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1着アグネスタキオン、2着ジャングルポケット、3着クロフネで決着し、4着がそこから5馬身離された2000年のラジオたんぱ杯3歳Sの内容は、その時点でも、その後のそれら3頭の活躍を見ても素晴らしいもので、それまでも毎年ハイレベルだったこのレースの前身にプレミアをつけた。そして何年かがたち、名前をホープフルSと替えてコースも替え、格付けもG3からG2に、そして一昨年からは遂にG1となった。出走馬が出世するレースなのか、レース自体が出世しているのかよく分からないが、両方の意味で出世レースということはできる。ただし、実際にこれまでのところ、コース替わりとG2格上げ以降の出走馬はレイデオロとサートゥルナーリアの名前があるために何とか水準を保っていると見るのが妥当なところで、レースを重ねていないものが多い2歳戦の格付けの点での評価の難しさを示している。 |
| ホープフルSは本当に出世レースなのかどうなのか | |||||||||
| 年 | 場所 | 格 | 着 順 | 馬名 | 性 | 人 気 | 単オ ッズ | 父 | その他の主な成績 |
| 2009 | 阪神 | 1 | ヴィクトワールピサ | 牡 | 1 | 1.6 | ネオユニヴァース | ドバイワールドCG1 | |
| 2 | コスモファントム | 牡 | 2 | 6.4 | Stphen Got Even | 中山金杯G3 | |||
| 3 | ダノンシャンティ | 牡 | 7 | 27.8 | フジキセキ | NHKマイルCG1 | |||
| 2010 | 阪神 | G3 | 1 | ダノンバラード | 牡 | 4 | 6.9 | ディープインパクト | アメリカJCCG2 |
| 2 | オールアズワン | 牡 | 2 | 3.9 | ネオユニヴァース | 札幌2歳SG3 | |||
| 3 | コティリオン | 牡 | 5 | 11.8 | ディープインパクト | 2着NHKマイルCG1 | |||
| 2011 | 阪神 | G3 | 1 | アダムスピーク | 牡 | 4 | 10.0 | ディープインパクト | 1000万下 |
| 2 | ゴールドシップ | 牡 | 3 | 5.9 | ステイゴールド | 有馬記念G1 | |||
| 3 | グランデッツァ | 牡 | 2 | 3.5 | アグネスタキオン | スプリングSG2 | |||
| 2012 | 阪神 | G3 | 1 | エピファネイア | 牡 | 1 | 1.9 | シンボリクリスエスUSA | ジャパンカップG1 |
| 2 | バッドボーイ | 牡 | 5 | 22.0 | マンハッタンカフェ | 3着毎日杯G3 | |||
| 3 | キズナ | 牡 | 2 | 2.9 | ディープインパクト | 東京優駿G1 | |||
| 2013 | 阪神 | G3 | 1 | ワンアンドオンリー | 牡 | 7 | 13.7 | ハーツクライ | 東京優駿G1 |
| 2 | アズマシャトル | 牡 | 8 | 22.7 | ゼンノロブロイ | 小倉記念G3 | |||
| 3 | サトノアラジン | 牡 | 1 | 3.2 | ディープインパクト | 安田記念G1 | |||
| 2014 | 中山 | G2 | 1 | シャイニングレイ | 牡 | 2 | 4.5 | ディープインパクト | CBC賞G3 |
| 2 | コメート | 牡 | 8 | 30.5 | ブラックタイド | ||||
| 3 | ブラックバゴ | 牡 | 9 | 30.8 | バゴFR | 2着京成杯G3 | |||
| 2015 | 中山 | G2 | 1 | ハートレー | 牡 | 3 | 7.4 | ディープインパクト | 3着メトロポリタンS |
| 2 | ロードクエスト | 牡 | 1 | 1.9 | マツリダゴッホ | スワンSG2 | |||
| 3 | バティスティーニ | 牡 | 2 | 3.4 | キングカメハメハ | 1000万下 | |||
| 2016 | 中山 | G2 | 1 | レイデオロ | 牡 | 1 | 1.5 | キングカメハメハ | 東京優駿G1 |
| 2 | マイネルスフェーン | 牡 | 8 | 47.3 | ステイゴールド | 3着京成杯G3 | |||
| 3 | グローブシアター | 牡 | 2 | 5.3 | キングカメハメハ | 1600万下 | |||
| 2017 | 中山 | G1 | 1 | タイムフライヤー | 牡 | 1 | 4.2 | ハーツクライ | 2着武蔵野SG3 |
| 2 | ジャンダルム | 牡 | 4 | 6.2 | Kitten's Joy | デイリー杯2歳SG2 | |||
| 3 | ステイフーリッシュ | 牡 | 8 | 22.9 | ステイゴールド | 京都新聞杯G2 | |||
| 2018 | 中山 | G1 | 1 | サートゥルナーリア | 牡 | 1 | 1.8 | ロードカナロア | 皐月賞G1 |
| 2 | アドマイヤジャスタ | 牡 | 2 | 6.2 | ジャスタウェィ | 2着すみれSL | |||
| 3 | ニシノデイジー | 牡 | 3 | 6.6 | ハービンジャーGB | 札幌2歳SG3 | |||
| 2012年まではラジオNIKKEI杯2歳S | |||||||||
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○コントレイルは2014年の朝日杯フューチュリティS-G1勝ち馬ダノンプラチナ、今年のデイリー杯2歳S-G2勝ち馬レッドベルジュールと同じディープインパクト×アンブライドルズソングの組み合わせ。この母の父とサンデーサイレンスUSA系種牡馬の組み合わせではジャパンカップ-G1のスワーヴリチャードや菊花賞-G1のトーホウジャッカルがいる。アンブライドルズソングはブリーダーズCジュヴェナイル-G1に勝ち、3歳時もフロリダダービー-G1とウッドメモリアルS-G1を制してケンタッキーダービー-G1で1番人気となり5着に敗れた。ダービーまでの早熟な急上昇振りが種牡馬としての成功を示唆していたようで、種牡馬としても、母の父としても、種牡馬の父としても成功している。母ロードクロサイトUSAはJRAで7戦未勝利だが、祖母フォークロアは2歳9月にメイトロンS-G1を14馬身差で圧勝し、続く10月のブリーダーズCジュヴェナイルフィリーズ-G1も勝った天才少女。3歳緒戦のサンタイネスS-G2で故障して引退した。その父は名馬ティズナウ、3代母の父はストームキャットと米国を代表する異系血統と主流血統を重ねられている。 ステイゴールド系はドリームジャーニー、オルフェーヴル、オーシャンブルー、ゴールドシップと4頭が種牡馬として暮れの中山に帰ってきた。ドリームジャーニーは朝日杯FS-G1と有馬記念-G1、オルフェーヴルは有馬記念-G1・2回、ゴールドシップは皐月賞-G1と有馬記念-G1、同3着2回、オーシャンブルーは10番人気の有馬記念-G1・2着がある。ドリームジャーニー産駒の▲ヴェルトライゼンデは兄ワールドプレミアが菊花賞-G1を制して先週の有馬記念-G1でも3着と母方の勢いもある。△オーソリティは母がエピファネイアの全妹で、リオンディーズ、サートゥルナーリアの半姉だから、この時期は大得意。ゴールドシップ産駒のブラックホール、オーシャンブルー産駒のクリノブレーヴも母系からミスタープロスペクターが入り、スピード対応力あり。 |
競馬ブックG1増刊号「血統をよむ」2019.12.28
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