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ディープインパクト産駒はファーストクロップの2011年マルセリーナに始まって、ジェンティルドンナ、アユサン、ハープスターとこのレースの4連覇を果たし、サンデーサイレンスUSAを抜いて桜花賞最多勝種牡馬となった。しかし、2015年には産駒6頭出しで2、3着。2016年も5頭出しで2着、2017年は2頭出しで7着と取消、昨年は6頭出しで4着が最高だった。4連覇中は2011年から順に3頭、4頭、2頭、1頭と効率的だったのに比べると数打っても当たらない状況が続いており、ディープインパクトの名声が上がる一方なのと逆に桜花賞に限った成績は下降しつつある。2015年以降は産駒で1番人気となる馬がいなかったことからも分かるように、個々の能力の問題といえばそれまでだが、出走数が多ければ勝つ確率が上がるということでもない。さて、有力2頭を含む5頭出しの今年はどうなるのでしょうか。 |
| 名門サニーヴァリー系の豪華な40年 |
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Sunny Valley サニーヴァリー(鹿毛、牝、1972年生、愛国産、父Val de Loir) Dancing Shadow(鹿、1977、ダンサーズイメージUSA) | River Dancer(鹿、1983、Irish River) | | Well Head(鹿、1989、Sadler's Wells) | | | コンデュイットIRE(栗、牡、2005、Dalakhani)英セントレジャー-G1、 | | | キングジョージ6世&クイーンエリザベスS-G1、BCターフ | | | -G1×2 | | Ballet Shoes(鹿、1990、Ela-Mana-Mou) | | | PETRUSHKA(栗、牝、1997、Unfuwain)愛オークス-G1、ヨークシャ | | | ーオークス-G1、オペラ賞-G1 | | SPECTRUM(鹿、牡、1992、Rainbow Quest)愛2000ギニー-G1、チャ | | ンピオンS-G1 | Maid of Erin(鹿、1982、Irish River) | | エリンバードFR(鹿、1991、Bluebird)伊1000ギニー-G2 | | エリンコート(黒鹿、牝、2008、デュランダル)優駿牝馬-G1 | Ballerina(鹿、1991、ダンシングブレーヴUSA) | MILLENARY(鹿、牡、1997、Rainbow Quest)英セントレジャー-G1 SUN PRINCESS(鹿、牝、1980、イングリッシュプリンスIRE)英オークス-G1、 | 英セントレジャー-G1、ヨークシャーオークス-G1 | PRINCE OF DANCE(鹿、牡、1986、Sadler's Wells)デューハーストS-G1 | バレークイーンIRE(鹿、1988、Sadler's Wells) | | フサイチコンコルド(鹿、牡、1993、Caerleon)東京優駿 | | グレースアドマイヤ(鹿、1994、トニービンIRE) | | ヴィクトリー(鹿、牡、2004、ブライアンズタイムUSA)皐月賞 | | アンライバルド(鹿、牡、2006、ネオユニヴァース)皐月賞 | Stage Struck(鹿、牝、1992、Sadler's Wells) | プレイガールIRE(鹿、牝、1998、Caerleon) | ノーワン(鹿、牝、2016、ハーツクライ) Ploy(鹿、1984、ポッセUSA) | POLIUTO(鹿、牡、1991、ラストタイクーンIRE)伊2000ギニー-G1 Elevate(鹿、1985、Ela-Mana-Mou) | アドマイヤラピスIRE(栗、1992、Be My Guest) | アドマイヤホープ(栗、牡、2001、フォーティナイナーUSA)全日本2歳優 | 駿 SADDLER'S HALL(鹿、牡、1988、Sadler's Wells)コロネーションC-G1 |
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○クロノジェネシスは父バゴFRが産駒オウケンサクラにより1戦2着1回、母の父クロフネUSAは娘が11頭出走してホエールキャプチャで2着1回。さらに祖母の全姉フサイチエアデールは1999年の桜花賞2着だから、こちらも桜花賞渇望度は相当に高い。父のバゴFRはニアルコス家の名門牝系に名馬ナシュワンを配合した名血で、サンデーサイレンスUSA牝馬との配合から菊花賞馬ビッグウィークを出しているのだから、サンデーサイレンスUSA系牝馬の配合相手としてハービンジャーGB級の成功の可能性があった種牡馬。その母の父ヌレエフは近年の日本の競馬においてそのパワーが重要度を増してきている。今年で種牡馬入り14年目だが、まだ巻き返しのチャンスはあるだろう。 ▲ビーチサンバは父クロフネUSA、母フサイチエアデールだから、クロノジェネシスの母とまったく同じ血統構成。叔母ではないけれど叔母同然という近さなので、どうも結果的にクロノジェネシスを見守る位置での着順に終わっている。クロフネUSAとサンデーサイレンスUSAの配合はヴィクトリアマイル-G1に勝ったホエールキャプチャ、朝日杯フューチュリティSのフサイチリシャールらがいる。1600mの適性や早熟性はいわずもがななので、相対的な瞬発力の有無を別にすると、クロフネUSA産駒が桜花賞に勝てていないのはタイミングの問題かあるいは縁の問題としかいえないようにも思える。 △プールヴィルは2009年のジョッキークラブ賞-G1(仏ダービー)勝ち馬ルアーヴルの産駒。ノヴェール、ラーイ、ブラッシンググルームと遡る父系で、今どきバゴFRと並んでブラッシンググルーム系が2系統も桜花賞に出てきたのは稀有な出来事として記憶しておきたい。母の父ケンダルジャンもケンドール、ケンメア、カラムーン、ゼダーンGBと遡るフランス固有ともいえる貴重なグレイソヴリン系。母ケンホープはグロット賞-G3に勝ち、コロネーションS-G1で2着となった有能なマイラー。 |
競馬ブックG1増刊号「血統をよむ」2019.4.7
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