現が使用されます。その意味で全身のリラックスは重要な事項として取り上げられます。

一方、成功している人で(本人が認識しているかどうかにかかわらず)教科書通りに全身のリラックスを完成させてそのまま得点を出す人は皆無か、いても特例的な比率であるとも考えられます。現在の射撃は銃口を静止させる技術が従来に比較し重要視され、実際に満点を目標にすることは特別なことではありませんので、完璧なバランス点を求めるためにできるだけリラックスはするのですが、そのリラックスポイントである種の緊張を加えて銃口の静止時間をより長くすることは常套的に行われます。

リラックス状態でバランスのある素晴らしいポジションが得られたとき、例えば腰の部分を軽く押せば上半身全体がぐらぐらと揺れるのは普通ですが、上級者はぐらぐらしません・・・すなわち体のひねり、左腕のほんの少しの引付か肘の骨盤への若干の押しつけ、チーク圧の調整(頭部の重量の銃への積極的伝達)、体幹筋の若干の緊張、などを利用してバランス状態を積極的に固定させることが通常です。

初級の方は元来バランスポジションの完成の道のりがまだまだ遠い状態ですので、最初からテンションに頼ってしまいこれを力の入ったリラックスできていない射撃と表現しています。平均的に95を超えてきて銃口は止まるけれども止まっている時間が短い人に関しては上記の内容を求めることで、静止時間の延長=引き金エラーの根絶という第2目標に向かってトレーニングできるという段取りになります。

ARで90点程度の人はポジションそのものに(内的に)問題がある場合がほとんどですのでよりリラックスできてバランスのとれた骨格構造を目指すべきだと考えます。

≫これ以外で成功している例がございましたらぜひともご教示下さい。

ということでさまざまありますし、バットプレートの調整そのものが回答に相当する場合もありますので文章的には表現できません・・・ほんのちょっと筋肉を緊張させる程度は(10%の力で支えているならそれを11%にする程度・・・筋力の1割ではありません、1%です)工夫してみても構いませんよ。求める結果は現在よりも銃口の落ち着いている時間が伸びることです。

 銃について leaf  2010年8月7日(土) 15:37
失礼致します。
銃のことについて質問です。
現在はバウのМ603を使用していますが、「今は圧縮を使うのが当たり前」というお話をよく耳にします。「あぁ、そうなんだ」と聞くことは聞くのですが、今の銃でも95以上を出せることは出せますので、圧縮を使うことのメリットやポンプの何がいけないのかいまいちよく解らないというのが正直なところです。圧縮を使うとどのようなメリットがあるのか具体的に教えて頂けないでしょうか?お願い致します。

    2010年8月8日(日) 15:26
》圧縮を使うとどのようなメリットがあるのか具体的に教えて頂けないでしょうか?お願い致します。

1) まず機械的にポンプに比較して精度が優れています。個体差がありますので絶対的ではありませんが、初速のばらつきはおそらく9:1で圧縮式が勝っているでしょう。圧縮式でも10年もストライカースプリングを交換していないといった場合は別ですよ。固定した銃から作り出される10発グループのサイズの違いは明らかです。
2) パーフォーマンス上は圧縮式のほうが蓄気作業がないので安定した姿勢を長く保てること、安定した姿勢の正確性が圧倒的に優れていることにあります。このことは上達すればするほどポンプとの差が明確になってきます。平易にあらわすと90点なら関係ないけれど、97点ならその差は大きいという表現が適当でしょう。

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603のように完成されたポンプ式の悪いところはありませんが、アナログ時計でロケットを飛ばそうとするようなもので、味があり、魅力があり、ノスタルジックではありますが限界は比較論として低いといわざるを得ません。ポンプ式と比較して圧縮式のメリットを論じる時代はとおの昔に終了して上位を目指す射撃の前提から消えていますが、あるもので自分の最大限の結果を出していくということも大切ですので、自分自身で限界を感じるときが来るまでは現状でもかまわないのではないでしょうか。結論的に申しますと100点を目指すなら道具が難しすぎます。(できないということではありません)

 有難うございます。 leaf  2010年8月8日(日) 23:20
成程、国内外を問わず、圧縮を使用していらっしゃる方々が多いのはそういうことなのですね。また疑問が出て参りましたが、精度が優れているというのは銃身や何かに違いがあるのでしょうか?

    2010年8月9日(月) 22:28
製造年代が違いますから工作精度の向上も多少は考えられるでしょうが、弾丸初速(毎回の圧力と空気の流量)が蓄気式のほうが安定していることが優劣を第一義的に決定します。ストライカーの精度も良くなっているのかもしれません。銃身は個体差の問題以外は関係ないと思います。

 ありがとうございました。 leaf  2010年8月15日(日) 19:31
長年の疑問がようやく解決しました。新しい銃を買う場合は、これを参考にしたいと思います。

 SBについて質問です アンシュッツ  2010年8月11日(水) 18:15
アンシュッツの純正銃身で、ステンレスバレルが生産中止になっているようですが、クロモリの方がバレルの材質として適しているのでしょうか?
(例えば、SUSは熱膨張係数の違いによって撃発数が増えると精度に差異がでるとか・・・)
なにか考えられる理由があれば教えて下さい。

    2010年8月11日(水) 22:14
銃身製造では加工精度と安全のための引っ張り強度から素材が選択されます。ステンレス銃身といってもなべや時計の材料などと違って不純物を混ぜたクロームモリブデン鋼材と同程度の硬さの柔らかいステンレスが使用されます。実用上両者の差異はありません。

》なにか考えられる理由があれば教えて下さい。

売れなかったのではないでしょうか・・・日本人以外あまり買いませんから。

 エアの弾について ちんたらハンドライフルマン改  2010年8月10日(火) 19:08
夏などの全身の汗が噴き出す様な暑さの大会で、汗ばんだ指でエアの弾(AP)を装填して発射することはあまり良くないのでしょうか?

    2010年8月10日(火) 22:51
特にそのような話は聞いたことはありませんし悪影響はないと思いますが、装填口の周りは汗で錆びますので、油が銃身やメカニズムに進入しないように使用後に油布で拭いて防錆をしてください。パッキング(Oリング)は油で劣化しますのでOリングが接触する部分はからぶき程度でよいと思います。
指先に汗がついたらタオルで拭いてください。

  めっと  2010年7月30日(金) 6:02
SBプロンの質問です。
アイアンサイトだと静止して見えるのですが、
先日初めてスコープをつけて構えてみたところ、鼓動にあわせて結構動いているので驚きました。
観察すると、鼓動が打ち終わったあと、静止する瞬間があるようです。
意識的に静止するタイミングに合わせて、撃発すべきでしょうか?
タイミングに気をとられてガク引きになるのも怖いし・・・。
よろしくお願いします。

    2010年7月30日(金) 9:12
伏射でパルス動が出るのは通常のことです。上級者でもでますがそのサイズはおおむね10点の円の半分以下(10点圏全体の1/3程度)です。彼らは動きの中心位置が移動しませんのでこの状態でいつ発射しても光学的には10点ですが、技術的には心拍の休息期に撃発しなければ小さいグルーピングにはなりません。(=満点にはいたりません)

撃発は鼓動の休息期に実行されますが、実際はバイオフィードバックによる経験値の積み重ねで技術として体に定着してゆきます。この意味では多数の発射を要求されるわけですが、ごく初期には鼓動の収まる時期をセンターにあわせてトリガーを絞ってゆき撃発に至る意識が必要です。タイミングを合わせて引くというより絞りきっていく感じです。

もし鼓動によって照準点が10点の圏外まで移動するようでは、据銃能力が大きく不足していると認定できます。据銃能力には2種類の概念があり、@動きの中心位置の変化が小さい(照準点をキープできる=銃が動かない)という能力と、Aパルス動が小さい(撃発エラーが生じても10点にかかるかどうか=銃が暴れない)かどうかという点です。前者は外的姿勢の良否に、後者は内的姿勢の良否に依存する点が大きいのでトレーニングの参考にしてください。


  めっと  2010年7月31日(土) 13:17
ありがとうございました。
そこで練習ですが・・・
スコープを使って空うちをしたところ、パルスを目視できるので、絞りきるタイミングをうまくシンクロさせることができました。
しかし、アイアンサイトだと、パルスを目視できないので、ちょっと悩みそうです。
スコープをのぞいたときの鼓動とパルスの関係を思い出してみると、
ドキのすぐ後にサイトピクチャーが静止する瞬間があります。
そこで、心拍を目安(=ドキのすぐ後)に、絞りきる・・・をイメージして練習しようと思うのですが、どんなものでしょう?
あまり心拍を意識しすぎるとドキ→ガクッになりそうで、ちょっと心配ですが・・・。
よろしくお願いいたします。

    2010年8月2日(月) 10:43
完成技術の形態としては心拍の中間で発射するわけですが、これに対するトレーニングは直接に心拍を意識するよりもきれいに絞りきる技術の実現と、うまくいった時の着弾確認(=記憶)によるバイオフィードバックに頼ったものになります。銃口の静止が向上すると撃発エラー率20%程度でも100点が可能になり、銃口の静止がよくない場合エラー率0%を求められるという関係もあります。現実的にノプテルで600点が出ているファイルでは銃口の静止範囲が10点圏の1/4以下、エラー率が15%以下程度です。ここでいうエラーとは完璧な撃発をよしとしたもので、判断基準は厳しいものです。

》心拍を目安(=ドキのすぐ後)に、絞りきる・・・をイメージして練習しようと思うのですが、どんなものでしょう?

当初は必要な考え方と思いますが、心拍のタイミングに対する集中努力は据銃能力として常時センター圏に銃口が位置するようになれば、いずれ重要なことではなくなる性格のものです。トレーニングにおいても銃をとめてスムーズに絞りきることを第一重点にして、心拍タイミングだけに頼ってで撃っていかないほうが効果的と考えます。この意見は580程度以上の方むけで、初級の場合はまず特別な努力をしないでも安定して銃口を10点に向け続けられる据銃能力が第一義要因となると考えます。

  めっと  2010年8月2日(月) 15:39
聞いてよかった!
危うく間違った努力をするところでした。
ありがとうございました。

 AR弾の直径 ゆうにな  2010年7月29日(木) 23:16
こんにちは。

ARの弾には、4.48ミリ、4.49ミリ、4.50ミリとありますが、直径の違いは点数の違いになって現れるものなのでしょうか?

素人考えでは、直径が小さい方が弾速が速くなってよく当たるような気がしないでもないのですが。(実際に測ったことがないのでよくわかりません)

    2010年7月30日(金) 8:57
》ARの弾には、4.48ミリ、4.49ミリ、4.50ミリとありますが、直径の違いは点数の違いになって現れるものなのでしょうか?

正確に表現すれば、直径の違いによってその銃個体に関して精度の優劣が出ます。(銃身の内径に個体差がありますから) 10発のグルーピングのサイズでの差はおおむね1-2mmの差ですが、得点の違いになって(プラスの場合もマイナスの場合もある)現れるかと言われれば理論的にはそのとおりですが、実感できるかどうかは別問題です。

》素人考えでは、直径が小さい方が弾速が速くなってよく当たるような気がしないでもないのですが。

故障などで弾速が落ちている場合は別ですが、適正範囲内であればスピードの絶対値よりも、各発射弾の速度のばらつきの標準偏差の小さいものがよく当たると考えられます。

  ゆうにな  2010年8月2日(月) 15:16
ありがとうございます。

相性のよさそうな弾を探してみます。


 眼鏡の度数について めがねくん  2010年7月29日(木) 15:09
こんにちは。
3×40、P60、S60をやっている者です。

最近シューティンググラスのレンズを新調しようかと考えています。
近視はひどくメガネ無しでは視力検査の一番上が見えないほどです。乱視はさほど感じなく一番弱い乱視が入っています。

そして、この前検査に行ったときメガネ屋さん曰く
「弱い乱視だとレンズの角度が決めにくく角度が狂うとさらに見にくくなるから、今よりも少し強い近視だけにしたらどうか?」
と言われ、すすめられました。


度数は少し強めのレンズを入れる
(今までよりも目が疲れやすくなるが見える…らしい)



今までの物で近視のレンズだけ
(疲れにくいが今までの像のまま)

のどちらかにしようか迷っています。

長文になりすみません。
御教授をよろしくお願いします。

    2010年7月30日(金) 8:48
視力に関しては専門的なことはいえませんが:

ライフルはピープサイトを使用しますので照準中はピンホール効果で相当の視力の向上が現象として現れるのが通常です。したがって通常使用するめがねの度数よりも射撃用の場合は屈折率の低いものを使用するのが普通です。老眼の場合も同様で中距離でしかピントが合わない度数でも照準には適当であったりもします。またピープの径によっても被写界深度が変化しますので最もよく使用するサイズでレンズを決定する必要もあります。

射撃めがねを考える場合はこの点を考慮に入れてサイト越しの視力を考えながら度数を決めていただければと考えます。強めがよいかどうかは個人の見え方なので答えようがありません。

  ヘッドスペース  2010年7月1日(木) 9:38
ヘッドスペースですが、不発がなければ、グルーピングには、影響ないですか・?

    2010年7月2日(金) 12:34
ヘッドスペースとグループサイズには関連があると言われていますし、常識的にもその通りと考えますが、証明するのに何千発の単位での実験が必要になることから、実態としては現場ではその調整は無視されています。弾丸のリムの厚さ自体が弾丸メーカーやロットによってバラバラですので考えないほうが健全ということも事実です。
ベンチレストの人は違う方面から考えるでしょうが、競技射撃ではロット選択が現実的対応です。

  LG300XT  2010年6月29日(火) 21:05
LG300XT(アルミ)を使用している大学生です。
トリガーの調整について質問です。現在、トリガーが遠くに位置していて指届かず中途半端にしか引っかかりません。そこでトリガーを手前に移動したいのですが、可能でしょうか?シースの取扱説明書にはその方法が書いていないのですが…。

  熱心な通りすがり  2010年6月30日(水) 8:55
買ったお店に聞けばよいことですよね。

    2010年6月30日(水) 10:58
トリガーの棒の根元がスライドしますからねじを緩めて後ろに下げてください。どのねじかは見てないのでわかりません。それでも遠い場合はグリップの調整AND/ORトリガーの棒の工作が必要かもしれません。(これらは普通のことです)

 試合 コンペ  2010年6月26日(土) 22:35
試合に参加するまでにどのくらいのレベルに到達してから参加し始めるのが妥当でしょうか? または最初からどんどん試合に参加すべきでしょうか?それとある程度のレベルになってからその上のレベルにステップアップするためには年回何回くらい試合に参加するのが効果的でしょうか?

よろしくお願いします。

  某県の監督  2010年6月27日(日) 15:49
うちの県では、積極的に参加させています。

最初のころは、
点数よりも、雰囲気をつかませ、
また試合の流れをつかむように指導しています。
結果は、慣れれば勝手についてくるので。
逆を言えば、予期せぬ出来事が起きれば、
舞い上がって結果は出ない可能性があるので、
そこで、どういう対応が必要かを指導しています。

ステップアップするには、
試合+練習が必要と思いますが、
試合のほうが楽しいと思いますので、
多くでることは止めませんので、好きなだけでいいと思います。
最低でも月一回は試合形式で撃てるように
月例会開催するなど協会側としては、対応しています。

    2010年6月27日(日) 20:14
監督さんの言われるとおりで結構かと思います。

原則は一定のレベルが安定して発揮できる技術状態を作り上げた上で、試合で検証、改良点の模索をするということでしょう。

まったく素人から、3年で日本代表入りを目指すなら話は別である程度高度な技術が少なくともトレーニングで発揮できない状態では試合参加は技術進展の阻害要因となる要素が大きいと考えます。3x40で1120点で試合に出ても目的に鑑みれば、たいした意味を持ちません。ARで585が目標という場合はまた話が違って、スポーツ技術的にはそれほど職人芸を要求されませんので試合を織り交ぜてトレーニングしてゆく方法が良いと思われます。

実際は多くの人が趣味の範囲でのスポーツ活動であり、また部活の団体戦の関係などもあり、SBを持った次の月に試合に出なければならない状況で競技しますので上述は現実的ではないでしょうが、少なくとも数10回は練習したあとで試合に出てみたら? といってみたいです・・・。

競技力の向上のためには5-10回の競技会に参加し、その中で2試合程度を目標試合としてその年の評価の値とすることをお勧めします。