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夏休み
夏休み
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意外に思うかもしれないが、国民的休日は日本の方が圧倒的に多い。
当たり前だが、イタリアにはゴールデンウィークもない。
ところで、GWというのはなかなか理解できない連休らしい。
まず、「何?ゴールデンって?」と聞かれる。
みどりの日と憲法記念日とこどもの日があって・・・、
と説明した時点で「???」となる。
みどりの日は前の天皇の誕生日って説明したら、
「そのうちずっと休みになっちゃうじゃん」
となる。
まあごもっとも。
「こどもの日ってことは父親の日や母親の日もあって休みなの?」
と聞かれる。
これもごもっとも。
で、
「おじいちゃんおばあちゃんの日(敬老の日)なら休みだよ。」
というと微妙に驚く。
その他、成人の日、文化の日、体育の日、海の日、春分・秋分、勤労感謝、など説明すると、かなり不思議がる。
で、「なんだよー、休んでばっかりじゃーん。」となる。
でも、「おまえらに言われたくないわい。」となる。
そう、イタリアには夏休み『ヴァカンツァ』があるのだ。
うちのオフィスの連中でも1ヶ月、少なくとも3週間くらいはとる。
これは単に、有給休暇を消化しているだけで、とくに会社が休みになるわけではない。
*** Tip ***
会社が公表する休みは会社によってまちまちで、
少ないところで1週間ほど。
多いところは1ヶ月も!
中には全く休まない企業もあるとのこと。
日本のように「右へならえ」ってわけではない。
日本の社長さん、このあたり、見習ってもいいんじゃないでしょうか?
なので、人によっては、小分けにしたり、1ヶ月続けて取ったり、色々だ。
とにかく夏場は仕事にならない。
イタリア人はヴァカンツァのために生きている、と言っても過言ではない。
ヴァカンツァのために一所懸命働くのだ。
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