評論・萩原恭次郎の実像     斎田朋雄 

                 西毛文学社/2000円

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 思想の不毛とは、力に屈伏する精神の衰弱現象
である。それは精神の自由の喪失でもある。私達
は人間であるかぎり、そして平和と共生の願望を、
抱くかぎり、思想の自由を失ってはならない。萩原
恭次郎らが詩的生涯をかけたタダの詩の運動、そ
れは思想の自由獲得の闘いであった。いま私達は
一世紀前の先輩たちの足跡を学ぶことによって、
不毛を乗り越える思想のバネを掴むきっかけにな
らないだろうか。
(あとがきより)

    




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