ライフル射撃競技関係Q&A 16    戻る このページは過去のQ&Aでございますです。

468-491

Q A
便乗ですが、Kの横揺れも脱力で解決すべきものなのでしょうか。
みゅ
- Sunday, November 16, 2003 at 21:30:14 (JST)
基本的にはそうです。姿勢自体が脱力できる姿勢かどうかがその答えの前提となりますね。
片足で立つよりは両足で立ったほうがバランスを保ったり、リラックスして立つことに利点がありますね。両足で立っていても”こんにちは”の姿勢ではリラックスするとこけてしまいますね。膝射のポジションも全く同じで、リラックスできる骨格構造体とバランスが必須条件になります。上体が前に突っ込んでいたり、頭が右に傾いているような姿勢では究極的にはリラックスすることは不可能です。(とはいえなるべく脱力に心がけるのですが)
膝射の横揺れのもっとも怪しい原因は上体が枕より右側にしかも前に突っ込んでいることと、上体が過度に左にひねられていることだと思われます。


- Monday, November 17, 2003 at 00:08:23 (JST)
Pで立ち上がらずに銃を構えたまま休みたいときは、どんなふうにして休めばいいのでしょうか?ちなみに立ち上がって休むか、構えたまま休むかはどういう状況で判断してますか?
おおおお
- Tuesday, November 18, 2003 at 08:38:18 (JST)
姿勢を保ったまま休むには通常、左肘はそのままにして右ひじを右肩関節の真下辺りにもってきて、右腕を直立させて銃床のチークの下あたりを持って休息します。左腕の荷重は半減され、右腕の直立により重量を骨に支えさせて筋肉を休めます。
コールと実際の着弾が普段以上にずれるような場合や、スリングがずれてもとに戻らない場合は立ち上がって休憩したほうが良いでしょうね。


- Tuesday, November 18, 2003 at 22:27:59 (JST)
ぐうたら様にお聞きします
シコナーニやタウバーなどのプルパッブ銃はどのようなメリットがあるでしょうか
また、このような銃をデザインしたシコナーニ氏は元イタリアのナショナルコーチだったそうですがぐうたらさまが銃をデザインするのならどのようなものにしますでしょうか

あたらしものずき
- Wednesday, November 19, 2003 at 22:34:30 (JST)
こっちが聞きたいです教えてください。
ところでシコナーニってプルバックなんですか??アクションを後ろに持ってくるためにハンドルがついているだけかと思ってました。勉強…

》ぐうたらさまが銃をデザインするのならどのようなものにしますでしょうか

そんな能力があったとしたら、ショートアクション・フロントロッキングラグで行きたいと思いますです…


- Thursday, November 20, 2003 at 16:19:45 (JST)

↑  ありゃ、良く見たらブルパップ(bullpup)てかいてありましたね…ごめん

  メリットはバランスの移動と装填の楽さだけでしょう。ベンチレスト銃のように銃身ベッディングできますが、良いかどうか??


- Sunday, November 23, 2003 at 17:33:41 (JST)

AHG2013のバレルを外す場合、ヘッドスペースを決めるにはゲージが必要でしょうか。
センターファイヤー銃のような決め方ですか?それともリムの厚みで決めるのでしょうか。もしそうならから薬きょうでもできるのでしょうか。

Ω
白い巨塔 - Wednesday, November 19, 2003 at 23:07:51 (JST)

一般にGO、NO GOのゲージでやったほうがほとんどのロットの弾丸が入るので無難でしょうね。気分的にGOがやっと入る程度にしたいですが…
リム厚でも撃針を外したボルトで仮止めした銃身を押し出す方法で決められますが、弾丸が変わって入らないことも考えられますね。それに基本的にリムの厚みは弾丸1個1個によって、はたまた同じ弾丸でも計測場所によってめちゃくちゃですから理論的根拠は薄弱です。
SBの着弾グループに関しては、極端ながばがばは問題外として、ヘッドスペースとタイトさとはあまり因果関係はないようですよ。

》もしそうならから薬きょうでもできるのでしょうか。

空薬莢は膨れ方がいびつでよくないでしょう…できるかと言われれば出来るでしょうが目分量でやっても一緒かと思いますです…


- Thursday, November 20, 2003 at 16:03:07 (JST)


GO-NOGOヘッドスペースゲージ(200806追加)
Pで銃の傾きが大きく、バランスをとるのが難しいのですが、どのようにすれば直りますか?
くぅ
- Friday, November 21, 2003 at 17:58:59 (JST)
傾かないように構えれば直りますが…どんなに傾いていても構造体にそった(自然にそうなる)傾きの場合バランスは良いと思いますけど…自ら無理やり手首をひねったりしてませんでしょうか?
バットプレートでカウンター方向の傾きを入れて矯正したり、左肘が銃の真下に来すぎてる場合はその位置を修正するのが一般的です。


- Saturday, November 22, 2003 at 20:56:22 (JST)
66cmのバレルは3P向きという話を聞いたのですが、なぜですか?Pだと長くする人がいますが、なぜでしょうか?
くぅ
- Monday, November 24, 2003 at 09:35:55 (JST)


良くわかりませんが、銃の重量バランスについて話されていたのではないでしょうか。
バレル長が66cmだから云々…というのはがせねたですね。精度を出すには20-22インチあればよいとされてますし、アンシュッツのヘビーバレルが69cmでライトが66cmなのでこういうことになっているんでしょうね。こじつければそういうこともいえますが、身長170cmもあれば関係ないです。
伏射の場合照準線(銃)が動かない状態を作り出すことが可能のでその場合、サイトラディアス(照準距離)が長いほうが照準精度が高いのでエクステンションを装着して照準距離を出したりします。(バランスを求めてそうする場合もあります)びよーんと長くして95もでないようですと、それは格好だけ(銃がとまってない)と言うことになるでしょうね。もちろん格好は大切ですが。
老眼対策で伸ばす場合も多いですよ。とほほ


- Monday, November 24, 2003 at 11:55:09 (JST)
バウのポンプ式(M601)でP60をやることになって、大変な思いで練習してます。少しでも楽にポンプできるノウハウなどはないでしょうか。
ポンプ式が主流だったころのP60って今と比べてどのくらいの点差があったんでしょう?

もう一つお願いします。
ぐ様はコンタクトレンズの使用についてはやや懐疑的とお見受けしますが、理由をもう少しご説明いただけないでしょうか。

正直しんどい
- Monday, November 24, 2003 at 16:04:17 (JST)
》バウのポンプ式(M601)でP60をやることになって、大変な思いで練習してます。少しでも楽にポンプできるノウハウなどはないでしょうか。

左手を引いた状態からポンプのときに右腕の力と反対方向に左手を押し出すとか…楽には出来ません。ジャケットが大きいサイズだとか、古くてやわらかいやつなら多少ましでしょうが…銃が止まりません。伏射のことは考えて作られてませんので…

》ポンプ式が主流だったころのP60って今と比べてどのくらいの点差があったんでしょう?

優勝点は599か600、8位で596位だったです。現在は600と598くらいですから1-2点でしょうね。


》コンタクトレンズの使用についてはやや懐疑的とお見受けしますが、理由をもう少しご説明いただけないでしょうか。

伏射で上目遣いのときずれやすいからです。ずれなくて良く見えて、涙が出ないならコンタクトで良いでしょう。


- Tuesday, November 25, 2003 at 16:26:52 (JST)
ぐうたらさんにお尋ねしたいんですが、エアーライフルの立ち撃ちで600点撃てそうにない体型ってどういった体型でしょうか。また、そういった体型でもSBならセッティングで対処できるものなのでしょうか。
ちなみに、小生は、身長178センチ足は長いほう(自称)腹はものすごいビール腹です。。有名人で言うと曙に似てるってゆわれるんですけど
やっぱ立射向きじゃないですかね。

中年ぶとりのそこらへんのおっさん
ボスニアヘルツェゴビナ - Monday, November 24, 2003 at 22:30:10 (JST)



こいつはちびデブですが…世界記録持ってます

何事も決め付けるのは間違いと思います。
600点はほとんどの人にとって難しいです。攻撃性と信心が足りませんから。(どういうこっちゃ)
体型では筋肉の量が足りない人は難しいでしょうね。骨格では骨盤が小さくて手足の短い人も難しいかもしれません。スモールボアライフルでは道具が使えますので、道具を使った結果重量が骨格で支えられ腕や腰の筋肉の使用を最小限にしたポジションの構築が可能ですので、一般論として対処できると思います。

》小生は、身長178センチ足は長いほう(自称)腹はものすごいビール腹です。有名人で言うと曙に似てるってゆわれるんですけどやっぱ立射向きじゃないですかね。

確かに現在は明らかに立射向きではないかもしれませんが、580台は可能でしょう。(590撃ってらっしゃるのならごめんなさい)おなかを引っ込めて寺尾くらいになると話が変わるかもしれません。


- Tuesday, November 25, 2003 at 16:37:54 (JST)
競技中に空撃ちしたら違反ですか?
りゅう
- Wednesday, November 26, 2003 at 00:36:11 (JST)
本射中に

SB:弾丸を入れずにカチッとやっても構いません。
AR:空気を出さないで、から撃ち機構を使用してからうちしても構いません。空気を出してしまうと0点です。
ビーム:何をやっても怒られそうなのでやめといたら???

どの種目もファイナルの本射中はからうちは禁止されています。


- Wednesday, November 26, 2003 at 15:01:59 (JST)
プローンで、高い姿勢と低い姿勢がありますが、低い姿勢はスリングの張り方が弱いから上級者向けの姿勢なのでしょうか?
もともと高い姿勢の射手がいきなり低い姿勢にする場合、気をつけることはあるのでしょうか?
また、それぞれの長短を教えてください。

dall
japan - Wednesday, November 26, 2003 at 15:47:48 (JST)



(左:SOKOLOV=RUS    右:SHCHERBATSEVICH=BLR)


そういうことではありません。姿勢の高さは多くの場合スリングを巻く位置で決められます。低い位置で巻けば低い姿勢になりますが現在の固いジャケットを着用する場合良いことは余り考えられません。特にアルミのストックでは手と銃身が近いので低い姿勢だと照準に難点が出ることも考えられます。低い姿勢でも銃の静止が保障されればOKですが、構造学的に見ても難しいと言わざるを得ません。低い姿勢は骨格に対するストレスが小さいので上級者向きではなくご老体向きと考えても差し支えないでしょう。

》もともと高い姿勢の射手がいきなり低い姿勢にする場合、気をつけることはあるのでしょうか?

前腕と床の角度が30度を切らないことです。ある程度の体格がないと規則違反になりがちです。ちょっと下げると言うのはぜひ試されれば良いですが、いきなり低い姿勢にするのは理解できませんです。横揺れがひどい場合低くすると一見コントロールがよくなったように見えますが、慣れてきたらだんだん再び姿勢を上げることをお勧めします。尚身長160cm以下(だいたい)の人に低い姿勢はおそらく規則に触れてしまうでしょうね。


- Friday, November 28, 2003 at 22:50:31 (JST)
ジャグって何ですか?
くっくる
- Sunday, November 30, 2003 at 01:32:16 (JST)
 これ
クリーニングロッドの先にねじでつける三角形のぎざぎざがいっぱい付いた部品です。綿をまきつけて銃腔内をこすって掃除するものです。

- Sunday, November 30, 2003 at 09:48:42 (JST)
射撃ズボンを履いてPを撃つ場合、前のマジックテープや後ろのジッパーはどうするんですか?

- Monday, December 01, 2003 at 23:54:26 (JST)
←こんなん
血流確保のため全部開放して着用するのが一般的です。前の開放部分は一部広げてから寝転んだりします。伏射でズボンをはくと銃口が下がりますのでこの副作用を利用する場合もありますが、基本的にははいてもはかなくてもパーフォーマンスに大差はないでしょう。固定感覚を求めるなら締めて着用しても構いませんが、余り固いとポジション取りにくいかもしれませんね。


- Tuesday, December 02, 2003 at 10:28:19 (JST)
10mSで多くの方が10発のグルーピング練習をするとおもいますが
方法として、
@10発撃つ間標的の確認はしない
A1発毎確認する
どちらがよろしいのでしょうか、仮にどちらもありの場合、それぞれ
どのような効果が期待できますか?

ぐ様と俺とは同衾の枕 なんのこっちゃ
本州 - Tuesday, December 02, 2003 at 00:25:51 (JST)
@10発撃つ間標的の確認はしない
A1発毎確認する
どちらがよろしいのでしょうか、…

どっちでも良いでしょう。(目的によります)
いい加減にどんどん撃つのは論外として(時には必要ですが)、@では単位時間当たりの練習量が増大しますのでトレーニング期には薦められます。常に安定したパーフォーマンスを継続できるように課題をおいてください。Aは@に1発ごと着弾のコールを実施し、その正確性を確認しながら精緻性を求めるものです。
いずれにせよ10発打ち込みは、同じ時間で練習量が1-2発撃ちこみの場合に比べ飛躍的に増大しますので1日のトレーニングの前半や、シーズンの初期に取り入れてくだされ。


- Tuesday, December 02, 2003 at 11:14:27 (JST)
P60を撃つと1〜2回は起き上がることがあると思いますが、ズボンを履いている場合はどうしたらいいんでしょうか?射撃シューズを履いている場合も同じくどうしたらいいんでしょうか?
きき
- Tuesday, December 02, 2003 at 23:27:58 (JST)
冷たい回答で申し訳ありませんが…うんこらしょっと起き上がってください。

》》P60を撃つと1〜2回は起き上がることがあると思いますが

それは競技の前提とはなりません。途中で起き上がるのはどうにもならないときであって、仮に60発通して撃ち切れない状態なら試合に出るべきではありませんです。10kmしか走れないのにマラソンに出走するようなもので伏射競技の命題である「60回同じことをする」ということからかけはなれております。学生さんから同じようなことを良く聞かれますが、練習弾が20発しかないなら、最低50発のからうちが終わってから引き続いて発射練習をしてください。100発程度続けて撃てなければ伏射にならないです。
それくらい撃てる選手が途中で立ち上がることをよしとするなら、それは戦略と言うものでございます。


- Thursday, December 04, 2003 at 10:00:56 (JST)
かねてからの疑問がサクサク氷解!目から鱗がポロポロ落ちる!・・・と興奮して、思わず過去のQ&Aを全部読んじゃいました。すばらしいサイトですね!がんばってください。
ところで、2002年12月30日の回答にある「マシンレストによるグループ」は、ストックを固定したものですか?それとも銃身を固定したものですか?集弾性向上に興味があっていろいろテストをしているもので・・・。
よろしくお願いいたします。

たっぷりん <sprybase@crux.ocn.ne.jp>
山口県 - Wednesday, December 03, 2003 at 21:02:06 (JST)



ご質問のQ&Aにあるグルーピング(下写真)は全て銃身をやげん(三角ブロック)を用いて固定万力から発射したものです。反動受けのスプリング装置やダンパーー等は使用していません。ストックを固定するゲーマンなどのレスト台でもほぼ同じ結果が出ますが、その場合毎回固定状況が変化するのでデータ間の絶対評価は無意味になります。ちなみに一番左のグループを示す銃はアンシュッツの工場(固定万力、1立方メートル程度のコンクリートの基礎の上に設置)で試射をして、かっさらってきたやつで同じ銃身でも床に鉄板を敷いて固定した万力では12-3mmというところです。


- Thursday, December 04, 2003 at 10:14:44 (JST)
初歩的な質問なのですが、
スリングの取り付けは、コートについている金具で行いますが、スリングのどこら辺にかければ宜しいのでしょうか?うまい人を見ると、クルトのスリングの場合は後ろの茶色の部分に適当にかけているように見えるのですが、この金具はスリングが上下にずれないように働いているだけで、左右に動くのはどうでも良いということなのでしょうか?左右に動くのを阻止するためには、スリングの輪の大きさなどが関係あるのでしょうか(つまり、あまりに輪を大きくすると、スリングが左右に動きやすくなる)?
あと、私の銃のアクションに錆が出ているのですが、シースを使っても消えません。何か方法があるのでしょうか?
長文になってしまいましたが、宜しくお願い致します。

friday
japan - Thursday, December 04, 2003 at 16:38:16 (JST)
原則的には上腕骨のスリングのかかった部分をまっすぐ直線的にハンドストップの方向に引っ張るようにします。コートに縫い付けてあるスリング止めの輪(ベルト)は単なる位置覚えで、スリング止めによってスリングの上下を規制するような使い方はしません。金具が付いてる場合も同様です。金具で引っ掛けてスリングのテンションがジャケットの背中を直接引っ張るような使用法は姿勢がすぐずれてよろしくないです。
スリングの下方向へのずれはなるべくスリングのテンションを変えないことで防止しますが、スリング止めでつるようなことはしません。サイズの合ったジャケットではそれほどずれてはきませんし、ずれるとしてもジャケットと体のずれのほうが大きいです。どうしてもつる場合はずれをほんのちょっと抑える程度に吊ってください。
スリングの左右方向の決定はスリングのカーフ(腕に巻く部分)の底のカーブを上腕骨の裏側にきっちり当てることによって達成します。そのためスリングのカーフの大きさを調整してV字型形状(無理やり表現すれば)をなすカーフの底が腕のうらにまっすぐ当たるように調整します。(調整できないモデルもありますが、最近のやつはねじやカーフバックルの位置をずらすことにより出来ます)カーフを腕に締め付けて固定感を得るのはよくないです。こうするとスリングの根元が折れて上腕に押し付けられ脈を拾ったり、結果的にスリングのテンションを腕の一部で受けることになり銃の静止がよくないです。現在のジャケットではスリングを腕の外側から巻く迷信は過ちの元です。(ほんのちょっと外気味というのは構いませんが、ポジションを取ったときカーフの底の当たりでスリングがどの道回転しますので、試射の前は標的に向かない状況でセットする必要があります)

》アクションに錆が出ているのですが、シースを使っても消えません。何か方法があるのでしょうか?

錆びとり薬品もありますが、ブルーイングを剥がすかもしれませんので銃砲店で聞いてください。綿布に油を浸して気長にやるしか…。ピカールを使って銃身が真っ白になったやつもいますのでご注意を。


- Friday, December 05, 2003 at 16:54:11 (JST)
先だっては横揺れの件でアドバイスありがとうございました。
またその件です。お願いします。レベルは初級一歩手前です。
Horneber氏によるとクローズドスタンスが推奨されています。
ぐうたらさんは「教習」の中でオープンスタンスからクローズドスタンスまでの選択の幅を述べておられたと思います。
ゼロ狙点を追求するとどうも私はオープンになるようです。
クローズドにすると横揺れが強くなるような気がします。
Horneber氏によると「身体が安定する」、「SBでリコイルを吸収しやすい」そうですが。
横揺れを少なくするという目的に限って、まずゼロ狙点を追求し、その結果としてスタンスが自動的に決まる、という方針で日ごろの射撃をやっていけばよいでしょうか。

53年生まれ <tradino@gol.com>
関東 - Friday, December 05, 2003 at 17:37:41 (JST)
バイオメカにクス的にはスクエア、バランスを求めるにはスクエアからややクローズドが銃が体の重心上に位置しやすく理論的ですが、これらは骨格が自由に組み合わせられることを前提に語られています。人は個人的に体の柔軟性や筋肉の伸展性能が違いますが、とりわけ肥満体や中年を過ぎた方々には無理な点もあります。
オープンスタンスでは筋によるコントロール箇所が多く、究極的には銃の静止能力に優れているとはいえませんが、腰の左回転のひねりが小さいので腰椎へのストレスは小さく53年(昭和ではないですよね)生まれのかたですと悪い選択肢ではないと思われます。


- Saturday, December 06, 2003 at 11:49:07 (JST)
射撃中、目が疲れてきて標的がぼやけてきたら、アイリスを絞るべきなのでしょうか?
あと、SBの胡桃ストックのグリップの下端に三日月形の木片が付けられますが、これはグリップを脱力して構えたときにつっかえのようになるのでしょうか?グリップは脱力すべきなのでしょうか?

クァら
日本 - Monday, December 08, 2003 at 14:52:46 (JST)
》射撃中、目が疲れてきて標的がぼやけてきたら、アイリスを絞るべきなのでしょうか?

多少の変化はあるでしょうが、毛様体の疲労を回復させる必要があり休息が必要でしょう。

》SBの胡桃ストックのグリップの下端に三日月形の木片が付けられますが、これはグリップを脱力して構えたときにつっかえのようになるのでしょうか?グリップは脱力すべきなのでしょうか?

ご質問のようにヒールレストに手の重さがかかれば安定した射撃が難しくなりますのでグリップをしっかり握らず射撃する場合は取り外してください。単なる位置決めですから。グリップの握り具合はは安定した状態が持続できるなら好きにして良いです。照準状態でわざとグリップの圧力を(わずか)変化させても銃口の方向が変化しない握り方(リラックスのしかた)をしてくだしゃい。


- Monday, December 08, 2003 at 23:26:27 (JST)
200806追加
競技銃のトリガーっていろいろな形やタイプがありますよね。
Rの度合いも微妙に違うし、まっすぐだったり、すべすべだったり、点接触タイプだったり、縦溝のみの滑り止めやチェッカータイプetc・・・
一流所も結構オリジナルとは異なるタイプを使用しているのをみます。でも、射手の間で使用感の話題はあまり聞きませんし、ぐうたら様の本編でも、ことトリガーの形については言及されていないとおもいます。
トリガーの形ってどうでもよいのでしょうか。

ボヨヨン
国内 - Monday, December 08, 2003 at 16:28:24 (JST)
トリガーシュー(タング)の形状はAR/SBに関してはまっすぐ後ろに引けて、指の皮膚への抵抗のかかり方の違いが認識できればどうでも良いです。これに関しては違うことをおっしゃる方もいますが…。

- Monday, December 08, 2003 at 23:29:16 (JST)
最近、歳のせいか老眼のせいか練習で1時間も撃つとよしで撃っても当たらなくなります。そこで目が疲れてきたらスコープサイトに替えて練習するのはありでしょうか?また、スコープサイトで射撃する場合適切な倍率というのは何倍くらいなのでしょうか?

としより
- Tuesday, December 09, 2003 at 15:00:29 (JST)
良いと思いますが、60分持つなら60発は問題ないでしょう。
スコープサイトをSBで使用するなら、3Pで12-16x、伏射専門で16-24x程度でしょうか。クロスヘアの細いやつか、ターゲット(ファイン)ドットのレティクルが必要です。いい加減に選ぶと中心のドットが10点圏より大きくて照準できません。リングは安物でも大丈夫ですが、アイリリーフの関係でベースを延長する必要がある場合がありますので、経験者か銃砲店でお聞きください。


200806訂正  最近36倍のスコープを購入しましたが伏射だけをするなら使えると思います。アメリカのような屋外のSB射撃では24倍程度の方が見やすいと考えます。


- Tuesday, December 09, 2003 at 22:19:01 (JST)
クルトの緑色のスリングを何年も使っているのですが、最近以前より伸びたと思うのですが、何処が伸びているか教えていただけないでしょうか?後ろの茶色の部分だと思っているのですが、もしここが伸びている場合、何処を詰めればまた元通りの状態になるのでしょうか?あと、ぐ先生の経験でお聞きしたいのですが、スリングというのはそこまで伸びるものなのでしょうか?材質によって違うと思いますが。
cool
japan - Friday, December 12, 2003 at 17:41:49 (JST)
》クルトの緑色のスリングを何年も使っているのですが、最近以前より伸びたと思うのですが、何処が伸びているか教えていただけないでしょうか?

そんなことはわかりませんです。全体に伸びたと思いますが。クルトのタイプですとねじの場所の付け替えでスリングのカーフの大きさやバックルの位置が調節できますのでそのあたりご検討ください。ただ伸びただけで問題ないのならバックルで詰めておしまいです。

》スリングというのはそこまで伸びるものなのでしょうか?材質によって違うと思いますが。

皮のやつなんか5cm単位で伸びますよ。ビニールのやつも何年か使うと1-2cm伸びるのではないでしょうか?それよりクルトのタイプは使っていくとやわらかくなるので、引っ張られる方向になじんで実際はそれほど伸びてないのに事実上伸びたのと同じ効果をみせますです…またジャケットが古くなってもスリングが伸びた感じがします。


- Saturday, December 13, 2003 at 00:29:51 (JST)
おすすめのスリングを教えて下さい。最近いろんな種類のスリングが出てきて、さっぱりわかりません。
ひゅ
- Friday, December 12, 2003 at 21:09:19 (JST)
なんでもいいです(きっぱり)。姿勢に間違いがないという自信が出るまでは単純なやつでよろしいのではないでしょうか。同じ格好が確実に毎回とれるのであればロジックなんかもいいですが、たいしてありがたくもないです。

200806追記  というかみんな単純なスリングをお使いですよ・・・世界の選手は


- Saturday, December 13, 2003 at 00:32:53 (JST)
銃を大きく傾けることは、大きくとばしたり、当たらなかったりと、マイナス的要素が大きいのでしょうか?ちなみに水準器を使って傾きが一定になっているかどうか確かめて撃っています。ちなみに自分のレベルはPで580ぐらいです。8点を撃つことはあまりないのですが、外れ出したら8点がとまらなくなると言われました。どうなんでしょうか?
るるる
- Friday, December 12, 2003 at 22:18:56 (JST)
常識の範囲で左への傾きあれば(15度位まででしょうか、14でも16でもいいですが)プラスはあってもマイナス要因はありません。手首でひねって傾けていたり、傾きがチークをつけることにより変化するような状態であれば問題を含みます。傾いていても銃と体重がスリングにより支えられ重さがが真下の方向に(垂直方向)にかかっているならば、反動も小さく12時方向に跳ねるはずです。そのあたりを基準にお考え下さい。水準器は余り神経質にならず、ちらっと見る程度で充分ですよ。水準器を良く観察しないと傾きが変化してしまうなら、そのポジションは改良の余地があるでしょうね。
また銃を傾けていて、シリーズがすすむにつれて傾きが小さくなっていくようなことがあれば、右ひじの位置の流れに注意してください。


- Saturday, December 13, 2003 at 00:41:05 (JST)
射撃コートをどのようにしてカバンにしまっていますか?ジャケットはかろうじて折らずにしまえますが、ズボンはどうしていますか?
折りたくない・・・
- Saturday, December 13, 2003 at 14:57:46 (JST)
車移動なら折りたたまないことですが、かばんに入れる必要がある場合膝から下で折りたたむようにされてはいかがでしょうが。ズボンをはいたときの正面から見て横方向でたたんだほうが良いかもしれませんね。

- Saturday, December 13, 2003 at 19:52:34 (JST)