ライフル射撃競技関係Q&A 70
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1630-1649


 脈を拾う 40代  2009年7月10日(金) 22:30
SBのプローンですが、暑くなってくると心臓がバクバクして通常より脈を大きく拾ってしまいます。黒点がフロントリング下部に触れてしまうぐらい動くので非常に気になり引き金が引けません。これは明らかに私の技術力不足だとは思うのですが、スリングの位置など色々と動かしていますがまだ解決には至っておりません。やはり上級者は暑くても脈は拾わないものなのですよね?ちなみに最近になって急に脈を拾うようになってしまったのですが、高血圧が関係ある場合もありますか?

    2009年7月12日(日) 0:07
Pの銃口の動きをいわゆる照準上で9点10点を識別する動きと、静止中の小刻みな動きに大別した場合ご質問の内容は後者の極端な動きと考えますが、 通常そのような動きは脈を拾っている場合でも平均値は得点圏の(圏線の幅)の50%を超えることはありません。また正しい技術を持った人の通常の心拍のパルス動は小刻みな動きの中に吸収されおり0.5点圏も動いていれば95点が困難なレベルといえます。なれないファイナルで極端なパルスを拾う場合はもちろんあることですが・・・。
上級者でも高温化では10-20%大きくなりますが、元来その小刻みな動きの幅はおおむね0.2点圏程度なので気がつかないか、またはさほど得点が落ちるということはありません。ご質問にある動きは、リングの大きさにもよりますが1−2点圏に達する大きなもので、試合の極端なプレッシャー下に無いとすれば普通ではありません。高血圧は関係あるかもしれませんが診断はできません。
そのような大きな脈動は、スリングから来るとことも多いのですが、胴体のどこかから来ている場合もあります。ポジションの捻りをなくして据銃するか(背骨をまっすぐ、脚も曲げない)、射撃ズボンをはいている場合はそれを脱ぎ、ベルトを締めずに構えて検証してみてください。 また腕や肘が痛いですが、検証のためジャケットを着ないでスリングを短くして腕に巻き同じような大きなパルスを拾うかどうか試してください。(射撃する必要はありません)それで拾わない場合ジャケットの体へのあたり方も疑わしいです。

一方人間の視力から考察すると、視力の良い人でも50m先のランドルト環(視力検査でおなじみのC=図は5m用で視力1.0)の隙間が15mm程度ないと識別できないといわれています。標的の得点圏の幅は8mmですから、ピンホールの効果を考えてもわれわれは普通の人が経験しない視力を得て事象を判断しているともいえます。例えば10.9と10.4の映像の違い(上級者では容易に識別できる)は4mmしかなく、もしかするとそんなには動いてないのかもしれません。(計測しないとわかりません)技術レベルが解りませんので違うかもしれませんが、普段90点-95点以下のレベルであれば暑い日に脈が良く見えてしまうことは多々あり、それが精神的に障害になっていることも考えられます。また水分の不足から脈が大きくなる場合もありますのでその辺りも考察に入れてみてください。

  miya  2009年7月10日(金) 11:23
いつも参考にさせていただいております。
SBの伏射に真剣に取り組む場合、競技の様々な要素の中でどのような点で優先をつけて考えるのが良いでしょうか? 目標が600点の場合と585点の場合で違うかもしれませんが、それぞれでお考えをお教えいただければ幸いです。

    2009年7月11日(土) 23:39
同じ結果レベルにあってもそれぞれ個人差が大きいですからなかなか難しいのですが、

A:585レベルに到達するには
 1 正しいポジションとその繰り返す技術
 2 競技上での肯定的な考え方
 3 精度のよい銃と弾丸
B:満点を目指すなら
 1 不屈の精神力または精神的技術
 2 最高の銃と弾丸
 3 絶対的な銃の静止技術

に集約されるでしょうか。いずれにせよ585平均は万人に可能なレベル、597平均は相当な準備を必要とするレベルと言えると思います。

 SBのプローンでの飛ばし。 Vapor  2009年7月8日(水) 18:12
SBのプローンについてのご質問です。
あまり8点とかはほとんど撃ったこと無いんですが、ここ1〜2ヶ月くらい前から
試合とかで60発撃つと1〜2発撃ってしまう様になっていまいました。
その8点は決まって7時〜10時方向に出ています。
(8時方向が一番多いです。)
毎回気を付けて撃発時の銃口の動きは確認しているんですが、8点を撃ってしまった時も
おおむね小さく真っ直ぐ跳ね上がり元に戻るような反動だったと思います。

ちなみに毎回気をつけて確認していることは。
@バットプレートの角が腋下の部分で浮いていないか。
A目をつむり脱力し、目を開けたときに標的に向いているか(自然狙点)
・・・の2点は最低確認しています。

あと、スリングはかなり強めに張っていると思います、主観的にですが。
(試合後、かなり時間が経たないと痕が消えません・・・)

最近、練習の時にバットプレートやチークピースも小刻みに
色々調整してみたんですがいまいち方向性が見えて来ないため
書き込ませて頂きました。
何か考えられ様な事が有ればアドバイスをお願いいたします。

    2009年7月9日(木) 13:35
大きく出る着弾は、技術的にある程度のレベルのある人では、
1.撃発時の瞬間的エラー
2.据銃そのものの崩壊を他の技術でカバーしている状態でのエラー
が原因の大多数を占めますが、
元来そのエラーの発現が稀であるので文面で原因を特定することは難しいです。 例えばバットプレートの当たりを若干弱くしてそのエラーが減少したとしてもその要因はバップレではなく、その調整から来る別の部分の性能の向上によることが多々あります。

練習時は実射と空撃を交互にして、からうちのときの撃発時のまったく動揺の無いリリースを実射で再現することに集中してみてください。 銃の静止が良好であるならばあまりセットを動かさないほうが良いかもしれませんし、目をつぶって脱力したときに狙点が動いていく感じがするならば肘の位置など丁寧に修正しながら射撃してみてください。

一般論ですが、満点を狙うような人でもファイナルで左の8点を撃ったりしますので、そのことをなくそうとするより確実に良い射撃を行う技術や決意に集中したほうが効果的と考えます。

  Vapor  2009年7月9日(木) 13:44
ありがとうございました。
早速、週末試してみます。

  くま  2009年7月7日(火) 6:48
空気銃のエアシリンダーに関して温度管理は必要ないのでしょうか?

    2009年7月7日(火) 20:36
温度変化による気体の体積変化は中学か高校のとき習ったシャルルの法則どおりで、25度の気温変化で10%弱の膨張、収縮がありますが200気圧シリンダーで180気圧程度充填の一般的使用をしていれば実用上無視してかまいません。(計算式は難しいのでわからん) アウトプットは減圧して使用しますので関係ありません。
経験ですが、パラリンピックのバイアスロン用空気銃を+15度で200気圧充填し、-10度程度のコース上に持ち出すと180気圧ほどになっていました。(シリンダーのメーターですからいい加減な数値です) 結論としては温度管理は必要ありません。(直射日光に長時間さらすことはないでしょう?)関係ありませんが飛行機に積むときは必ず空気を抜いてください。貨物室の与圧が壊れると破裂して飛行機が落ちるかも・・・そうならない設計になっているとは聞きますが。

  ナイスミドル  2009年7月9日(木) 12:18
与圧がないと、やっぱシリンダーやタンクは破裂するんでしょうか?
米軍が潜水装備でC130からHALO降下するのは大丈夫なようですが、耐圧レベルが違うんでしょうか?
いつも不思議に思っています

    2009年7月9日(木) 13:39
どうでしょうかね???ヘアスプレーで怒られるくらいですから。 気圧が1/3ほどになるでしょうからシリンダーの相対内圧は3倍にあがって恐ろしい気もしますが・・ようわかりません。 シリンダーには空挺の根性は備わってないし・・・。(5-6年前の総火演でパラグライダーが半分しか開かなくてすぅぅぅーと落ちてきたのがいますが・・・アナウンスは全員降下成功でしたが=関係ないか)
とにかく搭乗前にはシリンダーの空気抜いてください。

 グリップの握り方を教えてください わらしべ中年  2009年7月2日(木) 14:30
グリップの握り方について教えてください。

グリップの握り方等、良くわかりません。
注意すべきところ、改めなければいけない点、アドバイスお願いします

種目は、立射です。
構えに入るとき、手のひら全体を、グリップの後方から差し込むようにしいます(銃身に対して平行に)
さらに、親指の付け根が、グリップ後方の湾曲したプレートに密着するように心がけています。(こんなんで良いでしょうか?)
肘から、手首の角度が、なぜかしっくり来ないときがあります。
(引き金の指のかかり具合で、手首の角度と握り方をチェックしてます)
また、軽く(ほんの少し)、体側に押さえるようにしてしています。

この時、チェストサポートへの圧力、パットプレート、右ひじの角度を、チェックポイントとし、出来るだけ、体の中心線に銃をもってこようと思うのですが、、、、手のひらで、銃を体側に抑えているような感覚が少し残ります。
(時々、右ひじ、右肩がやや上に上がっているような感覚のときもありますが、銃は傾けてはいません。)
銃に対する右手首の角度、肘、気をつけるポイントはどこでしょうか?

肘が下がれば、自然と、パットプレートの下部が、わきの下に、挟み込まれますよね?

    2009年7月2日(木) 21:02
グリップは例えエラーが生じても銃の方向に変化を与えない握り方が良いと考えます。つまりグリップによって銃を止めたり方向付けたりする要素が小さいほうがよいということです。(まったく無いとはいえませんが)それを達成するならその圧力や方向は個人の感性によりどころを置いて問題ないと考えます。
一般論では手のひら全体を銃床につけますが、親指と人差し指のラインは少し浮かすような使い方のほうが人差し指の動きがスムースに行く感じがします。また深くしっかり握ると手首の折れが大きくなりますので必ずしも現在の競技銃では正しいとも言い切れません。


》銃に対する右手首の角度、肘、気をつけるポイントはどこでしょうか?

いつも同じ状態にすることですが、据銃の大部分の仕事は左腕が担当しますので多少のエラーがあっても銃の方向が変化しないような使い方をすることでしょうか・・・手首をまっすぐにしなければならない、肘を下げなければならないなどという教条は導入期だけのものと考えて差し支えありません。(肘は下げるというより力を抜いて重力にゆだねるという感覚です)ちょっと右に向くのでグリップで抑えている、といったようなことは避けたほうが良いと思います。

    2009年7月2日(木) 21:48
http://www11.plala.or.jp/guutara/html/kyousitu/homeroom/200504Changwon_ar60_result.html

の選手の名前当たりをクリックするとポジションが現れますので参考にしてみてください。

  BB  2009年6月30日(火) 23:05
初歩的なことかもしれないですが、ARの弾で銃砲店に4.48mm、4.49mm、4.50mmの弾が売られていますが、すべて試合で使用することはできるのでしょうか?規則集には弾の口径は4.50mmとかかれているので・・・
また使用できるとして口径の大小でなにかメリット・デメリットはあるのでしょうか?

    2009年7月1日(水) 20:03
ご指摘のどのサイズの弾丸も4.5mm空気銃弾の規格ですから規則上も問題なく使えます。 
銃身のサイズには製造上許容される公差があり個体個体で内径が違います。(まったく同じにしようとすると膨大な費用がかかる)そのサイズに弾丸あわせるということで違ったサイズの弾丸が販売されていますが、銃を固定して試射を繰り返さないとその違いがわからない程度です。

》口径の大小でなにかメリット・デメリットはあるのでしょうか?

個体としての特定の銃にあうあわないの問題です。

 プローンストックの適正な厚さ (幅) toshisan  2009年6月28日(日) 19:43
古いアンシュッツの木製プローンストックを入手したのですが、
先台の断面が台形になっており、底つまり左手の手の平に触れる部分の幅が多少広すぎるように思います。
台形断面の底の左右を削って縦長の長方形の断面にしようかと思いますが、適正な先台の幅は何センチくらいでしょうか。
私の指の長さは普通の男性の指の流さより関節一つ分程度短いのですが。
幅を狭くしずぎると安定が悪くなるようなことはありますでしょうか。
ご指導よろしくお願い申し上げます。

    2009年6月28日(日) 23:49
木のストックのフォアエンドは一般論ですが明らかに小柄な体型の日本人には太すぎます。 左手の拇指丘に当たる部分のストックの形状(丸み)や個人の感覚にもよりますので、”適切な幅”という定説はありませんが手の小さい人にはフォアエンドを小さくするか、スリングレールの取り付け位置をずらして据銃した時の左手拇指丘への圧力の軽減を図るのは論理的と考えます。 古いストックがありますので参考に見ていただくと、スリングレールを4mmほどオフセットし、左手の位置に当たる部分は反対側に比べて5mm程度削って細くしています。また同時に側面と底面の角の丸みも大きくして圧力分散も意図しています。(あくまでも一例です)
現在のアルミストックのような細い幅のストックは構えやすいですが底の角の当たりが強くて痛いかもしれません。(丸くすれば良い話ですが)また木のストックを削って細くしすぎた場合(かなり細くした場合)高さが高いので安定性に問題を生じる可能性がありますが、あくまでもやってみないとわかりません。個人的間隔の問題になりますから。

》私の指の長さは普通の男性の指の流さより関節一つ分程度短いのですが。

そんなに小さい場合は削って合わせることに恐れる要素は小さいと考えます。昔のプロンストックはそのままでは相当長く、フリーに比べて引き金が遠いので多少の加工は必要かもしれません。フックバットプレートのほうが銃の止まりが良好なのでトップレベルでは現在は使われなくなりました。(あくまでも一般論に過ぎませんよ)

 御礼 toshisan  2009年6月29日(月) 22:21
写真入りでの懇切なご説明、とても分かり易く有難う御座いました。
チョッと加工するのに不安があったのですが、これで思い切って加工できます。後は、ちゃんとした練習あるのみですね。
本当に有難う御座いました。

 マイクロサイト ワルサー  2009年6月29日(月) 8:18
 SBで ヘンメリーマイクロサイトを10年位使用しています。オーバーホールは必要でしょうか?

    2009年6月29日(月) 20:18
マイクロメーターで20クリックほどの往復(上下左右とも)を行い計測し、ピープディスクの復帰位置の誤差が2/100mm以下(1/2クリック分)ですと何もしないほうが良いと思います。 1クリック以上誤差が出るようですと注油・調整し改善されない場合、それは比較的大雑把でも許される(レベルによりますけど)立射にまわし、もっとがたがあるようですとオーバーホールしますが、実際は(現実的には)買い換えたほうが良いと考えます。

使っている年数は関係ありません。(ねじにさびが出てたりしたら別ですよ)

    2009年6月28日(日) 1:55
体校の山下さんは、シューティンググラスとAHGのバイザーを併用していますが、私はどうもこの組み合わせだとツルの部分が圧迫されて痛いのです。
山下さんは何か工夫をされているかご存知ですか?

    2009年6月28日(日) 23:35
そのような話しはしたことありませんが、こうなってます。

  BB  2009年6月23日(火) 14:54
いつも参考にさせていただいてます。
ARのルールについての質問なのですが、規則集のバットプレートの規定に「バットプレートはストック端の通常の位置にある場合の中心線から左右平行に最大15oオフセットするか、その代わりに垂直軸に対してバットプレート全体を回転させることができる。」とあります。これはオフセットするか、もしくはバットプレート全体を回転させるかのどちらかができるのであって、両方することは不可能という解釈でよろしいのでしょうか?
それとバットプレートにもともとついているものに追加で滑り止めをつけることはルール上問題はないのでしょうか?
もし可能であるなら、滑り止めを増やすことでのメリット・デメリットがあれば教えていただけませんでしょうか?

    2009年6月23日(火) 15:45
》両方することは不可能という解釈でよろしいのでしょうか?

そのとおりです。

中心位置と言う意味は他の規定と違って”バットプレートをオフセットする場合の銃床後部の中心線から左右への制限値”で表現されています。多くの銃床はすでに銃床後部の位置がオフセットされていますが、その中心位置にあるバットプレートはオフセット取り付けはされていないと解釈されます。

》バットプレートにもともとついているものに追加で滑り止めをつけることはルール上問題はないのでしょうか?

肩に当たる面だけですと問題ありません。 滑り止め(摩擦)を増やすことのデメリットはあまり考えられませんが、あくまでも感覚の問題が優先されるかもしれません。

  BB  2009年6月23日(火) 16:16
回答ありがとうございました。
ところで上記の質問とはかかわりがないのですが、試合の時に射手の責任によらない遅刻はどのように対処されるのでしょうか?以前用具検査で手間取られ本射開始の合図があって10分後にやっと射座に入れたのですが、このような時は時間の延長は認められるのでしょうか?
またファイナルの前の用具検査でも同じことがあり、sighting timeが始まってから射座に入ることになりました。学生の試合なので役員も限られ時間も限られているので用具検査に時間がかかるのはわかるし、時間通りに運営しなければならないのも理解できるのですが、射手側としては不満です。
射手の責任によらずにこのようなことが起こった場合どのようになるのでしょうか?プログラムの遅れになるのか、あるいはそのような事態も想定してさらに早く準備をしなかったほうに責任があるということで、規則集にあるようなペナルティを射手は受けなければならないのでしょうか?

    2009年6月23日(火) 21:47
》試合の時に射手の責任によらない遅刻はどのように対処されるのでしょうか?

該当する時間の長さだけ延長されますが、そのような遅刻は個別の特別の場合か、組織委員会があってその指定の交通手段を使用して遅れた場合以外はあまり該当するケースは無いと思います。用具検査はちゃんとした競技会では当日に受けることはありませんので、それで手間取っても救済されません。学連の場合はそうじゃないというのであればそれは運営の問題かもしれません。ファイナルの時刻が変更になる場合はちゃんとアナウンスする必要がありますし、試射が始まってからの参加は集合時刻に遅れたわけですから、ルール上は1発目にぺナ2が課せられます。ファイナル前の検査はせいぜい一人30秒もあれば終わるはずですし・・・。
ご質問の内容は運営自体がルールに沿ったようにはなされていませんので規則を考えるより運営を向上させることのほうが肝心でしょう。テクニカルデレゲートもしくはそれに相当する役職の人、また現場のジュリーがヘボなのでしょう。 今年からはファイナル進出競射がありますのでどういうことになるでしょうね?

  コント  2009年6月22日(月) 11:17
床にメジャーなどを置くことは禁止されないとして、試合のときニーリングの足の置き位置の型紙は置けないでしょうか?

    2009年6月23日(火) 13:57
PSKとも体(両足)を床または射撃マットの上に置き・・・と決められてますので使えません。
「いいよ」と言われるかもしれませんが、それを当てにしないでください。型紙を床に写すようにマーカーを置くことはかまいませんが、パーフォーマンス上たいして役に立たないと考えます。

 SBのPでスリングが触れる ぐうたらサラリーマン  2009年6月16日(火) 16:41
大学卒業してから久しぶりにSBでPをしたのですが
スリングと銃が触れてしまいます…
大学時代も触れそうなところをうまいこと調整して
かわしてたのですが、現役を離れてたので
知識が薄れてアイデアが浮かびません…
ハンストやバップレの調整でどうにかなるものでしょうか?
フォアエンドをかませば、手っ取り早く調整
できて、なおかつ「触れないようにするため」に無理やり
調整をいじらなくて済むのかなと思っているのですが…
銃はアンシュッツのアルミストックで
164cmの男です。腕と首は長い方で痩せ型です。
何卒、ご教授お願いいたします。

    2009年6月17日(水) 17:49
アンシュツのアルミストックで伏射を構えるのは小柄の人にとってフォアエンドレイザーの使用はもっとも最初の選択肢の一つかもしれません。そのもっとも重要な要因は銃身の床からの高さを確保することにあります。姿勢についてはまず銃なしでの構えがバランスのとれたものが必要で、その上に銃が載り銃の重量が垂線方向にかかる状態の獲得が基本になります。フォアエンドをかましてその状態が求められるなら、その方法が当初としては正解と考えます。身長164cmの方ですと、要不要の分岐点付近の体格だと思われます。

  ぐうたらサラリーマン  2009年6月18日(木) 18:20
明日練習でがんばってみます!
ありがとうございました!

 セントラのスリングで 通りすがり  2009年6月18日(木) 20:49
横からすみません。
私も同じ悩みを持っている者です。
最近セントラ(MEC?)から出ている新しいスリングは金具でスリングのねじれを修正できると聞いて少し興味を持っています。通常では画像のようにトリガーガード下はスリングが縦になっていますが、これを水平に修正できないかなと思っています。まだ試していないので思っているだけですが・・・。

    2009年6月18日(木) 21:46
腕に巻く部分(カーフ)からハンドストップ方向に延びるスリングの出発点のよじれを金具でまっすぐにするだけでスリングは縦に伸びていきます・・・。構造上水平にはなりません。 
悪くはありませんが特に魅力のある道具とは言えません・・・。 体の小さい人は金具が当たるかもしれませんです。

  HPS AKTIV-Flex Sling   2009年6月19日(金) 12:28
だったらこんなのはいかがでしょう?射撃界ではマイナーなイギリス製です。

    2009年6月19日(金) 18:10
当初の目的は達することができるでしょうが、スリングの幅から来る硬さ(固定感)が無く左右方向に不安定で射撃は難しくなります。バイアスロン射撃では一般的な形状です。

  がむしゃら修行中  2009年6月18日(木) 7:48
質問させていただきます

AR・SBのPのときにレールのついたフォアエンドを取り付けて撃っている人を時々見かけます。
自分はストック自体にハンドストップをつけて撃っているのですが、フォアエンドの有・無でメリット・デメリットはあるのでしょうか?

    2009年6月18日(木) 21:39
個別のケースでは特定の問題の解決のためフォアエンドのメリット、またはデメリットが論じられますが、一般論ではその良否は確定できません。 使ったほうが姿勢が良くなるなら可、使うことによって姿勢が崩れる場合は不可としか言いようがありません。 小柄な人は本来は小さいストックを使用すべきなのですがそのようなストックが市場に存在しないため、ルールをクリアする為や、左手首の折れによる左右の動きの解消のために使用するのが一般的目的です。

  てっぺい  2009年6月16日(火) 21:32
FP(とできればAP)の反動に関する質問です。
1)反動は、点数に変化が出る程度に影響を与えるのでしょうか。
具体的には弾丸が銃口から飛び出す以前に既に銃口は上方へ跳ね上がっているのでしょうか。(ライフルではその旨を記載されていたと記憶していますが、FPまたAPでも同様と理解していいのでしょうか)
2)上記への回答がYesである場合、反動の受け方によっても着弾点が変わると思います。(反動を押さえつけれる→着弾点は下、反動を受け流す→着弾点は上)。
更に反動の強弱は使用する弾丸によっても異なりますので、練習用に使用する弾薬と本番に使う弾ものは、本来同じものを使用するのが好しいのでしょうか。
言い方を変えますと、練習時も本番時も同じ弾薬を使わないと、毎回同じ反動の受け方ができるようにならないのでしょうか、ということになるかと思います。

具体的には私は従来FPでRWSのPistol Matchを使用していたのですが、今回初めてLapuaのMidas+を使ってみました。すると反動も少なく着弾点も下方になりました。
Midas+が下方に着弾するのは、@弾道自体が低い(ガス圧が低い?)のと、A反動による銃口のジャンプも少ない、の2つの理由があるのかもしれません。
@が事実であれば、それはサイトを調整すれば事足ります。
しかしもしAが事実だとしたら、サイトの調整で解決しないと思います。練習時にPistol Matchを使用しその反動になれてしまった場合、本番でMidas+を使用したときにMidas+の反動の受け方の練習ができていないからです。
今回の質問は、値段を確認せずMidas+を発注した後、請求書を見て驚いてしまったのが背景です。せめて四分の一くらいの金額にしてくれないと、思う存分撃てそうにありません。

    2009年6月17日(水) 19:40
ピストルでは反動の安定度が着弾の誤差の決定に関与する点について、ライフルよりはるかに大きいと考えます。それは銃の重量慣性の比較論と、反動を受けるところが右手1か所である点に起因します。撃発した時点と弾丸が銃口を離れる時の銃口の位置変化(跳起角)はピストルのほうがライフルより大きく、反動の一定化は重要なポイントとなります。反動変化による着弾誤差は、これは想像ですが(実証されていませんが)9点圏に及ぶと想像されます。リボルバーで25mを撃つ場合の照準状態でのピストルの銃身の指向方向は標的よりはるか下方であり、発射の際の跳起により銃身が上方に起こされて正規の放物線上に弾丸を載せていきますので、グリップの形状が変化すると着弾は想像以上に変化します。
このことを理解すると、初速の遅い弾丸が初速の遅い弾丸より下方に着弾するとは必ずしも言えないということになります。22ロングでゼロイングされたライフルで22ショートの弾を発射すると12時方向に着弾しますが、これは初速が遅い弾丸の銃腔内を移動する時間が長く結果として銃口ジャンプが大きい角度でリリースされることにあると推論されます。勿論銃身長の違いで違った結果になることも想定できますが・・・。
RWSピストルマッチの設定初速はおそらく310m程度で、MIDASは330mですから(勿論使用する銃の前提が違いますので実際は自信はありません)初速の速いMIDASが下方に着弾することも不思議ではありません。(ミダスは日本では40数円です)またもしかするとMIDASは十分燃焼せずに初速を出せないでいる可能性もありますが、きちんと測定しないとわからないのが正直なところです。
さて、FPでは弾薬の精度に対する要求度はそれほど高くありませんので撃った時のフィーリングで弾薬を選んで構わないと考えます。日本の代表選手はワールドカップミラノ大会で2名ともファイナルに残りましたが、一人はMIDASもう一人はTENEXを使用していました。反動の変化は極論するとロットが変わっても感じるかも知れないことなので、いっそ割り切られて安価な弾丸で練習し試合直前からマッチ弾でなれるということで構わないと考えますが、精神的に許容できる方法でないとするとブランドを決めるしかないと思います。

  てっぺい  2009年6月18日(木) 1:01
非常に細やかなご説明、誠にありがとうございます。
反動の影響がそれほど大きいとは思いませんでした。
正直驚いております。
練習は安価な弾丸でいい、というかそうしないと撃てそうにないです、、、
ありがとうございました。

  さぼてん  2009年6月8日(月) 23:57
当方評判の悪いCO2の銃を使っていますが、気温の変化等で圧力が変わり着弾が変化することは良く耳にしますが、それは上下方向のみの変化と考えてよろしいでしょうか?

    2009年6月9日(火) 9:32
はっきりと認識できるのは上下方向ですので実用上はそのとおりと考えて差し支えないと思います。30℃を超えると出力が安定しているCO2の充填量(重量)の範囲が極端に狭くなり、35度を超えると安定した出力が得られる範囲がありません。(常時圧力が下がる状態になる)また10度を下回ると気化しなくなりますのでエアコンのある屋内用といえるかもしれません。



 立射における銃を保持するための筋力について 便利君1号  2009年6月4日(木) 8:33
今ARで580台中盤くらいを彷徨ってます。

立射姿勢においてとある上級射手に聞いたところ
・右肩は上げて筋力保持する。
・グリップは指に豆ができるくらいの力で握り、肩に引き寄せるようなベクトルで保持する。
・チークへの頬付けはエラ骨の辺りを沿うように押しつける。
という回答を受けました。

自分は
・右肩は上げるけれども力が無駄に入らない用にリラックス
・グリップはしっかり握るけれども、引きつけるようには構えないし豆もできない
・チークはまっすぐ首をおろして無駄に力の入らないところで止める

自分の常識と全く合致しなくて困惑しているのですが、
590〜600点を撃つにはどのような内的感覚を心がければよいのでしょうか?

    2009年6月6日(土) 9:56
結構難しい問題なんです。すなわち標準技術をその当人が高いパーフォーマンスを発揮する上でどこまで優先させるべきかという問題にかかわってきます。 590台を平均で撃つには完成度の高い標準的な技術が必要で、その意味ではご自分の常識は正しいものだと判断できます。右肩をあげたりグリップを握り締めたりしないほうが60発の体の各部位の位置の安定度の点で明らかに良いです。
一方実技上の要求としては銃を静止させなければなりませんので、銃口のセンター圏での静止時間を永くするために若干の筋肉の使用が有効な場合も考えられます。右ひじ(肩は考えられない)を若干上げて使用したり、左腕を若干体側にこじ入れて使用したり、チークを押さえつけたりするようなことが考えられますが、あくまでも個人的なテクニックの範疇に属し標準的なものではありません。
590台への内的感覚については、エラーを起こしても銃口の方向に大きな変化を与えない体の使い方を基本に捕らえ、銃口のセンター圏静止時間が男子では2秒、女子では4秒を目標値として毎回それが可能であるだろうという感覚を求めてポジション研究を行ってください。 過度に力を入れることは時間経過とともに自分の感覚とは違った力で銃に圧力を与える可能性(変化する可能性)を含みますので一義的には排除すべきと考えます。

 SBの滑り止めについて ふくろ  2009年6月3日(水) 9:53
SBの先台に、テニスのグリップテープを貼るのは、セーフでしょうか?
チークピースとかグリップがokなので、いいんじゃないかなーと思うのですが・・・。

それと、すぐに左手が痛くなるのですが、これは、やっぱり慣れるしかないのでしょうか?
ISSF・TVのプロンなんかみてると、みんな全く不快に感じていないように見えますが、私の場合は、すぐ痛くなるので、なるべく早く撃とうとして、なかなか落ち着いて撃てません。キャリアは長いのですが、左手は悩みの種です。

    2009年6月3日(水) 15:29
》SBの先台に、テニスのグリップテープを貼るのは、セーフでしょうか?

50mライフルでは許されます。 フォアエンドを削って手の引っかかりを作ったり、グリップに指型をつけてもかまいません。

》すぐに左手が痛くなるのですが、これは、やっぱり慣れるしかないのでしょうか?

そう思います。1日100発の空うちを1−2ヶ月すれば大概大丈夫、といったような性質の事柄ですが、ハンドストップの形状や調節、グローブの種類なども多少の影響がありますので工夫が必要です。
個人的経験ですが、200発程度は続けて撃てる様な状態から20年以上たって、年に数回しか撃たない状態になっても60発程度ならそれほど苦痛なく継続できます。痛みはなれるものかもしれません・・・根性出しすぎて手首を傷めないようにしてください。

 休み方について ふくろ  2009年6月3日(水) 16:59
ありがとうございます。早速、連続100発を目標に挑戦してみます。

ところで、休み方についてですが、ISSFミラノ大会のイタリア選手(2位?)は、妙なつっかい棒みたいなものを使っていましたが、これはどの程度まで許されるのでしょうか?例えば、射座の前にレストを置いて、そこに乗っけるとか・・・・。

    2009年6月3日(水) 19:56
》休み方についてですが

つっかえ棒を使用して休憩するのは古典的に良くやる方法です。休み方に規制はありませんからポジションに入ったとき明瞭に離れていればどのようにしても大丈夫です。

》射座の前にレストを置いて、そこに乗っけるとか・・・・。

立射はみんなそのようにしていますね・・・

  てろっぷ  2009年6月2日(火) 16:56
ファイナルに残る競射とはどういうものなのですか、また実際によく事例が発生するものでしょうか?

    2009年6月3日(水) 15:22
本戦が終わってファイナルに進出できる得点(本射得点合計でセンター数、シリーズの得点の並びは関係ない)をあげたものが8名を超える場合、ファイナルに進出できる順位の最下位に相当する得点者の間でファイナル進出をかけて争われる競射です。例えば6位相当の得点で同点が5名いた場合、その5人で競射が行われその中の上位3名がファイナルに進出します。進出できなかった2名については競射の得点で9位−10位となり、11位以下は規則どおりに順位がつけられます。
競射は成績確定後直ちに行われますので、怪しい得点の人は射撃の準備をして待つ必要があります。準備並びに試射の時間が5分間、その後ファイナル形式で5発行われます。採点は5発終了後に行われ(発表され)ます。

》実際によく事例が発生するものでしょうか?

ワールドカップ大会などレベルの高い試合では、高得点で選手が密集するので、無いほうが少ないです。 4−5月のワールドカップ大会で日本選手は4回競射にかかっています。一番競争率が高かったのはミュンヘン大会の伏射で10分の1でした。

 目隠し板 めがね  2009年5月27日(水) 9:17
目隠し板ですが、眼鏡に規定内の目隠し板を一枚付け、サイトにも規定内の目隠し板を付ける事はできるのでしょうか?
ルールブックでは問題ないような気もするのですが・・・よろしくお願いいたします。

    2009年5月28日(木) 0:59
構いません。

  あれれ  2009年5月30日(土) 22:17  HP
照準に使用しない眼を覆う目隠し板は1個だけと理解してましたが、変わったんでしょうか?

    2009年5月31日(日) 9:04
銃またはサイトに取り付けるブラインダー(30x100mm)は1個だけ許可されます。 帽子、ヘッドバンド、めがねにつけるサイドブラインダー(幅40mm)は両側に(合計2個)、同じく帽子、ヘッドバンド、めがねにつける非照準眼を覆う目隠し版(幅30mm)は1個装着可能です。

  あれれ  2009年5月31日(日) 16:35  HP
目隠し板は「6.4.10.3」の規定で1個使用でき、
その1個を「7.4.1.3.4」の規定で「ライフルまたはリアサイトに取り付けることはできる。」と思い込んでました。
理解不足で失礼しました。

 非照準眼に関しては・・・ めがね  2009年5月31日(日) 16:41
すみません。質問が不明確でした。
質問したかったのは、
非照準眼に対して
サイト:1枚
眼鏡:1枚・・・・計2枚のブラインダーを同時に使用できますか?
それともどっちか一方だけでしょうか?・・・という意味でした。

それと、
銃につけるブラインダーは100mm以内なら、曲げて使うこともできますか?
よろしくお願いいたします。
  

    2009年5月31日(日) 19:42
↑↑  6.4.1.3はすべての種目に共通した規則で、7.4.1.3.4はライフル種目のみに適用される規定です。したがってピストル、クレー、ランニングターゲットの銃に目隠し板をつけることはできないということになります。

↑   照準眼に関しては、銃またはサイトにつけることはできません。(照準に使う目のブラインダーの使用禁止=7.4.1.3.4) またメガネ等で許可されるのは非照準眼ブラインダーだけで、サイドブラインダーの前方への延長も額の部分までときていされていますので実質的には照準眼ブラインダーは使用できません。図のようなブラインダーは黄色い部分が規則違反になります。

》銃につけるブラインダーは100mm以内なら、曲げて使うこともできますか?

かまいません。

今年から新しくなっていることはブラインダーに製品ロゴや宣伝をつけてはならないということですが、日本では問題にならないでしょう…たぶん。

 日本語力不足でゴメンナサイ めがね  2009年5月31日(日) 20:49
しつこくてすみませんが、初めから読み返すと、読むほどに分からなくなって(訂正後はスッキリ!)・・・ビジュアル的にあらためて質問します。

ISSFの写真を見たのですが、
ミュンヘン7位のクロアチアの女子選手は、非照準眼の目隠し板を、眼鏡に一枚、サイトに一枚付けていますが、これはセーフということでしょうか?
それと、サイドの目隠し板を、斜めにして、照準眼の視野を部分的におおっていますが、これもセーフでしょうか?

重ねて、よろしくお願いいたします。

    2009年5月31日(日) 21:48
すんません。今日は特別ぼけているもんで…上記文章のコピペ違う部分をしてしまいました。訂正しました。(そりゃ分からんでしょう、申し訳ない、日本語力不足ではございません)

》、非照準眼の目隠し板を、眼鏡に一枚、サイトに一枚付けていますが、これはセーフということでしょうか?

セーフです。

》サイドの目隠し板を、斜めにして、照準眼の視野を部分的におおっていますが、これもセーフでしょうか?

アウトくさいです。


 電子標的 mato  2009年5月29日(金) 14:01
電子標的についてですが、経年劣化等による着弾誤差が発生しないのでしょうか?
また、一定期間で校正(検査)などはしなくても国際試合などでは使用が認められるのでしょうか?

    2009年5月30日(土) 13:05
≫経年劣化等による着弾誤差が発生しないのでしょうか?

よくわかりませんが、機械なので当然あると考えます。ISSFの公認競技会では毎試合TDによる検査(実務はSIUSがやる)が実施されます。どのようにするかは知りません。