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Q A
マークスマンのコートでスリングを引っ掛けるベルトの金具を使わずに、ベルトを輪にしてスリングをくぐらす人がいますが、
何か効果はあるんでしょうか?
金具をとって輪にする場合は、自分でずれないようにするための金具を作ってつけてもいいんでしょうか?
ARAやクルトのコートのようなベルトの場合、上記のマークスマンのような使い方はできませんが、あのベルトの場合、あらたに金具をつけることはできないのでしょうか?
質問が多くてすいません。

あぁ
- Thursday, September 16, 2004 at 09:56:47 (JST)
》マークスマンのコートでスリングを引っ掛けるベルトの金具を使わずに、ベルトを輪にしてスリングをくぐらす人がいますが、何か効果はあるんでしょうか?

腕の下方へのスリッピングは防止できるかもしれません。

》金具をとって輪にする場合は、自分でずれないようにするための金具を作ってつけてもいいんでしょうか?

輪と金具のセットで1ピースと考えられる金具なら問題ないと思いますよ。たとえばずれ止めのフックに回り止めのとめ金具を一体で作るなど…

》ARAやクルトのコートのようなベルトの場合、あらたに金具をつけることはできないのでしょうか?

今ある金具と取り替えるか、ねじ止めなどで固定して一体(ひとつの金具)となれば問題ないと考えます。クルトのフックの上方の穴から針金を通してスリングの回転を止めるように引っ掛けることくらいまででしょうか。現在あるものに加えて新たに袖の部分にボタンを追加してすべりを防止するなど2個の滑り止めと認定されるようなものはだめでしょうね。


- Thursday, September 16, 2004 at 21:21:33 (JST)
やっとARの申請ができる段階になりました。先輩の中古バウ602だといただけるのですが、やはり圧縮空気にすべきでしょうか?迷ってます。
しかられるかもしれませんが
- Thursday, September 16, 2004 at 22:56:23 (JST)
迷うだけの条件があるならば、やはり圧縮空気にしたほうが…
私もSBを所持することになりました。先輩の銃(スポーツライフル)を所持する予定ですが、いまどきはやらない木の銃床です。競技をする上で何か問題はあるでしょうか。よろしくお願いします。
ついででなんですが
- Thursday, September 16, 2004 at 23:54:06 (JST)
アルミストックに比較して、体格と比較した銃の相対サイズについては一般的に体が小さい人ほどアルミのほうが使いやすいと言えるかもしれませんが、その他については問題ありません。木の銃床のほうが体にあわせるという点で優れた面もあります。アンシュッツの場合、この先木の銃床の生産を中止しそうなのでかえって貴重品かもしれません。結論として銃身がちゃんとしてるなら問題ありません。(個人的にあう、あわないがありますからその辺まではわかりませんよ)

- Sunday, September 19, 2004 at 09:52:03 (JST)
パラリンピックで日本の選手がAR伏射で8位に入賞してましたが、われわれの射撃と同じことをやるのですか?
ぴー
- Tuesday, September 21, 2004 at 22:58:52 (JST)
銃や標的は同じですが、車椅子前提の姿勢規程で、障害の度合いによって使える補助具が違ったり姿勢そのものが違ったりするようです。(背もたれに背中がついても良かったり、良くなかったり結構細かいですがよく知りませんです)Pでは車椅子にテーブルを取り付けてひじをついてスリングを使って射撃したり、障害の重い人はテーブルに支持装置を取り付けて良いようです。
ちなみに50mの3Pなんかもあります…

- Monday, September 27, 2004 at 11:56:32 (JST)
すいません。本当に大した質問ではないですが、3姿勢を練習するき、苦手な種目を最後に持ってくるべきでしょうか?最初にやるべきでしょうか?あるいは試合どおり、PSKと順番にやった方が良いのでしょうか。
スキモノ
- Sunday, September 26, 2004 at 17:36:39 (JST)
基本的には苦手な種目をなくすように集中の高い1日の最初に問題姿勢を練習するべきでしょうが、「僕はSが苦手で180しか出ません、でもPは得意で190は行きますよ」なんてことがあるとしたら…明らかな誤解と言えるでしょう。
正確ではありませんが
初級レベルで  190 170 180
中級レベルで  195 180 188
それ以上で   197 185 192
の尺度から遠い姿勢を優先されてはいかがでしょうか。
それ以下のレベルでは各姿勢均等にやらざるを得ないと考えます。もし学生さんであらっしゃるなら…学連のPKのレベルは異様に低いですから一般論ではスリング物重視と言えるかもしれません。仮にSで170撃っていてPで185の場合、Sの技術的完成度は50点、Pの完成度は13点くらいです…眼の周りにあるものが異常な世界ですので正しい判断を求めてトレーニング計画を立ててくださいませ。

- Monday, September 27, 2004 at 12:09:48 (JST)
私は腕が長くP向きの体のようで、ハンドストップの位置がトリガーに近い位置でも銃口に近い位置でもあまり違和感なく射てるのですが、このような場合はハンドストップを手前にして銃を前加重にするのと、遠くにして後ろ加重にするのとではどちらが有利となるのでしょうか?
ジョイトイ
- Monday, September 27, 2004 at 20:32:36 (JST)
それはわかりません。
正解は結果論として、銃口がより静止していることと、その射撃姿勢のままリラックスした状態でより長時間据銃でき得る方といえます。
@銃床の先を持つと銃の上下位置が下がり首が沈み込んで上目遣いになります。銃のコントロールは容易ですが銃口はどちらかといえばどこへでも向けられます。
A手前を持つと顔が立ってきて(首が背中側に折れ曲がる)横揺れの発生が懸念されますがボーンサポートに成功すれば銃口の静止はより良好です。
@の場合の左上腕骨は床に対して角度が浅くなり、肩の関節の部分が開き筋肉の使用が増大します。Aの場合上腕骨は床面から角度を持つようになり、肩の関節に対して上腕骨が」直接の支持柱となり骨格に重量がかかるようになります。
このような特徴を認識しながら体型を考えて姿勢つくりをするわけですが、左手にがっちり銃床が乗っていること、銃を上から押した時に真下に銃口が少しだけ移動すること、その状態をリラックスしたまま数分間(できれば10分以上=無理しなくていいです)維持できること、を目標としてハンドストップと左腕の位置を決めてください。

- Monday, September 27, 2004 at 22:48:16 (JST)
SBの弾の事に関してお尋ねします。日本で販売されている弾で私が見たり聞いたりした限りではエレーのアルティメイトとラプアのミダスがトップクラスの弾だと認識していますが、ワールドカップやオリンピックで常に上位入賞するような世界のトップ射手が使っている弾は日本では売られていないような弾なんですか?
知りたがり男爵
- Thursday, September 30, 2004 at 16:42:20 (JST)
日本で市販されているものと同じエレーなどの大量生産ものです。中には日本で輸入されていないブランドもありますが(フィオッキ・オリンプなど)それは単なる販売力やコスト計算による経済的理由によるものです。
ただ上位者は押しなべて銃身にマッチしたロット検査をメーカーや、トレーニングセンターで確実に実施しますので、使用している弾丸は普通に買ってくるものよりはるかに精度はよいものです。

200806 現在世界的にはエレーの使用者数が回復しています


- Thursday, September 30, 2004 at 22:38:14 (JST)
銃の重さを計る時、ルール上、ハンドストップの重さは含むのでしょうか。
また、Sの時にハンドストップをウエイト代わりにつけたまま撃つのは構わないでしょうか。
まるく
- Thursday, September 30, 2004 at 23:38:24 (JST)
》銃の重さを計る時、ルール上、ハンドストップの重さは含むのでしょうか。

それは3P,P種目では含まれます。ARSは使用禁止ですからありえませんね。ちなみにスリングは含まれません。

》Sの時にハンドストップをウエイト代わりにつけたまま撃つのは構わないでしょうか。

ARS以外(つまり50m)では問題ありません。パームレスト、フォアエンドレイざーを錘代わりにつけてもかまいません。ハンドストップを5個くらい並べてつければ受けるかも…

- Saturday, October 02, 2004 at 18:05:54 (JST)
アテネではドーピングで20人以上失格になっていますが、国際競技ではそんなに当たり前に実施されているんでしょうか?射撃でも同じでしょうか?そうだとするとどういった薬品が使用されるのでしょう?
やくちゅう
- Monday, October 04, 2004 at 19:58:53 (JST)
IOCがあんなに躍起になってますから、ご想像のとおりだと思いますよ。かつてのハンガリーや東ドイツの選手なんかそういえば試合のときはうつろな目をしてるのが多かった…かも。隠れてやりますので実態はよくわかりません。少なくとも、スイス、中国などは実際に資格停止者を出してますし、旧ソビエト圏などは…日常的と思われるふしがありましたが、現在では減っていると信じたいです。

》そうだとするとどういった薬品が使用されるのでしょう?

そんなこと書けませんですがな。ベータセプターブロッカーや降圧剤なんかが中心と思いますよ…。書いとるがな…

200806 2007年のオセアニア選手権でQPを獲得した選手がドーピング違反とされ、次点の選手にQPが降りています。


- Monday, October 04, 2004 at 23:48:30 (JST)
練習で空撃ちが重要なのは塾長も言っておられましたが、仮に3姿勢P,K,Sで一番効果があるのは、どの姿勢でしょうか?もちろん全ての姿勢で効果があるのは分かっておりますが。。。変な質問で申し訳ないです。
空撃ち嫌い
- Monday, October 04, 2004 at 22:25:22 (JST)
自分の撃発回数換算で練習量の一番少ない姿勢と考えればよろしいのではないでしょうか。一般的にはスリング種目のほうがより高い効果が望めると考えます。

- Monday, October 04, 2004 at 23:51:50 (JST)
ある競技会の審査室で、ジュリー と 審査係 が、「個表(?)」を 作る/作らない の話をしているのを聞きました。

「個表」とは、どの様なもので、何に使うのでしょうか?

また、作る/作らない は、誰が決めるのでしょうか?
チョキ
- Wednesday, October 13, 2004 at 18:04:57 (JST)



昔は大きな大会では全射手の1発ごとの成績を記録していました。これは東京オリンピック(1964)の採点方式の名残かもしれません。現在では競技規則から除外されたので、実質上国体を除き廃止されています。確実な運営ができるように見えますが、1枚ごとにジュリーが無意味な署名をしたり、転記の際のミスのほうが多いので現在個票を作る大会はほとんどありません。国体は開催地の高校生たちの参加意識の醸成や教育の一環という意味合いもありますので現在でも実施されています。(意義はこのあたりだけと思います)ちなみに標的線で採点される25m速射種目では個票をもって標的に替えられますので作成は必須です。

》何に使うのでしょうか?

裏をメモ用紙に使うくらいでしょう。国体で作成され日ラに送られた個票のたばも時期を見て燃えるごみに出しているだけです。

》作る/作らない は、誰が決めるのでしょうか?

作らなくて良いわけですから普通は議論の対象になりませんが、選手が10名で役員が15名の場合時間つぶしに作成してもよろしいのではないでしょうか。審査の段階で成績は確認されるわけですから、同じことの転記、確認の繰り返しによる間違いは増加しますが…

- Wednesday, October 13, 2004 at 22:50:44 (JST)
5発や10発記録を取ると、かなりの割合で一発仕損じます。例えば今日の練習では五発撃って10が4発、8が1発でした。仕損じるのは総じて最初と最後の2発以外なのですが練習を続けるしかないのでしょうか?
学生
- Tuesday, October 19, 2004 at 00:01:43 (JST)
エラーはあるもので、その種類も無限にありますからエラーに対する防御を考えるのは得策ではありません。成功する方法を開発してその実現を目指して撃発するほうが建設的かもしれませんね。上級者もエラーは犯しますがほとんどが10点にかかっています。エラーの防御法を考えると疲れますのでお勧めできませんです。

》仕損じるのは総じて最初と最後の2発以外なのですが…

1発に対する技術に集中すればエラーはランダムに発生して特異な発生の偏りは見受けられないと思います。1発競技が60回続くと考えられればシリーズや何発目かといったことはあまり関係なく遂行できると思います。ただ10点が30発も続くと別の問題があるかもしれませんね。

- Wednesday, October 20, 2004 at 23:02:29 (JST)
SBで角型アクションと丸型アクションはどう違うのでしょうか?
また丸型アクションの銃を角型アクション用のアルミストックに載せ替える場合何か不都合な点などあるのでしょうか?
SB初心者
- Wednesday, October 20, 2004 at 20:43:27 (JST)
丸型19アクションは銃身をアクションに無理やり押し込んでピンで留めてあります。(ピンはたいした役目はしていない)角型20アクションは銃身を横からくわえてねじで締め付けてます。角型アクションは底面に十字に切った溝がありアクションの鉄の部品がその溝に当たるようになってます。丸型は銃床に埋め込んだラグ(鉄片)がアクションの底面の溝に入るようになってます。マニアックな議論はともかく、競技をするには結論的にはどっちでもいいです。

》丸型アクションの銃を角型アクション用のアルミストックに載せ替える場合何か不都合な点などあるのでしょうか?

ちゃんとしたアダプターを使えば50mライフルでは特に問題ないと考えますが、ねじのトルクはかなりきつめになると思いますよ。ねじを壊さぬように…


- Wednesday, October 20, 2004 at 23:16:06 (JST)
新しいコートを買ったのですが、まだ硬くていままでのフォームをうまくつくれません。やわらかくするにはやはり、ひたすら据銃をするしかないのでしょうか?

また、この前の大会のファイナルの時にカーテンを開けられ、サイトを覗いたときに見える一番大きいリングがほとんど見えませんでした。このような場合はどうすればよいのでしょうか?

- Sunday, October 24, 2004 at 22:43:12 (JST)
特殊な場合はともかく(多くの場合は裁断そのものが良くない=素材の切った貼ったを伴う場合です)まえみごろの部分ならもみほぐす手があります。脇から背面にかけてと両肩の部分はひたすら据銃なさることをお勧めいたします。一番良いのはやはり練習することだと思います。

》ファイナルの時にカーテンを開けられ、サイトを覗いたときに見える一番大きいリングがほとんど見えませんでした。このような場合はどうすればよいのでしょうか?

ピープの輪郭が見えなくなるということで理解すると、帽子をかぶる、サイドブラインダーをめがねに取り付ける、マイクロサイトを目に近づけるなどでしょう。尚ジュリーに申告すればまともなジュリーなら直ちにカーテンを閉めてくれるでしょう。


- Monday, October 25, 2004 at 22:22:47 (JST)
SBの立射についての質問です。極端な胴長短足のため、立射の際、腰骨に依託することがまったくできず、左肘の先を肋骨に当てています。その場合でも、左足に重心をかけ、左腰を突き出す必要はあるのでしょうか?銃の重さとのバランスを取り、関節をロックするために背骨を曲げるのは分かるのですが、銃と上体の重さは背骨経由で伝わるはずで、それならいっそのこと両足加重のほうがいいような気もするのですが・・・。
胴長初心者
- Monday, October 25, 2004 at 17:39:10 (JST)
その場合は前足加重には限度がありますから、無理やり腰を標的方向に突き出すとポジションが取れなくなると思われます。しかしながら50mでは銃床の高さ(フォアエンドレイサーなどの使用)が銃腔軸線から下方20cmまで許可されますので(ARは9cm)、相当手足の短い方でも骨格据銃が可能です。またズボンの引っかかりやインナーの左腰部分のたくし上げで引っ掛かりを作りそこに左ひじを置くことでかなり骨格サポート目的は達成できます。いままでどうしようもない人は男性では2名、女性では0名でしたから、おそらく一般論では何とかなるといえるでしょう。

》銃の重さとのバランスを取り、関節をロックするために背骨を曲げるのは分かるのですが、

バランスをとるのはそのとおりですが、関節を能動的にロックすることは現在の競技射撃ではありえません。関節には荷重がかかって固定されるイメージです。

》銃と上体の重さは背骨経由で伝わるはずで、それならいっそのこと両足加重のほうがいいような気もするのですが・・・。

銃の重さの多くが脊椎にかかっているとすると正直言って絶望的です。(上手くなれば90点くらいはたまに行くでしょうが)両足加重はかまいませんが重量の多くはできるだけ脊椎起立筋群の仕事を軽減させてポジションを維持することを考えてください。銃は骨格の上に置かれるのであって、持つといった感じではありません。


- Monday, October 25, 2004 at 22:35:41 (JST)
ISSFルールでは来年からARのフロントサイトの高さが現在40mmのところ、60mmまで認められるそうですが、あい変わらず国内では再来年からでないとダメなのでしょうか?こういうルール改訂はどんどん取り入れるべきではないでしょうか?外国に出てってまともに戦えないよ!
分厚い頬骨
国内 - Friday, October 29, 2004 at 00:32:31 (JST)
いくらなんでもそりゃすぐ採用でしょう…。日ラもそこまで絶望的ではないと思います。以前標的が変わったときなど特に支障が大きい内容のものは先行して国内も適用してました。と言っても権限のない小兵の戯言ですが。

- Friday, October 29, 2004 at 08:33:48 (JST)

》こういうルール改訂はどんどん取り入れるべきではないでしょうか?

参考のためホームルームに2005年ISSF競技規則変更点を載せました。(ISSF配布文書の訳です)
第5回理事会でIFのルール変更を1年遅らせることなく即時適用することが決まりましたので、来年からこのようになります。国内適用規定(国内での現実的な対応)はまだ出てませんです。


- Wednesday, November 24, 2004 at 14:01:43 (JST)
伏射で今まで靴を履かずに靴下で撃っていたのですが、履かなければいけないと人から注意を受けてしまいました。
初耳で、非常に戸惑っています。ルールブックで正式にはどうなっているのでしょうか?
具体的な記述などを知りたいです。

へたれ
- Friday, October 29, 2004 at 20:15:20 (JST)
わしも初耳ですだ。結論的には両方靴を脱ぐなら問題ありません。

7.4.9.5.4 いかなる靴でも射手がそれを着用する場合、左右は正しいペアでなければならない。

つまり履くなら左右同じセットで履きなさいということです。はだしは許可されます。もっとも伏射で靴を脱ぐのは学連の人だけで世間の常識では滑稽ですから、その意味で先輩が何かおっしゃったのではないのですか?靴下の裏にドラえもんでも書いてあれば受けるんですが…


追い討ちですが・・・いままで日本以外ではだしの伏射は見たことありませんです。(追記)なんではだしなの???

- Friday, October 29, 2004 at 22:00:12 (JST)
先日ようやく初心者講習会に合格したのですが訳あって県外に引越しをしなくてはなりません

その県外の住所地で新規に所持許可申請がしたいのですがこの場合、この書類・・・初心者講習会合格証明書は書き換え申請等の手続きが必要なのですか?それともこのまま所持許可申請を行ってもよろしいのでしょうか?

お答えお願いします。 

RX−7
群馬? - Friday, November 05, 2004 at 13:18:30 (JST)
銃砲刀剣類所持等取締法、第5条の3第3項(以下)により書き換えが必要です。

「前項の規定による講習修了証明書の交付を受けた者は、当該講習修了証明書の記載事項に変更を生じた場合、当該講習修了証明書を亡失し、若しくは盗み取られた場合又は当該講習修了証明書が滅失した場合においては、その旨を住所地を管轄する都道府県公安委員会に届け出て講習修了証明書の書換え又は再交付を受けることができる。」


- Friday, November 05, 2004 at 20:44:51 (JST)
目隠し板の大きさ制限が間もなく適用される時期となりましたが、サンバイザーについての制限はどのようになっているのでしょうか?
ルール未熟者
- Monday, November 08, 2004 at 22:04:02 (JST)
ブラインダー、サイドブラインダーがついてない限り制限ありません。
 
これは違反ですね・・・
☆2010:しかし怒られたことありません・・


- Tuesday, November 09, 2004 at 07:45:36 (JST)
ファイナルのルールで「STOP」から次の「LOAD」までの間はボルトをオープンすること、薬きょうは薬室に入れっぱなしでもよい、とありますが、このオープンとはボルトハンドルを上にあげておけば良いと解釈してよいのでしょうか?薬室開放状態にすると薬きょうを薬室に残すなんて無理だし...。
あとこれに関連して、薬室を開放しておくと、薬きょうを入れたままにしておくときと比べて次の弾着がずれるという話を昔から聞きますが、これは事実なんでしょうか?実際ファイナルのビデオを見ていると、特に男子でボルトハンドルを上げるだけで空薬きょうをぎりぎりまで出さない選手をよく見ますが。

Shooter No.1
Final Range - Wednesday, November 10, 2004 at 08:39:45 (JST)
》このオープンとはボルトハンドルを上にあげておけば良いと解釈してよいのでしょうか?

それで結構です。ISSF規則の原文もOPENですが、世界的にボルトを上げるということでコンセンサスが取れています。

》薬室を開放しておくと、薬きょうを入れたままにしておくときと比べて次の弾着がずれるという話を昔から聞きますが、これは事実なんでしょうか?

現在の銃のほとんどの銃に対して事実です。銃身を固定してテストするとき、連続射撃の中でわざと銃腔内の残りガスを息を吹き入れて抜いて発射すると弾痕はグループから外れます。その外れ頻度は10回に1度だったり毎回だったり、銃身によっては影響を受けないものもあります。外れる距離は8点圏くらいでしょうか。ひどいものは連続射撃が終了して1時間もおくと白まで外れるものもあります。(これでも次に弾丸は10点に戻り、普通に射撃する分には100点がでます)競技中に銃腔内に外気を入れないことはプローンシューターでは半ば常識で、特に風が前から吹いている日などは装填のとき銃腔内に風が吹き込まないようにしたりします。(こんなことばかり気にしないでください、真ん中で引くほうが大切ですから)

というわけでファイナルの規則でも、競射までの中断が5分間に及んだ場合3発(30秒)のウォーミングアップが認められています。

》実際ファイナルのビデオを見ていると、特に男子でボルトハンドルを上げるだけで空薬きょうをぎりぎりまで出さない選手をよく見ますが。

男性のほうが理屈っぽいのかもしれません・・・・

ありがとうございます。もう1つファイナルについて教えてください。

「弾はLOADの号令の後でのみ薬室に装填されなければならない。」

ここでの装填(must be loaded)ですが、LOADの号令の前に、
*開いているボルト(装填口)のトレーに弾を置く
*弾を指で薬室に押し込む(ボルトは開いたまま)
*弾を薬室に入れ、ボルトを最後まで前進させるが、ボルトハンドルは上げておく

どこまでが許されるでしょうか?

Shooter No.8
表彰台 - Wednesday, November 10, 2004 at 23:44:04 (JST)
*弾を指で薬室に押し込む(ボルトは開いたまま)
*弾を薬室に入れ、ボルトを最後まで前進させるが、ボルトハンドルは上げておく
→完全なLOADに相当しますのでだめです

*開いているボルト(装填口)のトレーに弾を置く
→規則の趣旨には反しますが単語の意味で議論するなら微妙なところでしょう。わざわざ監視の目を集めるだけだし、何の役にも立たないし、見た目弱そうなので(なんのこっちゃ)お勧めできませんです。

後で考えたんですがLOADING行為のステップの中での行為ですのでだめですね。(追記)大体そういうことをする人はいませんから…

- Thursday, November 11, 2004 at 19:35:50 (JST)
初めまして。射撃暦の浅い一射手です。
右肩と右腕の脱力が不完全なので悩んでいます。
程度は外的に見て分かるほどのものではないのですが、安定させようとすると、二の腕から肘が持ち上がって緊張してしまう感覚があります。
原因はバップレの長さが短いせいでしょうか?
それとも銃が前加重なのでしょうか?
アドバイスよろしくお願いいたします。

おねむさん
- Sunday, November 14, 2004 at 22:22:59 (JST)
ポジションの様子がわかりませんので想像に過ぎませんが;
基本的に右腕は右肩に吊り下げられる感じですが、据銃しているときの前後(腹背方向)バランスが取れていないとそれは困難です。特にバランスがやや後ろにかかると無意識に右腕が上がってバランスを保とうとする動きの出る人もいます。また前にバランスがあると脇を占めて腕を意図的に下げようとする動作が多く観察されます。(両方とも結果として上半身の力はぬけません)
一度銃を持つことなく据銃姿勢をとり、その状態で上半身から脚にかけて順次筋肉の緊張を緩めてバランスをとり、右腕をリラックスする感覚を感じてみてください。それができたところに銃をセットする作業を行い、銃口の向きが標的方向でなければ骨格の組み方を変化させてできるだけ筋肉をリラックスしたまま銃口を標的近くに持ってきてください。
銃口を標的に向ける作業度合いが大きいと、たとえば覗き込むことにより首が緊張したり、右肩の力が抜けなかったりする状態になりがちです。お尋ねの症状はこの一連の現象であるような気がします。

》原因はバップレの長さが短いせいでしょうか?それとも銃が前加重なのでしょうか?

どちらも原因になり得ることですが、すいません特定できません。


- Monday, November 15, 2004 at 18:37:40 (JST)
ファイナルについて調子に乗ってもう一つお願いします。

ISSFルールブックでは「7.14 FINALS IN THE OLYMPIC EVENTS」オリンピックにおけるファイナル競技となってますが、日本国内競技会の場合それに合わせた変更をしても良いのでは?
たとえば英語でのファイナル進行。一般の観客にも射撃競技をアピールしたければ、日本語でやっても良いのでは?特に国体なんかでは代表選手を応援する射撃素人のお客さんに、○○県××選手じゅってんきゅう、って言ってあげたほうが絶対わかりやすくていいと思うんですが。
国際ルールに則ってやってますって事をアピールしたいのでしょうか?
ドイツのブンデスリーガなんかでも必ず英語なんでしょうか?

Shooterズ No5(ズはいらねと思う)
ムー大陸 - Monday, November 15, 2004 at 09:02:53 (JST)
それは一理ありますね。まぁ現状は柔道のIPPONみたいなもんでしょう。

》ドイツのブンデスリーガなんかでも必ず英語なんでしょうか?

たぶん英語だと思いますが、知りません。


- Monday, November 15, 2004 at 18:42:56 (JST)
オリンプのsb弾はよく知られていますが
「オリンプのAR・AP弾」というのは存在する(或いは『かって存在した』)のでしょうか?

ARK600
- Tuesday, November 16, 2004 at 00:57:20 (JST)
存在していたかもしれませんが、私は聞いたことありませんです。

オリンプは伝統的なソビエトの弾丸で、特に強風下で行われた1982年の世界選手権大会(ベネズエラ)で圧倒的なパーフォーマンスを見せて1980年代は幻の弾丸といった存在でした。薬莢の底が窪んでいて弾頭が1グレインほど重く(定かでない)、風の中でのパーフォーマンスが抜群でした。当時は共産圏でしか手に入らなかったので神話的に扱われたのかもしれません。その世界選手権大会ではアメリカの選手がジーパンと200発を交換して持ち帰り実験したところ、抜群だったそうです。彼いわく”ハンドロードじゃないか?”だって。私も23発くすねましたが強風でのグループのずれが最高クラスのテネックスより少し少なかったです。ついで話ですがアメリカのフェデラル社でまねっこを作ってウィガーさんが売っていましたが、失敗だったみたいです。
いまでは・・・一般的にはばらつきが大きくて良いブランドとは評価されていません。(10年位前の話、現在はわかりません)


- Tuesday, November 16, 2004 at 15:18:46 (JST)
「ISSF規則主な変更点2005年1月発効規則」の2ページの
「6.13.15.2.1」について(「6.3.15.2.1」の誤りと思われますが)質問します。
  この変更点の記述どおりに解釈すると、10mに限り射座内に机を置いてはならない、ということでしょうか。

RAV2
審査室 - Wednesday, November 17, 2004 at 21:29:20 (JST)
今日原文を入手して見ると6.3.15.2.1ですね。

6.3.15 Range and Firing Point Standards for 10 m Ranges
のなかの
6.3.15.2.1 The nearest edge of the bench or stand must be placed 10 cm forward of the 10 m Firing line.
ですから射場設置の机の射手に一番近い箇所が射撃線前方10cmより遠くになければなりません。理解しづらいですが…写真写りを良くするためかしら?
とにかく首をかしげることが多いです今回は。


- Thursday, November 18, 2004 at 00:01:02 (JST)
ARをやっているとすぐに目が疲れて、標的が霞んで見えてきます。
目薬を使う以外に疲れをとる方法はないのでしょうか?


- Thursday, November 18, 2004 at 20:48:14 (JST)
10点に入らないとかすむものです……気が遠くなる場合もあります。

1 目の使い方を検証してみてください。チークをつけたとたんから一生懸命見つめてませんか?照準の途中までは目に力を入れることなく、最終照準の段階で一生懸命見るリズムを作ってください。集中力の高まりとともに映像がはっきりしてくるイメージです。
2 標的交換や装填動作の中で深めの呼吸をするようにしてください。据銃動作に入った後の呼吸は一般的には肺の中の空気の交換には役立っていませんので射撃と射撃の間の意識的な体内の空気交換が必要です。
3 本当に目の疲労でかすんでくるなら、年齢にもよりますが、食生活から考える必要があります。ビタミン剤の投与も役に立つ場合がありますが、多くの場合生活習慣に起因しています。
4 チークのつけ方に無理のある場合もあります。この場合所詮高得点が出ませんので改善が必要です。テーブルにおいて自由に照準した時にははっきり見える場合、姿勢的なものを疑ってください。


- Saturday, November 20, 2004 at 20:37:59 (JST)