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火曜日に行われたメルボルンカップを終えた段階で日本調教馬は今年海外のG1に5勝を挙げた。ドバイターフ-G1のアーモンドアイ、クイーンエリザベス2世C-G1のウインブライト、ナッソーS-G1のディアドラ、コーフィールドC-G1のメールドグラース、コックスプレート-G1のリスグラシューのうち、過半数の3勝が牝馬による快挙だった。思い起こせば、最初に欧州のG1勝ちを果たした日本調教馬は1998年モーリスドギース賞-G1のシーキングザパールUSAであった。最初に北米でG1に勝ったのも2005年アメリカンオークス-G1のシーザリオだから、たまたまかもしれないが、いずれも牝馬によってパイオニアとしての実績が残されていたことになる。何か牝馬ならではの強さといったものがあるのかもしれない。 |
| マイビューパーズ系マイジュリエット分枝の繁栄 |
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My Bupers(USA) マイビューパーズ(黒鹿、牝、1967、Bupers) MY JULIET(USA) マイジュリエット(黒鹿、牝、1972年生、父Gallant Romeo)コティリオンH -G2、ヴォスヴァーグH-G2、ミシガンマイル&1/8H-G2、ブラックアイドスーザンS-G3、 テストS-G3、ヴェイグランシーH Bold Julie(USA)(鹿、牝、1979、Bold Forbes) | Blue Ground(SAF)(栗、牝、1988、モガンボUSA) | KIMBERLEY MINE(SAF) キンバリーマイン(鹿、牝、1996、Fort Wood)スプリング | チャレンジ-G1、ゴールドサークルオークス-G2 Just Juliet(USA)(黒鹿、牝、1982、What a Pleasure) | Just Fly(USA)(黒鹿、牝、1990、Capote) | JUST WONDER(GB) ジャストワンダー(鹿、牡、2000、Hernando)シネマBCH-G3 TIS JULIET(USA) ティズジュリエット(鹿、牝、1986、Alydar)シュヴィーH-G1 | Dance My Dance(IRE)(鹿、牝、2000、Sadler's Wells) | RASA LILA(NZ) ラサリラ(鹿、牝、2010、Darci Brahma)ケンブリッジトラヴィスS | -G2、WRCカドルS-G3 ステラマドリッドUSA STELLA MADRID(鹿、牝、1987、Alydar)スピナウェイS-G1、メイト ロンS-G1、フリゼットS-G1、エイコーンS-G1 Refinement(USA)(鹿、牝、1994、Seattle Slew) | ライラックスアンドレースUSA LILACS AND LACE(栗、牝、2008、Flower Alley) | アシュランドS-G1 | ラッキーライラック(栗、牝、2015、オルフェーヴル)阪神ジュベナイルフィリーズ | -G1、チューリップ賞-G2、アルテミスS-G3 アイルドフランスUSA ISLE DE FRANCE(鹿、牝、1995、Nureyev)ミネルヴ賞-G3、 | ヒルズボローH-G3 | スターアイルIRE Star Isle(鹿、牝、2004、ロックオブジブラルタルIRE) | | ミッキーアイル(鹿、牡、2011、ディープインパクト)マイルチャンピオンシップ-G1、 | | NHKマイルC-G1、スワンS-G2、阪急杯-G3、アーリントンC-G3、シンザン記 | | 念-G3 | アステリックス(黒鹿、牝、2010、ネオユニヴァース) | アエロリット(芦、牝、2014、クロフネUSA)NHKマイルC-G1、毎日王冠-G2、ク | イーンS-G3 ダイヤモンドビコー(鹿、牝、1998、サンデーサイレンスUSA)阪神牝馬S、ローズS、府 中牝馬S、中山牝馬S |
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ディープインパクトが今回は5頭出し。今年先週までの国内のG1でディープインパクトは(6.7.2.39)で連対率は0.241。1番人気では5戦2勝と微妙だが、ロジャーバローズの東京優駿-G1とかアルアインの大阪杯-G1、カレンブーケドールの優駿牝馬-G1・2着、この秋ならサトノルークスの菊花賞-G1・2着など、数が多くてしかも底力があるだけに穴血統としての存在感も大きい。そういった点から魅力的なのが○センテリュオ。全兄トーセンスターダムはきさらぎ賞-G3やチャレンジC-G3に勝ったあとオーストラリアに渡りエミレーツS-G1とトゥーラクH-G1の2つのG1に勝った。祖母エヴリウィスパーの産駒にも活躍馬が多いが、トーセンジョーダンは単勝7番人気33.3倍で天皇賞(秋)-G1に勝った。3代母クラフティワイフの子孫からも天皇賞(秋)とマイルチャンピオンシップのカンパニーをはじめ、多くの活躍馬が出ている。サンデーサイレンスUSA系×フォーティナイナーUSA系にノーザンテーストCANが加わる点ではラッキーライラックと共通している。 ▲ラヴズオンリーユーは近年最強のニックスといえるディープインパクト×ストームキャットの配合。ドバイターフ-G1に勝った全兄リアルスティールをはじめ、日本ダービー馬キズナ、香港カップ-G1とイスパーン賞-G1のエイシンヒカリ、ジョッキークラブ賞-G1(仏ダービー)のスタディオブマン、エリザベス女王杯-G1のラキシス、安田記念-G1のサトノアラジン、桜花賞-G1のアユサンなど、世界のどこでもどんな距離でもG1勝ち馬が出ている。祖母モナヴァッシアは大種牡馬キングマンボの全妹で、3代母ミエスクはブリーダーズCマイル-G1連覇などG1・10勝のマイルの名牝。隙のない名血でポテンシャルも恐らく一番高いだろうが、ディープインパクト×ストームキャットで複数のG1に勝ったのはエイシンヒカリしかいないという事実もある。 △クロコスミアは毎年このレースでモチベーションを最大にすべく仕上げているようで、ステイゴールド牝馬にはそれが合っているのだろう。牝系はケープクロスやディクタットが出る欧州の名門。4代目にノーザンダンサー直仔でカナダのE.P.テイラー生産のノーザンテーストCANとヴァイスリージェントが並ぶのがこの配合の肝。 |
競馬ブックG1増刊号「血統をよむ」2019.11.10
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