ライフル射撃競技関係Q&A 57   戻る このページは過去のQ&Aでございますです。

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 プヨプヨ  2007年7月21日(土) 20:54  Mail
バットプレートのフックですが、Pでは内側に向く人、
外側に向く人それぞれありますが、どちらがベストなのでしょうか?
ある方から、フックが内側に行ってしまうのは、片付けが浅いから
良くないと聞きましたが本当でしょうか。

    2007年7月22日(日) 23:27
》Pでは内側に向く人、外側に向く人それぞれありますが、どちらがベストなのでしょうか?

銃の静止に寄与し、反動の改善に役立つ使い方がベストです。どれが良いかということを単体で論ずることはできますが、ポジションの中でどこに肩付けするかによっても違います。日本人の場合、鎖骨上にバットプレートを置くのは大多数の場合で困難で、体格の制限から射角を深めに取る必要がありますが、例えばその角度が大きい場合は鎖骨は弾道線に対して急角度をなしバットプレートの安定ポジションは肩峰の内側に近い部分となります。その状態でフックを銃口軸に対してまっすぐに装着するとフックは上腕内側に当たって反動がよくありません。この場合は一般に少々内側に曲げることとなります。また射角が比較的浅い場合はバットプレートの底面が肩峰の内側底部と鎖骨の付け根の間の平坦部につけられ、フックをまっすぐにつけた状態で脇の下のラインに沿ってバットプレート全体を安定して付けることができます。

》フックが内側に行ってしまうのは、片付けが浅いから良くないと聞きましたが本当でしょうか。

まず、フックがバットプレートを外側に押しやるほど体側に強く当たることは問題外かも知れません。競技銃の場合銃身軸より外側(上から見て右側)にバットプレートのオリジナルポジションが設定されています。(キャストオフ)競技銃ではバットプレートがストックの軸からオフセットできるので、優先されるのはバットプレート単体での安定した肩付けになり銃のセッティングはそこを基本に出発します。銃の体に対する位置はセッティングで合わせていきますので、肩付けの浅い深いということは議論の対象にはなりません。個人の内的感覚の中で浅い、深いという感覚は重要ですがベストポジションが体格と射撃角度によってほとんど決められますのでその差はせいぜい5mm程度です。ストックが長すぎる場合右ひじが自然な体側の位置より前に出ますので鎖骨の角度が弾道線に対してより直角に近くなり、鎖骨上の深い肩付けが可能ですが、鎖骨上の肩付けは左右エラーが前後エラーも同時に引き起こすのでよほどの方で無い限り推奨されることはありません。

 安全な状態 ナイスミドル  2007年7月19日(木) 12:37
高体連や学連の試合では、銃口カバーが安全な状態とされていて、これを強要する役員も散見されます
個人的にはボルトやラッチの開放とともに、セイフティ・フラグの挿入が最善と考えております
カバーそのものを否定はしませんが、防弾能力もないうえに、グローブ等の状態によっては、プラインや、BRのレンズを汗や脂で汚す可能性もあります
さらに屁理屈を申せば、銃腔まで塞がれた場合、状況によっては異常腔圧の発生も考えられます
その点、ぐ様はいかがお考えでしょうか?
けして、主催者等と争うつもりはありませんが、個人的見解として、お差支えのない範囲で・・・

    2007年7月19日(木) 22:27
ISSF技術規則(TR)国内適用規程、付則1に規則と相手の(社)日本ライフル射撃協会国内危害予防規則がありますので、これがすべてと思いますが…抜弾を確認のうえ、銃口を人の方向に向けない条件の下、安全な状態が決められてます。
その上で銃口カバーをすることは良いことですが、前条件が優先されるでしょうね、競技規則ですから。

 練習方法について 低迷する中級の中年  2007年5月24日(木) 14:11
ぐさま、練習方法についてお伺いします。
引き金の引き方や、フォロースルーの練習を中心に、週1回程度、5発グルーピングの練習を1時間、そのあと、30分程度、採点射撃を行っています。
採点射撃では、気合が入り、調子がよくても悪くても、見事に、コンフォートゾーンに収まりますです、、よいときが持続しませんです。
(時々は持続するのですが、、緊張してがく引き、、、、)
グルーピングの練習課題としては、スムーズな撃発と、フォロースルーでよろしいでしょうか?

    2007年5月24日(木) 23:15
週1の練習メニューとしては標準的で良いと思います。得点の伸びが止まってしまっている場合は、多くの場合いつまでもそのままですので何か工夫が必要と感じます。
例えば左手で持つフォアエンドに2-3cmの台を貼り付けて撃つと銃口の動きが小さくなるような場合(単なる一例ですよ)、銃の骨盤への重量の伝達が不十分であるということなので、もっと効果的な左手の使用法は無いかの研究の必要性があるということになります。それと…グルーピング練習時も気合を入れられたほうが良いと思いますです。
コンフォートゾーンは銃が止まればメンタル素養に関係なく上がりますから週1回の練習環境では技術的アプローチの方が効果的かもしれません。(射撃を見てませんのであくまで印象論です)

  低迷する中級の中年  2007年6月17日(日) 19:35
ご指導、ありがとうございます。
質問後、2試合に参加しました。
どちらの試合でも、やはり揺れのコントロールと、フォロースルーが課題でした。
今後も、フォロースルーを気をつけてさらに練習しようと思っております。
また、試合中、試合時間経過に伴う後方への重心の移動がありました。
重心の移動は、やはり左手の使い方に機縁するものでしょうか?
特に、最初は、銃口が標的の上方にとまって、時間経過とともに、下がってきます、さらに、意識して重心を標的側に持っていかないと、体が反ってきて、後ろ足に重心が移動していきます。

思い切って、下記のことを試してみようかと思うのですが、、、
>例えば左手で持つフォアエンドに2-3cmの台を貼り付けて撃つと、、、
この場合、ルール上、フォアエンドの最大幅(高さ)9センチまで、OKということでしょうか?
また、ARの場合、形状等に制約はあったでしょうか?
極端な話ですが、同一素材でなくてもよいのでしょうか?




    2007年6月18日(月) 21:52
体のそりが大きくなるようですと、当初の姿勢の骨格サポートの改善も考慮することと、バランス位置の常時チェックに留意する必用があるかもしれません。

》ARの場合、形状等に制約はあったでしょうか?

まず、市販の競技用ARはルールぎりぎりの9cmで設定されていますので、ルール上追加の台をつけることは無理です。(定規でご確認ください)
形状としては手の形や引っ掛かり、滑り止めは禁止されますので、指が当たるところを削るといったようなこと、手が滑らないような逆傾斜をつけることは禁止されます。(図=フォアエンドの下部のラインを模式してます=参照)
材質に関しては制限ありませんが、ざらざらしたものは禁止されます。

  低迷する中級の中年  2007年7月5日(木) 21:36
>当初の姿勢の骨格サポートの改善も考慮することと、バランス位置の常時チェックに留意する必用があるかもしれません。

胴長な上に、最近腹まで出てきました。
何とかがんばって生きたいと思います。

さて、またまた、練習方法についてお伺いします。
初級、中級の者が、10点だけを撃つ練習をするとします。(時間無制限で)
当然、技術的に未熟なので、時間あたりの、撃発数は、限りなく少なくなると思いますが、良いイメージの占める比率は、グーンとアップするのではなかと淡い期待を抱いています。
また、初級、中級者であれば、技術的にも、10点を撃つ比率は上がると思いますが、いかがでしょうか?
このような練習で、点数が劇的に伸びていくのを、期待しても良いでしでしょうか??

    2007年7月8日(日) 20:02
それでも宜しいでしょうが、よしとする範囲を設定してその範囲の中で確実に撃発していくという方法もあります。一番据銃の良い時間帯に、設定した一番中心に近いよしとする範囲でスムーズに指を動かすことをトレーニングする方がより実戦的かもしれません。

 ARのフォアエンド TMV  2007年7月9日(月) 21:33
上から5番目に近い形状で撃ってます。
コーチに相談してOKをもらい、国体でも言われなかったんですが
駄目でしょうか?

左の指を90度に曲げるのに、思い切り筋肉を緊張させないといけないので
滑り止めの意図は無いのですが

    2007年7月10日(火) 18:19
》駄目でしょうか?

ARの規則の理念はスタンダードライフルから発生していますが、男子種目にまだスタンダードSBがあったころ(1970年代)メキシコ・オリンピックの金メダリストのBernt Klingnerという人の考案した上の図中、上から3番目の形状のストックを持つBKというモデルがアンシュッツから販売されたのが量産モデルにおけるストック形状の自由化の始まりといえるかもしれません。その直後からファインベルクバウも同様のストックを持つモデル300を販売しています。(BKは全然はやらなかった)そのときにフォアエンドの前下がりは禁止の見解が出ています。
 その規則が7.4.3.2の「ピストルグリップやフォアエンドに解剖学的形状(手の型、手の引っかかり等)を作ってはならない」という文章で表現されています。(現在までもその形状のストックは一度も見たことは無いです)

ARの形状については既に写真のとおりかつての形状理念が吹き飛んでいますので、許可される可能性はあるかもしれませんが、危険負担を自ら行うのはあまり宜しくないということで現在のところNGと考えるのが順当と思います。(国体で何も言われなかったことについてはそりゃよかった、ということでご勘弁を)

当時からのジュリーがみんな天国に行けば大丈夫かも・・・

  TMV  2007年7月10日(火) 21:11
WCに持っていければ良かったんですが、ARなんでw

文句を言われる可能性が高い
そのリスクを持って撃つか、手の柔軟性を上げるか・・・

風呂でマッサージして、なんとかリラックスして曲がるように頑張ってみます

    2007年7月10日(火) 23:08
じぇーんじぇん関係ありませんが、昔は規則集の中に「チロリアンストックは許可される」なんて項目があって写真のようなストック(ファインベルクバウ124=銃身後退式の前)が許可されていましたが、・・・今はどうなんだろうか??

 千鳥饅頭 へんたいさん☆  2007年7月12日(木) 12:56
チロリアンストックって何ですか?中にクリームが入っているとか?w
それにしても、この鉄砲は格好良いですね。精度は今のARに比べたら笑うしか
ないのでしょうが・・・。
もう国内には現存しないかもしれませんね。

    2007年7月12日(木) 19:43
》チロリアンストックって何ですか?

死語に近いですが、コーム(チークピース)の部分がほほの大部分が載る様に削られたストックのことです。…なんとなくハプスブルグ王朝の香りを感じるような、気もしないこともない。

》この鉄砲は格好良いですね。

ISSFがARを導入する以前にドイツ国内で盛んに使用されていたれっきとした競技銃です。

  TMV  2007年7月14日(土) 16:37
ちなみに、こんなフォアエンドで撃ってました

斜めの部分に乗せてました

    2007年7月15日(日) 15:07
わー、ばれないかも・・・ 
底面から見てアルミのブロック部から自作のフォアエンドに至る部分で幅が変化しているとしたら、手の引っかかり条項で完璧にアウトだと思います。それにしても器用じゃな。                                                                                                   

  bau  2007年7月12日(木) 23:06
国産のSBが在ると聞いたのですが、ご存知ですか

    2007年7月15日(日) 15:03
兵林館が昭和20年代試験製作をしたと聞いています。海外ブランドでニッサンミロクが22口径を製造して輸出してました。そのような下請け製造はほかにもあったと思います。競技用ではキングクラフト社(といっても2名でやってた)により1990年ころに手作りの競技用22が10丁程度製作されました。(製作部分はボルト+アクション)

    2007年7月2日(月) 5:43
 ライスポ誌のナショナルチーム関連リポート記事にて散見される「 M基準」「F基準」というのはMQSとは違うものでしょうか?

 
 朝霞の全国ピストル大会当日の朝7〜8時頃、朝霞駅のタクシー乗り場のあたりにて、体校のジャージと野球帽姿のドシャノフ氏をしばしば見かけます。
 いつもあっちこっちきょろきょろ見渡し、隣接するバス停を激しく凝視した後、本当に残念そうな顔でタクシーに乗るのですが、あの奇妙な行動の裏には

『自分は高額なタクシーより安いバスで射場まで行きたいのだが、バスの乗り方(料金体系や支払いの後先、また降車する停留所など)が分からないのだ!』

という氏の不満があるように思います。

 もしご存じであれば教えて欲しいのですが、「朝霞射場へ行くバスはこっちですよ、190円先に払って『新座総合高校前』で降りるのですよ」とハンガリー語で教えてあげたいのですが、何と発音すればよいのでしょうか?

    2007年7月3日(火) 0:10
》「 M基準」「F基準」というのはMQSとは違うものでしょうか?

MQSはISSFが定めたオリンピックに参加できる標準記録(個人資格)のことで、QP(国別参加権)を獲得した種目に対してMQSを持っている選手が参加できるという仕組みです。 M/F基準は協会が定めた基準で、Mはアテネでメダルが取れた点数、Fはファイナルに入れた点数という意味です。べらぼーです。
http://www.riflesports.jp/iinkai/ikusei/nt2007.pdf

》、「朝霞射場へ行くバスはこっちですよ、190円先に払って『新座総合高校前』で降りるのですよ」とハンガリー語で教えてあげたいのですが、何と発音すればよいのでしょうか?

”NIIZA−SOGO-KOUKOUMAE  190yen"とメモしてぜひ教えてあげてください。日本語でもなんとなく通じるかもしれませんよ。 ところで彼はブルガリアの方ではなかったでしたっけ?

  アラビアのオレンス  2007年7月3日(火) 0:17
ご質問にたいする答えでなくてサジェスチョンですが、タクシー乗り場でバルトークや、リストの作品を鼻歌でうたひながらタクシー乗り場の列に加わり、かれが近よつてきたらツギャザーツギャザーと云いませう。

    2007年7月5日(木) 23:14
 ご指南有難うございます。

 実はまた新たな疑問が湧いて参りました。M/F基準が協会独自のものだと理解致しましたが、それでは協会はこの基準をどのような意図で定め、また如何に活用しているのでしょうか?

 上記に関して、ライフルスポーツ2006年三号掲載のナショナルチーム選手紹介欄で、上之園正一選手が「今年の目標」という質問に対して「M基準をクリアして国際大会に出たい」と答えておりますが、何らかの選抜基準に使われているのでしょうか?

    2007年7月8日(日) 19:58
これです。

http://www.riflesports.jp/iinkai/ikusei/nt2007.pdf


  bau  2007年7月4日(水) 22:23
アンシュッツ2013の次世代モデルの予定は、無いのでしょうか。

    2007年7月4日(水) 23:07
引金を変えるような話はありましたが・・・すいませんその手の情報は銃砲店にお問い合わせください。

  bau  2007年7月3日(火) 22:55
アンシュッツの1913と2013の違いを教えて下さい。
できれば、初年度とか、おすすめとかお願いします。

    2007年7月4日(水) 22:08
写真のとおりアクションの形状が違います。ボルトとトリガーは同じものと考えて差し支えありません。(20の銃身はスリーブの付かないものもあります)1913の銃身はアクションに圧入され、2013はボルトで周囲を締め付ける形で取り付けられています。
1913は1970年代の終わりごろ、2013は1990年代前半からマーケットに出ています。

》おすすめとかお願いします。

性能の差は無く、(個体差はありますよ)正直なところどちらでもいいと思っています。体が小さい人は19の軽い銃身+アルミがお奨めです。

 ビジョン・コミットメントについて 社会人ライフルマン  2007年6月27日(水) 14:22
日ラのHPを見ていましたらNRAJ2007宣言からNRAJのコミットメント2017というのがでていました。前に出ました競技者育成プログラムとどのように代わったのでしょうか?

    2007年6月27日(水) 23:24
》競技者育成プログラムとどのように代わったのでしょうか?

協会の一般方針と各論とのことですから、変わったということではないと思いますよ。

 AR立射の立ち位置 大学生のライフルマン  2007年6月22日(金) 11:49
私はARの立射を主としていますが、立ち位置の決め方がよくわかりません。現在は標的の少し左側に立っていますが、よく左に外れます。これは立ち位置が関係しているのでしょうか?また、良い立ち位置というのはどういったものでしょうか?ご指導お願いいたします。

    2007年6月24日(日) 23:12
》現在は標的の少し左側に立っていますが、よく左に外れます。これは立ち位置が関係しているのでしょうか?

断言はできませんが、その可能性はあります。目を閉じて軽く体をゆすり、落ち着いた後目を開けて、以前と同じところを向いているかどうか確認してください。

》良い立ち位置というのはどういったものでしょうか?

一般に標的の正面に立つようにするのが推奨されます。すべての射場で理想どおりには行かないかもしれませんが、まず標的に垂直な弾道線をイメージしてください。机の上の銃をその線上におきます。構えたときに銃がそのライン上にあるようにスタンスを決めてください。標的の正面に立てない射座の場合もこの方法ですと正確なスタンスが取れます。

 ありがとうございます 大学生のライフルマン  2007年6月25日(月) 15:13
なるほどよくわかりました!確かに力を抜いた時に銃が左に流れていった感覚があったと思います。今後は標的の正面にスタンスを決めるよう心がけます。ご丁寧なアドバイスをありがとうございます!

  ishi  2007年6月18日(月) 17:58
ARを始めたばかりの大学生です。射撃の基本の所に;骨格による重量サポートが達成されていること;とありますが、ジャケットを着ずに据銃(S)すると骨盤の位置等が私的には良くわかります、ジャケットを着用しないで射撃することは有効な練習方法と言えますか?



    2007年6月18日(月) 22:07
》ジャケットを着用しないで射撃することは有効な練習方法と言えますか?

照準努力をしたり、撃発することは悪い技術が身につきますのでお奨めできません。裸据銃は荷重の骨格への伝達を確認・訓練するためには有効と考えます。

 SB、P姿勢時の左肘の位置に関して SBノービス  2007年6月17日(日) 22:56
自然にP姿勢を構えると、左肘の位置は、銃身より左10cm以上の位置になってしまいます。左肘は、意識してもっと銃身に近づける様にした方が良いのでしょうか?
左肘位置、その他のチェック・ポイント(チェック方法)に関して、アドバイスをお願いします。

    2007年6月18日(月) 22:05
ちょっと離れすぎかなぁ・・・? 姿勢を見ないとわかりません。

チェックポイントとしてはその状態で銃身の上に子どもが載っても真下にしか圧力がかからない状態(垂線方向に力がかかる)であるかどうかです。

 SB 、P姿勢時のストック長に関して SBノービス  2007年6月17日(日) 22:55
SB(P姿勢)の初心者です(現在、試行中の姿勢にはエラーがある前提で)。身長180cm、標準体型で、腕は長い方です。銃は、アンシュッツのアルミストック(現行)です。P姿勢時に、ストックの長さを合わせると、バットプレートの標準のColumn(ネジ棒)では長さが不足する位までストック長を長くしないと合わない(右肩とバットプレートの密着した感じが無い)のですが、問題ないでしょうか?
チェック・ポイントがあれば、併せて教えて下さい。宜しくお願いします。

    2007年6月18日(月) 22:02
すごくストックを伸ばす感がありますが、それで銃口が静止し反動が小さいならば問題ありません。レベル的にご自分で判断できない状況であれば、寝転んだときの上半身の弾道に対する角度を浅く取れば一般にストックは短くなります。その場合サイトの覗き方が、横目使いから比較論として正面を見る感じ(上目遣い)に変化します。

いずれにせよ、ご質問の情報だけでは結論的な回答はできませんが、据銃した時に全身の力を抜いても銃が逃げていかないことが重要になります。

  べろんちょ  2007年6月14日(木) 22:37
グリップからバットプレートまでの長さですが、3つの姿勢でPが1番短いのは
不自然ですか。

    2007年6月15日(金) 20:45
ちゃんと構えられているのなら不自然ではありませんが、一般的には伏射は立射よりその距離が若干長くなります。
肩付けのポイントからグリップまでの距離がそれを決定しますが、立射の構えの肩からグリップまでの距離を変えずに(銃なし)そのまま寝転んでください。顔がグリップより前方に位置するはずです…バットプレートの当たる位置が違いますのでそこまで極端にはなりませんが、通常は伏射のほうが立射に比べてその長さは長くなります。
ひょっとして立射のストックが極端に長いセットになっているのかもしれませんね。

  べろんちょ  2007年6月15日(金) 22:46
わかりました。今一度、検証してみます。
新しいポジションおめでとうございます(でよろしいんですよね)
大変でしょうが頑張ってください。

 SBのPの左肘の位置の質問です。 bau  2007年6月14日(木) 21:40
左肘の位置なんですが、今までのQ&Aで色々分かったのですが、左右どの位置へ着けばいいのですか。
私が教わったのは、左肩より中へ、銃の真下位にと言うわれ、やって見るのですがうまく行きません、少し左に着く方がリラックス出来るのですが、
右手を離すと銃が右に倒れて行きます、スリングをきつくするとよけいに銃の真下に肘が届かなくなります。
据銃の時左腕だけで支えられるようにとも言われました、この時の右腕はトリガーを引くだけで、銃を支えることはないのですか、如何したらいいのですか教えて下さい。

    2007年6月15日(金) 20:40
左肘の位置は上半身の横たわる角度にもよりますが、一般的には銃の真下から5―10cm左側ではないでしょうか。右目の前方に銃のラインがあるとすると、左目の前方の真下くらいの位置になります。天井から見ると、肩の関節、肘、左手の3点を結ぶラインがほんの少し銃側に折れる線を描きます。絶対的にNOではありませんが、銃の真下には来ません。
左腕の力を抜いてもその位置で銃の重さが床の方向に垂直にかかっているところが基準となります。

  SorE  2007年6月13日(水) 23:46
Pで腕の裾が銃に当たるので切ろうと思いますが、切った部分の後処理はどのようにすればいいですか?

    2007年6月14日(木) 18:24
切ったところををボンドで接着してキャンバスのほつれを止め、布をかぶせて縫い付ければいかがでしょうか。 尚、表地-裏地の張り合わせは禁止されていますので接着する際留意してください。縫い合わせるときは生地が固いので太い針とペンチが必用かもしれません。

  いいん  2007年6月13日(水) 15:08
過去に現役学生でオリンピックまで行った人は存在するのですか?

    2007年6月14日(木) 18:22
1964年東京大会    明大学生
1988年ソウル大会   日大学生2名
1996年アトランタ大会 明大学生

以上4人の選手が現役学生としてオリンピックに出ています。

 プロンの左手の位置 もぐもぐ  2007年6月8日(金) 13:27
SB・プロンの質問です。
手が短いので、必要な高さを得ようとすると、どうしても左手がトリガーガードの近くに来ます。
安定を求めて左手を前に出すと、上目遣いがきつくなり、かすかにゆがみが出ます。左手の位置が手前すぎると、わずかに前がふらつく感じがあります。
妥協点を探しているのですが、トレードオフの場合、高さと、左手の位置と、どちらを優先すべきでしょうか。

    2007年6月8日(金) 23:24
伏射では銃の静止を求めることが優先されますのでその目標に近い状態が優先されます。全身をリラックスさせたときにより静止の良い方を求めた方がいいですよ。
その状態で例えば覗き辛いような場合、サイトラインを上げたり、フォアエンドを高くすること(木の銃床への変更も含む)も選択の視野に入りますが、優先すべきは据銃の安定感とお考えください。銃をセッティングで体の中心軸に近づけると照準状況が良くなる場合もあります。

 射撃練習 と 弾数 に関して SB射手  2007年6月4日(月) 19:16
射撃練習(合宿)に行く想定で、自分の車に積んで射場に持っていける弾(実包)の最大数は自宅保管上限の800発になりますか? (列車、バス、船舶、飛行機等には規定がありますが、自家用車には、規定が無い様に見受けました。)

一日の消費数が最大400発である事から、2日に一回、銃砲店に弾を買いに行く必要があることになりますか?
(消費数は、申請で増やす事が出来そうですが、800発の方は変えられない様ですが?)

例えば、新幹線で、国体開催地へ移動する場合、携行できるのは200発で、それ以上は国体会場で購入するしか無いのでしょうか? ( 200発では練習分を含めると、120発競技では厳しいかと)

国体の候補選手に選ばれたとして、これらの規制は緩和される様な事は無いのでしょうか?

宜しくお願い致します。

    2007年6月4日(月) 21:26
すべてご質問のとおりですが、初心者講習のテキストに書かれていますので読み返してください。

》国体の候補選手に選ばれたとして、これらの規制は緩和される様な事は無いのでしょうか?

ありませんので、電車で国体に行く場合公開練習ではせいぜい3-40発しか調整できませんね。

 SB やんち  2007年6月2日(土) 0:27
大学に入り、これからSBも始めようと思います。

しかし、金銭的にもあまり余裕がないので、新銃は買えません・・・
そこで知り合いから、アンシュッツのウッドストックを譲って頂くお話をもらいました。 しかし、結構古いものらしいですし、精度なども不安です・・・。
 やはり新しい物のほうが精度はいぃのでしょうか??

それとウッドストックとアルミストックの違いも教えてください。

    2007年6月2日(土) 19:43
》やはり新しい物のほうが精度はいぃのでしょうか??

何10丁の単位の平均で比較するとおそらくおっしゃるとおりでしょうが、個々の比較では必ずしも真理ではありません。前の持ち主が良く当たっているとか、はっきりとした根拠があって精度が高いことがわかっていれば古いもの(ご質問の銃)の方が安全ともいえます。

木のストックとアルミとでは精度としては明確な優劣はつけられません。
特徴としては木のほうが反動は一般にソフトな感じがします。また木のストックは削ることが可能ですので本体の形状の自由度は高いのですが、長さは短くありませんので現在では(昔は選択肢がなかった)3姿勢の場合ある程度の身長が望まれます。できれば165cm以上の身長がほしいところです。

アルミはアジャスターが木の時代に比べて自由度が高いのですがフォアエンドが薄い(高さが低い)ので伏射のとき体格の小さい人は姿勢の構築に苦労する可能性もあります。その場合はフォアエンドをかさ上げする道具が必要かもしれません。全体に薄いので体格の小さい人でも銃を体の重心に近づけることは木のストックより容易です。身長が160cm未満の場合個人的にはアルミをお奨めします。


  ひえ  2007年5月29日(火) 3:53
ぐ様、はじめまして。射撃歴3年目の大学生です。
先日先輩に「銃口が一番止まっている時に撃発できていない」と指導を受けました。
私は構えてから覗き込むまでの時間が人より長いのですが、据銃時間が長いと銃の静止精度は落ちてしまいますか?
トリガーを引くのも遅いのでどちらから修正しようか迷っています。

    2007年5月29日(火) 20:07
》据銃時間が長いと銃の静止精度は落ちてしまいますか?

例えば35秒またはそれ以上に達するような程度の”絶対的な時間”が長いという意味では見かけは静止していてもその性能はピークを過ぎてしまっているといわざるを得ません。(銃口が動く準備をどんどん整えてしまいます)2年間の経験があることを勘案すると据銃開始からフォロースルーに至るまでの時間は短縮可能と考えます。これは25秒が35秒より良いという教条的なものではなく、射撃のプロセスの中でパーフォーマンスを遂行する最後の決意の段階から実行までの時間を短くした方がよいという意味です。

射撃の最も重要な時点は撃発前後の数秒間で、据銃や初期照準はその数秒間のための準備段階といえるかもしれません。一方その準備段階では様々なことが同時進行しますので、据銃が終わってから呼吸の調整、そのあと照準に入ってから撃発の準備段階に入る、などというような区別された技術が時系列に並ぶようなものではありません。また準備段階で多大な集中力を消費してしまうことはあまり好ましいことではなく、いかにこの段階で合理的な集中力の省エネを図るかということが撃ち込みの課題となるでしょう。

技術的課題の克服のために据銃段階の一部に集中することは重要なことですが、一番重要なのはあくまでも照準の後期段階からフォローに至る部分なので、まず最初は照準に入ったらさっさと弾丸を発射することから始められたらいかがでしょうか。真剣にセンターを求める照準に入ってから4−5秒で発射に至るタイミングを白紙で運動領野に叩き込んでください…積極的な撃発も意識しないと難しいかもしれませんよ。9点(8点)を撃ってしまうリスクは採っていかないと次の段階には進まない気がします。