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986-1009

Q A
7文の悪魔と戦うナイスミドルです
最近は1文で練習しちゃってますが・・・
7文克服のため久々にエアのPを始めました
うちの区の射場は12文銭なんです
そこでエアライフル(スタンダード)の規定なんですが、バップレは銃身センターから下に何mmという規定はありますが、ISSFはもちろん、国内規定でも私の老眼では上に何mmというのが見えません
東ラは検査ないですが、国体だとか検査時にバップレの寸法みるんでしょうか?
SBの銃身についても質問です
屁理屈っぽいんですが、銃身とスリーブはマズルブレーキその他一切の穴開けやスリット加工禁止ですよね
バレルエクステンションの下側にスリットを切って、その幅をどんどん広げていくと、最後にはハンマーシャークになると思うのですが、境界線ってあるのでしょうか?
ご回答いただければ幸いです
息子のSのフォーム、おかげさまで少しはよくなりました
来春の都大会までにはきちんと直したいと思っております

寝たきりナイスミドル
- Wednesday, November 02, 2005 at 12:30:23 (JST)
バットプレートを最も下げた状態で銃腔軸線から220mm下方までですが、上方の規定はありません。Pはバットプレートを上に上げますが、アダプターなどを作ってどんどんあげても構わないと言うことです。
バップレの寸法は見ることは見ますが、市販品では全て153mm以内ですので、むしろ調整結果によるバットプレートの深さ(20mm)のほうが検査対象になるでしょうね。とはいえ、そんなところまで見てないかも・・・。

》バレルエクステンションの下側にスリットを切って、その幅をどんどん広げていくと、最後にはハンマーシャークになると思うのですが、境界線ってあるのでしょうか?

銃身に穴を開けた状態でなくなったところが境界線ですが、判断するのはジュリーですからあれこれいっても仕方ないかもしれません。ちなみにARはフロントサイトが見かけの銃口より前に出ては駄目で、工夫のしようがありませんです。


- Wednesday, November 02, 2005 at 21:14:07 (JST)
大口径ライフルに関してですが、俗に言うスナイパーライフルの類は許可が下りずらいのでしょうか?
例えばHSプレシジョンという精度の高いボルトアクションライフルを競技で使用するため所持したい場合に(使用目的は標的射撃のハンティングライフル競技)それは世間的(世界的)にはスナイパーライフルの類、又はそう称されるという理由で日ラの推薦を受けられなかったり、受けられても警察の許可が下りなかったりしやすいのでしょうか。
場違いな質問でしたら申し訳ありません。

線引きが
わからない - Wednesday, November 02, 2005 at 12:51:09 (JST)
そのように聞いています。現状は銃砲店で尋ねてください。

》世間的(世界的)にはスナイパーライフルの類、又はそう称されるという理由で日ラの推薦を受けられなかったり、受けられても警察の許可が下りなかったりしやすいのでしょうか。

スナイパーライフルなんて言うと推薦はおりないと思いますが…。
そうは言っても上に載っているものは同じなので詳しくは関係部署に聞いてください。マンリカのSSGなんかは競技銃と同じように推薦されていますが、どうなってるかよくわかりません。


- Wednesday, November 02, 2005 at 21:18:09 (JST)
岡山国体でドーピング検査は実施されたのでしょうか?
あれ!おねいちゃんが違う
- Wednesday, November 02, 2005 at 23:13:23 (JST)
30検体ほど実施したはずです。夏季大会では昨年に比べ競技外検査の比率が高くなっているようです。

- Thursday, November 03, 2005 at 18:43:36 (JST)
マークスマンでコートを買ったのですが素材がコットンで堅さが4.1ぐらいあります。柔らかすぎるので堅くする方法ってありませんか??
みらい
- Sunday, November 06, 2005 at 11:42:15 (JST)
ダブルキャンバスだと梅雨時のような場合平常時4.1でも結構沈まなくなりますよ。
固くすると言うことはことはキャンバスに加工することになりますが…反則となりますので書けませんです。
ちなみに、固いキャンバスは糸の中に糊だとか接着剤の類が入っています…。


- Monday, November 07, 2005 at 22:14:41 (JST)
立射の照準時、ARの場合はフロントリング内に黒点をある程度留める事が出来、撃発のチャンスも多いのですが、SB(フリー)ですと全く留める事が出来ず激発のチャンスさえつかめません。フォームはARの時とあまり変わらないようにしているのですが上手く行きません。銃が重く感じ、標的も小さく感じますがこれはボーンサポートされていないのが原因でしょうか。ARの時も実際は体型的に左肘は腰骨には乗りませんので腰を突き出してわき腹に引き付けて撃っています。

スーパークラブ
缶 - Sunday, November 06, 2005 at 22:33:01 (JST)
おっしゃることが基本的な原因である確率が非常に高いと思われます。50mライフルは重量はありますが、左肘を骨盤に載せた状態で、前にあるバランスをフックで受けますので、重量は骨格に抜けてずっしりとは来ますが腰などへの負担はARよりむしろ軽減できるはずです。筋肉中心でコントロールしているとすると軽いARより動きますよ。10mと比較して多少ポジションは変わりますが重量を腰に乗せてフォアエンドの高さを上げてフックで重量が充分に引っかかるようにすれば動きは10mよりむしろ良好な感じが出てくる場合が多いです。ちなみにほとんどの日本人にとってARと同じようにかまえる(程度の差はありますが)のが良いと言うことが当てはまるかどうかは疑問です。極端は駄目ですが、覗きやすさとか首の直立だとかをやや犠牲にしてでも重量を骨盤に載せることの方が銃口の静止のためには重要かもしれません。

- Monday, November 07, 2005 at 22:25:01 (JST)
練習では満射〜90後半は撃てるのに、試合になると全然撃てなくなります。
シリーズ満射さえも出せなくなり、外すのが当たり前みたいになってしまいます。試合中の揺れも半端じゃなく、足まで揺れてしまいます。
これは緊張からくるものだと分かってはいるのですが、うまくコントロールできません。
緊張の中でも撃てるようになるには、日頃どういう練習をした方がいいと思われますか?
それと、どうやったらうまくコントロールできると思われますか?

志遠
- Monday, November 07, 2005 at 06:34:23 (JST)
メンタル的には試合での射撃のリハーサルは必要と思われますが、ポジションそのものが試合で撃てるようにできてるかどうかも考える必要があります。
ポジションを見てませんので一般論に過ぎませんが、上手な人は銃が動いていても高得点が出ますが、銃が動いていて高得点を出すには絶妙なタイミングが必要です。絶妙なタイミングが取れなくても(つまり試合の緊張時でも)高得点を出していくには銃口の動きを小さくする方向でトレーニングするしかありません。なまじ上手になってくると得点が出るものですから、トレーニングではタイミングあわせ(重要ですよ)に終始しますが、それだけではメンタル面の強化に頼るしか方法はありません。根本的に試合で強くなるためには銃口のコントロール能力を中心に撃発していくことを課題とする必要があります。一番とまったときに自然と撃発できるようにする(立射、膝射)とか止めた状態を維持しながら果敢かつスムーズにトリガリングしていく(伏射、立射、膝射)とかいったより良い銃口のコントロールを得たうえでのご自分の撃発スタイルを確立していくことでしょう。
基本的なポジションの向上と課題を決めた上での空うち、白紙、グルーピングなどがこの課題にあった練習ですが、練習で何をやるのかはっきり意識する必要があると思いますよ。

》それと、どうやったらうまくコントロールできると思われますか?

積極的(攻撃的)になることが一番ではないでしょうか。ただし上に書いたようなトレーニングなしでは逆効果になるかもしれません。


- Monday, November 07, 2005 at 22:40:47 (JST)
ノプテルの数値について教えてください。PでXYの数値がYは0.3を切るようになりましたが、どうもXの数値がちょっと気を抜くと0.4台に割り込んでしまいます。スクエアBOXを見ると、横長の長方形になってしまいますが、やはり左手のリラックス感が足りないのでしょうか?
ちょうどSBが3年経ちますが、570台を撃ったのは1回しかありません。知人にも、エーと言われ大変悔しい思いをしております。
よろしくお願いいたします。

アンチ寝たきり派
- Monday, November 07, 2005 at 22:13:53 (JST)
数値から想像するとリラックスできていないと思われます。また数値も大きいので(それほどへたな部類ではありませんよ)骨格とスリングによるサポートも合格ラインには達していないものと思われます。
スリングの高さや、巻く方向を調節して左手の上に銃の重量がしっかり載っている感覚を探してください。銃を持ち上げたり体の調節で銃口を標的に向けるような作業はまったくありません。それができるようになると仮にリラックスが100%なくても数値は安定して0.3をきってくるはずです。リプレイの数値画面(単発δ)の時系列を見て最後の(一番右側)の2-3秒で安定して0.2台でなければまともな伏射は難しいと捉えても構いません。上級者はほとんどの撃発で最後の1秒間の平均値は0.2かそれ以下です。
スリングの巻き方が最良でなかったり、首の辺りのリラックスが良くないと横揺れが大きく、Xが大きくなりがちですが、XとYの関係やホールドボックスの形は現状ではあまりとらわれなくても良いと思いますよ。もっと据銃が良くなりますから…。たぶん。

》SBが3年経ちますが、570台を撃ったのは1回しかありません。

ホールドが0.3をきってくると時々580台が出るのが標準ですが、照準のときに10点を探し回ったり、時間が長かったりしないでしょうか?呼吸調整終了時には銃口はほぼ10点圏に置かれ、脱力しながら銃口をそのままホールドし同時に引き金をスムーズに加圧して撃発にいたるのが標準です。多くの人は10点を探して良いと思うころに引き金に移っていますが、これでは視力はとっくにその性能は失い、結果安定したセンター照準は望めないです。その当たりも検証してみてください。


- Monday, November 07, 2005 at 23:01:52 (JST)
以前ARの立射で銃の重心のご質問をさせていただいたのですが、あの質問に対する回答はSBにも当てはまるのでしょうか?
自分はANS1913の69cmヘビーバレルを使っているのですが、重心がかなり前のほうにあり、普通に構えたらバットプレートのフックがわきの下に食い込んで、その力に体が反発してしまい右肩の脱力が全くできません。現在は立射の時には後ろに重りを付け足して多少肩に加わる力を軽減しています。(完全に上向きの力を相殺してはいません。)

また、SBは後ろに重心を寄せることによって何かデメリットはありますでしょうか?

H.A
- Tuesday, November 08, 2005 at 16:26:07 (JST)
『一般に左手で支える場所から銃口方向5cm当たりの範囲が良いとされています。銃のコントロールができている場合、前重の方が慣性法則により銃口を振るエラーが起こった場合被害が小さいとされます。逆にコントロールが未熟な場合いつまでたっても縦の動きがおさまらなかったり、リラックスできなかったりします。』=このことでしたらSBも同様に考えて差し支えないです。SBはフックがありますので若干重心が前よりでも大丈夫と考えます。

》普通に構えたらバットプレートのフックがわきの下に食い込んで、その力に体が反発してしまい右肩の脱力が全くできません。

そうですか?フックが脇の下にうまく収まれば重量をあまり感じないで(右肩のことなど気にならないで)構えられると思うのですが…。調節がきくタイプであれば、一度フックをまっすぐにしてからフックの深さを調節してみてはいかがでしょうか…大柄の人が最近の小さいバップレのフックの先を大きく曲げるとかえって先端が腕の後ろに強く当たって邪魔になる場合もあります。

》SBは後ろに重心を寄せることによって何かデメリットはありますでしょうか?

極端な場合は銃口が踊ってしまいますが、左手の支持点より前に重心があれば大きな問題は生じないと思います。


- Tuesday, November 08, 2005 at 22:04:51 (JST)
ARアルミストックを使用していますが、立射で構え覗くときに、肩付が(パットプレート)が外れて(前にすっと移動して空間ができるような感じ)銃口が下を向いてしまいます。何か原因があるのでしょうか?

- Tuesday, November 08, 2005 at 18:13:39 (JST)
これだけでは原因の特定は無理です。上級者であれば左腕の過度のリラックスも考えられますが、一般的にはポジションかバップレの調整に問題があると思慮できます。

1.銃の重量の左骨盤への伝達がうまくいっていない。(骨格サポートの完成度を高める)
2.長身の方であれば銃床が短い。(アジャスターを伸ばしてみる)
3.バットプレートの取り付け角度が良くない。(バップレの底面が上向きになってしまっている→底面が垂直から下向きになるように調整してみる)
4.バップレの形状が良くない。(ためしにバップレを上下さかさまに付けてみる)
などの方策が考えられます。


- Tuesday, November 08, 2005 at 22:12:18 (JST)
よくバレルの寿命云々という話は聞きますが、機関部やストックなどには寿命という概念はないのでしょうか?
ふと気になったのでお聞きいたしました。

Y
- Friday, November 11, 2005 at 00:20:49 (JST)
ものすごく凝ったことを言わなければ非常に長く使えます。(たぶん一生)

ストックは破損するまでということでしょう。経年的にたとえば木が反ってしまってフォアエンドが銃身に当たってしまうというような特殊な例を除けば寿命は考えなくて良いと思いますよ。ベディングが劣化すれば修理できますし。
SBの機関部も一般論には寿命はないと考えても差し支えないと思います。何10万発も使うと時としてボルトハンドル付け根の圧力を受けるところ(角が落としてあってボルトがスムースに降りるようになっている)が磨耗して当たり面が少なくなってしまうケースがありますが、交換してヘッドスペースの調整もできますので修理可能です。


- Saturday, November 12, 2005 at 21:21:19 (JST)
私は2013のショートバレルを所持してますが、今度純正のロングバレルを替え銃身として警察の許可を得て、購入を考えてるのですが、ネジを緩めて銃身を差し替える構造ですので、シロウトでも変えても大丈夫でしょうか?尚、ヘッドスペースゲージを買ってしないと、交換の意味が無いでしょうか?宜しくお願い致します。
競技好き。
日本 - Sunday, November 13, 2005 at 12:53:56 (JST)



ヘッドスペースゲージ(SB用)
1 GOで抵抗なくボルトがしまる(ヘッドスペースゲージのリム厚:約1.09mm)
2 NOGOでは閉鎖できない(同、約1.165mm)
3 ボルトに力をかけないで閉鎖する、ゲージの底に油を塗って使用する

いっそ改造証明でロングに交換してしまったほうが迷わなくて良いかもしれませんよ・・・(完全に独り言です)

》ネジを緩めて銃身を差し替える構造ですので、シロウトでも変えても大丈夫でしょうか?尚、ヘッドスペースゲージを買ってしないと、交換の意味が無いでしょうか?

個人的にはやったことありませんが、経験者の話によると簡単で問題ないようですよ。ヘッドスペースに関してはゲージはあったほうが簡単で良いと思いますが、ご自分でやられるならあたる所で固定すればよいわけですからなくても可能と考えます。ヘッドスペースを調整するのに絶対に実包を使用しないでください。エキストラクターのポケットが入る部分のクリアランスに充分気をつけないと使用しているうちに薬室の入り口部分が変形しますので注意深く位置を決めてください。エキストラクターポケットの部分にティッシュの小片かなんかはさんでボルトがスムーズに下りればOKです。


- Sunday, November 13, 2005 at 18:36:10 (JST)
50m伏射580点代前半です。
練習中に例えば10発ほぼセンターに集弾(グルーピングは約20mm程度)し、標的(1文的)を送り、次の標的に新たに10発撃つと左方向9時〜10時約9.5点付近等、別の場所に同程度の集弾をする事が良くあります。
これは自然狙点が移動したと考えていいのでしょうか?
自分では特に撃ち方を変えたつもりはないのですが・・・只弾の装填時肩付けは外さず右肘は地面から離れます。
自然狙点の移動を防止する為に気をつける事などありますか?
またマイクロサイトの不具合の可能性も考えられますか?

悩む30代
関東 - Monday, November 14, 2005 at 15:43:47 (JST)
姿勢のずれによる自然狙点の変化と捉えるのが自然と思います。センターから9.5ですとずれの幅は実力から察すると大きいほうと思われ、肩付けからはじめたときの初弾が確実に入る技量(自信)があるとすると、何発ショルダーからの装填を続けるかを検討したほうが良いと思いますよ。ジャケットの良否にもよりますのでどれくらいが適当というのはいえないのですが、連続して確実な照準撃発を求めるにはおのずと限度はあります。
トレーニングとしては全部肩付けを付け直して射撃して確実にコールと実際の着弾が合うようになることが重要です。ショルダーからのローディングはプロセスのかなりの部分を省略するわけですから、射撃中にポジションのずれが生じたら、それを感知する機能が働くようになることが必要です。そのためには初弾射撃で確実なパーフォーマンスができる能力がキーファクターになります。練習の半分は初弾訓練で良いと思いますよ。
装填時に左肘が浮くようですとポジションのずれは少ないながら生じることは明白で、良い照準撃発が確保できるポジションの維持は数10発を越えることは考えにくいと思います。その当たりも割り切って、例えばシリーズごとに(5発ごとでも、2発ごとでもかまいません)姿勢を確認して、OKならすばやく射撃を済ませてしまうなどの戦略も必要になると思います。またそれにとらわれず、着弾がコールとあってる限り行けるところまで行き、例え10点でも思った位置と着弾がずれたときに姿勢を取り直すなど、柔軟な方策も必要でしょう。
結論的には自然狙点の移動を防止するには、初弾の撃ち方(据銃行為の全プロセスを実施して)で100点が取れる技術を身につけることに尽きると思います。

》またマイクロサイトの不具合の可能性も考えられますか?

ご質問の内容ですと可能性は高くはないですが、射撃の基本ですので検査はしたほうが良いと思います。


- Tuesday, November 15, 2005 at 09:11:17 (JST)
SBの立射で80後半〜90前半程度を撃っている者です。
ノプテルで立射を撃つと、引き金を引く直前に横にブレて、九点内で揺れていたのに七点まで飛ぶことがあります。この現象を直すには具体的にどのような練習をしたら良いのでしょうか?
また、ARの立射の時はほとんど銃は揺れないのに、SBでは九点三時方向から九点九時方向まで、横に揺れまくります。これは単純に銃の重さに慣れてないのが原因なのでしょうか?

Y.A
- Tuesday, November 15, 2005 at 20:28:19 (JST)

50mで90点程度ですと9点圏程度の速いゆれ、または8点圏程度の遅いゆれ(概念的なものです)の双方の銃口の状態が想定できますが、ご質問の状況では前者の状況だと思われます。左右の速度の速い銃口の動きは常に失点の可能性を含むものでできるだけ排除したいものですが、この点では動きはやや大きくなるとしても速度の遅い方が質が高いと考えても構いません。
基本的に銃が重ければ動きの速度は遅くなるはずですが、ポジションとして重量を筋肉で支える要素が高いとそのようにはなりませんので、セッティングも含めて骨格で重量を支え、かつ前後のバランスがとれている状態を求めるようにしてください。理論的にはSBは調整箇所も多く銃口はARよりももっと静止状態が良くなるはずです。多くの場合筋肉や体のそりの調整に頼ってしまうので銃口の動きがARより大きくなってしまうのですが、それでは目的とする10点付近で銃口がじーーーっとしている状態を作り出すことは困難です。良い姿勢の範囲内であれば例えば9点内でうろうろしている銃口をセッティングによる体への当たりの圧力で止めにいくことも可能です。(最初にそれを考えないでください)
引きぶれを起こす第一義的な要因は銃口の動きの状態ですので、据銃状態を改良することが第一なのですが、撃発のときにど真ん中の照準にとらわれすぎていたり、スムーズに引きがねを引くことより照準映像のみに集中が傾斜しすぎている場合も良く起こります。空うちや白紙練習を多く実行してください。ただし繰り返しになりますが、据銃が良くならないと根本的な解決には向かいません。
ノプテルの統計画面の銃口の動きの数値(平均=煤A単発=σ)で左右の動きが0.7以下になってくると引きぶれの発生率は激減します。現在0.7台で推移しているとするならば、そのままリラックスしてみて銃口が標的から外れていく場合はセッティングを再調整してみて銃口を標的にあわせ、その状態で銃に対するコンタクトをやや強めにして据銃してみると銃口が良く止まる場合もありますよ。


- Thursday, November 17, 2005 at 10:56:52 (JST)
申し訳ありません、射撃の質問ではないので先におわびをしておきます。
過去ログをみていたら 「目が見えにくくなった」という問いに対しぐ様は最初にこうコメントしてます
「10点に入らないとかすむものです……気が遠くなる場合もあります。」
どうしたらこんな気の利いた面白い事がいえるようになりますか。

皆さん怒らないで
国内 - Tuesday, November 15, 2005 at 23:08:36 (JST)
そりゃあなた…、そのような経験を人の何倍もしているからにほかなりませんです。
忘れもしない全日学生では(昔のスタンダード)Kの1Sで99なんて撃っちゃって…2Sは9-9-9-9-9-9-9-9-9-8=89だもの。思い出しただけで失神しそうです。


- Thursday, November 17, 2005 at 11:03:23 (JST)
ARの立射 始めて4年で560点ぐらいです
仕事の都合で半年間は、ほとんど射場で練習出来そうもありません
家での空撃ち練習だけで今のレベルを維持出来ますか?

転職したいよ〜
- Wednesday, November 16, 2005 at 22:26:16 (JST)
それはレベルの維持どころかレベルアップのビッグチャンスかもしれません。丁寧な空うちでは8点は出ませんので、自宅での空うちのほとんどは10点ではないでしょうか…非常に良いトレーニングの機会が来たと考えて自然だと思います。銃口の動きが悪いときは撃発せず据銃をやり直すことだけをポイントにすればよいと思います。
ちなみに、なにもしないと50%の確率でレベルは低下すると考えられます。


- Thursday, November 17, 2005 at 11:11:29 (JST)
デジタルピストルを撃つ機会があるのですが、うまく正照準できタイミングもまあまあと思ってもすぐに5点だとか撃ってしまいます。たまに撃つピストルでうまく当てるコツなどあったら知りたいです・・・ライフルのことじゃなくてすんません。
あそび部員
- Thursday, November 17, 2005 at 01:36:20 (JST)


たまに撃つピストルは結構面白いですよね。APモードだと思いますがまじめにやるとなるとライフルより難しいかもしれません。
たまに撃つということを前提に、90点を撃つことを重点に考えると、
1:照準に正確さを求めない=黒点下白一線などという照準は、ほとんどの人の据銃状態からして理屈に反しています=無理難題。黒点下の黒点半分から1個分の位置を照準点にして(サイト調整は必要ですよ)そのあたりで一番銃口が落ち着いているころに黒点など見ないで発射すればほとんど9点以内に入ります。(黒点にかかれば7点ですから相当ずれても引き金がまともならひどいことにはならない)
2:良い発射の要素は10%は照準、90%はトリガーコントロールですので引き金の引き方がほとんどを決定すると考えてください。
3:よく狙わないわけですから、おのずと発射は早いタイミングになりますよね…疲れて銃口がぷるぷるするはるか以前に撃発が完了することが重要です。


- Thursday, November 17, 2005 at 11:20:57 (JST)
照準の仕方、リアサイトの円の見出しについてなんですが、
リアサイトのピープ穴は僅かですがトンネル状になっていますよね?
最近気が付いたのですが、目とピープ穴の距離によってリアサイトの見出し円(一番手前の円)の見え方が2種類あるような気がしました。
これはピープ穴の僅かなトンネルの距離が影響しているのでしょうか?
目をピープ穴に近付けて見ると、トンネルの先のフチの円が見えます。
しかし、ピープ穴から遠ざかるとトンネルの手前の円が見えるようになるんです。先のフチの円より手前の円の径が小さくなってゆき、先の円を覆い隠していくのでわかります、つまりトンネルの先の円と手前の円の2種類の円があるんです。現在は手前の円を使用して照準していますが、時々先の円のフチが見え隠れする時があります。先の円の見え方のほうが手前の円よりくっきりしている感じがします。また先の円の見出しは視野の空間(フロングローブ円のフチからリヤサイト円のフチまでの距離)が広い感じがし、手前の円の見出しは視野の空間は狭いです。でもその分見出しはやりやすい気がするのですが・・・・・。どちらの見出しが正しいのでしょうか?
説明がわかりにくくてすいません。


遠視気味
そろそろ国体準備 - Friday, November 18, 2005 at 10:16:27 (JST)
ピープの先にある(アジャスタブル機構のトンネル状の側壁も含む)チューブ等の側壁が見えるようでは、アイリリーフが短すぎると言えます。ピープの一番目に近い部分の外形が、照準映像の一番外側の円(穴)になるようにしてください。(質問内の言葉で言いますと手前の円を使ってください=先の円が見えない距離から覗いてください)
写真下にあるようなチューブを装着しても(現在のモデルは組み込みで付いている)ピープから眼の距離を5cmもとれば十分そのことは可能と思います。
チューブそのものは前からの光をさえぎるためのものですが、日本のISSF規格に合致した射場では必要はないはずです。またバウ600が出て以降、サイトの取り付け範囲が狭くてアイリリーフが一般に短くなりすぎている傾向がありますが、クリアな映像を得るために推奨されるアイリリーフを確保すればご質問のようなことは生じないと思いますよ。


- Saturday, November 19, 2005 at 18:06:57 (JST)

写真下、右側のように一番大きな円の続きにチューブ等の側壁が見えては良くありません。
バイアスロン銃を所持したいのですが、どのようにすれば所持ができますか?ARを所持していて、5級を取得しています。
専守防衛さん
- Friday, November 18, 2005 at 13:40:52 (JST)


まず、ISSF系の標的射撃競技のためには推薦は降りません。
バイアスロン競技に使用するために、かつては近代5種バイアスロン連盟に加盟している人は、同連盟を経由してバイアスロンライフルの推薦が降りていたのですが、近代5種バイアスロン連盟が意味不明に日ラを脱退しましたので現在ではバイアスロン銃の新規の所持はできない状態です。


- Saturday, November 19, 2005 at 18:17:17 (JST)
3PのKで、左足裏にチャックがないズボンを使用してるので、若干窮屈間を感じていますが、やはり両足にチャックがあるタイプに買い換えるべきでしょうか?
K
- Saturday, November 19, 2005 at 22:39:00 (JST)
窮屈なのがサポートになる場合はそれで良いのですが、窮屈なので良いバランスの位置が求められないと言うのでは話になりません。即答が難しいところです。
一般的には左脚の裏にキャンバス地があると構えにくいと思われますので、自分でひざの裏に当たる部分を縦に20cmほど切ってみてはいかがですか?あまり上のほうまで切ってしまうと立射のサポートに影響しますので少しずつと言うことになりますが、それでよければ買い換えなくても良いのではないでしょうか。ちなみにズボンに閉じることができない穴を開けることは許可されます。またひざの後ろを切り抜き伸縮性の生地(スパンデックス)でふさぐことも可能です。


- Sunday, November 20, 2005 at 19:24:37 (JST)
ARの標的を45度回転させて菱形にして射撃をする人がいますが、ルールで許されるのですか?
OK?
- Saturday, November 19, 2005 at 23:38:03 (JST)
交換機にはさみやすいのでそうするんでしょうけど…
標的の中心の高さが1cm以上は変わりませんので許されると解釈するのが妥当と考えます。
標的が自分にとって低いので、標的キャリアーの挟みの上のほうに挟んで射撃することは理屈では許可されません。(とはいえそんなうるさいこと言わないでええやんか、とは思いますが)


- Sunday, November 20, 2005 at 21:04:36 (JST)
最近、50m伏射上達のため、エアプローン練習をと考えております。
ただ、ある知人はエアプローンは50mに効果があると言う方から、
SBPとはまたっく違い、上達効果とは関係無いと言う方まで
様々です。
NTもSBPの練習の一環としてARPはやっているのでしょうか?
また、ノプテルがある場合そちらで練習した方が得策でしょうか。
是非、塾長のご見解をお聞かせ願いませんでしょうか。

そろそろSB冬眠?
- Sunday, November 20, 2005 at 21:31:50 (JST)
個々の人の状態によっても違うでしょうが、90点を撃っている人であればはっきり効果があるでしょうし、すでに580点近い人だと技術的なものは多くは期待できないと思います。600点を練習で3回連続撃とうという目標であれば、50mで590近い技術+集中力を養えるでしょうが、100点で良いと言う程度の集中ですと50m570点台の練習にもならないと言った感じでしょうか。基本的に50mの伏射の技術上達のために10mで代用するには、集中しないと10mは易しすぎてプラスになりにくいかもしれません。ご質問の目的ではそれほど積極的に賛成するといった練習方法とは言い難い気がします。

》NTもSBPの練習の一環としてARPはやっているのでしょうか?

10mの伏射からSBに転向して成功を収めたとか、国民体育大会の代表になったのでとかといった例はありますが、NTのトレーニングの課題としてAR伏射は一般的にあり得ません。(やってもいいですよ)
高校生の最後にSBの導入のためARで姿勢つくりをして、ARで50mノプテルなどをこなしてSBを所持したとたん580台からスタートした例はありますが、あくまでも指導者の指導下での事例です。

》また、ノプテルがある場合そちらで練習した方が得策でしょうか。

その通りと思います。PCによる空うちで105点、銃口の動きでΣの0.2台は必須とお考えください。現在95点以下であれば、中期目標値は102点、0.3付近でも構いませんよ。


- Sunday, November 20, 2005 at 23:11:51 (JST)
ふと気になったんですが、昔の試合とかの種目名にあるSFRってなんの略なんですか?
初歩的な質問ですみません
- Sunday, November 20, 2005 at 21:49:44 (JST)




見たことも聞いたこともないです…→→→
初歩的な質問ですみません
- Monday, November 21, 2005 at 12:43:59 (JST)
SFRはスモールボア・フリーライフルのことです。
SSRはスモールボア・スタンダードライフルのことです。
当時300mライフルはBFRと標記していました。

ほんなら、SARってなぁーーーんだ?


- Sunday, November 20, 2005 at 23:14:02 (JST)

SAR:50年前=スタンダード・エアライフル…当時フリー・エアライフル(自由銃)というのがあって空気銃にフックやパームを付けて撃っていました。(国民体育大会種目だったです)
20年前ならエアーピストルのことです・・・。APをARの小型と言う名前にして推薦の数何とかならんかという発想ですが、撃沈しました。笑うことは簡単ですが諸先輩方も苦労なさったと言うことです。


- Monday, November 21, 2005 at 19:59:21 (JST)
ちょっと教えていただきたいのですが、
巨漢で大柄の知り合いから、ただでARバウの601を頂戴したのですが、立ち撃ちで、ストックが長すぎて腕が回りません。
確かにほかの人のストック見たら、チークの最後部あたりが
バップレのプラスチックとの接点になってましたが、
私のは、そこから木の部分が3センチ以上あり、他の人より
明らかに長かったんで、別の知り合いに相談したところ、
ノコギリで切れよ、と言われましたが、メねじのような物も、
埋まってますし、、
対処法として、名案ご存知なら是非とも御指導お願いいたします。

ど素人
- Monday, November 21, 2005 at 18:57:46 (JST)


ストックの切断についてお聞きしたものです。
ご回答ありがとうございます。
念のための確認なんですが、木ねじというのは、ごく一般的
なネジのことなんですね。最初についてたメネジをはずして
もう一回とりつけることは、不可能なんでしょうか?
いずれにせよ、結構大変な日曜大工になりそうですね^^;


- Tuesday, November 22, 2005 at 01:05:12 (JST)
木ねじで止めるしかありません。つまり木ねじが入る程度に木を残してきると言うことです。現在ストックの中に埋め込まれているのはバットプレートを止めるねじの雌ねじで、ストックを切るとその雌ねじ(雄ねじとのセットとして)が使えない状態になります。ストックを切った後は太くて短い木ねじでバットプレートのベース(黒いプラスティック)を止めるしかありません。
ストックを切り詰めるとストックの底面(後ろの部分)の高さが上がりますので(銃身軸との距離が短くなる)、バットプレートのベースはできるだけストック底面の低いほうに取り付けるようにします。
身長が150cm台である場合など、もっと短くする場合は短くなってバットプレートを止めるねじ穴が入る部分がなくなったりしますので、チークピースの後端下を切り落として、ねじ穴が入る部分をエポキシパテなどで成型する必要があります。
大変そうですが、現在のように自由度のなかったストックの全盛時代は普通に行われていました。


- Monday, November 21, 2005 at 20:11:05 (JST)

はい太くて短いホームセンターで売っている頭の平らな木ねじです。最初に入っている雌ねじはストックを切った後の残りが15mm程度あれば再利用できると思いますよ。その雌ねじの谷径よりやや小さい直径のドリルで穴を開けてねじ込んでください。バップレを止めるねじの長さまで深くあけるか、状況によっては雄ねじの先端を金ノコで切り落とす必要があるでしょう。万が一穴を開け損じたりしても、エポキシ接着剤で成型できますのでそんなに心配は要らないですよ。
面倒なら銃砲店できれいにやってもらえます。加工が終わったら許可書の全長の書き換えをしてください。


- Tuesday, November 22, 2005 at 21:15:27 (JST)
AR60の競技をやっていると、
どうしても射撃とは関係ない事を考え始めてしまい
それが原因で撃発のタイミングを間違えることが多々あります。

競技中に起こる色々な心の動きを制御するには
どういった訓練が考えられるでしょうか?

学徒
- Tuesday, November 22, 2005 at 03:29:55 (JST)
メンタルトレーニングを必死でやれば50%くらい(感覚です)の確率で制御できるようになる気がしますが、私は一般的には心の動きはそれとして受け入れたほうが楽な気がします。10点が続いてどきどきしても別に構わないと思いますよ。
人の集中力は同時に二つ以上のことを対象にはできませんから、撃発の前後の5秒程度集中できれば、それ以外のことはパーフォーマンスには関係ないと思いますよ。もちろんその準備ために腹式呼吸を利用して心のリラックスを図るといった作業は必要です。撃発と撃発の間の動きは全て次の発射の準備としてとらえ、邪念がきたらゆっくり呼吸をして、邪念のあるままでも構いませんから落ち着いた振りをして次にうつれば良いです。
引き金をスムーズに引くことと同様の射撃技術として照準中に心が求める(集中する)対象を一つに決めることが重要です。例えば同心円が求められたときに指がスムーズに動くイメージに集中すれば、その他のことには脳の能力として同時には集中できないはずです。日にちはかかるでしょうが、最も初歩的に必要なことで、それは同時に最終的に必要なことと思われます。練習でも弾丸をこめたら照準映像などをリハーサルして、実際に最終照準に入ったらその対象のイメージを求め続けるだけのことです。銃を構えたら自然とそういう思考になるようトレーニングする必要があります。メンタルとして捉えたら難しいので、テクニックとして考えたほうが健全でしょう。

それができないとなると…試合では当たりません。


- Tuesday, November 22, 2005 at 21:32:39 (JST)