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592-618

Q A
春休みなのに登校せにゃならんこの不条理…学部選択を誤ったな。という訳で質問です。

 2/24投稿の「エリゴールデン」なる御仁は
 ひょっとして「ぐ」先生の別人格なのでしょうか?(呵々大笑)

…という冗談はさておき、22LR弾の材質についてお尋ねしたいことがございます。実はさる先輩から「近々バーンズ弾のようなフルカッパーの使用が義務化される」と聞かされました、真偽はさておき屋外射撃場周辺の鉛害問題に絡んで長期間閉鎖される射場も少なくありませんので、個人的には賛成なのですが、これからSBを始める身にとっては気になることがございます。

・ラプアあたりの鉛弾で初速が315、初活120程度なのに問題の22LR SCP (フェデラルのもの)だと初速383、初活190と銃機関部に掛かる負荷が増大するのはキャリア30年でなくとも容易に想像がつきます。そこで(仮定として)銅弾義務化を視野に入れた際の銃選定ですが、この場合メンテコスト軽減という観点から、多少高価でもステンレスバレルのモデルを選択した方がやはり懸命でしょうか?

度々すいませんが、宜しく御指南のほどを…

一年目
- Thursday, February 26, 2004 at 10:28:17 (JST)
すいませんわかりません????
エアで左手の手首がどうしても曲がってしまいますがやはりシリーズを進めて行くうちに狙点が下がっていきます。下がりにくい持ち方に変えるか、足をだんだん広げて狙点を上げながら撃つか迷っていますが、どちらが良いか明確な考え方はあるでしょうか?
バード
- Friday, February 27, 2004 at 15:57:47 (JST)
両方とも正解でしょうね。個人的には前者を優先して考えるべきと思いますが、現在の銃口のコントロール状態が悪化するようですと後者を選択することもあり得ると思います。
昨年末からSBで立射を始めましたが、本格的射場デビューはまだ・・・という段階です。
来年から射撃ズボンが使えなくなるとすれば、今のうちからふつうのズボンで練習した方がいいと思うのですがいかがでしょう?
それと、ズボンが普通のものになる代わりに、kでパッドが使えるようになると聞いたのですが、どんなパッドになりそうですか?
よろしくお願いいたします。

立射バージン
- Friday, February 27, 2004 at 18:10:15 (JST)
わたしならわざわざ不利な状態で練習はしません。コントロールがよりよい状態で練習し、想定としてズボンがなくなった状況でも撃てるポジションの構築に注力しますが…。ズボンがなくなった場合下半身への調整能力に対する技術的要求と、腰の負担が増大しますので、ポジションとしてはより精密なバランスを求め、筋力的には腹筋・背筋などの強化を実行します。

》ズボンが普通のものになる代わりに、kでパッドが使えるようになると聞いたのですが、どんなパッドになりそうですか?
よろしくお願いいたします。

4月にアテネで開かれるISSF総会時に決定されますので、はっきりしたことはわかりません。

(結局2008年までは現状のままで行くこととなりました・・・)


- Sunday, February 29, 2004 at 21:02:02 (JST)
トリガーの重さはどういう基準で調整すべきでしょうか…なるべく軽くしようとしていたのですがそうでもない気がして…
立射当てるぞ
- Saturday, February 28, 2004 at 20:17:57 (JST)
銃口がものすごく止まっているなら軽いトリガーはより攻撃的な撃発が期待できるかもしれませんね。平均が95程度以下の場合、トリガーを絞りながらタイミングを合わせる要素も大きくなりますのでしっかり絞りきれる重量が必要と考えます。一般的に7-80g以上でしょうか。それ以下ですと作動が不安定になるトリガーが多く、またシアのかかりを極度に小さくすると(シャープに切れるので望ましい一面もありますが)温度・湿度変化により落ち具合が変化したりして技術的に安全ではありませんので無条件には薦められません。

- Sunday, February 29, 2004 at 21:07:33 (JST)
ここのところ、揺れはある程度小さく(フロント3ミリならノータッチ)なって来たような気がするのですが、肝心の「止まる」気配はいっこうにありません。1回でも「止まった!」と実感できれば,その時間を伸ばせばいいのでしょうが、相変わらずゆらゆら(主に横方向)は収まりません。このまま揺れを小さくする努力を続ければいつかは止まるものなのか、それとも止めるための別の努力が必要なのか、迷っています。アドバイスお願いいたします。(スコアで相談できないのは、射場が閉まっているために空撃ちのサイトピクチャーでしか判断できないためです。もうすぐ撃てます!)
立射バージン
- Tuesday, March 02, 2004 at 17:00:25 (JST)
3.0でノータッチだととんでもなくコントロールできてる気がしますが。多くの時間帯で10点圏内で動いていますよ。そのままできるだけリラックスしても銃の方向性が変化しないなら。意図的に止めに行っても大丈夫なレベルと想定されます。まず力を抜いて(多少動きが大きくなりますが)狙点を確認し、体のどこかを固定する感じで少々緊張させてみる方法をお試しください。自分の感覚で止まりかけたときにスムーズに指が曲がる感じでタイミングをつかむことが出来れば100点でしょう。
横のゆらゆら(がたがたではない)は左手の上の銃と左肘の越に置く位置の上下のラインを垂直に近づけるか、銃そのものを左胸に近づける試みを試してみてください。(成功するかどうかはわかりませんが)
それと…3.0を3.4-6に交換しただけで止まるタイミングが出来るかもしれません。


- Wednesday, March 03, 2004 at 19:41:28 (JST)
車がないと活動できないこのスポーツ…何か改善策はないでしょうか?
荷物が重いから車が必要なんじゃなく、山の中にあるので困っています。
駅から歩いていけるような射場はやっぱり作れないですよね。
卒業したら個人でどうやって活動すればいいのやら…。
単なるぼやきになってすいません。

どないしよ
- Tuesday, March 02, 2004 at 21:00:54 (JST)
》車がないと活動できないこのスポーツ…何か改善策はないでしょうか?

過去にはみんな車は持ってなかったです。安全運転に気をつけてバイクなら何とかならないですか?

》駅から歩いていけるような射場はやっぱり作れないですよね。

みんなバスを乗り継いだりしていってました。

》卒業したら個人でどうやって活動すればいいのやら…。

みなさん個人でやってますよ…。トライしてみてください。
単なるむかしばなしになってごめんね。



- Wednesday, March 03, 2004 at 19:45:21 (JST)
自分はSBを持ってちょうど一年位です。試合の時などに、上級者の人たちがSB弾の種類や選び方について話題にしているのをよく耳にします。自分ぐらいのレベルでは弾うんぬんよりも、しっかりした姿勢の確立が優先なのはよく理解していますが、やはり気になります。

そこで、弾に関して、初級者が最低限知っておいた方が良い知識、または陥りやすい失敗などの例があったら、教えていただけませんか?よろしくお願いします。

J.F.K
- Tuesday, March 02, 2004 at 22:30:18 (JST)
事実の存在を認めることでしょうか・・・
当たる弾丸(ロット)そうでない弾丸が存在する。
弾丸のブランドと銃との相性など迷信である。
・・・といったような。
その他は:
弾頭のワックスはふき取らない。
練習で当たった弾は試合用弾とする。
高温になるところで保管しない。
薬室に指で確実に装填する。
などでしょう。


- Wednesday, March 03, 2004 at 19:54:24 (JST)
ARの立射を30発も続けると左ひざが痛くてどうしようもありません。また1発単位で見ても膝が伸びきったような感じでリラックスできているとは思えません。なにか解決策はあるでしょうか?
いてて
- Wednesday, March 03, 2004 at 00:41:14 (JST)
的外れだったら勘弁してください。
ひょっとして膝をロックして脚をピンっとはってませんか?
両脚は曲がらないようにすることが重要ですが、膝関節はロックされません。そして重量が膝関節に対し上下方向にかかって筋力の使用を最小限にします。
膝の使いが正しい上で膝が痛くなるなら、標的交換の時の体重のかかり方を変えてみる、標的交換時に荷重を据銃時と逆の足にかける。脚力を強化する。などをご検討ください。


- Wednesday, March 03, 2004 at 19:59:43 (JST)
ハイサイトブロックの高さ制限ってあるのかな??気になっていろんな人に聞いたのですがわからないので質問しました。。。
P70オーバーホール中。
海ほたる - Wednesday, March 03, 2004 at 17:44:12 (JST)
SBの場合無制限です。ARではハイブロックの高さ自体に規則はありませんが、銃口部で計測した銃口軸と照準ラインの距離が40mm以内と決められてますので、必然的にその高さは制限されますね。市販の高さ可変のブロックの中には一番高くするとルール違反になるものがあります。規則が上記の通り決められていますので、銃身の外径によって使えるブロックの高さの最大値に差があり、ブロックそのものの高さについて考えることは意味がありませんです。

2005年から銃口とフロントリングの中心までの高さが60mmまでOKになりました

- Wednesday, March 03, 2004 at 20:05:45 (JST)
SBの弾ですが、低温時不安定になるでしょうか?5℃以下だと弾着予測があうときとあわないときがあるのですが。銃身との関係でしょうか?それとも、たんに本人の責任にすぎないのかも?
エリゴールデン
- Wednesday, March 03, 2004 at 21:20:13 (JST)
極寒の状態では常温用の弾丸の精度は大きく低下します。古い話ですがレークプラシッド(1980)のバイアスロン競技でテネックスで伏射標的(当たりの範囲が8点圏くらい)に入らなかったので町の銃砲店で狩猟用の弾丸を購入して試合した、なんて話を聞いています。-25℃だったそうです。(現在は-20℃を下回ると安全のため競技は実施されません)
経験ではロットによって夏(25℃)は良いグルーピングだけど、冬(5℃)ではグルーピングが広がるロットの存在は確認しています。お尋ねの状態はこのケースだと想像します。銃身の内径などとの関係はわかりません。
尚、冬のほうがあたるロットも存在しますので全てのケースに当てはまる現象ではありません。(氷点下になると精度が落ちることは想像できますが)またヨーロッパでは弾丸をカイロ+布袋で保温した状態から使用することも聞き及んでますので試されてみれば?もっともこれから春になりますが。


- Thursday, March 04, 2004 at 12:22:54 (JST)
SBの銃身の寿命は当たらなくなるまでと言うことですが、実際どういう現象が起こるのでしょうか?伏射で570-580程度の射手でわかる程度でしょうか?
中古銃
- Wednesday, March 03, 2004 at 23:00:32 (JST)
実際には得点が出ません。劣化の程度がひどいと570程度の方でも実感されると想像します。アンシュッツのひどいやつは万力から射撃して580点程度しか出なかった例を経験しています。この方は学生さんだったですが、銃身交換をしたとたん3Pの520が550になりました。
劣化は主には薬室のちょっと先の部分が腐食(エロージョン)することにあります。最初に穴が開き、ライフリングのエッジが丸くなり、やがてライフリングの始まり部分がなくなってしまいます。銃口部にぽつぽつと穴のようなものが見えるのは末期的状態だそうです。エロージョンが目視できる状態や、薬室の前の部分に(特に下の部分)三日月状の影が見える用になるとほぼ寿命に近づいたと判断して良いのではないでしょうか。この状態でもあたることはあたりますが、タイトなグルーピングが出来なくなります。経験では劣化が進むといきなりぼろぼろになりました。腐食を遅らせるには掃除するしかありません。命数に関しては5万〜50万発だと思います。(要するにあたらなくなるまでとしかいえないです)


- Thursday, March 04, 2004 at 12:33:40 (JST)
先日の相談で「フロント3mm」と書きましたが、私の銃はサイト間距離が106cmもあるため、通常のサイト間距離(88cmと仮定)に換算して,実寸「3.6mm」を「3mm」としました。多分比例計算でいいと思うのですが・・・。もし、間違ってたらオーバーな表現になっちゃってゴメンナサイ。
立射バージン
- Thursday, March 04, 2004 at 00:06:14 (JST)
それにしてもノータッチは良いですよ。照準距離からSBの立射ですが、下ではやや筋肉を使う表現でしたが、SBではリラックスを優先してください。とくに現在の平均が90点以下の場合筋肉の使用を避ける形で姿勢を構築することをお勧めします。反動がありますのでリラックスしたほうが同弾しやすいです。

- Thursday, March 04, 2004 at 12:37:19 (JST)
最近、Pは自宅での据銃練習により、かなりリラックスして構えられる様になりました。反動も最初の頃のような、
グルルンとかボヨ−ンと言った反動が大分少なくなり、垂直に上がるようになりました。しかし、いまだにシリ−ズで8や、
グル−ピングが9点圏線付近に集弾してしまいがちです。原因はやはり照準が悪いのか、もしくは肩づけ不良に伴う反動処理が
良くないのでしょうか。何か良いアドバイスがあれば教えて下さい。SB歴1年と4ヶ月くらい?です。

上達力牛歩並
- Friday, March 05, 2004 at 08:16:31 (JST)
伏射で集弾する要素は、銃が止まること、照準が一定であること、反動が一定であること、に加え撃発の瞬間にそれら全てに変化をあたえないことなどが考えられます。実射はそれらの総合トレーニングであると言えます。
グループが9点圏線の同じ位置に集まるならサイトで修正すれば良いのですが、おそらく良しは10点にはいるから悩むところと想像します。この場合の多くは撃発と同時に、より一層リラックスしてしまったり、そのため肩の位置が変化したり、反動量が変化したりすることに起因することも多いです。撃発時に体の状態をキープすることを重点に練習されてはいかがでしょうか。からうちしてカチッと音がした後1-2秒姿勢を保持して照準し続けることなどがこれにあたります。1-2秒経過してなんとなく照準がずれ気味だとか、内的感覚がずれ気味だと感じた場合はそのポジションは良くないか、技術そのものがうまくないと思われます。またしばらく照準をキープするために徐々に首に力が入ってくる場合などはチークの再調整を考えたりします。8点に出るのは大きなエラーですから、そのエラーを修正するよりより多くの撃発を同じ位置に集めることに注力したほうが現段階では良いと思います。
まずは撃発直前・直後の数秒間の体の中味を一定に保つ練習をお勧めします。自ら観察する気持ちがないと、据銃・照準・撃発・フォロースルーの組み合わせを反動で崩すエラーは修正できません。射場では実弾・からうちの交互射撃をしてみてください。たとえ10点が続く場合でもミックスは崩さず実施したほうが良いと考えます。


- Saturday, March 06, 2004 at 09:49:36 (JST)
SB・Kについての質問です。右手を脱力すると、ぶら下がりそうになるので、どうしても「グリップに掴まる」感じになります。そのため、滑り落ちそうになるのをさけるために強くつかんでしまいます。なんだかグリップに大きなおもりがぶら下がっているみたいで、横揺れの原因のひとつになっているような気もするのですが。Kの右腕・右手の感覚はどういう風なのがいいのでしょうか。Sだと割と自然に行くのですが・・・。
やまんば
- Sunday, March 07, 2004 at 17:26:18 (JST)
それはオーバーリラックスに類するかもしれません。
重心点を通る垂線の近くに頭部や銃が位置している限り、両肩は等しくリラックスされほぼ同じ量だけ沈み込みますがそのとき脊椎から右側だけ偏ってリラックス度が高いとおっしゃるような状況になります。右肩が落とされた状態であれば同じリラックス度で右腕がぶら下がり、腕を折り曲げた位置にグリップがあるのが理論的です。グリップに腕の重さがかかってしまうと銃とポジション全体が右側にロールして芳しくありません。理想的には全体の緊張度が等しくリラックスすることですが、お尋ねのケースではポジションの構造が理論的であると仮定すると、右腕の過度のリラックスが伺えますね。
正解かどうかわかりませんが右上腕を少し持ち上げ気味にしてみてください・・・ほんの少しですが。


- Sunday, March 07, 2004 at 20:59:21 (JST)
ISSFルールの改正により国際的には目隠しの規定が既に変更されていますが、現在ピストル射手が使用しているアイリスシャッターについては、どのような見解がなされているのでしょうか。
ルールが分からない人
- Sunday, March 07, 2004 at 22:00:29 (JST)
アイリスシャッターについては何も記されていませんのでわかりません。目隠し板ではありませんので使って良いのではないでしょうか・・・?

参考までに目隠し板条項です(日本では2004年は適用されません)

7.4.7.6  帽子、キャップ、めがね枠またはヘッドバンドに取り付けるサイドブラインダー(側面目隠し板)は高さ40mmを超えない物の使用が許可される。サイドブラインダーの前端は額の中心から伸ばされる直線を超えて前方に延びてはならない。

7.4.7.6.1  帽子またはキャップに目隠し板を取り付ける場合、目隠し板の最下端は射撃用めがね枠またはヘッドバンドに取り付けられた場合の下端の位置より下方であってはならない。

7.4.7.6.2  照準に使用しない眼を覆う目隠し板は幅30mmを超えない物が1個使用できる。


- Monday, March 08, 2004 at 14:34:03 (JST)
先日、伏射をデジカメで真上から撮ってもらい、塾長HP内の上級射手と比較してみました。かなり改善されている
ものの、一つだけ気になることが分かりました。上級射手の場合、真上からみると銃が標的方向に垂直にまっすぐ向いているのに対し、小生の場合、やや斜めに向いてしまっているようなのです。やはり左手から肩まで垂直に銃を直した方が良いのでしょうか?また仮に直す場合、何が原因なのか対策等ありましたら教えていただきますでしょうか。

むずかしい〜
- Monday, March 08, 2004 at 08:18:25 (JST)
すいません。これだけでは意味不明です。
左腕に関しては肘の銃の下での位置が問題になると思われますが、腕の細い人はかなり入る(銃の真下に近くなるでしょうし)太い人は左手、左肘、肩関節のラインがまっすぐになるでしょう。また左側へのローリングの度合いによっても変化します。どれがよいということを明言するのは不可能ですが、据銃したとき銃を真上から垂直方向に押して、左手に掛かる圧力が据銃している射手から見て右下に落ちたり左に流されることなく、真下の方向にガツンガツンと抵抗を受けるような左肘の位置がよろしいかと思いますよ。

200806 追記  銃はほとんどの人にとって適正サイズより大きなものですので。写真で見るような外的姿勢はなかなかヨーロッパ人の酔うにはなりません。姿勢考察もそのあたりは考慮するようにしてください。


- Monday, March 08, 2004 at 14:43:44 (JST)
日ラのホームページでヨーロッパでは16世紀当たりから射撃が行われていたとありますが、やはり火縄銃でやっていたんでしょうか?
信長
- Tuesday, March 09, 2004 at 11:17:52 (JST)
ISSFのヒストリーブックでは11世紀に射撃の当てっこの記録があると書いてありましたがどうでしょうかね?日ラのHPにある絵
http://www.riflesports.jp/archives/shoshi/
img/image001.jpg
)は16世紀に描かれたチューリッヒでの射撃大会の様子です。
16世紀ですとヨーロッパでは火縄銃からフリントロックに変わる時期ですからどちらかでしょうね。この辺は歴史書を見ないとわかりませんです。
ちなみにこのころの標的はワイン樽の蓋に当たる部分をぶら下げて使ったと聞いています。


- Wednesday, March 10, 2004 at 10:50:40 (JST)
アンシュッツの銃身には性能の悪いものが存在する、もしくは存在したと過去の質門で拝見しました。
新銃を購入したとき、その銃のグルーピングのテスト結果が付属してくるはずですが、あれって信用できないのですか?

射撃やりたいな!
kyoto-city - Wednesday, March 10, 2004 at 06:10:38 (JST)

↑追加
所詮、射撃は道具を使うスポーツ。
道具の性能は成績に大きく影響します。
だから、非常に重要な問題であると考え質問しました。

射撃やりたいな!
kyoto-city - Wednesday, March 10, 2004 at 06:18:53 (JST)

》アンシュッツの銃身には性能の悪いものが存在する、もしくは存在したと過去の質門で拝見しました。

はい、その通りですが競技用として充分な範囲での良し悪しです。エンジンでいうと100馬力と300馬力の違いではなく、299馬力と300馬力の違いを求める感じです。

》新銃を購入したとき、その銃のグルーピングのテスト結果が付属してくるはずですが、あれって信用できないのですか?

アンシュッツは真面目な会社ですからテスト標的は間違いなくその銃から発射された標的です。テストは基準の性能の確認のために行われますが、最初の10発でOKであればテスト終了です。グループサイズが大きければ弾丸を変えたりして何度もテストします。ボルトを交換することもあります。基準のグループ(サイズは忘れました)が出来ればそれをカードに貼り付けておしまいです。
テスト標的はそのような性格のものですからテストグループの11.0mmと10.5mmを比較して銃の性能を論じるのは余り意味がありません。少なくともテスト標的のようなグループが出来たよという履歴の表示にすぎません。
299馬力にオクタン価100のガスを入れたのと、300馬力にオクタン価90を入れたのとを比較するように、弾丸と銃身とのマッチが良かった場合悪かったっ場合、テストした日の温度が高かった場合低かった場合など条件が違いますので参考にしかなりません。


- Wednesday, March 10, 2004 at 11:06:32 (JST)
オリンピックのようなシビアな世界で戦うためには、常に自分の銃にマッチした弾丸を探し続け、発見できたならば、試合用として保存しておく。
これがあたりまえ。
と、思いましたが、学生選手権や国体はそのレベルにあるのでしょうか?

射撃やりたいな!
kyoto-city - Thursday, March 11, 2004 at 06:01:30 (JST)
同じことだと思いますよ。いい弾丸を使うと射撃がやさしくなりますから低いレベルでもそれは同じですね。弾丸が悪いと国体で入賞することも難しいと思われます。

- Thursday, March 11, 2004 at 23:04:46 (JST)
ぐ先生は立射のバランスを重要視されていますが、具体的にバランス位置を第3者が知る方法はあるでしょうか?左右の足のバランス(重さ)のかけ方を意味しています。

- Saturday, March 13, 2004 at 22:46:45 (JST)
重心移動の軌跡を出すプラットフォームがありますが…1000万はします。体重計2個に板を渡して計測すると大体のことはわかります。ポジションの固まった人で荷重の誤差は0-200g程度です。
しかしこれらの数値に研究目的以外大きな意味はないように思いますよ。じぶんの重心の位置を毎回想定して内的感覚としての荷重配分を意識することのほうが大切と思われます。


200806追加 フォースプレートの解析画面のサンプル(新ウィンドウで画像が出ます)


- Monday, March 15, 2004 at 23:41:05 (JST)
将来ズボンが禁止になった場合、コートのしたの部分にスペースが出来ますが立射の際不利になるのではないでしょうか?
みけ
- Tuesday, March 16, 2004 at 00:14:01 (JST)
仮にズボンが禁止になったら、そういうことです。サポート力は激減するでしょう。
そうなった場合、得点を出そうという意思がある方はジャケットの作り直しは避けられないと考えます。決まったわけではないので早まらないようにしてくださいね。

結局2008年まではそのままになりました。但し規則の適用は厳しくなりそうです。



- Tuesday, March 16, 2004 at 19:38:45 (JST)
10mSですがいつもしている練習はつまるところ銃を止める訓練です。
でもそれだけでは試合で据銃能力に応じた点数は出ないようです。
 メンタルプログラムの導入やスムースな撃発のみを追求することで解決するとぐうたらさんからのご教示が以前からあったと記憶しますが、私の場合高得点のシリーズはスムースに早く撃発できた時です。
 そこでうかがいます、この部分を強化する練習方法を具体的にお教え下さい。570点にもう少しなんです。

10点ホシ-
- Wednesday, March 17, 2004 at 23:18:14 (JST)
早期にスムースにリリースできるようになるには基本的には銃口が据銃開始後早期にコントロール下になるようにすることすることですが、テクニックのすべての要素を含みますので説明しきれまさんです。スムーズなリリースは銃口が止まれば容易になるのは自明ですからこれが基本です。
とはいっても急に銃口が止まることも期待薄なので、日常の練習ではまず1発ごとの発射の前にどうやって撃つかを想像して(リハーサル)してそれを実現するようトライすることからはじめてください。照準映像を観察するのではなく、自分の求める銃口の静止からフォローにいたるまでの照準映像の様子を想像してから照準に入る癖を身につけてください。そうすることによって早いリリースのリズムを作り出していきます。


- Friday, March 19, 2004 at 00:20:55 (JST)
Pで、姿勢は問題ないと言われるにもかかわらずあたりません。昨日も撃っていましたが、かなり弾着が散ってしまいます。風が吹き荒れていましたが、当たらないのはそのせいだけではないように思います。特に脱力出来ていないという感じもしないのですが・・・他に当たらない原因と考えられるものはありますでしょうか?
学生さん
- Thursday, March 18, 2004 at 01:25:15 (JST)
おこらないでね?
姿勢に問題がなければ一般的尺度で評価すればあたるはずです。上級者で590を当たらないと表現するならばそう言えるかも知れませんが…あたらないというのがたとえば570以下のような場合おそらく姿勢にも問題あると思いますよ。

》他に当たらない原因と考えられるものはありますでしょうか?

引いたときに動かしてる、引いた瞬間にもっとリラックスしてしまってる、グリップが銃コントロールに関与している、弾丸がぼろ、当てる気力がない・・・無数にあります。
情緒的な表現ですが当てる方法は1-5個くらいですが、当たらない原因は100個以上あります。全部のエラーを排除しようとするより当てる方法を考えたほうが合理的ですよ…


- Friday, March 19, 2004 at 00:33:06 (JST)
ノプテル購入を考えてます。そこで、例えばノプテルで伏射の空撃ちして、580点だとすると、
実射で何点くらいになるのでしょうか?反動が有る分、やはり実射ではかなり下がるのでしょうか?

欲しい〜
- Monday, March 22, 2004 at 08:35:19 (JST)
まずノプテルの表示は(表示遅延=フォロースルーの中での弾痕表示も設定できますが)撃発したところの表示です。銃口が動いていても止まっていても580の場所で撃発すればそのように表示されます。おなじ580でも銃口が静止した状態での580ですと実射でも580近くかもしかするとそれ以上得点が出るかもしれません。銃口の静止がよくない場合580の照準が出来ることは間違いありませんが、実射では大きく得点が下がることになるでしょう。銃口の静止状況は目視でも確認できますが、数値化されますので据銃能力の向上状態などが客観的に評価できます。
一般論ではノプテルの得点-5〜-10が実際の得点と思われます。ノプテルで590の場合でもおそらく実射では580点程度です。ノプテルで595を超えるような人でも多くは580点台と思われます。その差は姿勢そのものによるもの(ポジションのもつ精度、リラックス状態)、撃発技術(10点のなかで引いてフォローする技術)、銃口の静止状態(眼だけで撃つ射撃の要素の大小)などによって引き起こされますので自分の強化すべき技術要素を特定するのに結構役に立ちますよ。またノプテルの得点と実射が近い人は技術要素がそのレベルにあることを意味しますので、銃口の更なるコントロールが必要になるといったトレーニング指針がはっきりしますです。


- Tuesday, March 23, 2004 at 19:15:07 (JST)
このたび、10年ぶりに射撃をやり始めまして、来月久々に試合の参加に申し込みました。ARS60なのですが、昔学生の時は10発終了ごとに言ってたような気がするのですが、いまでもそのようなコールはあるのでしょうか?また何か気をつけてればいい心構え見たいなものがあれば、教えていただけますでしょうか?
それと銃が昔つかっていたバウM600なのですが、SBのようにARでもあたらなくなったりするのでしょうか。10年の保管の間は銃砲店に次にやり始めるときのためにと預けてました。いまでは、そのとき処分して現在新しいのを買えばよかったかなと思ってますが。。

おじさん
- Monday, March 22, 2004 at 17:22:29 (JST)
一文銭ですのでそのようなコールは必要ありません。一般に”ほんしゃ”のコールも不要です。
10年前ですと、高い得点を出す人の装備を観察してみてください。そのころに比べてインチキなジャケットを着てますから・・・

》銃が昔つかっていたバウM600なのですが、SBのようにARでもあたらなくなったりするのでしょうか。

銃身関係はそういうことはないと思われますが、パッキング類はいつ空気漏れを起こしても不思議ではない状態と思われます。メインピストンは高価ですから後回しにするとしても、Oリング(蓄気室、銃口シーリング2箇所)は交換したほうがよいでしょうね。そのとき蓄気室内の閉鎖弁の戻しばねも錆びていたら交換します。とにかくオーバーホールしたほうがいいですよ。


- Tuesday, March 23, 2004 at 19:23:23 (JST)
どうも、ご丁寧に回答ありがとうございました。
ところでSBでも(ほんしゃ)のコールってのはいらないのでしょうか
たしか、試射終わったら、玉数言ってたような気がしましたが。。
10年ぶりであまり射撃界に友達もなくつまらないこと聞いてすい
ません。。

おじさん
- Friday, March 26, 2004 at 15:30:06 (JST)
SBも試合によって本射のコールを省略することが出来るようになっており、実態としてほとんどの競技会で必要ありません。弾丸数を申告したり調べたりするのは学連だけの特殊ルールで、普通そういうことはしません。しくじると本人の責任であるだけです。

- Monday, March 29, 2004 at 00:27:08 (JST)