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チャンピオンズカップ-G1に勝ったルヴァンスレーヴは祖母の父がティンバーカントリーUSA。これによりティンバーカントリーUSAは父としてアドマイヤドン、母の父としてコパノリッキー、そして祖母の父としてルヴァンスレーヴと3つの立場それぞれによってダートのチャンピオンを出すことに成功した。サンデーサイレンスUSAあたりだと簡単に達成しそうなことで、実際に今年のマイルチャピオンシップ-G1に勝ったステルヴィオは祖母の父がサンデーサイレンスUSAであるが、サンデーサイレンスUSAほどの大成功を収めたわけでもなかったティンバーカントリーUSAの名がこのように母系に潜んで確実に残っていきそうなのは趣味的記録かもしれないが、静かな快挙と呼べるではないだろうか。ティンバーカントリーUSAの出身牝系は20世紀終盤の最も華やかなファミリーのひとつフォールアスペン。ドバイワールドカップ-G1などに勝った名馬ドバイミレニアムの出現がピークだったのは事実だが、次のミレニアムに入ってもレジネッタが桜花賞を12番人気で勝つなど、名門の活力はまだ失われていないようだ。 |
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名門フォールアスペン系の豪華な40年 |
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FALL ASPEN(USA) フォールアスペン(牝、栗毛、1976年、父Pretense−母Change Water、母の父 Swaps)主な勝ち鞍:メイトロンS-G1 NORTHERN ASPEN(USA) ノーザンアスペン(牝、鹿、1982、Northern Dancer)ゲイムリーH-G1、 | アスタルテ賞-G2 | マクダヴィアUSA Mocdavia(USA)(牝、栗、1992、ブラッシングジョンUSA) | アスペンリーフ(牝、鹿、1997、サンデーサイレンスUSA) | レジネッタ(牝、鹿、2005、フレンチデピュティUSA)桜花賞 ELLE SEULE(USA) エルスール(牝、栗、1983、Exclusive Native)アスタルテ賞-G2 | Only Seule(USA) オンリースール(牝、栗、1988、Lyphard) | | OCCUPANDISTE(IRE) オキュパンディスト(牝、鹿、1993、Kaldoun)フォレ賞-G1、モーリス | | ドギース賞-G1 | MEHTHAAF(USA) メーサーフ(牝、鹿、1991、Nureyev)愛1000ギニー-G1、セレブレイションマ | | イル-G2 | ELNADIM(USA) エルナディム(牡、黒鹿、1994、Danzig)ジュライC-G1、ダイアデムS-G2 COLORADO DANCER(IRE) コロラドダンサー(牝、黒鹿、1986、Shareef Dancer)ポモーヌ賞-G2 | DUBAI MILLENNIUM(GB) ドバイミレニアム(牡、鹿、1996、Seeking the Gold)ドバイワールド | | C-G1、プリンスオブウェールズS-G1、クイーンエリザベスU世S-G1、ジャックルマロワ賞-G1 | Chaquiras(USA) チャキラス(牝、栗、2004、Seeking the Gold) | THREADING(IRE) スレッディング(牝、鹿、2015、Exceed and Excel)ロウザーS-G2 Dance of Leaves(GB) ダンスオブリーヴス(牝、鹿、1987、Sadler's Wells) | CHARNWOOD FOREST(IRE) チャーンウッドフォリスト(牡、黒鹿、1992、ウォーニングGB) | | クイーンアンS-G2、チャレンジS-G2 | MEDAALY(GB) メダーリー(牡、芦、1994、Highest Honor)レーシングポストトロフィー-G1 | ダイアゴネルIRE Diagonale(IRE)(牝、鹿、2000、Darshaan) | クエルクス(牝、黒鹿、2008、フジキセキ) | ローゼンクリーガー(牝、青、2016、ノヴェリストIRE) Sheroog(USA) シェルーグ(牝、黒鹿、1988、Shareef Dancer(USA) | KABOOL(GB) カブール(牡、鹿、1995、グルームダンサーUSA)ロンポワン賞-G2、ギヨームドル | | ナーノ賞-G2 | Gorband(USA) ゴルバンド(牝、栗、1999、Woodman) | EUROPA POINT(IRE) ユーロパポイント(牝、栗、2007、ロックオブジブラルタルIRE)チャンピ | オンズチャレンジ-G1、エンプレスクラブS-G1 HAMAS(IRE) ハマス(牡、黒鹿、1989、Danzig)ジュライC-G1 FORT WOOD(USA) フォートウッド(牡、鹿、1990、Sadler's Wells)パリ大賞-G1 ティンバーカントリーUSA TIMBER COUNTRY(USA)(牡、栗、1992、Woodman)プリークネスS | -G1、BCジュヴェナイル-G1、シャンペンS-G1 BIANCONI(USA) ビアンコニ(牡、黒鹿、1995、Danzig)ダイアデムS-G2 |
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○クロノジェネシスは祖母インディスユニゾンの父がサンデーサイレンスUSAで、母クロノロジストの父がクロフネUSA、そして父が凱旋門賞馬バゴFRという配合。3代母がラスティックベルUSAなので、母は2歳王者フサイチリシャール、今回の出走馬でもあるビーチサンバと同じ構成の血統となる。バゴFRは初年度産駒が3歳春を迎えるとオウケンサクラが桜花賞-G1の2着となり、秋にはビッグウィークが菊花賞-G1を制した。その後も重賞級は出るものの、初年度のような大物は出なくなっている。それでもニアルコス家の主流牝系に名馬ナシュワンという血統はいつでも大物を出して不思議のないもので、母がクロフネUSA×サンデーサイレンスUSAという日本的万能血統であれば、1600mから2400mまで、可能性は大きく広がっている。 ▲ダノンファンタジーは母がライフフォーセールARGがアルゼンチン血統だから、大まかな括りではサトノダイヤモンドやマカヒキと同じディープインパクト×南米血統。母はセレクシオンデポトランカス-G1(ダ2000m、3歳牝)、ブエノスアイレス州大賞-G1(ダ2200m、3歳)の2つのG1に勝った名牝。その父ノットフォーセールはブエノスアイレス市大賞-G1(ダ1000m)の勝ち馬で、パレードマーシャルを経てカロに至る。祖母の父スキーチャンプはスキーキャプテンUSAの兄だから、日本に馴染みの深い血統ではある。 △ベルスールの父スウェプトオーヴァーボードUSAはリッジマンがステイヤーズS-G2を制してアイビスサマーダッシュ-G3のパドトロワと合わせて産駒の日本最短&最長グレード制覇を達成。母の父サンデーサイレンスUSAは代表産駒のレッドファルクスと同じ。牝系からは“キングジョージ”のヴィミーが出る。 |
競馬ブックG1特集号「血統をよむ」2018.12.9
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