ライフル射撃競技関係Q&A 63
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1514-1533

 ピストル メガネ  2008年6月9日(月) 23:14
現在私はビームライフルをしています。いつかエアピストルをしたいと考えているのですが、ピストル保持者に聞いたところ、「初段をとらないと」って言われました。これはエアライフルまたはハンドライフルじゃないといけないのでしょうか?それともビームライフルでも初段をとれば推薦申請が行えるのでしょうか?ご回答よろしくお願いします<(_ _)>

    2008年6月10日(火) 20:32
日ラの規則ではビームの初段でも良いことになっていますが、段級は数ある人物推薦要件のひとつですので、段級=推薦が受けられるという式は常には成立しません。 推薦の第一義の審査は加盟団体で行った後、日ラは書類審査中心となっています。 所属によってはビームでAPの推薦はしないところもありますので詳細は所属協会にお問い合わせください。

ということで、私には結論的に回答することはできません。所属協会にお問い合わせください。

  メガネ  2008年6月11日(水) 19:44
では、今初段を取ったとして数年後にピストルの推薦を受ける場合段級の効力はあるのでしょうか?(何年前に取った初段であっても初段として扱われるのでしょうか?)

    2008年6月11日(水) 22:59
段級の効力には時効がありません。

  メガネ  2008年6月11日(水) 23:52
ありがとうございました。大変助かります。(_ _)

  メガネ  2008年6月12日(木) 22:36
もう一つ質問です(・・;)

段級審査はいきなり初段から受けれるのでしょうか?

    2008年6月13日(金) 0:09
》段級審査はいきなり初段から受けれるのでしょうか?

5級と1級は必ず受験する必要があり、5級と1級は同時に受験できます。その他の級は受験を省略できます。(受験料は最低二つの級分は必要ということ)

1級と初段は同時に受験できませんので、最短2回目の受験で初段を受験することとなります。初段から3段までは同時に受験できますがこの場合は1-2-3段を同時に受験するということで受験料は受けた数分必要です。

この前段級を受けたのは四半世紀前なので詳しくは所属で聞いてください。忘れた・・・

 どーしましょー べろんちょ  2008年6月11日(水) 23:49
少ない情報での質問 まずもってお詫びいたします。
私のKは悪くなると(同じフォームのつもりですが)銃口が上へ上へと向きたがります 想像できる原因と対策はございますでしょうか。

    2008年6月13日(金) 0:04
ポジションがそれほど崩れた感じがせずに上方に移動していることを前提にしますと。

@ 右足首が回転方向でずれていないか
@ 枕の中身が少なくて時間経過とともに後ろが下がってきていないか
@ 右肩が下がってきていないか(この場合グリップが握りにくくなる場合があります)
@ 上半身が右回転してしまっていないか(肩付けが甘くなります)
@ 最初の姿勢がよくなくリラックス度が良くなり上体が沈んできていないか
@ 知らず知らず左腕を投げ出す方向ではなくひきつける方向で使用していないか
@ そもそも自然な狙点が上方にあったのを押さえつけていなかったか

など、原因は無数にありますが、解決策はほとんどひとつに集約されます。
ポジションを取るときに足首の上にしっかり座った状態で全身のリラックス度を過度にとったとしても上半身が逃げていかないバランスで座り、上体の重量を真下の方向に落とすようにリラックスした状態を維持するということでしょう。 ポジションそのものが不良の場合は上記の技術は難しいので、まずそこから攻めるのが上策と考えます。

情報が少ないのでこの程度のことしかかけませんです。(ー_ー)!!

 日本代表選手になるためには てっぺい  2008年6月10日(火) 23:26
いつも楽しく拝見させていただいております。
ヨーロッパにてAP射撃を始めて約3年です(1年ほど前からFPも開始しました)。
APでの自己記録は571点でまだまだですが、昨年はこちらのナショナルチーム候補生になりました。最終的には選考でもれてしまいましたが、有力選手とのトレーニングに入れてもらえるなどの配慮がありました。
ところが今年になってからは、昨年よりスコアが上がっているのにも係わらずNT候補生にもならなければ、トレーニングの声もかかりません。
所属クラブの会長が連盟に問い合わせたところ、私の日本国籍が問題になっているとのことで、今後どのように扱われるかは分からないとの回答がありました。
そこでお聞きしたいのですが、私は基本的に海外在住のままですが、
今後私の成績が上がるとして、
@日本代表として、大きな試合(WC、五輪など)に出ることはできるのでしょうか。
AそのためにはまずAPやFPでどの程度の点数を目標にすべきでしょうか
Bそのためにどのような手続きをすべきでしょうか、またそれ以外のアドバイスなどありますでしょうか。

まだまだこのような点数でこのようなことを書くのは100年早いと言われそうですが、大きな目標を夢見ながら努力していくことは有意義(というか楽しい)と考えております。
宜しくお願いいたします。

    2008年6月11日(水) 23:21
ずいぶん進歩されましたね。

競技成績的にはFP555、AP580程度で日本代表になれるのですが、まずは社団法人日本ライフル射撃協会の会員でなければ対象にはなりません。 前例がありませんので(私は嫌いなのですが、公益法人という役所性格は否めませんので)、多少の不合理はあるかもしれません。 このケースのような事態の処理は執行体である理事会が決定しますが、もとより想定もされておらず、なにも決まりは無いのでまずは問い合わせからということになるでしょうね。IFの規則では住居地ではなく国籍が3年あれば国を代表できますので、国際規則より国内の扱いがポイントになってきます。また選考会に参加できないので(国内でピストルを扱えないので)選考の公平性で問題になることは想定できます。もし認められてワールドカップでオリンピック国別参加権(個人が獲得しても権利は各国のIF-NOCに与えられる)を獲得したとしても難しい問題を含みますので、はじめにしっかりと扱いを決める必要があると思います。(ピストル種目には権限を持ちませんのでこの程度しかわかりませんです)

現実的には、仮に帰国されるとピストルの所持までには相当の時間がかかりますのでそのあたりも将来の問題になるかもしれません。

  てっぺい  2008年6月12日(木) 23:40
ご丁寧なご説明、誠にありがとうございました。
APでレギュラーに580点近い成績を出せるようになったら、日本ライフル射撃協会に問い合わせをしてみるように致します(そんな成績が出せるようになればいいのですが)。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

 アイリリーフ おうちゃくもの  2008年6月9日(月) 20:08

揺れが大きくなったときには、あえて、アイリリーフを長くすることがあります(感覚的な表現ですが、実際には、数ミリ、または、覗き込んでた角度を少し立てる程度)

その結果

1、ピープディスクホールが、小さくなり被写体深度が深くなる。
2、重心が、ほんの少し後ろ足にかかる
3、銃口が上を向く
4、揺れが小さくなる

以上のような気がするのですが、、、(あくまでも気持ちです)

アイリリーフを長くすることで、なぜ上記のような感覚になるのでしょうか?
(そもそも、きちんとリラクゼーションが取れてはいないのかとは思いますが、、、)

    2008年6月9日(月) 22:08
》アイリリーフを長くすることで、なぜ上記のような感覚になるのでしょうか?

人それぞれが”普通”と捉えている基準が定量化できない人の感覚の問題ですから答えられません・・・が、

》1、ピープディスクホールが、小さくなり被写体深度が深くなる。

正解と考えます。

》2、重心が、ほんの少し後ろ足にかかる

明らかな事実と考えます。

》3、銃口が上を向く

左肘が定位置にあり、荷重が充分骨盤上にかかっていることがキープできているならこのようなことにはなりにくいと思います。右肩が下がるか、チーク圧が増大して銃口が上部を指向するのかもしれません。ストックの長さに起因することも考えられますが、肘と骨盤のコンタクト状態は重要視されることをお奨めします。

》4、揺れが小さくなる

毎回そうであるとするならば、はじめからそのように構えるべきと考えます。

  おうちゃくもの  2008年6月10日(火) 6:58
どうもありがとうございます。

1、とても見やすくなります。

2、普段でも、後ろ足に荷重がかかっているので、やはり、標的側に 意識して戻さない限り、後ろ足のひざが、若 干曲がります。
  (決定的な不利とは、思いませんが、、これってだめですか?)

3、>左肘が定位置にあり、荷重が充分骨盤上にかかっていることがキープできているならこのようなことにはなり   にくいと思います。

  言われてみれば、常に、左腕の上腕二頭筋に若干力が入っていたかもしれません。
  アイリリーフを長くするとリラックスしやすくなります。
  ストックの長さは、短めにセティングしてます。

  >肘と骨盤のコンタクト状態は重要視されることをお奨めします。
  
  次の練習で、気をつけてみます。

  ありがとうございました。

    2008年6月10日(火) 20:24
ひざの曲がりはそこに起因する筋肉コントロール箇所の数の増加をもたらしますので論理的には不利に繋がりますが、その方が銃の静止が明らかに良い場合は考えどころと思います。現在のことではなく、しばらくトレーニングを続けた後の状態を想定してお考えください。 左右の脚の長さが違う方や骨盤のゆがみのある人もいますので同様の問題を抱える人は存在しますが、スタンスの形状や幅、靴の工夫などで50%程度の人は解決すると思われます。

  A  2008年6月9日(月) 18:27
空気銃の弾丸にはサイズがありますが、影響は大きなものでしょうか?またどのレベル当たりから気を使うような事柄なのでしょうか?

    2008年6月9日(月) 22:01
銃腔と弾丸のサイズの相性は個体によります。影響は要求するレベルによっては非常に大きなものといえます。 とはいえ良い射撃をして10点に入れようという技量レベルでは、そのことに気を使いすぎることは健全とはいえません。固定した銃から標的上で100点を記録するにはサイズ選択は考えなくても良いレベルにAR弾は製造されています。 全部10.7以上に入れようとすると弾丸の選択は必須となるでしょうが、実際の立射のレベルでは97-8点平均に達したら考えること、という程度に捉えてください。

  わんこ  2008年6月9日(月) 17:14
日ラのランキング(50m)がおかしなことになってますが・・・

    2008年6月9日(月) 21:56
どれどれ・・・・あれあれ

困ったもんだ。これで学生選抜の出場権が決まるはずなんですけどね。

あまりなのでダウンロードして保管してしまいました。

 なぜぶれてしまうんでしょうか・・・ にゃんこ  2008年6月7日(土) 13:35
私は今年大学に入り、射撃部に入部しました。
先輩には、姿勢はできていると言われたのですが、撃つときのブレが止まりません。 息を止めてみてといわれましたが、それでも止まりません。
ブレを止める何かいい改善策がありましたら教えていただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。

    2008年6月8日(日) 20:54
1-2ヶ月では銃が止まらないのは普通ですので真ん中を懸命に求めるより、真ん中近くでスムーズに指を動かすことを中心に考えた方がよいと思います。 

現在の技量ではおそらく銃口が標的の中心に滞在するのはほんの一瞬でしょうから、真ん中を認識したときにはもう外に向かって動くしかないのではないかと想像します。よっておっしゃるところの撃つときのブレは当然のことで、考え方としては銃の動きのスピードが遅くなってきたときに大体の照準でスムーズに指を動かすことに集中することをお奨めします。 

》先輩には、姿勢はできていると言われたのですが、・・・

できていれば銃はコントロールできますので、まだだと思いますよ。 骨で支えて力を抜いても銃が落ちていかないポジションを求めてください。

  にゃんこ  2008年6月8日(日) 22:20
返信ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

  トルファン  2008年6月3日(火) 18:00
ARSで左手(グローブ)が右手に触れてはいけないといわれましたが、SBの伏射と同様の解釈で宜しいのでしょうか?

    2008年6月4日(水) 19:56
現在の規則ではジュリー判断に任され明確には禁止されていませんが、ISSF規則2009年版の原稿には立射の場合に左手と右手が触れてはならないとあります。

7.5.1.2.10 The right hand may not touch the left hand or arm.(原稿)

今から修正した方が将来的によいといえます。

》SBの伏射と同様の解釈で宜しいのでしょうか?

すいません、意味不明です。

 酸素ボンベ? メガネ  2008年6月1日(日) 23:33
長時間の照準により目が酸欠になり、黒点がぼやけることがあります。コーチに聞くとこれは目の酸欠状態によるもの と言われました。
そこで考えたのですが、陸上の選手?が使ってそうな口にあててシューってするスプレーをインターバル中にすれば少しは解消されるのでは・・・?と思いました。

そこで疑問なんですが、このスプレーのようなものを試合中に射座で使うことはできるでしょうか?
また体外から能動的に酸素を取り入れることで「目の酸欠」というのを解消できるのでしょうか?  お答えください<(_ _)>

    2008年6月2日(月) 18:08
》そこで疑問なんですが、このスプレーのようなものを試合中に射座で使うことはできるでしょうか?

アンチドーピング規定の”禁止方法”のリストの中に 「M1酸素運搬能の強化」という項目があり、酸素供給を人為的に促進することとして物質名が挙げられていますが、行為そのものがアンチドーピング規定でクロに近いともいえるので使わないことを強く強くお奨めします。現在のところ係争になった事例は聞いてはいませんが国体などでは目をつけられるだけでしょう。はっきりさせたい場合はJADAにお問い合わせください。ドーピング違反は日本ドーピング防止規律パネルという機関がその処分を決定しますが、JADAからの処分要請が規律パネルに送られるとクロシロの結果にかかわらず実名入りでその結果が世界に公表されますので、かっこ悪いので安全に考えることをお奨めします。

http://www.anti-doping.or.jp/nonathlete/doc/dopingcontravention080318.pdf

》体外から能動的に酸素を取り入れることで「目の酸欠」というのを解消できるのでしょうか? 

体の酸素摂取能力でほとんど決まると思いますよ…有酸素運動を取り入れることが健全なソリューションと考えます。



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  メガネ  2008年6月2日(月) 18:42
では酸素が普通の水よりも数倍ふくまれたミネラルウォーター
アサヒの「酸素水」等はどうでしょうか?

    2008年6月2日(月) 21:48
胃や腸を経由して酸素が血中ヘモグロビンと結合できるかどうか、またその効果率がどうかなど知識がありませんので想像すらつきません、です。が、コーラを飲んでも酸欠にはなりませんよね・・・

 射撃ジャケット 毎年ヒヤヒヤ  2008年6月2日(月) 14:15
ここ数年の服装検査対策でクルトの射撃ジャケットの内側をズタズタに切り取ってしまい、みっともないしルール的にも?なので新しく新調しようかと思っておりますが、現在の主流メーカー品であればルールに適合しているのでしょうか。(現在の主流メーカーはどこのジャケットでしょうか?)クルト社は検査1回目不合格でも机の角で云々・・という事を聞いたことがあるのですが、今現在エキスパートモデルのキャンバス地の硬さは以前と変わらないのでしょうか。アドベンチャーモデルという廉価版もあるようですが・・。
またオーストリア製の高額なジャケットで特殊なラバー素材(繊維?が着用すると硬くなる?)が使われているとの事ですが、なにか情報をお持ちではありませんでしょうか。

    2008年6月2日(月) 18:28
ISSF規則の原稿を見ますと2009年の規則改定はマイナーなものでジャケットに関しては現在の理解が変更されません。

ジャケットの良し悪しにかんしては、規則に通らないと安心して使えませんのでそれが一番になりますが、どのメーカーが安心かどうかは今では材質よりそのサイズの方が決定要素となりがちなので(小さいジャケットほど固さの数値が出にくい)明言はできませんが…どこも似たようなものでしょう、という無責任な発言になってしまいます。

いずれ買ったばっかりのキャンバスジャケットはぎりぎりのものが多く、一番安心できるのはマークスマンといった状態のようです。現在最も多くの上位選手が使用しているのはマークスマンですが、ヨーロッパの選手はヨーロッパのものを使っている場合がほとんどです。 モデル別の特徴などはディーラーでお尋ねください。

ご質問のジャケットがザワーのゴム引きだとすると、現在のところあまり使われておりません。(駄目という意味ではありませんよ)

 ありがとうございました。 毎年ヒヤヒヤ  2008年6月2日(月) 20:00
ぐさまありがとうございました。マークスマンですか。とても参考になりました。
あと特殊素材のジャケットのラバーの件、確かにザワーからラバーのジャケットが出ておりました。しかしお聞きしたかったのはオーストリアのメンネル?マンネル?というメーカーから出ておりますエポテックスという特殊素材(キャンバスの代替素材?)のジャケットでした。ザワーのジャケットと混同しておりました。失礼しました。


 SB立射の重心 ヘボピー  2008年6月1日(日) 10:34
左肘を腰骨ではなく肋骨に置かざるを得ない体型です(悔しいけど、このことに関しては、改善の余地は全くありません)。
@その場合でも、左足側に重心を置いた方がいいのでしょうか?

Aそれと、右膝の感覚ですが、意識しないと、かすかに折れた感じ?になってしまいます。まっすぐ(突っ張るのではないのですが)を保つべきでしょうか、それとも同じ状態が保てるなら、やや曲がりはアリでしょうか?

    2008年6月1日(日) 17:33
ご質問の前提になりますが、パームレストまたはフォアエンド・レイザーは銃腔軸線から下方20cmまで延長できるのですがお試しになりましたでしょうか?個人的には20cmまで延長してでも重量は骨盤に置く方が良いと考えます。それでも届かない場合はズボンをサスペンダーでつってでも左肘の引っ掛かりを求めることも必要かと思います。

そのうえで改善の余地の無い場合、

@では 左足荷重にこだわった場合は腕に力が入り、重心を徐々に後方に移動させると腰椎の負担が増大します。それらを勘案した上での妥協点の模索になると考えますが、先述のズボンの例など他の方法が無い場合の考え方です。
Aに関しては右膝はまっすぐ使った方が宜しいかと思います。右ひざは一般には”大きな重量を支えている”という程度には行かない範囲で重量が直線的にかかるのが原則論です。可動部位が多いほどコントロールは安定しないという発想ですが、実際には人の体ですので結論的にはこたえられません・・・ほんの少し緩んだ据銃状態で眼を閉じて体を少しゆすってみてふたたび眼を開け、銃口の向いている高さが変化の無いように使うことがポイントかと思いますので実験してみてご判断ください。上下ばらばらの場合は一寸無理してでも(程度がありますが)直線的使用をお奨めします。

 左肘の引っかかり ヘボピー  2008年6月2日(月) 6:05
Aに関しては了解です。まっすぐでやってみようと思います。

@ですが・・・・
左肘の引っかかりを求めて、考えられることは全部!やりましたが、届かんものは届かんのですぅ(悲)。
しかし、天の助けか、何と肋骨の上に乗せることができるのです(胴長短腕もここまで来るとスゴイでしょ)。体側との摩擦で支えるのとは違い、こつんと当たる感じで、相当脱力してもほとんどずり落ちませんから、「左肘の引っかかり」は何とかなっていると思います。だから左足加重にすることについては何ら問題はありません
しかし、ここからがよく分からないのです。
腰骨だと重力はストレートに足に抜けますが、肋骨だと重力は脊椎を経由することになり、どうしても可動部分(それも相当にフレキシブルな)を経由する事になってしまいます。
妥協点を探らざるを得ないのですが、この場合でも、左足加重を心がけるべきでしょうか?それとも単に安定する所を求めて試行錯誤するしかないのでしょうか?
いずれにせよ、なんらかの合理的な方向性?がつかめればと思うのですが・・・。
ややこしい条件で申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

    2008年6月2日(月) 18:17
ポジションについての大原則はいかに楽をして長い時間銃を標的に向けていたれるかということですので、腰の周りの力を緩めても銃がふらふらしにくいところをターゲットに試行することだと思います。 一般に左足への荷重は70%程度が普通ですが50-50が限界のような気がします。(経験論で論理性には乏しいです)
程度はありますが右肩を下げて銃床尾の位置を下げ若干覗き込むように照準して銃口をあげる手もあります。(一部の上級者は採用している)その場合どうしても首回りは若干緊張しますが、腰部のあたりでリラックス状態を保てるようですと選択肢に入るかもしれません。

 イヤープロテクター   2008年4月7日(月) 11:21
以前試合でマイク&スピーカー付きのイヤープロテクター(撃った時だけスピーカー機能がキャンセルされる)は、射座での使用を禁止されている電子機器に当たるから使用不可、と聞きました。

先日ISSF TVの今年のワールドカップ・リオ大会のビデオを見ていたら、5x20のファイナルである選手がこれを使っていました。
ルールブックを見直すと、「いかなるタイプの受信装置を組み込んだイヤープロテクターも使用できない」とあり、すべての電気装置というわけではないようです。

この用具について世界の取り扱いはどのような現状でしょうか?

    2008年4月7日(月) 21:58
ISSF競技会では禁止されます。

    2008年4月8日(火) 11:54
今年のワールドカップのファイナルで実際に使われていて、ビデオが公開されているのですが?

想像するしかありませんが、考えられるのはたとえば用具検査で中に電子部品が何も入っていないのを確認したとかでしょうか?

    2008年4月8日(火) 21:26
そんなとこまでは判りませんが…単なる見落としじゃなでしょうか???
壊れていればジュリーは許可するでしょうし… 

7.4.1.3 Sound Producing Equipment
Only sound reducing devices may be used. Radios, tape
recorders, or any type of sound producing or communication
systems are prohibited during competitions and any training.

    2008年4月8日(火) 21:39
了解しました。ありがとうございます!

    2008年5月26日(月) 11:17
終わったはずの話をほじくりかえしてすいません。
つい先日終わったワールドカップミュンヘンで、やはりマイク付イヤープロテクターを使う選手がファイナルに出ていました。
検査係の見落としなんでしょうか???

 続き   2008年5月26日(月) 11:18
あと、トリガーガードを取り除いてしまっている選手もいますね。女子に多い気がします。これも違反とはならないのでしょうか?

    2008年5月26日(月) 19:42
新型のARの中には可動式のフォアエンドがガードの役目をしているものがあり、ガードを外したり銃口側に移動させると写真と同じ状態になりますが…どうするんでしょうね???下の写真もパームレストの高さを自分の気に入ったところに持ってくるための調整ですが…
そのうち何か動きがあるかもしれません。



 意識 撃発が自動化されていない初心者  2008年5月22日(木) 19:21
試合中、意識が台頭してきたときは、(揺れも大きくなります)
実行(意識)の中心は、
照準2
撃発8
ぐらいの比率で、よろしいでしょうか?
課題は、スムーズな撃発とフォロースルーでよろしいでしょうか?
それとも、いっそのこと中断して休んだ方が良いでしょうか?

    2008年5月23日(金) 19:48
》照準2撃発8ぐらいの比率で、よろしいでしょうか?

適切な解釈と考えます。中断の可否は個々に考える必要がありますが、一般論として着弾とコールがその人にとって大きく相違した場合は一度頭をほぐす意味で推奨されるでしょう。また心が防御的になった場合も仕切りなおす必要があると考えます。

 時間 メガネ  2008年5月18日(日) 20:43
ビームライフルをやってる者ですが、ゾーンにい入ったり調子が良くなっていくと1シリーズにかかる時間というのは早くなっていくものなのでしょうか?

    2008年5月19日(月) 17:44
そのような傾向はあるでしょうが、その必然性や必要性はありません。速く撃つことは目的ではなく、リズム良く射撃を遂行する手段のひとつです。

 同弾の申請 小心者  2008年5月10日(土) 20:52
SBで1圏的2発撃ちこみのとき、一般的にはどの程度の同弾から申請するものでしょうか?
観的スコープがぼろなのでいまいちはっきり見えないことが多いのですが、とりあえずダルマになっていれば申請しないものでしょうか?
エアの場合、パンチであけたみたいに穴がきれいにあくので、本当に丸穴に見えるときしか申請したことがなかったのですが、SBだと変に切れたりしそうなのでダルマでも申請したくなってしまいます。
人に聞いてもまちまちで、採点係でも経験すれば程度がわかるのですがまだ機会がありません。

    2008年5月10日(土) 23:19
2発撃ち込み時の同弾の申告は慣例的に申告するようになっていますが、現在の競技規則上は規定がありませんのでどうもはっきり言えません。これはISSF(日ラ本規則)ではAR/SBの2発撃ち込みを禁じている反面、経済的な理由で国内規定ではSBの2発打ち込みを認めていることに起因します。

個人的には1発の弾痕の1.5倍を超えないサイズの同弾は申告しておいた方が無難と考えます。まったくの同弾を申告しても認められているのか認められないのかはっきりしてもらいたいものです…過去には暫定球の規定が書いてあったんですが…。

 ラージボアライフルの衝撃波 銀輪部隊  2008年5月6日(火) 22:50
長瀞でラージボア競技をする時なのですが、他選手の衝撃波でめまいがします。3〜4射座離れていても同じです。不思議と自分の発射時にはめまいは起こりません。照準中ですと見えている全体像が衝撃波で一瞬に乱れます。(横に飛びます(笑))。耳栓はしているのですが・・ラージボアは皆こんなもんでしょうか?プロテクターは心臓の鼓動などが大きく聞こえて嫌いなのですが、上記のようなめまいがあるのならやはりしたほうが良いのでしょうか。(普段の生活では特に異常はありません)

    2008年5月8日(木) 0:27
長瀞の様なインドアでセンターファイアを撃つことは世界的にありませんので若干の工夫は必要です。引き金を絞っている最中に隣の発射がありますと誰でも付随意な撃発やがく引きを起こしますので、両隣とタイミングをずらして据銃に入ることも必要です。仕切り板、監的テレビの隙間に伏射用のラグなどを立てかけて衝撃波を軽減することができます。 国際競技用の射撃場では各射座の銃口部に衝撃波の拡散を防止する可動式の板が装備されているのが通常です。…それとサングラスと帽子も私には効果があります。 衝撃波は真後ろには進行しませんので自分の発射の衝撃波は自分では感じません。

イヤープロテクターを装着しなければ衝撃波は耳の後ろの組織の薄い部分から内耳を直撃しますので、耳栓だけは無謀というものです。必ずイヤーマフをお使いください。健康のために必需品です。 サングラス(黄色や赤の射撃用のやつ)も衝撃波と目の安全のための必需品と考えます。

めまいのことはわかりませんが…メニエル大丈夫でしょうか?

  銀輪部隊  2008年5月8日(木) 15:13
なるほどありがとうございました。
よくわかりました。
耳栓だけでは不十分のようですね。
私の場合スタジオのドラムやタイコの音でもドンッと鳴った時にクラッとする時があります。
しかし普通の生活ではめまいなどは滅多に起さないのでメニエル病は大丈夫だと思いますが、きっと人より弱いのですね。予防する事に致します。


 Tullio現象 銀輪部隊  2008年5月9日(金) 6:15
ぐさま、あれから色々調べた結果、音によるめまいはどうやらTullio現象というらしいです。初めて知りました。

    2008年5月9日(金) 7:55
まさしくこれでしょうね。 

200806追記 WEBより
【めまい 大きな音で起こるめまい、Tullio現象】

音刺激によってめまい、平衡障害を起こすことはあります。これはTullio現象とい われています。

車のクラクションでふらつく、歯の治療のドリルでふらつく、などですがあるいは めまい、あるいは難聴を訴えとして来て、聴力検査でめまいを訴える人も多いのです。

心理的に起こるめまいだと片付けられることも多いようですが実際、めまい検査を しながら音を聞いてもらうと、たとえば眼振がおこったりOTRといわれる一種の平 衡機能の反射があったりします。また音刺激によって重心が動揺するなどさまざまで す。

病的には外リンパ瘻、メニエル病、内耳奇形、内耳炎、真珠腫、頭部外傷アブミ 骨手術後などはあります。多分に音刺激が内リンパ腔に波及して内リンパに伝達して 半器管(前庭、つまり平衡感覚を司る)膨大部有毛細胞を刺激するという説やアブミ 骨底振動が前庭の同じ部位の有毛細胞を刺激するという説です。

ただまったく正常な人、めまいのない人、耳疾患のない人、難聴のない人でも起こる こともあります。これも前庭にある球形嚢斑というところ由来の前庭神経ニューロン が音刺激に反応しやすいとか、あるいは前庭性頸筋運動(VEMP)を研究して、 このVEM P閾値(つまりある連続したクリック音によって肩から頭への筋肉、つまり胸鎖乳突筋 の誘発反応)がTullio現象を感じる人の場合、その誘発音が低い所でも反射が出るな どの場合も耳疾患のない人でも見られるなどです。

治療は上記のような病的疾患、つまり外リンパろう、メニエル病、内耳奇形、内耳 炎、真珠腫、頭部外傷などはその治療でしょうが、そうでない場合は騒音を避けるな どもあります。

一見耳に異常がない場合でも起こるものですが、このTullio現象を非常に感じる人 は一度耳鼻科を受診して、上に書いた中耳や内耳の疾患を確認はしておいた方がいい でしょう。

なおリクルートメント現象など音がいびつに聞こえる、音を聞いてると頭がいたく なるとはまた別のことです。

  べろんちょ  2008年4月30日(水) 23:47
教えてください、スリングを釣るショルダーベルトですが姿勢ごとに長さが
違っても良いものでしょうか。

    2008年5月1日(木) 10:56
構いません。技術的にも腕の同じ高さにスリングをつけようとするとPKで体とジャケットの袖の位置関係がずれますので袖の上でのスリングの位置は違った場所になるのが通常です。

ベルトを2本以上付けたり、ベルトとは別に位置決めのボタンなどをつけることは禁止されます。

 サイトまで・・・ ブリッジ  2008年4月19日(土) 11:04
据銃をした時にチークピースの後ろのほう(バップレ側)に頬付けがいってしまい、サイトまでの距離が遠くなってしまいます。

この際の対処法としては『首に緊張感がなければサイトを後ろに下げる』や『ストックを短くする』といったことしたないのでしょうか? またサイトから的を見る際にいつもと同じ据銃で見え方に問題がなければ、そのままでもよいのでしょうか?

ご指導、対処法をお願いします。

    2008年4月19日(土) 21:03
アイリリーフは長くても10cm程度が限度と思いますが、アイピースから眼までの距離がそれ以上になる場合は基本的にポジションが正しいかどうか検証する必要があると思われます。銃口のコントロールが良好であるならそれで構わないと思われますが、その場合でも同心円映像を確保するためにアジャスタブルアイピースでピープ径を大きくしなければならず、その結果眼球に取り入れる光量が増大し標的が明るい射場では若干の問題を生じさせる可能性があります。

現在良好な照準映像が得られている場合はそのままでも構いませんが、眼とサイトの間からの環境光を少しでも遮断するためサンバイザーやサイドブラインダーの使用も試してみる必要を感じます。

銃の位置を低くして頭部を前傾させ、上目使いに覗き込むことでアイリリーフを短縮することも可能性として考えられますが、姿勢を見てみないと明言できません。

  ブリッジ  2008年4月19日(土) 22:16
初心者なのでもう一度きちんとしたポジション、据銃を確かめてみます。

詳しいご指導ありがとうございます!

    2008年4月24日(木) 23:15
>『首に緊張感がなければサイトを後ろに下げる』
首の緊張感をなくすために、
前に下げるなら、バップレ側にいくことはまれだと思います。
どうでしょうか?
首に緊張感がなくても、肩に力が入ると思のですが・・・。

>『ストックを短くする』
ストックは頭の位置で移動させるものではないです。
腕の長さや肩幅、そのあたりでストックの長さは決まります。
要は引きつけなくてもいいレベルにすることかと。
200806ぐ追記  全員が相似形のポジションを取っているならその通りです。↑


SBのP 外的姿勢 蟹体形  2008年4月19日(土) 22:16
Pの時の外的姿勢について教えて下さい。
ウェイズオブザライフルの写真を見ていたら高い姿勢の人も低い姿勢の人も、左肘の接地部分はグリップより離れた場所に(標的寄りに)位置しています。
私の体形はやや肩幅が広く身長は167cmくらいですが、左肘から肩までの部分をかなり地面に近づけて平べったく構えた上で、左肩を標的方向に突き出さないと前述のような位置関係になりませんでした。
白人は肘から肩までの長さが長いのでしょうか?ハンドストップの位置は出来るだけ銃の先端に近い方が有利かとおもうのですが、そんなことよりも肩の線と腰の線が並行になり、背骨にねじれが無い事を優先して構えた方がよいのでしょうか?

    2008年4月19日(土) 23:24
前提として競技用の銃床はヨーロッパ人のために作られています。北京のワールドカップ大会では106人の参加者数ですが身長167では(くしくも私も167)背の順番では106番目です。日本の選手は一人だけの参加でしたが彼は私より数センチ大きく、彼が参加者中最も小柄な選手でした。(アジア諸国でもこんなに小柄な選手はほとんどいませんです) すなわち競技射撃では我々は例外的に小柄と言うことになります。この事実を理解しないでヨーロッパの教本を読むと混乱を生じる場合があります。

逆説的に考えると銃が大きすぎるということですのでご自分とヨーロッパ人向けの雛形を比較することはあまり大きな意味がないと思いますよ。

伏射ではなんといっても前腕と上腕、スリングが構成する骨組みで銃の全ての重量の支持を受け持つことで、その上で左肩を脱力しても肩がずれたり崩れたりしないポジションを構築することに尽きます。その範囲内でバットプレートや肘の位置を調整して真上に小さくジャンプする反動を求めます。

》ハンドストップの位置は出来るだけ銃の先端に近い方が有利かとおもうのですが、そんなことよりも肩の線と腰の線が並行になり、背骨にねじれが無い事を優先して構えた方がよいのでしょうか?

もっともらしく思えますし、一見理論的に思えますが上記の完全な骨格とスリングによるサポートを求めることが相当レベルの違いで優先されます。
体を射撃方向にまっすぐに位置させるといったことももっともらしく思えますが、実態はそのようなポジションを採用する選手はほとんどいません。みんな程度の差はあれ射角をとって左腕とスリングによるサポートの追求に重きを置いています。10点が小さいので少しでも脱力状態で静止する方向で姿勢を構築するようにしています。

  蟹体形  2008年4月20日(日) 18:14
ありがとうございます。
まずは脱力状態の維持と姿勢の崩れ検知を主眼に練習を進めることにします。

 イヤープロテクター アラビアのオレンス  2008年4月10日(木) 1:13
ぐさん、
>Only sound reducing devices may be used.
 周りで発生してゐる音に追加で音楽や指導のナレーションを発生する装置ではなくて一定以上のレベルの周りの音がクリップされるとか逆相の音を発生しキャンセルする装置であれば sound producing ではなく sound reducing ですので違反してゐないと解釈できますがこれは間違いですか。

    2008年4月10日(木) 2:00
》マイク&スピーカー付きのイヤープロテクター(撃った時だけスピーカー機能がキャンセルされる)・・・

が条件ですので…(静穏時用の音量調節のボリュームがついていて一定デシベル以上の音をカットするやつです)

  アラビアのオレンス  2008年4月12日(土) 10:27
ぐさん、
 お答えありがたうございます。念のためお答えを、以下のとおり解釈したのですが、OK でせうか。

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撃った時だけスピーカー機能がキャンセルされるとか静穏時用の音量調節のボリュームがついていて一定デシベル以上の音をカットするやつならばエレクトロニクス内臓でも ISSF ルールには違反してゐない。しかし各現場のジューイがルールを正しく理解してゐない場合には違反と判断されることがあるので要注意である。
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    2008年4月12日(土) 18:42
話題のタイプは静穏時のひそひそ声をアンプ回路を通して増幅しますので規則上使えません・・・です。
そのタイプ以外のイヤーマフについては答えられません…というかわかりませんです。


一例(某社カタログ)
新開発のDSS(射撃音を瞬時にカット)チップ搭載

・微弱な可聴音まで聴取。会話、号令、指示などの音声を確実に聞き取れます。
・銃の発射音は瞬時に無害な聴取レベルまで落とします。
・ステレオマイク配列により、音源の方向を判定できます。
・銃床部をカットしたカップ形状。
・折りたたみ式で収容容易。
・取り外し式カバーは赤と黒の2種が付属。他にオレンジ、グリーンの別売りカバー有。

質量: 318g