「キリストのゆえに」  大門義和著

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体裁・A5版ハードカバー  本文・190ページ

題字・須藤義太郎  表紙カバー・樋口武二  装丁・山本裕之

跋文・小中陽太郎(作家)
「信仰生活のよい指針」

解説・須藤義太郎      「発刊を祝して」


「神様はゴミ箱である」より抜粋

 神様は、例外なくどんな人をも愛し、受け入れて下さる。その意味で「神様はゴミ箱のような方」であると言えます。人々が嫌っていた取税人のかしらザアカイに主イエスは近づき彼の家に泊まりました。そんな、主イエスを人々は非難しました。人々が主イエスに祝福していただくために幼な子を連れてきた時、弟子たちは拒否しました。しかし、主イエスは幼な子をそのまま受け入れられました。裏切ることがわかっていた、あのユダをも主イエスは受け入れ、最後の晩餐を共にされました。人々が感染を恐れて近づかなかったライ病人シモンの家を主イエスは訪ねられました。人が捨てるものを主イエスはゴミ箱のように受け入れて下さいます。ゴミ箱は受け入れるものを取捨選択しません。人が捨てるものを無条件で、無言で受け入れてくれます。私達が主イエス・キリストの救いを信じることが出来るのは、救われる条件が何もなく、無条件だからです。神様はゴミ箱のように、無条件で誰でも受け入れて下さる方であるから信じることが出来るのです。神様がゴミ箱のように例外なく全ての人を赦し、受け入れ、救う方であることを心から感謝しましょう。


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