ライフル射撃競技関係Q&A 40   戻る このページは過去のQ&Aでございますです。

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Q A
滑り止めに関する回答に出てきた、「グリップテープ」って何ですか?
どこで手に入りますか?

やまんば
- Monday, January 09, 2006 at 22:05:25 (JST)
深い意味はありません。テニスのラケットに巻く滑り止めのテープのことです。どの道チークピースか(AR/SBともOK)複雑な形状ではないグリップの一部(SBのみ)にしか使えません。

- Wednesday, January 11, 2006 at 22:08:59 (JST)
テープで思い出したんですが。足首にテーピングして立射に出場することは許されるのでしょうか?
ついでですみませんが
- Monday, January 09, 2006 at 22:25:32 (JST)
人工的に支持を与えるということで許可されません。
ちなみに腹巻なども駄目です。女性のガードルはどうなるんだろう??
スパンデックスのパンツなどは許可されます。

伸縮性のあるキネシオテープなんかも反則です。(写真)

- Wednesday, January 11, 2006 at 22:11:20 (JST)
前の質問で、国体のジュニア年齢変更が今年はなされないとのことですが、人員削減と同時に実施されるように知らせがあったような気がするのですが、何かの間違いではないでしょうか?確認です。
確認
- Tuesday, January 10, 2006 at 16:52:51 (JST)
昨年の8月が今年の要綱の変更の締め切りだったのですが、その1ヶ月前に今年は無理だと答えていますので、2006年の国体ジュニアは高校生です。
極秘に変えていたらわからんけど…そんなことはないな。


- Wednesday, January 11, 2006 at 22:13:48 (JST)
エアピストルのフォームについてお伺いします。
日本の選手の方は、顔を肩などに着けずに頭を上げた状態で撃つ方が多いですが、顔を肩などに着けた場合と着けない場合のメリット・デメリットがありましたら教えて下さい。

これから
- Thursday, January 12, 2006 at 18:12:53 (JST)
エアピストル、フリーピストルで顔を肩につけて撃とうとすると、肩関節をひねり上げるか、首をすくめるように前傾させる必要があります。良好な平衡感覚、良好な視力の確保、リラックスした姿勢の構築、いずれをとっても理屈に反しますね。メリットはありません。
とはいえ人の体ですので、そうしたほうが良く当たる場合否定はしませんが…これからはじめられる場合検討する必要もないと思いますよ。
速射種目では上半身の固定感を求めてこうする選手もいますが、速射ではわずか数秒間の出来事でしかも標的が大きいですのでこれはAPには向かないと思います。


- Thursday, January 12, 2006 at 22:22:54 (JST)
今年射撃コートを新調したのですが(←2.5以上ある軟らかい奴)このコートの寿命(?)は以前のコートよりも短いのでしょうか?

金欠君
- Thursday, January 12, 2006 at 18:21:41 (JST)
規則が変わりましたから旧規則のような固さを求めることは無理があります。その意味でジャケットの寿命は同じ程度だと思いますよ。代表クラスのパーフォーマンスを保証する意味では1−1.5年がいいところではないでしょうか。高校生の場合やっと部活の間は使えるでしょう。(月に1回しか練習しないなら何年も持ちますよ…それじゃあかんけど)
いずれにせよ、くしゃくしゃにたたんでカバンに入れているようですと寿命は短いです。


- Thursday, January 12, 2006 at 22:28:20 (JST)
射撃は全部新品で道具を揃えるのにお金のかかるスポーツと思いますが、オリンピック選手になるまではいくらくらいかかるのでしょうか?勿論状況によって違うでしょうが一般的にです。
ぼくもびんぼー
- Thursday, January 12, 2006 at 20:51:57 (JST)
私の知る限り射撃は(特にAR)道具を使うオリンピック種目の中では最もお金のかからない競技の一つと思います。
道具に50万、これは5年もちますから年に10万円。
トレーニングに1日2000円として、150日で30万。
競技会出場に1試合3万円として10回で年30万。
その他合計して1年平均100万円程度以下です。

現在では5年程度で高いパーフォーマンスを出せるようになっていないとオリンピックの可能性は低いですから、その状態になれば遠征、SB等で上記の倍程度の費用はかかると思います。

16歳から初めて24歳で出場できれば、単純計算で1000万前後という感じでしょうか。(大概はこんなにかかりません、競技生活を続けるための生活費のほうが大変=多くの人がギブアップする)

スキーの部活を高校、大学とまじめにこなすのは一般に1000-2000といわれていますので、比較するとかなり安いほうです。射撃の普通の部活では7年間でその何分の一でしょう…。


- Thursday, January 12, 2006 at 22:37:46 (JST)
ぐさま、内的感覚の大切さは十分に認識しているつもりですが、、据銃動作で、、ひとつ質問があります。

内的姿勢を確認するためにも、据銃と頬付けは、別々の動作として行うという事でよいでしょうか?

射手によって、据銃開始時に、銃を左右に振ったり、上下に揺らしたり、いろいろな方法で、リラクゼーションや、据銃の確認をしているように見えますが、これって一種の儀式のようなものでしょうか?
中には、スッと構えて、何事もないように、撃発しているように見える方もいるのですが、、
どちらも理にかなっていて、好きなようにすればいいってことでしょうか?

停滞する中年
- Thursday, January 12, 2006 at 23:51:02 (JST)
どの姿勢でも、頬付けは据銃の最後の段階になりますが、常識的には骨格サポートとバランスの大まかな確認が終わった次の段階ということになります。立射の場合、肘を骨盤におき銃口を規定のラインどおりに下ろして80-90%程度脱力して前後の大体のバランスの位置で止めてから頬付けに入り、最後に呼吸調整の初期段階で完全なバランスとリラックスを求めて照準を完成させていきます。伏射の場合も立射と同様で、頬付けしながら更にリラックスを求めますが、頬付けの直前は銃口は標的より下を指向している点が違います。頬付けした後に据銃そのものを作っていくというのではなく、ほとんど完成された姿勢の中で頬付けすることにより仕上げていくといった感じでしょうか。そういう意味では据銃と頬付けは一連の動作の中ということがいえますが、頭の中では動作の段階が進んで行きますので別々の動作という表現も使えるでしょう。

》据銃開始時に、銃を左右に振ったり、上下に揺らしたり、いろいろな方法で、リラクゼーションや、据銃の確認をしているように見えますが、これって一種の儀式のようなものでしょうか?中には、スッと構えて、何事もないように、撃発しているように見える方もいるのです、、
どちらも理にかなっていて、好きなようにすればいいってことでしょうか?

結論的には無駄な動きはしないほうがいいと思いますよ。結果として骨格サポートができてそれが完全なバランス位置にあることが重要ですので、好きなようにではなくそれを求める目的的行動である必要があると思います。銃が45度も上を向いているときから頬付けしてその状態を骨盤においていくような据銃は多くの人にとってエラーを起こしやすいので推奨できませんが、そうすることによって成功している人もいます。一概にアクションだけを見て評価するのは困難です。


- Sunday, January 15, 2006 at 00:01:15 (JST)
ANSの7002サイトを使用しています。20クリック動かせるんですが数字が10までしかありません。あれは1クリック…2クリックと数えるんですか?0、5クリック…1クリック…と数えるんですか?エニスのカタログに0、2mm/10m と書いてあるんですが、これは1クリックで0、2mm 着弾が動くと理解すれば宜しいんでしょうか?また、ゼロイングがどうとか聞いたことがあるんですが(うる覚え)御教授お願いします。MECからAR弾用の弾缶が出てますがもとA弾が入っている缶より何か優れていることはあるんですか?酸化を抑えられたり……
ジョン
- Friday, January 13, 2006 at 20:19:18 (JST)


はいそうです。0から10の数字まで回転させて10クリックのサイトと20クリックのサイトがあります。

》カタログに0、2mm/10m と書いてあるんですが、これは1クリックで0、2mm 着弾が動くと理解すれば宜しいんでしょうか?

はいそうです。10m先での1クリック当たりの弾痕の移動量を示しています。前後のサイト間の距離によって違いますので大体の数字です。

》ゼロイングがどうとか聞いたことがあるんですが…

サイトをあわせることをゼロイングといいます。サイトがくるっていることをゼロポイントが狂っているといいます。(普通はサイトが狂ってるといいますが…)

》MECからAR弾用の弾缶が出てますがもとA弾が入っている缶より何か優れていることはあるんですか?酸化を抑えられたり……

布の財布と革の財布の違いと同じで中身は同じです。みてくれだけ…。商売ですから丈夫で、かっこよくてなどといいますが。


- Sunday, January 15, 2006 at 00:09:21 (JST)
ぐうたら様、いつも一方的にお世話になってます。
今回の質問ですが、リム厚についてです。
0,001インチの精度でリム厚を測定し、厚い薄いを5段階に仕分けして、
リム厚を揃えたロットを作りました。
同一ロットの無選別なものと撃ち比べましたところグルーピングに差が
出たと思っております。(一回り小さい)
私の勘違いでしょうか?
リム厚を揃えることと、グルーピングの善し悪しの因果関係をご教授願います。
ちなみに、とっておきの当たり弾を600発ほど試射に使ってしまい、
一週間後の試合をひかえて真っ青です。

五十六歳の新人 <jf5emk@ybb,ne,jp>
徳島市ライフル射撃場 - Friday, January 13, 2006 at 22:34:06 (JST)

昔かなり真剣に実験しましたが、リム圧と精度との因果関係は確認できませんでした。理論的にはともかく、実用的には無視したほうが健全だという結論を得ました。左写真ののリムゲージを日立製作所の技能オリンピック選手を養成しているところで作ってもらい、ゲージの絶対精度を出して(1/100mm)やりましたが、ロット間のリムの精度の良否とグルーピングの大小、同じロット内でのリムの厚みによる選別弾と誤差の大きい弾との実射グループのサイズ、ともに因果は認められませんでした。印象的なのはリムの精度が抜群だったR-50(大体2/100に入っていた)がめちゃくちゃの当たりで、リムの精度がめちゃくちゃのテネックス(5-6/100)を選別しないで撃ったのが小指の爪ほどの当たりを示したことです。弾丸を輸入したら必ず実施していましたが、(3回、各回10ロット程度でしたので30ロットでおのおの50発程度はマシンで撃っています)そのときの結論はリムを無視してマシンからの標的を信頼するというものでした。

しかし、15年ぶりに油付けのゲージを出して驚いたのは、それで今のアルティメイトを計測すると抜群のリム精度が出ているという点です。昔R50で経験した精度以上に正確でした。弾丸を回転させてもリム厚みの数字が変化しないので成型も良くなっています。(どの部分も同じ厚みが出ている=昔はがたがたになっていた)持っているロットではリム厚は1.01-1.02mmで、ヘッドスペースに比べるとスカスカな状態です。

状況がまるで違いますので、ご質問の内容は正しいかもしれません。結論が出たらぜひお教えいただきたいと思います。SBの弾丸は装填したときには弾頭がライフリングに食い込んでますので発射の瞬間には薬きょうは回転しようとします。リム圧が薄いのでその回転する力のヘッドスペース内の抵抗がほとんどなく、銃個体とリム厚みの組み合わせによっては着火の瞬間が非常に安定したものになるのかな?と想像したりもします。(よくわかりません)とにかく課題は興味深いものです。

》とっておきの当たり弾を600発ほど試射に使ってしまい、一週間後の試合をひかえて真っ青です。

そりゃ、あきまへんがな。


- Sunday, January 15, 2006 at 00:37:20 (JST)
ジャケットの検査で、「測定円盤を落とし計測、直ちに合格しない場合は1分間云々〜」とありますが、この1分間の間に何度も測定円盤を落として計測し、3.0以上の値がでればOKなのでしょうか?
又不合格印を押されたジャケットはその後モミモミして柔らかくなったとしても二度と使えないのでしょうか?

ピストルビート
ガダルカナル - Tuesday, January 17, 2006 at 12:25:15 (JST)
ちがいます。一度錘を落としてそのまま1分間まで待つということです。とはいえ15秒程度で3.0に行かなければ望み薄ですし、フォローアップにあったたら非常に高い確率でアウトになりますね。

》不合格印を押されたジャケットはその後モミモミして柔らかくなったとしても二度と使えないのでしょうか?

これは競技会ごとの都度検査ですので、その競技会ではもう検査してもらえないという意味です。別の競技会ではまた検査してもらえます。2着持っていって固いほうに”不合格印”のコレクションするやつが出てきたりして…


- Wednesday, January 18, 2006 at 10:38:52 (JST)
”2006ISSF用具検査ガイドライン(用具検査虎の巻)pdf105k”は印刷ができないのですが、どうすればできますか?
ぽち
- Tuesday, January 17, 2006 at 13:16:39 (JST)
すんません。日本ではこの通りやるかどうか公式になっていないので、印刷不可、抽出不可の設定担っています。決まったらロックを外しますです。

- Wednesday, January 18, 2006 at 10:40:09 (JST)
基本では自然狙点(リラックスした時に銃が止まる場所?)を標的に合わせると聞き、スタンスを調整しました。するとオープン気味で右足をロック?した状態になりました。以前は不意に右方向に銃が動いたりしたんですがスタンスを変えてからは銃口が真上から黒点にストンッと落ちてくれるようになりました。しかし40発あたりから右足が吊ったようになってきて、銃の動きも増えてきます。このスタンスは変えた方がいぃのでしょうか?また、左右の調整の為に動くときは平行移動とその場で足位置を動かして回転するのと何か違いはあるんですか?また、どちらがいいんでしょう?競技はARSです。
ユウキ
- Tuesday, January 17, 2006 at 22:01:42 (JST)
文章ではなんともいえないのが正直なところです。
銃口の静止が良いのならそのスタンスがよいというのが基本的な回答ですが、それ自体満足すべき状況かどうかがわかりませんし、コントロールが良くて100点が連発するようですとスタミナを養成することが課題となります。またポジション自体が合理的かどうかにもよります。主に右ひじの位置が銃の下に近いかどうか(銃が充分体の上に載っているかどうか)、体の柔軟性や筋力の有無はどうかを勘案します。
射撃の最初が良いならばポジション自体は自分では良好と判断すべきでしょうが、脚がつって来るのが筋力によるものかどうか、また本当に脚の問題かどうか(結構背筋などからきてる場合もある)判断してください。また途中でスタンスを狭めたり(数センチの単位)してみたらどうなるかも実験してみてください。

》左右の調整の為に動くときは平行移動とその場で足位置を動かして回転するのと何か違いはあるんですか?また、どちらがいいんでしょう?

どちらも合理的で、やりやすいほうでいいと思います。
射座で射線を合わせたときに、交換機や机に対して遠すぎる、近すぎるの状況によって使い分ける必要があるかもしれません。
またどちらも違和感がない場合、平行移動は微調整、回転は大調整と考えて良いのではないでしょうか。


- Wednesday, January 18, 2006 at 10:55:42 (JST)

以後
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